地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

犠牲祭に参鶏湯

2012年10月28日 | Weblog
10月26日はイスラム教の犠牲祭で祝日。
犠牲祭には牛や羊、ヤギなどが生贄としてささげられる。

インドネシアでは少し前から家畜の売買の話がニュースで聞かれるようになる。
かわいい女の子の売り子のおかげで今年は売り上げが伸びたとかなんとか。

聞くところによると犠牲祭当日の午前中に近所のモスクに行けば、誰でも生贄の動物を殺すところが見学でき、その後肉を振る舞われるらしい。
当日は各所で血なまぐさい臭いがするらしい。
子供の教育のために親がわざわざ見せるらしいけど、あまりの気持ち悪さにその後お肉が食べられない子も出てくるとか。

大都会ジャカルタのど真ん中でもやってるモスクあるんだろうなあ。
当日、特に血なまぐさいとかなかったけど、田舎の方では血なまぐさそう。


そんな犠牲祭の日、久しぶりに参鶏湯を作ってみた。
高麗人参もあるし。




友達を呼んで一緒に作ろうという話もしていたが、久しぶりなんで一度1人で作ってみたのだけど、1人で鶏丸々1羽食べようと思うと、3食連続ぐらい食べないとなくならず、結構しんどかった…。

でもやっぱり長時間煮込んだ鶏ともち米はおいしい。
日本から持ち込んだ梅塩をつければなおおいしい。


2日連続食べて、さらに余ったものはタッパーに入れて翌日も食べる。




そしてスープは濾して冷凍する。




このスープでまたおいしい鶏粥とか作れそう。

すいじょうきじゃがいもビスケット

2012年10月27日 | Weblog
この前帰国する時にノリで買った「すいじょうきじゃがいもビスケット」が意外にもおいしかったと家族から報告があった。


ので、自分でも買ってみた。
お土産に買って帰ったのは「BBQチキン味」だったと思う。

さっそくお店へ行き、悩んだ末「トマト味」を買ってみた。




ほんとだ!
意外においしい!

ビスケットと書かれているが(英語ではSteamed Potato Crackerになっている)、実際は薄いサブレのような感じ。
トマト風味も効いている。


中は個包装になっているので、みんなにおすそ分けもしやすい。





もう1つの味は「ヨーグルトビネガー味」だったかな?
それも今度試してみよう。


マレーシア製でした。


扇風機

2012年10月27日 | Weblog
家でエアコンはほとんど使わないので、少し前に扇風機を購入した。

それがこちら。





Miyakoというわけのわからないブランド。
よくMiyakoブランドの炊飯器なども見かけるが、とてつもなく不細工なデザインである。





この扇風機、Made in Indonesiaで価格は2,000円台だったと思う。


このアパートに引っ越した際に、同じくMade in Indonesiaの洗濯物干しラックを購入したが、散々な品質だった。
そしてこのMade in Indonesiaの扇風機もまた、ひどい品質である。


品質も悪いが、カスタマーサービス的な視点から見てもかなり悪い。

日本の扇風機は、羽の周りを囲う柵の部分は設置しやすいよう様々な工夫が凝らされている。
きちんと前後の柵がはまるように部品がついているし、2つを合わせればあとはプラスチックの部品でパチンと止めれば簡単に設置できる。

が、しかし、Made in Indonesiaの扇風機には前後の柵をぴたりと合わせるための引っかかりすらついていない。
なのですぐずれてしまう柵を手で押さえつつ、その周りにプラスチックの枠を設置して固定しないといけないという、1人での作業は至難の業。
しかもこのようにネジで止めるようになっているので、工具が必要。



不便極まりない。

フィリピンでも事務所用の大きい扇風機を買ってきたときに、工具がなければ組立不可能だった。
その記憶があったので、ご家庭用で最も組立が簡単そうなものを選んだのだが、やはりネジ式だったか…。


購入時は母がいたので2人がかりで押さえつつ設置できた。
ドライバーがなかったので、小さなナイフを使ってネジを締めることもできた。


しかし、しばらく扇風機を使用していると、部品が緩んでカタカタと音を立て始める。
もう母は帰国してしまい自分1人しかいないので、また扇風機の周りの柵を外して羽を留めてある部品を締めて元に戻すのがとても面倒くさい。

やむなく柵の一部をリボンでくくりつけて、動かないようにした。




そうしておいて、プラスチックの枠をかぶせ、片手で押さえつつ必死にネジを回す。
ネジもゆるゆるなので、ピチッとは締まらない。
でもなんとか柵を押さえるぐらいの強さには締めることができた。

緩んだ部品を締めなおすとき、または掃除するときにいちいち面倒なので、いっそのこと柵はつけないで使おうかとも思ったが、部品がすぐ緩むので使用中に羽が飛んできたら怖いから、やっぱり面倒でも柵は必要。


が、せっかく部品を締め直しても、またすぐに緩んできてカタカタと音を立てる。

そこではたと気づいた。
首を振らないで使用してみたらどうだろうかと。

読みが当たり、首を振らずに風向固定で使用すると、部品は緩まなくなり、音もしなくなった。
でも首を振らないので、常に同じ場所に風が当たりっぱなし。
不便極まりない。


さらには、この扇風機にはタイマーがついていない。





寝る時につけっぱなしだとずっと風が当たり続けて寒くなってくるので、ベッドに入ってしばらくは風に当たり、寝付く前にわざわざ消さないといけない。
同じく、夜中に暑く感じたら、わざわざ扇風機をつけ、またしばらくして消さないといけない。
不便極まりない。

さらにさらに、一応風量が3段階あるものの、「弱」にしても日本のものよりかなり風量が強い。
日本の扇風機だと、「ゆらぎ」とか微妙な風の出し方できるのに。


さらにさらにさらに、この扇風機には取っ手がついていない。





つまりはちょっと場所を移動させたいとき、隣の部屋に持っていきたいとき、いちいち本体部分をよっこらしょと持ち上げて運ばないといけない。
何度も言うが、不便極まりない。


こういうのを見ていると、やはり日本で売られている製品というのは、消費者が使いやすいように細かいところまで工夫が凝らされていて素晴らしい。
途上国で売られている電化製品は、ユーザー・アンフレンドリーであり、品質も悪い。

ひとまず首を振らないで使っているので部品も緩んできていないから、少しは長持ちしてくれることを祈る。
でもいつ突然壊れるかはわからない。

Linちゃん卒業式

2012年10月21日 | Weblog
数年間ジャカルタで働いていたLinちゃんが月末にとうとう帰国ということで、「Linちゃんジャカルタ卒業式」が開催された。

実は私はLinちゃんには2回ぐらいしかお会いしたことがないのだが、幹事さんからお誘いを受けたので、1人でも多く出席したほうがいいだろうと思い、行ってきた。


会場はうちのアパートに11月に新しくオープン予定のカフェテリア。
2階のテラス席に40人ほどが集まっていた。

今回、あらかじめ幹事さんたちから連絡をもらっていた、Linちゃんへのサプライズプレゼントがある。
それは、Linちゃんがインドネシアでやり残したこと、ずばり、「インドネシアの衣装を着て写真を撮る」だった。

Linちゃんには内緒で会場にはヘアメイクさんも呼ばれていた。

しばし食事を楽しんだ後、司会者の案内でLinちゃんが呼ばれ、プレゼントの内容が告げられる。
そして手回しのいいことに、出席者の中から男性モデルも1名選出されていた。


というわけで、衣装に着替えると公開メイクスタート。
ヘアメイクさんがおもむろにLinちゃんの髪に逆毛を立て始める。




ちなみに「ヘアメイクさんを呼んでいる」と聞いていたので、デパートの化粧品売り場にいるような黒いパンツスーツを着たきれいなお姉さんを想像していたが、ジルバッブを被った普通のインドネシア人だった…。
あと、持参したメイク道具も「それ塗られると肌荒れしない?」みたいに不安をあおる感じのやつだった…。



Linちゃんの髪の毛がすごいことになっているので、一体どうなることやらと心配していたら、





その後きちんと髪をまとめ始めた。ホッ。





後ろに大きなウィッグ(地毛と全然色が違いますけど…)をつけ、





髪飾りを刺していく。





そのあと派手なメイクを施してできあがり。
これはスマトラ島の正装らしい。




まるで結婚式のようだけど、結婚式の衣装ではないらしい。
そしてこの男性は単なるボランティアであり、Linちゃんの夫は日本にいる。



衣装はもう1種類用意してあるので、写真撮影が終わると2着目に取り掛かる。

次のはバリ島の衣装。





出席者が次々と一緒に写真を撮り、まるで観光地と化していた。





それから場所を移動して、プールサイドで集合写真を撮り、最後は大きなケーキが用意されていた。




そしてなぜかケーキカットの儀式あり。





帰り際にはバリの衣装を着た2人が、参加者1人1人に花を手渡してくれ、まるで結婚式。
でも彼らは夫婦でもなければ、これは結婚式でもない。

なかなか手の込んだ派手な企画だった。
幹事陣に敬服。

餃子にパクチー

2012年10月14日 | Weblog

とある土曜日の昼下がり、職場のM浦さんのお宅での餃子パーティーにお邪魔した。
ほとんどの日本人がアパートに住む中、M浦さんはベッドルームが5つもある大きなおうちに住んでいる。

広々としたリビングルームとキッチン、裏庭にはソファとハンモック。
小さいながらプールもついていた。

残念ながら、写真はブレブレ…。無念。





あらかじめM浦さんとS木さんが作っておいてくれた餃子を焼く。
皮もM浦さん手作り。







事前に「餃子にディルを入れるとおいしいと聞いたんですけど」と情報を出すと、「セロリもおいしいらしいですよ」とか、「パクチーも合うかもね」とのメールが飛び交った。

そしてM浦さんはパクチー入りのも作ってくれていた。

食べてみると、、、やっぱり合う!
おいしい!
よし、今度自分でもパクチー入りとディル入りとセロリ入りを作ってみよう。

M浦さんが中国人の知り合いから聞いた話では、「餃子に入れる野菜は一種類に限ること!」らしいが、おきてを破って2種類入れてました。(笑)