地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

3 in 1

2012年01月31日 | Weblog

ジャカルタでは夕方になるとちょっと手を挙げて車を呼び止めている人が歩道にずらりと並ぶ。

ヒッチハイク?
タクシーに乗るような身分の人たちには見えない。
どっちにしても人数多すぎ!

と思っていたら、それは「3 in 1」対策をアテにした商売だった。

覚えているだろうか、ジャカルタには渋滞緩和のために特定の道は特定の時間帯、車に3人以上乗っていないと通行できないという規則があることを。
それに乗じて、「ああ、急いでるからあの道通りたいのに、車に2人しか乗ってない!」なんて人がいたら、「お金払ったら乗ってあげるよ」っていう商売である。
まあ、ある種のヒッチハイクには変わりない。

あの人たちはえらい遠くまで連れて行かれても大丈夫なんだろうか。
帰りはバスやバイクタクシーなんかを乗り継いで帰ってくるんだろうか。

夕方だけでなく、朝も同じような光景が見られるに違いないが、朝は大きな道を通らないので知らない。
でもいつも通る小さな道でも、朝っぱらから手を挙げて車にアピールしてる人が2人ぐらいいるから、朝夕のバイトなんだろう。



さて、「3 in 1」の話はこれくらいにして、食べ物の話に。
今日のランチにはパダン料理というのを食べてみた。
フードコートで指さしでおかずを選んでお皿にのっけてもらうシステム。
どれもこれも辛い味付けだったけど、おいしかった。

まるい揚げ物で「ジャガイモかな?」と思ったものは卵だった。
赤い唐辛子ソースがかかっている。
エビとソラマメみたいなのを炒めたものも、真っ赤で辛い味付け。
もう1品、茄子の炒め物も赤かった。
似たような味で最後は飽きてきたけど、おいしかったよ。


そして夜ご飯はコリアンのブースでチャプチェを。
コリアンはハズレなしかも!
おいしかった~、チャプチェ。
もう1品、揚げ餃子みたいなのを注文してみたが、「ない」と言われたので(相変わらずだ~)、別のものを注文。
写真ではよく分からなかったので、何が来るのかと思っていたら、シイタケの傘に詰め物をして揚げたものだった。
写真ではとてもそうは見えなかったが…。
豆腐、ひき肉、みじん切りにした人参やネギまたはニラが入っていて、豆腐餃子みたいな具だった。
これもおいしかったが、やっぱりこのお店は量が多くて完食は不可。

しかしもういい加減このジャンクフードの日々から足を洗わねば。
あと4日で引っ越し…。
がんばれ。

昨日帰国したSさんが高級オリーブオイルやら、バルサミコ酢やら、色んな調味料を置いて行ってくれたので、引っ越し初日は何を作ろうかな~


やっと。

2012年01月30日 | Weblog

なんだか、一人前になれた気がする。


今朝、銀行の支店に行き、ATMカードが使えない旨を訴える。
そしたらなんか処理をしてくれて、「はい、これでATM試してください」と言われて試すも、やっぱりダメ。
再度訴えて、再度なんか処理をされたけど、やっぱりATMで操作するとダメ。

え~い!「新しいカードに変えてくださいっ!」

ってことで、約200円の手数料を払ってまでも、カードそのものを取り替えてもらった。
そしたらちゃんと有効化できました。

途上国では、問題が解決できればその手法はどうでもよい。
誰の責任で何がどうなって、、、ということを追及しても何の得にも解決にもならない。
多少のお金を払ってでも解決できればそれでヨシ!

ついでに通帳を持って行って「記帳して下さい」と頼んだのだが、「現在システムがダウンしているためできません」との回答。
これも途上国では大変よくある話だ。
日本で銀行のシステムがダウンするとニュースになるが、途上国では日常茶飯事。
銀行のシステムだろうが電話回線だろうが、なんでもかんでもしょっちゅうダウンするのである。
そんなこといちいち気にしてたら生きてゆけない。


記帳はできなかったが、仕事帰りにショッピングセンター内のATMで残高照会をしてみると、ちゃんとルピア口座にもドル口座にもお金が入っていることが確認できた。
ホッ、これでアパートのデポジットが払える。

そして、普通にATMが使えるようになったことで、なんだかようやくこの国で一人前になったような気分になった。
相変わらず、カタコトのインドネシア語とごまかしの笑顔と英語で日常をやり過ごしてはいるが…。


少しずつ

2012年01月29日 | Weblog

インドネシアに来て約3週間。
いまだホテル住まいなこともあり、地元の様子がイマイチ把握できておらず、旅行者同様の立場。
でも少しずつ周りの状況が分かり始めた。


夕べは「ブロックM」というエリアにある居酒屋で歓迎会をしてもらった。
ブロックMの夜は、新宿三丁目とか歌舞伎町とかそんな感じのエリアらしい。
日本食屋がたくさんあつまっており、日本食材のスーパーも3軒ある。

日本食居酒屋さんはメニューも豊富だが、やっぱり味は「う~ん…」な感じだった。
日本の居酒屋で食べてもそうかもしれないが、全体的に味が濃い。
早く自炊して薄味のものが食べたい。

帰りにスーパーをのぞいてみると、結構な品ぞろえでさすがインドネシアだと思った。
私がいた頃のベトナムにも日本食材を買えるお店はあったが、あくまで「商店」な感じだった。
フィリピンでも個人商店的なお店ばかりだった。
こんなにちゃんとしたスーパーが3軒もあるなんて!



そして本日は、元同僚のFさんに紹介してもらったSさんとお出かけ。
日系銀行にお勤めのSさんが住んでいる、クマンというエリアに初めて連れて行ってもらった。


クマンは飲食店がたくさんあってにぎやかなエリア。
事前にSさんに「クマンってどこですか?」って聞いたら、「日本で言うと青山みたいなところ」とのことだったので、「へえ~、おしゃれな街なんだあ」と思っていた。

が、実際に行ってみると結構ローカルチックでゴミゴミしている。
Sさんも「昨日、『青山』って言ってしまって、やっぱり違うかなと思いました…」だって。

普段はビジネス街のど真ん中に住んでいるが、ローカルな風景に足を踏み入れると、ちょっと楽しくなった。
フィリピンでもこういうごちゃごちゃしたローカルな道を通って通勤したなあ。
お店は各国料理そろってるみたいで、便利そうだ。
Sさんいわく「選択肢があると言えばあるけど、特別おいしいお店があるわけではない」とのこと。


本日のランチは、Sさんも初めて行くというトルコ料理屋さん。
メニューに写真がないので、いちいちお品書きの説明を読むのが大変だったけど、とりあえず数品注文してみた。




Sさんはベジタリアンプレートで、炭火焼きされたトマトやらしいたけやらなすびやらがご飯と共についてきた。
私はラム肉のケバブとなすなどの野菜が入ったプレートを頼んだんだけど、出てきたものは予想外にミンチ風だった。
ラムミンチの下に敷かれている白っぽいご飯みたいなものが、実はヨーグルトとナスを和えたようなものだった。
ピラフも注文。


大きなミントの葉っぱに隠れて見えないが、これはクスクスのサラダ。




どれもおいしかったけど、塩味が強いので最後まで食べきれなかった。
おまけにラッシーのような飲み物までもがしょっぱかったため、最後に紅茶で口直しをした。
最初、カフェラテを注文してみたら、「ありません」とのこと。
やはりどんなに発展していても、ここは途上国。
メニューに載っていても「ありません」はよくあることのようだ。
フィリピンでも何度も「ありません」を聞かされたもんだ。

結構高級感のあるお店だったので、1人1,500円ぐらいの支出。
お店の奥にはソファ席があり、水タバコなんかもおいてあった。

食後なぜか急にお腹が痛くなったが、変な菌が入ったわけではなく、たぶん一時的なものだと思う。
インドネシアに来てからまだ食中毒にかかってないけど、油断は禁物だなあ。
Sさんも不調だと思ったらお腹に虫が入っていたことがあるって言ってたし、避けられないけどとりあえず免疫力はつけておかなければ。
今日も念のため整腸剤を飲んでおこう。


それから、昨日携帯電話用のSIMカードとプリペイドカードを買ったんだけど、設定方法がよく分からなかった。
SIMカードを入れたらすぐにプリペイドカードの番号を入力して使えるものと思いきや、なにやら設定画面が出てくる。
インドネシア語なので面倒くさい。
設定せずにプリペイドカードの番号を入れようとしても、入れられない。
今日、Sさんに聞いてみたら、「プリペイドでも一応個人情報などを登録しないといけないんじゃないかな」という話だったので、帰宅してから辞書を片手に再チャレンジ。

パスポート番号とか、住所とか、生年月日とかを入力。
辞書を見ても載ってなかった単語については、適当に「No」を選んでおいた。

どうにかこうにか登録が完了すると、プリペイドカードの番号を無事に入れることができた。
プリペイドカードの番号を入れる時も、最初のインストラクションがインドネシア語だったり、英語のインストラクションに進んでもイマイチ分かりにくい説明だったけど、なんとか乗り切って無事に携帯が使えるようになった。

早速、ベトナムのCo LieuにSMSを送ってみる。
するとすぐに返信が来た。
よし、これで大丈夫。

Co LieuにはフィリピンからもちょいちょいSMSを送ったなあ。
その内容と言えばほとんど「今、ベトナム料理食べてます」だったけど!

プライベート用の携帯を持ったことで、ちょっとだけまた現地生活の基盤が整ったような気になる。
少しずつ、整えて行こう。



これがSIMカード(下)とプリペイドカード(上)。
0813で始まる電話番号。



どうやらインドネシアの携帯電話には11ケタと12ケタの番号があるようだ。
私のは11ケタだった。



バリに住んでいるRieに聞いたところ、電話会社はTelkomsel、カードはKartu Asがいいというので、その組み合わせにしてみた。
SIMカードの値段は25,000ルピア(約250円)、プリペイドカードは100,000ルピア(約1,000円)のにした。

プリペイドカードの裏をスクラッチし、そこに書いてある番号を入力して使用。
1,000円でどれぐらいかけられるもんなんだろうか。




せっかくフィリピンで色んなことに慣れてきていたのに、また国が変わったので1からあれこれ学ぶことになる。

そういえばフィリピンとインドネシアの違いで気づいたことは、フィリピンにはコンビニが乱立していたのに、インドネシアにはほとんどないということ。
たまにサークルKを見かけるけど、セブンイレブンとかもないのかなあ?



さて、本日の晩御飯だが、Sさんから聞いたベトナム風サンドイッチ(バインミー)を買いにFXモールへ。
メニューを見るとパテがなくて残念だったけど、結構色んな種類のバインミーがある。
ついでにスープも注文しようかと思ったが、パンをくりぬいた器に入っている。
バインミーがすでにパンだから、パン+パンはどうかと思い、フライドポテトにしといた。

Cali Deliという名前のお店。




この箱の中にバインミーが入っている。




こっちにはポテト。




ふたを開けてみると…、




う~ん、なんか明らかに「違う」気がする。


食べてみると、パンはやっぱり「違う」。
でも野菜がいっぱい入っていておいしかった。

やはり、ベトナム料理と言えば野菜。
今度もまた違う種類のバインミーを食べてみよう。

ポテトには普通のケチャップと共に、やっぱりサンバルソースが添えられていた。
迷わずサンパルソースで食べた。
ああ、でもお昼のトルコ料理以来、ちょっとお腹の調子が悪いのにまた辛い物を…。
悪化しませんように。


それから余談ですが、この前有効化したはずのATMカード、何故か使えません。
途上国なので、不具合は日常茶飯事。
明日、支店に行って新しいカードを発行してもらおう…。




失敗

2012年01月28日 | Weblog

昨日フードコートで買って帰ったご飯は失敗だった。

Senayan Expressという名前のインドネシア料理屋さん。
ご飯と豆腐料理のセットに、焼き鳥+ドリンクをつけてみた。

パッケージはいい感じ。




豆腐の上にもやしなどの野菜とピーナッツがかかっていて、ソースがついている。





こっちはサテ・アヤム。(焼き鳥)
甘いピーナッツソースと辛いサンバルソースがついていた。




メインについていたタレがやたらと甘くて、ご飯にかけても、お豆腐にかけてもおいしくなかった。
思わずフィリピンを思い出してしまった…。

サテ・アヤムの方のピーナッツソースはおいしかったけど。

一緒に買ったジャスミンティーも激甘で、最後まで飲むことができなかった。


う~ん、食事に失敗すると、かくも悲しい。



おいしいもの

2012年01月26日 | Weblog

いつも行くショッピングセンターのフードコートで新しい発見があった。

これまでは、そごうの地下にあるフードコートでインドネシア料理をお持ち帰りしていたが、昨日初めてショッピングセンター3階にあるフードコートで食べてみたのだ。

色々なお店が並んでいる中、韓国料理のブースを発見。
メニューを見ると、石焼ビビンバやチゲ鍋、サムゲタンまである!

サムゲタンには非常に惹かれたが、時間がかかりそうなのと野菜を摂取したいこともあり、石焼ビビンバにしてみた。
大きさが分からないため、ビビンバ+単品料理を注文。
番号札を渡され、待っていると、そこに運んでこられたのは1人前としては大きすぎるサイズのビビンバ!
こんなに大きいとは思わなかった…。

値段は300円ぐらいなのに、野菜もたっぷり乗って本格的な石焼ビビンバに感動。
やっぱりコリアいいね~。


そのあと、もう1品注文していたものが運ばれてきた。
メニューの写真ではチヂミかと思ったが、どうもゴロゴロとした唐揚げのような見た目。
しかもうっすら緑っぽい。

なんだろか?

食べてみると、青のりのような、磯の香り。

あ!
これ、牡蛎だ!

おいし~!!!
日本の牡蛎フライと違って、パン粉の衣はついていない。
一見鶏の唐揚げっぽいけど、中からトロ~リと牡蛎のソースがあふれ出てくる。

思いがけない食材にビックリ&ハッピー。
でもさすがに量が多すぎて残してしまった。
次からは1品だけでいいだろう。
まさかの大容量だった。
仕事帰りだったのでカメラを持っておらず、写真がないのが残念。

ちなみに、ここで牡蛎なんか食べて当たるとシャレにならないので、帰宅後は自主的に整腸剤を飲んでおいた。


韓国料理ブースの隣はシンガポール料理。
ちっちゃなフライパンの上で調理した麺が中心のようだった。
他のお客さんが注文したのを見てみると、こっちはかなり量が少な目だった。
やっぱコリアンが一番やね~。


シンガポールの隣は中華料理。
お兄さんが手延べで麺を打っているのが気になる。
ぜひ、明日試してみよう。



そして本日、職場の人とたまたまランチにその中華料理ブースを利用した。
注文が入るとお兄さんが麺を伸ばして、ポイっとお湯が沸いた鍋の中に投げ入れる。
(そう、文字通り「投げ入れる」。日本以外の国では、結構みなさん食べ物を粗末に扱いやしませんか?)

私はピリ辛の四川風ラーメンを注文してみた。
打ち立ての麺がおいしい。
そして酸辣湯だね、これ。
こちらも値段は300円弱。
この店は北京ダックがぶら下がっているので、たぶんご飯とセットのメニューにあるんだろうな、北京ダックが。


さて、夕飯も同じフードコートで何か食べようと思って寄ってみた。

そしたらHOKA HOKA BENTOのお店を発見。
まあ、「ホカベン」ですな。
この前他のモールでも見た、この店。


その場で食べることもできるけど、結局お持ち帰りのセットにしてみた。
どうやらデリバリーもやってるらしい。




添付のソースはケチャップではなく、サンバルソース。
インドネシア料理には辛いサンバルソースが必ずついてくる。
(あ、でもホカベンだから一応日本料理だよね。)




これも300円以下なので、内容はしょぼい。
ご飯、鶏の手羽、エビフライ、テリヤキチキン、ピクルス風のちょっとした和え物。




まあ、値段通りの内容だけど、味付けは悪くはない。
今日の野菜不足は明日で取り戻そう。
次はどの店を試そうかな?

毎日違うお店の違うメニューを試したいけど、あの韓国料理のお店でスンドゥブチゲやサムゲタンも早く試してみたいな~。


ちなみにいつもフードコート食ではなく、ちゃんとしたレストランでも食べている。
この前、前任者のMさん主催のランチで食べたインドネシア料理はおいしかったな。
メニュー的には中華料理っぽい感じだったけど、少し茶色いご飯には塩味がついていたので、モリモリ食べられた。

今度インドネシア人の知り合いがお手頃ローカル料理を食べに連れて行ってくれるというので、それも楽しみ~♪


やっぱりフィリピンよりは合うようです。

そしてやっぱり食事が合うと私はゴキゲンになれるようです…。



お正月

2012年01月23日 | Weblog

あけましておめでとうございます。

そう、中国正月ですね。
ベトナムではテトです。

夕べFXモール内の中華料理屋で晩御飯を食べたんだけど、よく考えたら私、大晦日に寂しく1人で食事してた?
中華粥、おいしかったなあ。

今日はお正月なので、というわけでもないが、まったりのんびり過ごすことにした。
でも食事のためには外出しなければいけないので、近くのSenayan Square(そごうが入ってるモール)に出かけて行った。

お昼ご飯何食べようかなあ。
ミーゴレンが食べたい気もするが、ここは健康のため日本食にしようか。

と、思ったのが間違いだった。
インドネシアで働き始めて初日に職場の人に連れて行ってもらった「鮨清」というお店に行ったのだけど、700円ぐらいでお得な日替わりランチメニューは平日限定。(が、相変わらず休日なのに堂々とお店の正面に日替わりメニュー表を掲げている。)
店頭でメニューをパラパラめくって検討。
どれも1,500円以上する。

1,000円程度で「稲庭うどん定食」というのがあったので、それにしようと思い着席。
稲庭うどんは大好きなので、ちょっと期待しながら待っていたが、期待外れの定食だった。

まず、稲庭うどんって冷たくして食べるほうが一般的かと思うが、暖かいうどんが出てきた。
まあ、これは仕方ないとしよう。
出汁は関東風だ。
う~ん、これもまあ仕方ないな。
具はシイタケやネギ。

「定食」というから他に何がついているのかと思いきや、おにぎり1個とフルーツ。
フルーツは、スイカとメロンが一切れずつ。
お茶もチャージされるので、内容がしょぼいわりには1,000円を超えるランチとなった。
大失敗だった。
こんなことならインドネシア料理にしとけばよかったよ。


ここのモールでも例外なく獅子舞は行われるようで、すでに場所取りをして座っている人たちがいる。




引っ越し後に備えて、METROの中でアイロンの値段をチェック。
2,000円前後からあるのが分かった。
アイロン台はみかけなかったが、それはまあ急がないし。


今日も両替をしてみたが、レートは悪かった。
2軒の値段を比べて少しレートがいい方で両替したが、両替屋ってどこの国でも必ず愛想悪いよね…。
いつも行く店は必ずレシートの裏にサインをさせられるが、今日使ってみた店はサイン不要だった。


今日はスーパーで買いたいものがあった。
それはこれ、ゴールデン・ジンジャーという生姜飴。




この前お姉さんが配ってたサンプル品をもらって食べてみたらおいしかった。
ジャワ産の生姜を使っており、「人口風味料、着色料は一切使用していません。」と日本語で書いてある。(ホンマか?)
とりあえず小さい箱入りのを買いたかったけど、そごうの下のスーパーでは缶入りの大きいのしか売っていなかった。
しかも「マイルド」味と「コーヒー」味と「レモン味」のみ。

「ホット」が欲しかったので、METROの下のスーパーまで出かけていくと、また同じ(と思われる)お姉さんが同じ製品のプロモをしていた。
「ああ、それ買いに来たの」と言ってお姉さんに商品棚まで案内してもらい、無事にゲット。

箱入りのものは、薬みたいな包装になってて6個入りで約80円。




いっぱい食べるようなら、今度カンカン入りの方を買ってみよう。


それから今日はお昼の稲庭うどん定食がしょぼかったせいか、お腹が空いて甘いものが食べたくなった。
ダンキンドーナツを探してみたが、探している時に限ってない。
このモールに入っていたかどうかも記憶が定かではないが。

しょうがないので、シナボンでシナモンロールを購入して帰宅。




生地はふわっふわだったけど、甘みが足りなかった。

ちなみにモールには日本のお菓子メーカーのケーキも売られている。
普通においしそうなチーズケーキやクッキーなど。
もちろんちょっと値段は高いけど、おいしいケーキが食べたいときはこういうお店で買おう。
インドネシアでもケーキは毒々しい色のものをよく見かける。



GRAND INDONESIA

2012年01月22日 | Weblog
先日飲み会でちょこっと入ったことがあるだけのGrand Indonesiaに行ってみた。
行きはタクシーで10分程度か。
ホテルから乗るブルーバードタクシーは初乗り料金が60円ほど。
Grand Indonesiaまで、チップも入れて180円ぐらいで行けた。

Grand Indonesiaには、East MallとWest Mallの2棟あり、West Mallの方に西武百貨店が入っている。
まずは西武の中に入り、フードコートを探す。
地下をぐるっと回ってみたが、う~ん、いい加減外食にも飽きてきてるので、何が食べたいってこともないな。
ふと見ると、Carl's Jr.ハンバーガーがあり、懐かしさのあまり思わず寄って行ってしまったが、やっぱりハンバーガーとかフライドポテトは食べたくない。
こっちにはマクドナルドもバーガーキングもウェンディーズもある。
カールスジュニアを見たのは初めてかも。
ジャック・イン・ザ・ボックスとかもどこかにあるのかな~?

お好み焼きや広島焼きもあったけど、う~ん、今はソース気分じゃないかも。
地下のフードコートではめぼしいものが見つからなかったので、上の階まで行ってみた。
吉野家とか、もっと高そうなレストランとか色々あったけど、結局カレーのお店に。
この前もカレー食べたよなあ、確か。

2種類のカレーとサラダとデザートとドリンクがついてるお得なセットが大々的に宣伝されてたのでそれを注文してみると、「平日限定メニューです」とな。
日本だったら関係のない日はそういう看板下げておくんだけど、そのまま出しっぱなしなのがインドネシア。
しょうがないのでチキンカレーにした。
カレーのベースは4種類ぐらいの中から選べるので、トマトベースのさっぱりカレーに。
辛さも選べるため、「スパイシー」を選定。

味はまあまあおいしかった。
テーブルの上の紙のランチョンマットには、「あるところにMr.カレーというカレー職人がいました。オレンジ色の猫のマンゴーにゃんと一緒に…」うんぬん、訳のわからないストーリーが書かれていた。
どうやらこのお店はそういうコンセプトらしい。
さすがに1人で食事をするときに写真は撮りにくいので、残念ながら撮ってない。
今度機会があれば、ぜひ。


さて、Grand Indonesiaは高級ショッピングモールである。

こちら、West Mall。




ちょうど今、春節のお祝いで、West MallとEast Mallの間のスペースにはこのような中国風のディスプレイが。




道を挟んだあっち側がEast Mall。




さすがにここでは色んな人が写真を撮っていたので、私もまぎれてパシャパシャと撮影。



East Mall側の方がさらに高級感のあるお店がたくさん入っているが、このようなオブジェが何とも言えない…。



これは春節に関係のあるオブジェだろうか?
ちなみにこのオブジェの奥はLOEWEのお店である。
ブ、ブランドイメージに傷が…。


さらには、日本の百貨店のショーウインドーのディスプレイみたいなのもあり。




生花をふんだんにつかった贅沢なディスプレイだが、センスの悪さは否めない。
これ、パンダじゃなくて馬ですよね、きっと。





さらにあちこち歩き回ってみると、イベントスペースで獅子舞が行われるらしく、若い男の子たちが練習していた。




彼ら、本当にすごいんです。





すぐ脇のエスカレーターで上の方の階まで上がってみると、日本では「なんとか小路」と名前のついてそうな飲食店街あり。



右側のお店は回転すし屋だった。


こっちは中華料理のお店と思われる。




大きなモールなので、店舗もレストランも、ものすごくたくさん入っている。


この、柵が鉛筆デザインになっているところは、キッズの遊戯フロア。




ちなみにさっきの獅子舞会場を上から見るとこんな感じ。




念のため申し添えますが、ここはあくまでインドネシアであり、チャイナではございません。
が、この時期どこのモールも中国語の曲が流れ、春節ムード一杯となっております。
心なしか、赤い服の人も多いような。
ここで中国人に間違われても何一ついいことはないので、この時期に赤い服は着ないようにしよう。



モール内にはほかにもあちこちにイベントスペースあり。




これって、カンフーパンダだね。





これはベンチで、どうやら背もたれの部分は棒アイスを逆さにしたデザインみたいなんだけど、どう見てもお墓にしか…。





置いてあるものに、とにかく節操がないと思う。





いや~、なんだか予想以上におもしろかったなあ、Grand Indonesia。
ただの高級モールならつまらないけど、こういうアジアならではのキッチュなところが好き。


ところで帰りにタクシー乗り場で先頭にいたのはシルバーバードタクシー。
ブルーバードと並んで信用できる会社なんだけど、運賃が高いのよね。
でも先頭に止まってるから仕方なく乗り込んだ。
初乗り運賃はなんとブルーバードの2倍の12,000ルピアである。

帰りはちょっと渋滞してるエリアもあったり、ぐるっと回らないといけない箇所もあったりしたので、かれこれ20分ぐらい乗ったけど、最終的に500円ぐらい払った。
高い!シルバーバード!
まあでもこれがマニラだったら身の安全を確保するために、確実に安全なタクシーなら1,000円でも2,000円でも払うが。

本日の晩飯

2012年01月16日 | Weblog

何も毎日毎日ご報告しなくてもよいが、今日も晩御飯報告。

職場の人に「最初から飛ばしてもしんどいので、もう帰っていいですよ」と言ってもらえたので、5時半までには退社できた。
某国へ旅立った同僚からは、「着任早々仕事山積みで毎日夜遅くまでやってるけど、全然分からないし、終わらない」と言う泣きメールが入っていたというのに、私はこんなに楽させてもらっていいんだろうか?!
もしかして、あとですごいしっぺ返しが来る?


今日はご飯を食べてから帰ろうと思っていたのだけれど、思いがけなく早く帰れてまだお腹が空いていなかったため、またもやフードコートからテイクアウトにした。

それがこちら。




何かというと、Seafood Noodle Claypotだ。
ちっちゃな土鍋みたいなので調理される様々な食材。
私の場合はお持ち帰りなのでこのように袋詰めになっている。


袋の下には麺が隠れていた。




袋の中身を麺の上にあける。
おっとっと、勢い余って麺がはみ出てしまった。




味はごく普通にシーフードあんかけでおいしかった。
野菜もそこそこ入っているし。
小袋に入った赤いとうがらしと、青唐辛子が入った醤油が調味料としてついていた。


ちなみに今日のランチもフードコートでテイクアウトしたミーゴレンだった。
お昼に事務所内で勉強会があったため、買ってきたミーゴレンを会議室に持ち込んだのだ。
昼も夜も麺類。
でも、自称「麺ラー」だから平気である。
ただし、昼・夜続けてインドネシア料理にしてしまったことは、コレステロールの観点から失敗だったかと反省。
1日に1食はパームオイルを使っていない料理を食すべし。


その他連絡事項:

【テレビ】
ちゃんと映るようになった。
もしやと思って電気コードをぐいっとテレビ本体に突っ込んでみたら、不具合が治った。
単にコードがゆるんでいただけだったようだ。
ついでにNHKが入っていることも発見。
ただし、やっぱりこのテレビ、一度消すとチャンネル設定が初期化されてしまう。
しかもリモコンでたとえばNHKは37チャンネルなので「37」と押しても、7チャンネルにしか行かない。
従っていちいちチャンネル上下ボタンを連打して希望のチャンネルにたどり着かねばならない。
サムスンめ~!


【ATMカード】
無事に有効化完了。
どうやら口座を開設した支店のATMでしかこの操作はできないようだ。
会社のビルの1階にある支店で開設したので、今朝出勤前にATMを使ってみたらすんなり受け付けられた。
う~ん、やっぱりちょっとずつ不便なインドネシア。
逆に言うと日本がどれだけ発展しているかがうかがえる。


【携帯電話】
昨日「プリペイドカード」という言葉が通じなかったので、職場の人にインドネシア語の単語を聞いて再チャレンジ。
(でもインドネシア人もよく「プリペイド」って言ってるらしい…。)
今日は携帯電話カウンターに女の子の店員がいたので、インドネシア語で「プリペイドカードとSIMカードはありますか?」と聞いたら、SIMカードしかないと言われた。
さらに「TELEKOMSEL(日本で言うところのドコモみたいに一番つながりやすい会社)のSIMカードはあるか?」と聞いたら、それも置いてないという。
というわけで、今回も不発。
どこかよそのショッピングモールでトライしてみるしかない。


【どろぼう】
大事なことを忘れていた。
たしか前任者は「引っ越し早々泥棒に入られた」って言ってたんだった。
今日、「泥棒に入られたのって今のアパートですよね?」と聞いてみたらそうだという。
どどど、どうしよう!
また入られるんじゃないか?
すると、「金庫を使わないことですね。彼らはマスターキーを持ってるから」と。
どうやらアパートに備え付けの金庫から盗まれたらしい。
つまりは内部の者の犯行。
え~!
私は逆に「金庫がついてるから安心♪」ぐらいに思っていたのに。
ベトナムで住んでたアパートでも、金庫を開けられて盗まれたことはないから、すっかり信用するとこだった。
金庫はどうやら自分で購入した方がよさそうだ。
ちなみに今泊まっているホテルにも金庫はついており、疑いながらも利用している。
一応、金庫とスーツケースとキャリーケースに貴重品は分散しているが。
ま、全部いっぺんに持ってかれたら、終わりだけど。


お買いもの

2012年01月15日 | Weblog

今日は初めての日曜日。
夕べ帰宅したのが夜中の12時を過ぎていたので、今日の午前中は部屋でまったりすごし、お昼前になって徒歩でそごうまで出かけてみた。


事務所が入っているビルの真ん前。
手前の水たまりのような四角いスペースは、夜になると水がピョンピョン飛び交う噴水になっており、周りに若者たちが憩っている。




正確に言うと、たぶんSenayan Plazaとかいう名前のショッピングモールに、「SOGO」と「METRO」という2つのデパートがくっついてる。
来たばかりなので詳しい名称などは分からない。




イベントスペースでは車の展示。
日本と違い、とってもバブリーな雰囲気が漂う東南アジア諸国。




最初に自分の銀行のATMに行って、カードの有効化を試みた。
インストラクションに沿ってやっているのに、何故か「暗証番号が間違っています」と出てしまう。
出たよ、トラブル。。。
何回か試したけどうまく行かなかったので、明日支店のお兄ちゃんにヘルプを請うことにする。

ところで私が使ったATMにはあらかじめ誰かのカードが入っていた。
抜き忘れのようである。
誰か係りの人に知らせねばと思ったが、近くにいたのはドアの前の警備員のお兄ちゃんだけなので、彼に言ってみた。

言ってみたと言っても当然、当方インドネシア語はアレですので、身振り手振り。
ここで唯一言えるインドネシア語は「私ではない」だったので、カードを示しつつ連呼。
最初は分かってもらえなかったが、ATMまで行き「ワタシ、チガウアルヨ」的なことを連呼すると、最終的には理解してくれたようだ。
その後そのカードがきちんと警備員のお兄さんの手によって「落し物センター」的な場所に持って行かれたか、それとも悪用されたかは分からない。
悪いがそれは私の知ったことではない。
こちらは善良な市民としての義務を果たした、と考える。
疑うなら防犯カメラでご確認願いたい。


さて、先週ランチに連れて行ってもらった日本食屋が入っているエリアに行きたかったのだが、たどり着けなかった。
ディレクトリーは皆無であるので、どこにどんな店があるのか、どういう作りになっているのかは、経験によって頭と体に覚えこませるしかない。

外食生活なのでここはなんとか少しでもヘルシーなものを食べたい。
余談だが、このモールの中にはモスバーガーも入っている。
でも事務所の人に「まずかった」と言う話を聞いたので、試してみる気はない。
天下のモスバーガーすらまずくしてしまうインドネシアって…。


ウロウロさまよっていたら、「TAICHAN」という日本食屋が出てきた。
麺類や定食がある。
定食は600~700円ぐらいの価格帯なので、日本食としては低めの価格。

野菜がいっぱい載っているTAICHANラーメンというのを注文してみた。




みそ味だがあっさりしてて、野菜もおいしい!
麺も細めの縮れ麺で、なかなかのヒットだった。
事務所の入っているビルからそごうへつながる地下通路にも別のラーメン屋さんがあるが、そこは人から「味が濃くてしょっぱい」と聞いたので試していない。
このタイチャンラーメンなら合格だ。
ラーメンの値段も400円ぐらいだったかと思う。
今後、贔屓の店にさせてもらおうかしら。

ところでタイチャンラーメンの隣には飲茶の店があり、そっちはかなりのお客さんでにぎわっていたので、おいしいと思われる。
実はそっちの方にむしろ惹かれていたのだが、今日は野菜優先でタイチャンラーメンを試してみてよかった。



食後、このショッピングモールの全容を知るためにウロウロ。
フィリピンで買ったビーサンで歩き回ると足が疲れる。

基本的にはマニラ同様に、なんでも揃っている。
昨日の夜、飲み会で連れて行ってもらった、GRAND INDONESIAというジャカルタで最大級のモールはここよりもっとすごかった。
その発展ぶりは東京以上である。
こんな発展したところに来てしまっていいのだろうか。
アフリカへ赴任して行った同志に申し訳なく思うぐらい…。


ここでは高級なものというか、インターナショナルなブランドの物品はすべて日本と同じぐらいの価格だと思ってよい。
例えばプーマのTシャツやシューズが5,000円から1万円ぐらいの価格帯とか。
クロックスなんかも日本と同じような値段。
ローカルのものだけがローカル価格である。
これもマニラと同じ感じ。

そごうの中の化粧品カウンターには、資生堂、カネボウ、コーセー、SKⅡなどが入っている。
化粧品はたぶん日本より少し高いはず。


マニラとの違いは、そごうの6階には紀伊国屋書店が入っていることだ。
ジャカルタよりマニラの方が在留邦人数が多いのに、あまり日本人にとって住みやすいと言えない街がマニラだ。
ジャカルタは日本人にとってものすごく住みやすい街だと思う。


6階のフロアのほとんどをこの紀伊国屋書店が占めており、日本語、中国語、英語、インドネシア語の書籍がずらりと並んでいる。
日本の書籍は日本よりは品ぞろえは少ないと思うが、それでも日本の小さいショッピングモール内の本屋より断然充実している。
値段は大体日本の倍。
単行本が1,000円以上する。
ハードカバーになると3,000円以上になるので、ちょっと買えないかも。

語学のコーナーに行くと、私が日本で買って持ってきたインドネシア語のテキストが売られていた。
ここで買えるならわざわざ日本で買ってこなくてもよかったが、でも値段は倍ぐらいしてるから、やっぱり持ち込んだ方がいいか。
辞書に至っては高すぎて手が出ない。

中国語エリアも日本語エリアと同じぐらいの充実ぶり。
中国のファッション雑誌の表紙に安室奈美恵や日本のモデルたちの姿があった。

英語エリアは断然日本の書店より充実しており、ちょっと嬉しくなってしまった。
インドネシア生活で煮詰まった時、日本語や英語の小説などがすぐ手に入ることは嬉しいことだ。

インドネシア語-英語の辞書は安いものがあったので買おうかと思っていると、そのすぐ横に格安のインドネシア語-日本語辞書があった。

こちら、76,000ルピア。
ざっくりと760円ぐらいである。安い!




日本で発行されインドネシアに輸入された本は価格が倍になるが、インドネシアで発行された本は現地価格なのだ。
ラッキー


そごうのあとはMETROにも入ってみた。
METRO店内はどのフロアでもやたらと赤い色の洋服が目に付く。
きっと春節には中国人は赤い服を着るんだろうなあ。

現在、中国正月のセールまっただ中である。
お店のレジの人がキョンシーがかぶるような帽子をかぶっていたりする。
長い三つ編みつきの帽子である。

誰かが、「10年ほど前までは、インドネシアでこうやって大々的に春節を祝うことはなかった」と言っていた。
時代が変わってきたというか、華僑の勢いが増してきたというか。


歩き回って疲れたので、スタバ系のカフェでお茶をする。
東京と違い、満席でないところが嬉しい。
カフェラテのスモールサイズの値段は約350円。
マニラで飲んだ時も思ったけど、ちょっとぬるいのよねえ。
先日、事務所の給湯室にお茶をもらいに行った時、お茶くみ担当のスタッフが入れてくれるのを見ていたら、なぜか水を足してわざわざぬるめられた…。
猫舌なんでしょうか、インドネシア人。


その後、そごうの地下のスーパーで、バナナやヨーグルトなどちょっとしたものを購入。
ついでに、元気なうちに買っておかなければならない、下痢をした時用の経口剤(ポカリスエットのような成分の粉末のもの)とアスピリンが入っていない解熱剤も購入。
デング熱にかかった時は、アスピリンの入っていない解熱剤でないと血が固まらなくなるらしい。

ついでにすべての用事を済ませてしまおうと思い、地下にあった携帯電話ショップでSIMカードがあるか聞いてみた。
あるにはあったが、各社とりそろえており、どれが良いのか分からない。
お店のお兄さんのお勧めはXLとかなんとかいうところのだった。
プリペイドカードはあるかと聞いてみたが、それがどうしても通じなかったので今回はあきらめた。
あとで誰かにインドネシア語でプリペイドカードってなんていうのか聞いてからにしよう。


買い物が済んだので帰ろうと思ったら雨が降っていたので、しばらくまたモール内をウロウロして止むまで待ち、その後ホテルへ帰着。
通勤路ともなっている、ホテルの横のローカルな道は、平日はわりと人通りが多いが、週末は少な目なので、明るいうちに帰ろうっと。
路上には行商人がたむろっていて、この道をてくてく歩いている外国人は私だけじゃなかろうか。
雨上がりなので水たまりが多く、気をつけないと車にしぶきをかけられてしまう。

あとでまた今度はFXモールまで晩御飯を食べに行こうかな。
今度はスニーカーを履いて。
うちのフロアのエレベーターを降りたところのロビーが無駄に広くて疑問に思っていたら、今日は宴会の準備がしてある。
たぶん今夜何かイベントがありそうだ。
ということは、立食パーティーが行われているど真ん中を横切らないと自分の部屋に戻れない。
こっそり紛れ込んで食事をしてもよいのでは?


インドネシア考察

2012年01月14日 | Weblog

大げさなタイトルであるが、なんてことはない、単なる「ジャカルタでの初めての休日」である。


夕べは事務所のSさんのおうちで女子会があった。
Sさん本人と私の前任者の送別会、そして私の歓迎会を兼ねている。

仕事が終わってから、車を持っている人に乗せてもらってSさん宅へ向かう。
ジャカルタの渋滞はマニラと同じぐらいひどかった。

30分以上かかってやっとSさんちに到着。
1階がおしゃれなスーパーになっているアパート。
2ベッドルームで内装はかなり豪華。
たしかアパート名が「ベルサイユ」とかなんとかだったかと。

ちゃんとメイド部屋もあるアパート。
先日見たアパートも2ベッドルーム以上の部屋にはメイドさんが入ってくるドアと、メイドさんが寝る小部屋がある共有スペースがあった。
なんか、2ベッドルーム以上のところに住んでメイドさんを雇わないとかえっておかしな目で見られるんだろうか?


テーブルにはSさんとメイドさんが用意してくれた豪華な料理がずらりと並ぶ。
サラダや煮物、ちらしずしなど多数あり、興奮!
看護師さんでもあるSさんが、「Hikkiさんはホテル暮らしで野菜が足りないって言ってたからね」と。
お心遣いに感謝。


今夜は女子会なので「無礼講」的に大騒ぎ。
ワインが何本も開く。


途中からMさんが6歳の息子を連れて合流。
息子のR君のおしゃべりに捕まり、延々と支離滅裂な話を聞かされる。
話しながら私の髪の毛の先をいじってきたりして、将来はかなりなプレイボーイになると見た。

おしゃべりは延々と続き、ジャカルタ入りしてまだ4日目の私は疲労困憊。
ワインも飲んだので眠い…。
11時半を過ぎてようやく私の後任が「そろそろ帰りましょうか」と言ってくれたのでお開きとなった。
主催者であり、身重であるSさんもちょっと疲れてたかもしれないし、後任が口火を切ってくれてよかった。

かなり大きな事務所なので全員の名前と顔は憶えられないが、少なくとも女性スタッフの顔と名前は一致したことと、帰国するSさんからDVDや本をもらえたことが大きな収穫か。


さて、泥のように眠った翌朝の本日。
朝からメディカルクリニックにアポを入れていたので出かけた。
ジャカルタ入り5日目にして初めての、1人でのお出かけ by タクシー。

マニラと違い、ここには信頼できるタクシー会社が数社存在する。
事務所推奨のブルーバードタクシーに乗り、いざ。
土曜の朝であるため道は空いている。
10分ほどで到着、、、と思われたが、タクシーの運ちゃんが間違って隣のビルで私を降ろす。
私も初めてなので間違ってるとは気づかない。
入り口のセキュリティーのおっちゃんたちに「キョーアイ・メディカル・センター?」と聞くと、「ここだここだ」と言うので中に入り、クリニックがあるはずの6階に上がったが、どうみても違う。
そのフロアの守衛さんが出てきたので聞いてみると、「ああ、それは隣の建物だよ」と。
やっぱり!

1階に下りてウロウロしてると、内装工事(と思われる)おじさんたちが「何探してるの?」と声をかけてくれたので、今度は建物名で「キョーエイ・プリンス?」と聞くと、「ああ、それは隣のビルだよ。ここまっすぐ行って右」と。
みなさんとても親切である。

玄関に戻り、念のためさっきの守衛のおじさんらにもう1回「キョーエイ・プリンス?」と言ってみたら、「隣、隣。こっちから回って行って」と。
あんたらさっきこのビルだって言ったじゃん。
適当なんだから、もう。
すぐ隣なのに「バイク乗る?」と聞いてきたが、お金を取られそうなので断った。

ちなみに今日かかわった人たちの誰一人英語を話さないので、すべて状況判断&身振り手振りである。
「ここじゃない」ぐらいのインドネシア語は知ってるが、よく考えたら「右」とか「左」とか肝心な単語習ってないわ、私。
一刻も早く上下左右、止まる・行く、お会計その他必要用語を調べて頭に入れねば。


てくてく歩いてお隣の「キョーエイ・プリンス」に入っている「キョーアイ・メディカル」に到着。(ややこしいなあ、もう。)
ここは日本人スタッフもいて日本語対応可のクリニックである。
問診票を書いて順番を待つ間、AERAや日経ビジネス、日刊じゃかるた新聞などに目を通す。
ここ数日テレビが見れてないので、こういうのは貴重な情報源。
ネットでニュースも見れるが、やっぱり新聞紙面の方が読みやすいな~。

日経ビジネスの中国特集はおもしろかった。
日本では考えられないようなデザインや機能が中国人顧客には受ける。
電動シェーバーは深剃りだの4枚刃だのという機能などどうでもよく、派手なデザインや意味もなく青いライトがつくものが人気だそうだ。
また、家電のエコ仕様には関心がなく、いかに「壊れず長持ちするか」どうかが購買ポイントらしい。
暗いところで光る便器も人気のようだ。
日本製だから売れる時代は終わり、ローカルのニーズに対応できないと生き残れないのは明白。


さて、話がそれたが、今日の予防接種は腸チフス。
所属先から補助が出る「強く推奨」のカテゴリーではなく、「推奨」に入っていたので日本で打ってこなかったが、看護師のSさんに勧められたので受けにきた。
不衛生なインドネシア、少しでもリスクは軽減すべし。
長年インドネシアに住んでいながらも食中毒で入院した前任者を目の当たりにすると、他人事ではいられない。

問診の先生はインドネシア人だったが、わりとちゃんと分かる日本語をしゃべってくれた。
看護師さんはカタコト。
最初にワクチン容器を確認。
ワクチン名と有効期限を確認したら・・・期限切れてますけど!
あれ?と思っている間に看護師さんが「ああ、これは有効期限切れ」と、新しいものを出してきてくれた。
ホッ。
危うく古いワクチンを打たれるところだった。
どこまでも自己責任の世界。

予防接種が終わり、会計を待っていると入ってきた日本人親子3人連れ。
お父さんが幼稚園か小1ぐらいの息子と、3歳ぐらいの娘を連れて。
こちらも予防接種らしく、今まで機嫌よく遊んでいた娘が、看護師さんが呼びに来た途端泣き出した。
痛い目に遭うことをちゃんと理解してるらしい。
どうしても泣き止まず、嫌がるので妹は断念してお兄ちゃんだけ接種。
お兄ちゃんもちょっと抵抗してたが、「このあと水族館に行くんだから、早く!閉まっちゃうよ!」とお父さんにせかされ、覚悟を決めて注射を打ちに行った。
がんばれ~、お兄ちゃん。


さて、、、会計に呼ばれるまでも随分待ったのだが、実際の会計でもかなり手こずった。
会計時に言われた値段はあらかじめ電話で聞いていたものよりかなり安い。
なにか割引でもあるんだろうかと思いつつ、支払い。
電卓もあるのに、なぜか受付の女の子がお釣りに自信なさげで手間取っている。
そこへ日本人看護師がやってきて、「あ~、違う違う。腸チフスの予防接種はこの値段じゃないでしょ!」と。

一旦払ったお金を返してもらい、こちらもお釣りを先方へ返し、チャラに。
「すみません、もう少々お待ちください」と言われ、またロビーで待つ。
しばらくしてまた呼ばれ、今度も微妙に違う値段を言われたが、今回は自信ありげだったので言われた額を支払う。
先ほどの日本人看護師さんは不在なんだけど、本当にこれで大丈夫?
領収書をもらい、帰ろうとしてエレベーターを待っていると、、、

エレベーターホールにインドネシア人スタッフが追いかけてきて、「すいません、間違えました!」
おいおい…。
日本だったらムッとするけど、ここはインドネシアなのでこちらも怒りもせず素直に受付に戻る。
そこへまた日本人看護師さんが戻ってきて、「また間違えたんですか?すいません!!」と。
看護師さん曰く、どうも複雑なパソコンのシステムにスタッフがついて行けてないらしい。
昔のように手書きの方がまだよかったと嘆く。
何度も謝られるので「ああ、大丈夫ですよ」とニコニコしてると、「でもシステムが悪いって怒って下さい。その方がマネージメントの方でシステム改善しようという気になりますから」と。

なるほど。
スタッフ個人を責めてはいけないが、「お前んとこのコンピューターシステムはどうなってんだ!もっとちゃんとしろ!」と怒るのはOKなのね。
まあ今回はもうヘラヘラしてしまってるので、今さら怒れない。
スタッフがもたもたとしている間、日本人看護師さんと世間話で盛り上がる。


思いがけず手間取り、たった1本注射を打つだけで1時間もクリニックに滞在。
帰りも無事、ブルーバードタクシーを拾ってホテルへ戻ることができた。


一旦ホテルに戻り、ご飯を食べに近くのショッピングモールに行こうと思っていると雨が降ってきた。
今は雨期なので毎日雨が降る。
しょうがない、しばらく待つか。
日本の梅雨のようにずっと降り続けることはないので、しばらく待っていると止む。
でもここ数年は気候変動のせいか、インドネシアでも日本の梅雨のように雨が降り続く時があるそうだ。

意外と雨が長引き、お腹が空いた。
「なんでも手に入るジャカルタ」のつもりで、日本からほとんど食べ物を持ってきていない。
また、ナイフも持ってきてないため、果物などの買い置きもない。
スーパーでマンゴスチンを見かけたので、早くあれを買ってアパートで食べたいなあ。

ホテルのルームサービスメニューを見ると、驚くほど高い!
どれもこれも、5,000円以上する!
ここ、4つ星ですけど??


1時間ほどしてようやく雨が止んだので、ホテルから徒歩5分ぐらいのところにあるFXモールというところへ行ってみた。
雨上がりで水たまりがたくさんできていて、道は結構汚い。
雨期は汚いので早く乾期になってほしいと多くの人が口をそろえて言う。

FXモールの上には先日見学したアパートが入っている。
BODY SHOPやスタバなど、見慣れた店も入っているが、ぐるっと見て回った印象としては、わりとしょぼいモール。
マニラで言うところの、滞在していたホテルから徒歩10分ぐらいにあったCash & Carryという庶民派ショッピングモールと同じような感じ。
数百円で靴が売っていたりする。
あと、途上国で人気のジョルダーノも入っている。

AKB48の「ヘビーローテーション」の曲が流れているなあと思ったら、2階のイベントスペースの大きなスクリーンに、JKT48のオーディション合格の瞬間からダンスのレッスン、レコーディングなどの様子が流れている。
良く聞くと「ヘビーローテーション」インドネシア語版である。
もしかしたら握手会などあるのかもしれない。
若い男の子がいっぱいたむろしていた。

なんでまた秋元康はイスラム教徒の多いインドネシアを選んだのだろうとずっと疑問に思っていた。
イスラム教であのミニスカートなど露出度の高い服装は無理だろう。
中華系の子や外国人しかJKTには入れないのでは?
などと思っていたが、実際に現地に来てみると意外とジャカルタというのは目の付け所が良いのかもしれないと思い直した。
もちろんスカーフをかぶって長そで長ズボンの女の子はたくさんいる。
がしかし、そうじゃないインドネシア人や外国人もたくさんいるのだ。
マニラ並みに発展してるし、そもそもフィリピンと違ってインドネシアは日本語学習者が多くて日本への関心もあこがれも高い。
イケるのではないかJKT48?!

ちなみにジャカルタの在留邦人数は調べていないが、マニラと比べても格段に日本人が住みやすそうな街だ。
いたるところに日本食レストランがあるし、マニラより断然日本の商品が手に入りやすいようだ。
そのわりにはリトル・トーキョーは、ここにはない。


FXモール1階の中華料理レストランでシンガポール風焼きそばを食べてみた。
特においしくは、ない。
キョーアイ・メディカルの看護師さんも「インドネシアでおいしいもの探して下さ~い。あんまりないけど」と言っていた…。
値段はお茶を注文してサービス料がついても合計300円ぐらいだったと思う。
平日、そごうの中の日本食屋などで食べるランチは700~800円か、それ以上する。
夜、フードコートで買って帰る食事は250円ぐらいなので、今のところランチで一番贅沢をしている。


さて、開設した銀行口座のATMカード有効化をしたかったのだが、あいにくFXモール内には私の銀行のATMはなかった。
インドネシアで最もポピュラーなBII(べー・イー・イー)と、割と新しくて割引が充実したCIMB NIAGA(シム?チム?・ニアガ)とどちらにしようか考えたけど、結局CIMB NIAGAにしたのだ。
う~ん、やっぱりBIIにすればよかったかな~。

FXモールを出て右側に回って歩いて行けば、うちの事務所へと続く通りに出られるだろうかと、歩いてみた。
そうするとCIMB NIAGAのATMがあるから。

街を歩くとビジネス街でも歩道で飲み物や食べ物を売っていたりして、東南アジアらしい風景を感じることができる。
バイクにもたれて暇そうにしているおじさんもたくさんいるが、ベトナムのように客引きはしてこない。
インドネシアもラオスなどと同様に「歩く=貧乏=恥ずかしい」という考えはあるようだ。
お金持ちはもっぱら車移動。
なので私が歩いているとそこそこ目立つし、ジロジロ見られたりもするのだが、少なくとも大通りで危険な空気は感じない。
ひったくりにだけ気をつけていればよろし。

インドネシアは日本と同じで、車は右ハンドルだ。
これまで行ったほとんどの国で左ハンドルだったので、私は逆に違和感を感じる。
あと、他の途上国同様に「あくまで車優先なので、歩行には気をつけること」と散々聞いていたが、少なくともジャカルタ中心部では道を渡るときに車が止まってくれたりする。
ジャカルタのイメージ、ちょっとアップである。

FXモールを出て5分ほど歩くと、LOTTE MARTというのが出てきた。
今朝タクシーから見えたけど、こんなに近かったんだ。
そういえば前任者のMさんがアイロンやアイロン台を買ったのがここって言ってたっけ。
LOTTEだから韓国資本かな?

入ってみるとここもローカル色が強いしょぼめのショッピングモールで、コンピューターやカメラ、それら周辺機器のお店がほとんどのようであった。
携帯電話のSIMカードがないかなと思って探してみたが、分からなかった。
でもたぶんこういう系のお店のどこかで買えるはず。
到着したばかりでまだあんまりルピアを持っていないので、近々ルピア口座にもうちょっとお金を入れてからデビットカードで色々買い物しようっと。
なにせ、東京から振り込みがあるまでは、自分で持ってきた円をちまちま両替しながらしのぐしかない。
アパートのデポジットは立て替えだし、最初から散在するとえらい目に遭いそうだ。

LOTTE MARTにもたいして買いたいものもないし、まだホテル住まいで物を増やしても仕方がないので、何も買わずに退散。
カメラを持って出かけなかったので、今日は写真なし。
また今度、ショッピングセンターや街の様子を撮ってみようと思う。


今日は職場の人と晩御飯の約束があるので、それまではホテルでまったりする。





じゃかるたなう

2012年01月11日 | Weblog

無事にジャカルタへ到着した。

今日は仕事初日なので早く帰らせてもらえたこともあり、早速情報をアップ。
ホテルのインターネットは意外なほど、速い。

寒い日本を出発し、乗り継ぎでシンガポールに降り立った途端、蒸し暑い。
今は雨期なのでシンガポールのお天気も悪い。

シンガポールからジャカルタまではほんの1時間ちょっと。
ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港は思っていたより全然古かった。
もうちょっと発展してると思ったんだけど。

入国審査もImmigrationと書かれておらず、真ん中をインドネシア人専用の歩くエスカレーターが突っ切っていて、なんだかよく分からない作りになっている。
とりあえず"1. Visa on Arrival 2. Foreigners"と書かれた窓口に並んでみた。
ビザはもう持ってるんだけど、ビザを取得する窓口は別にあったようなので、ここがいわゆるイミグレか?

3つあった窓口のうち、真ん中のひとつの係員がよさそうだ。
パッカー風の日本人らしき男の子とにこやかに話をしている。
(この男の子は何かビザの問題があるような感じだけれど。)

自分の番が来て、このにこやかなお兄さん係員のところになったのでラッキーと思っていたが、あのパッカー風男子にはあんなにもフレンドリーだったお兄さんが、私の時は無表情だった。

なんで???

釈然としないまま、無事入国審査終了。
入国審査では顔写真を撮られたが、あると聞いていた指紋採取はなかった。
システムが変わったのか。

入国審査を終えると無事にお迎えの旅行会社の人に会うことができた。
前任者その他事務所の人によるお迎えはない。
ジャカルタは渋滞がひどく、場合によっては空港に行くのに何時間もかかるから、お迎えには来ないと前任者にあらかじめ言われていたからだ。
お迎えの人はジャカルタ在住のご婦人で、色々とお世話を焼いてくれるので助かった。
関空で両替したルピアの紙幣が大きかったので、レンタカーのカウンターで両替してくれた。
ホテルでのチップについても彼女に教えてもらった。
こういうことは、ガイドブックではなく直接現地の人に聞くべし!
(過去、フィリピンで「地●の歩き方」情報を鵜呑みにしてえらい目にあった。)


空港からの車には旅行会社の人は乗らず、運転手と私のみ。
最初に挨拶しただけで、その後一切会話なし。
たぶん、英語は全くできない。
こっちもインドネシア語は入門編な上に、年末年始はバタバタして全く勉強してなかったので、頭からすっかり抜けてしまっている。
運転手さんがラジオすらつけないので、なんとも気まずい乗車だった。


雨が止んでいたため渋滞がなく、スイスイ走って30分ちょっとでホテルに到着。
もう通勤ラッシュも終わった時間帯だし。
ホッ、よかった。
これが1時間、2時間の乗車だったらもっと気まずい。

窓から夜のジャカルタの風景を見ていると、確かに大型ホテルやショッピングセンター、高層ビルなどが見えマニラと似ているが、マニラの方がもうちょっと明るかった気がするなあ。
途中の道の暗さはハノイを思い出させる。
もっともハノイも今ではもっと発展して明るくなっているのかもしれないが。

ホテルに到着すると、待ち受けているはずの前任者が来ていない。
仕方ないのでチェックインの手続き。
このホテルにはとりあえず2週間分の宿泊予約を入れているのだが、フロントスタッフが朝食クーポンやランドリークーポンに日付と私の名前を手書きしている。
そう、14枚分すべて…。

私のように2週間とかそれ以上滞在する人だっているだろうに、毎回手書きですか…?
今日チェックインって分かってるんだから、あらかじめ暇な時間に書いておくとか、コピーで代用できるようにするとか、そういう工夫はないんですね。
前任者が来ていないあたりも、ここではインドネシア時間が流れていることを実感。
ちなみに前任者は私が部屋に入ったあとに到着し、無事に会うことができた。



さて、ホテルの部屋はこんな感じ。







一見とても素敵に見えるかもしれないが、よく見ると作りは粗い。
4つ星だしぃ。

一応お湯はちゃんと出たのでよしとしよう。
タオルやバスローブが若干ぼろいとか、水が濁ってるとか、テレビの映りが悪い上に一度電源を切るとすべてリセットされてしまい、次にテレビをつけた時には元々見ていたチャンネルに戻らないとか、チャンネルの番号を押してもそのチャンネルに飛べなくて、ひたすらチャンネルボタンの「+」または「-」を押し続けないといけないとか、NHKが入ってないとか色々あるが。

その日は疲れたのでお風呂に入っておとなしく就寝。


翌朝、明るくなった外の景色を撮影。

これは何の建物かな?




高層ビルがそびえる。
建設中のも。




テニスコートはこのホテルのものか?





着いたばかりでまだ全く方角も分からない。
初日の朝は前任者がホテルまで迎えに来てくれるはずだったが、なんと体調不良のため欠席。
夕べ会った時は元気だったが、そのあとダウンしたらしい。
そしてどうやら食中毒らしい症状。
う~ん、侮れないよインドネシアも。

今日は1日ブリーフィングを受けたり、スタッフに自己紹介したり、なんだかんだしていたが、前任者が食中毒で休んでいるため、肝心の細かい引き継ぎは受けられず。
明日もまだ出勤できないかもしれないとのこと。

初日だし、徒歩でホテルまで帰るので外がまだ明るいうちに退散。
事務所の向かいに「そごう」があるので、地下のフードコートでお持ち帰り。

ここで実感したのは、「インドネシアでは英語が通じない」こと。
フードコートでテイクアウトしたいと伝えるだけで、えらい労力を要した。
「持って帰る」とか言うインドネシア語まだ習ってないし。
「家で食べる」と言いたかったが、「家」と「食べる」という単語は知っているが、肝心の「で」ってなんだったかな?
下手すると「家を食べます」になってしまうので、困り果てた。
最終的に店員は「テイクアウェイ」という英語は知ってるようだったので、それで解決。

で、やっと通じたと思ったら、何やら言ってきた。
もちろんインドネシア語だ。


…分からん。

お互い全く分からん。

奥から別の店員が出てきて、「エンプティー」とか言い出したので、その商品は売り切れだということを理解。
だったら「ノー」でもいいからさあ、もうちょっと分からせる努力してよ、最初の店員さん。

仕方ないので別のものを注文。
それがこちら。



ナシ=米、アヤム=鶏ということは分かっていたので、ナシアヤムなんとかってのを注文したのだ。
ご飯の上に鶏肉を割いたものと、煮卵と、厚揚げが載っている。

それとは別に袋に入った液体状のものが2個ついてきた。
これはスープなのか、おかずなのか?

一方の黄色っぽいものは液体オンリーで、ココナッツの味がした。
タイのグリーンカレーに近いと言えば近いが、「しょっぱいココナッツ味のスープ」と言った方が正しいかも。

もう一方の赤い液体は、中に大根みたいなものが入っていて、甘辛い味付け。
こっちはご飯の上にかけて食べるのかな?

まあ、まずいとまでは言わないが、予想通りの感じだ。
フィリピンよりはおいしいか、同じくらいか。
それより初日からいきなりフードコートの食事で私のお腹は大丈夫だろうか?

ちなみにホテルの朝ごはんもイマイチ。
お粥もインドネシア風はまずかった。
明日以降の食事も思いやられる。
食事がまずい国で果たして自分はがんばれるのか?
1日も早くアパートに引っ越して自炊がしたい!


ジャカルタはマニラに匹敵するぐらいの大都会だ。
事務所の前のそごうも立派なショッピングセンターだが、他にもいくつもある。
ここはマニラで言うところのマカティ地区のように、とてもきれいなビジネス街だ。

でもやっぱり事務所からホテルまでの道は、きれいに舗装された大通りとガタガタに崩れた歩道の脇に物売りが座っている道が混在する。
中流層が増えているとはいえ、絶対的な貧富の差は存在する。

ちなみに今日事務所の人から聴取した限りでは、治安は少なくとも「マニラよりはマシ」みたいだ。
そうであることを祈る。
一応フィリピン同様に、ホテルはショッピングセンターに入るときは手荷物検査があり、金属探知機を通る。
若干形だけのセキュリティチェックな部分もあるが、インドネシアもテロが多い国だからね。

でもイスラム教徒が多いので、基本的には親切な人が多い、と信じたい。
街からは定期的にアザーン(礼拝の呼びかけ)が響く。
事務所内にもお祈り部屋がある。
女性スタッフはスカーフをかぶっている人とかぶっていない人が半々ぐらいか?
いや、かぶってない人の方が多かったかも。


当面の目標としては、

1)1日も早く自炊生活を始める
2)1日も早くインドネシア語を覚える(死活問題)

仕事そっちのけで(?)、この2つに重点を絞る。


来月は早速地方出張が入る。
スタッフ同行とはいえ、もちっとインドネシア語をなんとかしたい。
明日は早速、事務所で開催されるインドネシア語講座に顔を出してみよう。


初春

2012年01月06日 | Weblog

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。



もうすぐ日本を離れるので、しばらく見られなくなる文楽を見に行ってきた。
お正月とあって、正面玄関を入ると鏡餅や鯛が。







文楽初春講演パンフレット↓






割引券があったので、今回は1等席で鑑賞。へへへ。
お正月なので第1部の最初の演目はめでたい七福神の舞い。
いきなり手ぬぐい撒きもあったが、残念ながらゲットできなかった。


ところで今回は、大夫さんの中に1人若いイケメンがいるのを発見
豊竹咲寿大夫さん。
http://ameblo.jp/sakiju/

えっ?若いとは思ったけど、まだ今年23歳やんかー。
それはさすがに無理やわ。(←何が?)

中学生の時に豊竹咲大夫さんに弟子入りしてニュースになったらしい。
若い人が(特にイケメンが)伝統芸能の世界に入っていくのはとても良いことだと思う。
しばらく見に行けないのがとても残念だ。
一時帰国の際に拝見できることを祈る。



ぜひ頑張ってほしい!!!