地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

パンシット

2011年06月27日 | Weblog
本日の晩御飯、90ペソ(=約180円)なり。




パンシットと呼ばれる、フィリピンの焼きそばです。
近所のRobina Houseというチキン屋さんからお持ち帰り。
紙皿にビニールを敷いた上に麺を盛り、その上からさらにビニール袋で包み、ザラ半紙のような紙袋で外を包んでホッチキス止めした状態でくれる。

最近Robina率上がってます。
週に2、3回はRobinaでチキンやパンシットを買って帰る。
時には先に注文しといて、「ちょっとスーパー行って帰りに寄るから」と、まるで常連さんのようにふるまっている。

パンシットにはいくつか種類がある。
写真のものはPancit Miki Bihon。
春雨にところどころうどんの麺が混じっている。
味付けはお醤油。

前回お持ち帰りした時にはPancit Sotanghon Guisaoというのを注文してみたら、うどんは混じらず春雨のみであった。

一番最初、お店で食べた時にいろいろパンシットの種類があるので、「どう違うの?」と聞いてみたが、「MikiとBihonを合わせてMiki Bihonにもできるよ。」みたいに、相変わらずフィリピンの店員は的を射た回答ができないので、とりあえず「じゃあMiki Bihonで。」と注文してみたのが始まり。

今度一度、「Miki」または「Bihon」で注文してみよう。
春雨とうどんのどっちかがMikiで、どっちかがBihonだろうか。
いや、でもなんちゃらGuisaoの時はオール春雨だった。

ちなみにPancit Cantonというのもメニューにあり、きっと中華風焼きそばだなと思うのだが、注文すると”Not available.”と言われてしまう。
ドリンク類ですら、日によっては”Not available.”なのだ。
フィリピンでは、メニューに載っているのに”Not available.”によく泣かされるなあ。

ここのパンシット、一番小さいシングルサイズが1~2名用なので非常に量が多い。
この半分の量でいいのに。

晩御飯がこの1品料理というのもよくないが、フライドチキン+白ごはんよりはマシだろう。
一応野菜も入ってるし。


なお、麺ラーの私はどこの国へ行っても積極的に麺料理を試してみる。
インスタント麺もしかり。

フィリピンで売ってるカップ麺はおいしくないのでめったに食べないが、唯一このベトナムブランドだけはたまに買って食べている。






カニの身が入ったピリ辛カップ春雨だ。
同じシリーズでフォーなんかも出ていたが、フォーはあんまりおいしくなかった。
ブンも試してみたが、それもまあまあ。
一番おいしいのはこのMien Cua(カニ春雨)だ。

だが、日本食材屋で一平ちゃん焼きそばを買って、ものすごい久しぶりに食べてみた時には、そのあまりのおいしさに感動した。
やっぱすごいわ、日本って。

リッチモーメント?

2011年06月19日 | Weblog
久しぶりの更新です。
今回はシャングリラ・ホテルの飲茶へ。

マカティにもシャングリラ・ホテルはあるが、隣のパッシグ市にあるオルティガス地区というところのエドサ・シャングリラの方へ。


エントランスは広々。




ロビーにあるカフェも外がジャングルっぽくて素敵。





2階にある夏宮(Summer Palace)というお店へ。
久しぶりに本格的な飲茶を堪能。
おいしくって感動。






エビフライ風のものとゴマ団子の下に敷いてある、ケーキのカップみたいなのはいかがなものかと思うが。






ちょっと野菜も食べたくなってアラカルトメニューを見るが、野菜メニューがほとんどないのはフィリピンの特徴か。

マンゴープリンは中華料理屋にしては珍しく、おいしくなかったです。

やっぱり食べ物に関してはちょっと外してくれる、フィリピン。


なお、高級ホテルで優雅な飲茶、のはずだったのですが、やはりここでもサービスはフィリピンレベルの域を出なかった。
日本の高級ホテルだとあり得ない店員の横柄な態度とか、何か頼んだのにすっかり忘れて出てこないとか…。

ペニンシュラでディナーしたときも感じたし、アフタヌーンティーしたときも店員を呼んでも目があったのに無視するときがあったり。
インターコンチネンタルでは、一応フレンドリーだけどやっぱり食器はガチャガチャ音を立てて置くし、店内を走ったりするしで、一般のお店とあまり変わらない感じが。

う~ん、やはりここはフィリピンであって、どこかの先進国ではないことを実感。
が、思い起こせばサンティアゴのパラドール内のバルの店員もそんな感じだったなあ。。。
スペインでは先進国らしからぬ経験をいっぱいしたなあ。
どこも同じか!


さて、今回も帰りのタクシーはガラが悪かった。
フィリピンでは治安が悪いのでセキュリティが厳しい。
敷地へ入る前にゲートがあり、タクシーのトランクを開けてチェックされるのが普通。
ゆえに、ホテルのエントランスで客待ちのタクシーというのもない。
思うに、これがまともなタクシーのホテル乗り入れを阻んでいるのでは?


帰りにタクシーが必要なときは係りの人に言うと、たぶん敷地のチェックゲートにいる警備員にでも連絡が行くのだろう。
その警備員だか誰かが通りがかりのタクシーを止めて、ホテルエントランスへ向かわせるのだろう。
ずいぶん待たないとタクシーはやってこない。
しかも運が悪ければとんでもなくオンボロ。
一応高級ホテルなので、係りの人がそのタクシーの会社名やナンバープレートを詳細に書きとめた紙を手渡してくれる。
が、だからと言って信頼できるタクシー会社のタクシーが来たわけでは、ない。
それどころか、タクシーを止めた場所が高級なエリアであればあるほど、ほぼ間違いなく運転手はぼったくりを試みる。
金持ちからはぼったくって当たり前の精神。

乗り込むと案の定、運転手がメーターを使うそぶりを見せない。
「メーター使ってよ」と言うと、「マカティ市とマンダルーヨン市までは固定料金300ペソだ」と言う。うそつけ。
「じゃあ結構です。降ります。」と言うと、「いくらなら払う?」と聞いてきた。
「150」と答えたところ、「200はどうだ?」と言うので、「やっぱり結構です。」と外は雨なのにドアを開けて降りようとしたら、「分かった分かった。」と向こうが引き下がった。
ちなみに運転手によっては引き止めもせず、あっさりお客を手放します。
ぼったらぼれる客はいくらでも見つかるのでしょうかねえ。

150ペソで合意したけどなぜかそこでメーターのスイッチを入れる運転手。
メーターに細工でもされてて、着いたときに「メーターでは200かかってる」とか言うんじゃないだろうな、と疑いの目を向ける。
途中でメーターが150に達したら降りて歩いて帰ろうっと。

と思っていたらごく普通に138ペソほどで自分のホテルに到着。
普通に乗ってもチップ込みで150ペソ払ってあげるので、私としては予定通りの価格。
運転手もバカだね、普通にしてれば自動的に10%ぐらいのチップあげるのにさ。
裏を返せば、あんまり普段チップはもらってないのかも。


それにしても、フィリピンでは本当の意味で優雅な時を過ごすことはできないのだろうか?
こっちが見るからにバブリーなお金持ちルックで行けば、店員ももうちょっと気遣いを見せるのだろうか?
そして本当のお金持ちは自家用車で乗り付けてるから、あんなオンボロタクシー呼ぶ必要ないのよね~。

普段、下町のど真ん中に暮らしてるから、たまには「あ~、今日は満たされたなあ」っていう思いをしたいんですけどぉ。
フィリピンで5ツ星ホテルに行くより、日本でデパートに行く方がよっぽど優雅な気分を味わえる…。
あ~あ、なーんだかモヤモヤ感が消えない週末だったな。


余談だが、フィリピンの大型ショッピングモールには、映画館、ボーリング場、スケートリンクまでもが併設されている。
夜になると花火が打ち上げられたりしており、日本なんかよりよっぽどバブリーなにおいがする。

もう1個余談。
フィリピンはキリスト教の国なので、みんなクリスマスを楽しみにしている。
さらにお祭りや楽しいこと大好きなので、9月にでも入ればもう早くもクリスマスムードとガイドブックなどに書いてあった。
今日Oさんから聞いた話では、「7月になるとすでにクリスマスの準備がはじまります」とのこと。
はっや~!
ローカルテレビ局のニュース番組の画面にもモミの木マークが入ったりするそうだ。

ふ~んと感心して自分のホテルに戻りテレビをつけると、すでにCMでChristmas in Julyというのが流れていた…。
早い、早すぎる…。