地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

メトロポール DE ビュッフェ

2006年05月29日 | Weblog
またまたソフィテル・メトロポール・ホテルに行ってしまいました。
今度はアフタヌーン・ティーではなく、ランチ・ビュッフェ。
最近贅沢だわ。

ディナーでは40ドルとかしてしまうこのフレンチレストラン。
日替わりランチ・ビュッフェは14ドルです。


まず1皿目。
子牛のクリームシチューとか、イカのフリッターとか、サラダとか、トマト風味の冷たいカニのスープとか。


このレストランのビュッフェは、サラダなどの野菜コーナー、お肉のメインディッシュコーナー、お魚コーナー、チーズコーナー、そしてデザートコーナーに分かれています。
パンもなかなかおいしいのです。

第2ラウンド、第3ラウンドとこなし、お腹も一杯になったところで、デザートへ。

チーズもデザート扱いだろうと思い、ほとんど全ての種類のチーズを少しずつ取りました。さすがフランス系のホテルです。チーズの種類が豊富。
また、チーズにあわせるオリーブオイルとか、コショウその他スパイスなどがチーズコーナーに添えられています。今までこんな食べ方は知らなかった。


不覚にもチーズでお腹がさらに一杯になってしまい、デザートは少ししか食べられませんでした。ここはチョコレートがおいしい。

綺麗で落ち着いた雰囲気のレストランで、サービスも5ツ星。
たまにはベトナムを忘れて別世界に浸るのもよしとしましょう。

ネゴ

2006年05月29日 | Weblog
およそ人々の間に「定価」という概念がなく、なんでも交渉次第で価格が決まってしまうベトナムですが、先日びっくりしたことが。

仕事の関係で日本に1通だけ手紙を送らなければいけないことがあり、DHLだとあまりに高いので、スタッフに郵便局まで行ってもらい、EMSで送ってもらいました。
EMSは以前、私がグリーティングカード1通だけを送ったときに12ドルも取られた記憶がありますが、やはりレターなどを送る際はDHLなどの国際宅配便よりかは割安。

郵便局から戻ってきたスタッフが領収書を出しながら、「本当は19ドルと言われたところを、高いから文句を言って17ドルにしてもらいました。」

な、なぬ?!郵便料金まで値切れるの?!

その辺のお店では何でもネゴ次第で値段が下がるのは体験済みですが、郵便料金など公的機関の料金は固定であるとの先入観を持っていました。
しかし、T先生によると「郵便局はお役所だから一番そういうのはひどい」そうです。

な、なるほど・・・。お役人が自由自在に料金を設定して、差額を自分のポケットに入れるのだな。
普段から賄賂や不正が横行しているベトナムですが、そこまでは気がつかなかったわ。

T先生も昔NGOで仕事をしていたとき、日本から送った荷物の関税がすごく高かったので、「私はお金がないんです~」と郵便局員に泣きついてみると、あっさり半額以下に下がったそうな。
う~む、さすが人脈、コネ、ネゴの世界だ。あっぱれ。
素直に高い値段を払わされていたかと思うと腹が立ちます。


そういう私も最近ベトナム処世術を身につけつつあります。
先日、20,000ドン札1枚をポケットに入れ、市場へ買い物に。
いつもの路上のお母さんのところで色々野菜を購入。
代金しめて7,000ドン也。
お釣りの13,000ドンを握り締め、市場の内部へ。
北部ベトナム人にしては珍しく愛想のいいお兄さんが声を掛けてきたので、そのお店を見てみると、生のレンコンを発見!
ベトナムは蓮が有名なのに、なぜだか市場でなかなかレンコンを見つけられずにいたので、今まで日本から持ち込んだ乾燥レンコンを戻して使っていたのでした。
生レンコンに出会うのは珍しいかも。早速購入決定。
レンコンを買うついでに、大根やら人参やら色々買うと、レンコンが割りと高かったので合計額が手持ちの13,000ドンをはるかに超えてしまいました。

そこで八百屋のお兄さんに、ポケットからお金を出して見せ、「これだけしかないの~」と言ってみたところ、ちょっと悩んだお兄さんは、その金額に見合うように人参と大根を1本ずつ袋の外へ出しました。
でも大根はたくさん欲しかったので、すかさずその大根を袋へ戻し、「いい?」と聞いてみると、そこは商売人、「え~い、しょうがない。1本おまけだ!」と威勢よく言ってくれました。

やったあ!(ガッツポーズ)
これからこの手でいこ。

やっぱりここはネゴ社会だということを身をもって体験しました。