地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

エコツアー イン ラオス☆ 最終日

2007年05月04日 | Weblog
最終日。
朝6時から托鉢の見学。

ホテルから出るとすでにお坊さんがゾロゾロと歩道を歩いており、ホテルの前にいたおばちゃんらが「早く早く!」と寄付する食べ物などを私たちに押し付けます。

ホテルにあったパンフレットには「托鉢で寄付する物は路上の女性からは買わずに、市場などで買いましょう」と書いてあったので、「このおばちゃんらから買ってもいいのかなあ?」と言うと、Nさんは気にせず「いいんじゃない?」と言います。

断る暇もなくおばちゃんらに急き立てられ、見よう見まねで托鉢に参加。
心の中で「まだおばちゃんたちにお金も払ってないのにやばいな~」と思っていたら案の定、終わってからおばちゃんたちからお金を請求されました。

1ドルを差し出すと、「違う。10ドル!」とか言うので、「んなわけないでしょう!5ドルでも十分過ぎる!」と抗議しましたが、おばちゃんらは執拗に10ドルを要求してきます。
ふとNさんを見るとNさんは既に10ドル渡そうとしているところ。ええっ?マジですか?!

実は私の財布には最高9ドルしか入っていなかったのですが、結局おばちゃんに全額むしり取られてしまいました。
おばちゃんら、托鉢を利用した悪徳商売してると絶対地獄へ落ちるよ・・・。

ラオス人にも悪人がいることを学び、托鉢の続きを見学しにその先へ。

歩道にはたくさんの地元の人や観光客がお坊さんを待ち構えています。


ふと見ると、ビニール袋の口を開けてお坊さんを待っている子供たちは、あきらかにお坊さんから施しを受けている様子。


う~ん、托鉢で得た食べ物がそのまま貧しい子供にシフトか。
しょうがないかな。
お坊さんも全部は食べ切れんだろうし。

お坊さんの托鉢行列を見送ったあとは、近くのお寺を見学。




まだ朝の6時半で空気も涼しく、緑とメコン川の流れにも癒されます。

ルアンプラバンの街はかわいくて、静かで落ち着いた感じ。



7時を過ぎてホテルへ戻り朝食。

ラオスコーヒーはベトナムコーヒーと同じく濃い目の味でした。
フルーツもおいしい。



その後、チェックアウトまでの時間つぶしにマッサージへ。
私が受けたのは足ツボマッサージ。



ベトナムのものより力も強くて、棒を使ってぐりぐり押されたりしてとってもイタ気持ちよかったです。


ランチはローカルなお店でカオソーイという辛い麺。


ベトナムのフォー同様、たっぷりハーブなどを入れて食べます。
安いしおいしい!


その後さらに炎天下の中、お寺などを散策。
タイなどと同じ小乗仏教のお寺です。

この狛犬、「怪獣ブースカ」に似てません?(ちなみに私はブースカ世代よりひと世代下です。)



お寺にあった龍?も魚を掴んでいるところがかわいい。



ラオスのお寺はステンシルが特徴?


小さな小さな空港から1時間ちょっと飛んでハノイへ無事帰着。
いきなり空港内からうるさいです。
ベトナム人は怒鳴りあうようにしゃべりますから。
ああ、戻ってきたなぁ。

帰りのタクシーもクラクションをブーブー鳴らして騒がしいことこの上ないです。

ラオスから戻ってくると、ハノイの町はかなり発展して見えます。
どちらもそれなりに好きかも。


今回、ラオスで買ったもの。

藍染のラオスコットン製バッグとランチョンマット。



そしてグレープフルーツっぽい味がするお米のお酒。


手持ち現金がほとんどなかったので以上です。
ラオスビール柄のTシャツも買おうと思ったけど、色が気に入らなかったので結局買わず。
残りのわずかな現金も極悪おばちゃんに巻き上げられたので、帰りは一文無しでした。

ちなみにルアンプラバンの町に1台ATMを発見したのですが、なぜかVISAカードが使えなかったので結局お金は下ろせませんでした。

都会に住んでいる人にはラオスは別世界でお勧めですよ~。

エコツアー イン ラオス☆ その3

2007年05月04日 | Weblog
3日目は、マウンテンバイクのツアーに申し込んでみました。
昨日の筏に懲りたので、今度はもっとちゃんとしてそうなGreen Discoveryにて申し込み。

「なんか自転車のツアーないですか?」と尋ねると、「例えば滝まで行くコースとかあります」などとパンフレットを見せてくれました。
「ちなみにこのツアーの難易度は?」と聞いてみると、「中級です」との答え。

う~ん、中級か・・・。微妙。
サイクリングで中級ってどんなん?

「すみません、初心者用の自転車ツアーとかってあります?」
「少数民族の村に寄って洞窟まで行くやつがイージーコースです」
「じゃ、それでお願いします」

と申し込んだのですが、この後悲惨な目に。(またか!)

滑り出しは好調です。(ガイドさんも男前)

最初に持ってきてもらった自転車が大きすぎたので、代わりの自転車を持ってきてもらうために出発が30分ほど遅れましたが、ラオス時間では全く誤差の範囲内です。(これまた「数分待って」と言われてからたっぷり30分でしたが。)

お天気もよく、ルアンプラバンの町並みを眺めながらマウンテンバイクを快調に走らせ、少し走るともう自然がいっぱいで気持ちいい。

通りすがりの人が「サバイディー」と挨拶してくれるし、子供たちも手を振ってくれます。
マウンテンバイクの乗り心地もよく、ルンルン気分で走らせます。

1時間ほど走って織物や手漉き紙を作っている村へ立ち寄ると、昨日の象さんツアーで一緒だったオーストラリア人の夫婦に出くわしました。
親切な人たちで、ガイドさんから聞いた養蚕の話をまた私たちに説明してくれました。
ふむふむ、彼らすごいオーストラリア訛りやね。
連れのNさんは昔オーストラリア留学経験があるので、彼らの発音はすごく聞き取りやすいそうです。

これが蚕。


そのそばには色んな色に染められた糸があります。



機織風景も見学。


どうやってこんな綺麗な模様に織れるのか不思議です。


さて、村の見学を終え、再度走り出します。
一応アスファルトで舗装されている道ですが、アップダウンもあるしとにかく暑い!
昨日あんなに寒い思いをしたのが嘘のようです。

1時間で既に私の腕は真っ赤に日焼けしていたのに、さらに容赦なくジリジリと焼かれます。

「このイージーコースって、どれぐらいの距離なんですか?」とガイドさんに聞いてみると「23kmです」との返事。
ひ、ひえ~!そんなに走ったことない。大丈夫だろうか、私。。。

暑さと距離にヒイヒイ言いながら走るうちに、今度はアスファルトの道から外れ、未舗装の道へ。
路面はボコボコで体にも負担がかかります。
アップダウンも多い!
あとどれくらいの距離走らなければいけないのかは、恐ろしくて聞けませんでした。

さらにヒイヒイ言いながら走り、ようやくある村に到着。
ここはお米から蒸留酒を造っている村だそうです。

ラオスウイスキーとの看板が出ています。


こんな感じでお酒が樽の中にポトポト。


日本昔話のような素朴な村です。(と言ってもラオスのほとんどの場所がこんな感じです。)



休憩していると、店のおじさんがお酒の味見をさせてくれました。
今、お酒なんか飲んでこの先自転車こげるのか


意外なことに、白いお米から作ったお酒はまるでグレープフルーツ酒か何かのように甘くておいしいので、1本お土産に買うことにしました。
もう1種類、赤いお米から作ったお酒もワインみたいにフルーティーでした。


さて、ガイドさんに「もうそろそろ洞窟に到着?」と恐る恐る聞いてみると、答えは「ここからあと6kmぐらい」。

はぁ~。(ためいき)




疲れた体に鞭打ってお酒造りの村を出発。
途中の急な坂はもはや自転車をこいでは上れません。
毎回自転車から降りて、手押し。
道のりは長い。
真っ赤に日焼けした腕が痛い。

ついにまた村に到着。
ガイドさん曰く、「この村の向こう側に洞窟がある」そうです。

で、ここでちょっとランチ休憩。
地元の人が休憩している屋根のついた場所で、ラオス版バゲットサンドイッチをほおばりました。

ラオスもベトナムもフランス領だったのでバゲットはおいしいのですが、私はどちらかと言うとベトナムのバゲットの方が好き。
ベトナムのは外が固めですが、ラオスのは柔らかめです。
中に挟む具もベトナムの方が好き。

パンを食べているところへバイクに乗った西洋人軍団が到着。
雄叫びをあげたりして、やけにテンション高くて元気でした。

・・・。いいなあ。
私らも自転車じゃなくてオートバイにすればよかった・・・。
後ろに乗っけて行ってくれないだろうか。

ランチ後、しばらく休憩所でゴロリと横になってからようやく出発。
ここに自転車を置いて歩いて洞窟まで行きます。

高床式の家が並んでいるごく普通の村。
お寺もあって修行僧の人たちが掃除などしていました。

洞窟は川を渡った向こう側の山にあります。


写真の後ろに移っている屋根つきの船に乗れるのかと思ったら、私たちは屋根のない船でした。
暑っ

さらに洞窟に行くのに長い階段を上らねばなりません。
今日は修行の日か、はたまた合宿?




洞窟の中は仏像などがたくさん安置されており、奥に行くには懐中電灯で照らさないと真っ暗です。
一応入り口でお参りセットを購入し、中の仏像にお供えして拝んでおきました。
隣でNさんも拝んでいますが、私が買ったお線香とお花で拝んでも無駄よ。
ご利益は当然私に・・・。

以前、中国で同じような洞窟寺に行ったことがあったので感動は薄めでしたが、せっかく来たのでおみくじも引いてみました。

ガイドさんに読んでもらったところ、

「あなたは将来健康になります」
「今の仕事はまあまあ良いけれど、もっといい仕事があります」
「あなたのことを好きな異性は数人います」

とか、もっともらしいことを言ってました。


洞窟の外に出ると、ここでも小さな籠に入れたスズメを売っていたので、少女から購入。

「いくら?」とタイ語で聞くと「10,000キープ」と英語で返事が帰ってきました。
(注:ラオスではタイ語が通じます。)

10,000キープは1ドル相当なので1ドル渡そうとすると、そばにいたおばちゃんが「2羽入ってるから2ドルだよ」と言ってきました。
高っ

「1羽でいいよ」と言うと、別のおじさんに「2羽一緒に売ってるから1羽だけはできない」と言われ、渋々2ドルで2羽購入。

直前に鳥を買って放っていた西洋人のおじさんに「この籠どうやって開けるんですか?」と聞くと、「こうやってぐいっと手で開いてその隙間から放つんだよ」とやって見せてくれたところ、1羽がそのまま羽ばたいて行ってしまいました。
ああっ、私が1羽1ドルで買った鳥・・・。

おじさんが放ってどうするよ。1ドル返してくれ~。

泣く泣くもう1羽だけ残ったスズメを自分で放ちました。
あっという間すぎてお願い事とかする暇がありませんでしたが、飛び去った後で願い事をしておきました。
彼らはまたこの後すぐに現地の人に捕まって籠に入れて売られることを繰り返しているのでしょうか。
なまんだ~。

想像以上の運動量と暑さでヘロヘロになり、再び船で向こう岸へ。
これからまた自転車に乗って23kmの距離を走って帰るかと思うと気が遠くなります。

っていうか、本当に走れるのか
試しに「これまで自転車ツアーに行って途中で断念して車で帰ってきたお客さんとかいますか?」と聞いてみると、「ついこの前もアメリカ人のツアー客が滝まで行ったけど、帰りは走れなかったので車で戻ってきた」という答えが返ってきたので安心。

昨日の筏と違って、ここではいざとなれば助けが来る。
必ずしも自力で帰らなくてもいいのだ。

自転車を止めてある場所まで戻るのにまた同じ村を通過。
もう体力的に無理そうだから、今日はどこかの家で泊めてもらえないだろうか?と真剣に思いました。

6kmほど走って再び蒸留酒の村に。
おじさんが冷たいお茶など出してくれました。

ボーっと村の人が漁に使う網を編みなおしたりするのを眺め、走り回る鶏を眺め、体力の回復を待ちましたが、もう無理そうです。
熱中症にかかりそうなので、ここから先は車に乗ることに決めました。

が、Nさんは「私はたぶん走れると思うから自転車で帰る」とのこと。
さすが基礎体力あるな、Nさん。
でも顔真っ赤だけど本当に大丈夫???

で、アスファルトの道まで戻り、そこから私だけ地元の人のトラックに乗せてもらいました。
運転手はガイドさんの友達だそうです。

車に乗ると楽チ~ン。
すいすい滑るように走ります。

トラックではラオス人の若い男性2人に挟まれて乗っていたのですが、2人とも微妙な英語を話しとっても楽しい。
運転しているカイという名前の男性曰く、「あのガイドは僕の友達なんだ。男前だから彼女がいっぱいいる」だそうです。納得、納得。

また、携帯の待ち受け画面になっている韓国女優の写真を見せ、「ジャパン?」とか聞いてくるので、「ノー!コリアン!」と教えてあげました。
知らずに待ち受けにするなよ~。

2人とも英語は微妙でしたが、色々と話が弾んで面白かったです。

しかし車でもかなりの距離あるな~。
Nさんこの炎天下で本当に大丈夫なのかな?

親切なラオス人にルアンプラバンの町で降ろしてもらい、私だけ先にツアーオフィスで自転車とヘルメットを返し、ホテルに戻ってシャワー。

腕も脚も真っ赤になっているので、ひたすら冷蔵庫にあったジュースの缶などを当てて患部を冷やしつつNさんの帰りを待ちます。

たっぷり2時間ほど経ってようやくNさん帰宅。
無事走りきったようです。
すごい

が、ここは「限界が来る前に体力温存派」の私と「体力が続く限りチャレンジ派」のNさんの違い。
私は比較的その後も元気でしたが、Nさんはかなり疲れた様子。

疲れすぎてお腹がすいていないというNさんを促し、高級フランス料理店へ。(ミックジャガーも食べに来たそうです。)

ちなみに高級と言っても2,000円ぐらいでコース料理が食べられますよ~。
ラオス基準では相当高級ですが。

食事中、Nさんは今にも眠りに落ちそうです。
なのにしきりに「マッサージに行こうかどうしようか」と悩んでましたが、その様子では絶対無理!
案の定その日も9時前にはバタンキューしてました。

私も体力をつけておいて、今度またマウンテンバイクツアーに再挑戦したいと思います。

(つづく)

エコツアー イン ラオス☆ その2

2007年05月04日 | Weblog
2日目は、All Laoとかいうツアーオフィスで象さんライド&筏で川下りツアーに申し込んでみました。




一番大きなオスの象はあまり性格がよろしくないとのことで、みんな乗るのを嫌がっていましたが、幸いなことに私たち以外は全員巨大な西洋人だったので、私たちは小さなメスの象さんに乗ることができました。

森の中をぐんぐん進んでいきます。
う~ん、エコツアーって感じ!




川にもざぶざぶ入っていきますが、背中に乗ってる私たちは濡れませ~ん。



象使いのお兄さんは若干濡れたかも。



結構急な斜面も象さんは楽々登っていきます。



象の後は観光客はそれぞれカヤックやトレッキングなどに分かれます。
私たちは筏で川下り。
おおっ、本当に筏だ!



が、このあと悲劇に見舞われます。

まず、ガイドが「筏の竿がないので、チューブ(浮き輪)に変更してもらってもいいですか?」と言ってきました。
答えは「否」です。
最初からそうと分かっていれば水着でも着てくるが、今日はそんなつもりではない。
濡れる可能性の低いカヤックならまだしも、チュービングは却下です。

するとガイドは「じゃあ今から竹を切ってこないといけないので、5分から10分ぐらい待ってください」

う~ん、さすがラオス。その辺の山で竿にする竹を切ってくるか。

そしてう~ん、やっぱりラオス。5分どころか30分以上待ってるぞ!!!

待っているうちに空を見ると雲行きが怪しくなっています。

思わずガイドの兄ちゃんに「もう随分長いこと待ってるんだけど、急いでくれない?この後も町に戻ってから明日のツアー申し込んだりする必要があるから、あまり遅くなりたくないんだよね。」とクレーム。
ここがベトナムだったらもっと激しくクレームするのだが、温和なラオス人相手なのでぐぐっと我慢。

でもさすがラオス人。ヘラヘラ笑ってます・・・。

ようやく切りたてフレッシュな竹を2本持ってもう一人のガイドが現れたときには、すでにポツポツ雨が降り出していました。嫌な予感。

筏に乗り込み、えっちらおっちら漕ぎ出しましたが、雨は強まるばかり。
そしてこの時期なのに寒い。風も出てきた。

しかもこのガイドの少年2名は、まるで素人の少年のような竿の操り方。
岩に乗り上げたり、あらぬ方向へ流されそうになったり、大変です。
大丈夫かいな・・・。

雨はやむ気配を見せず、筏は恐ろしく進むのが遅く、かといって筏を降りて川沿いを歩けそうな地形でもなく、私たちは完全に川の真ん中に取り残された形。
ここから解放されるにはとにかく目的地へたどり着くしかない

「寒いよ~。あとどのくらい?」と聞くと、「あと2時間ぐらい」との返事。
ひょえ~!

ここは急がねばと、筏に乗っていたカヤック用のパドルを使って、必死にこぎました。
ここでもガイド少年はあまりやる気がなく、休憩ばかりしているので、「Let's move on!」と声をかけて励ましつつ、少しでも前へ進もうと全力でこぎます。
どう考えても客とガイドの立場逆転してるやろ!

これがベトナムならやはり大喧嘩してるところですが、相手がおとなしいラオス人なのでここでも我慢。
癒されにラオスに来たはずなのに、これではストレスがたまる一方です。

途中、川岸に民家がちらほら見えたりするので、「ねえ、ちょっと寄っていって休ませてもらおうよ~」とガイドを説得。(なんならこのままご飯食べさせてもらって一晩泊めて欲しい)

次に小屋らしきものが見えたので、筏を岸に寄せドロドロで滑りやすくなった斜面を登っていったのですが、あいにく民家はなく荷物置きっぽい小さい小屋がぽつんとあるだけ。しかもワイヤーで囲まれていて中に入れない。ううっ。

皮肉なことに危険を冒してまで岸辺に上がったのに、その途端雨がやんで晴れ間が見えてきました!

仕方なくまた危険を冒してぬかるんだ斜面を降り、筏に戻り再びこぎ始めました。
のんびり楽チンな筏の旅のはずだったのに、なんでこんな体育会系のボートこぎしてるんでしょうか
しかもこの筏遅すぎ!絶対カヤックの方が早く進む!

雨がやんで暖かくなってきたので快調に筏をこぎ、ようやくゴール!

スタート時点からすごい時間のロスがあったので、この時すでに午後2時。
今頃やっとお弁当タイム。

もち米、ラオスソーセージ、高菜のお漬物のような副菜。
とってもおいしかったです。



どっぷり疲れ、象さん乗り場近くの休憩所に戻ったところ、「今、象に乗っている他の客が帰ってきたら一緒に町へ戻るから、ちょっと待ってて下さい」と、フルーツやお茶を出されて待つこと30分以上。

ようやく他のお客さんが象に乗って戻ってきたのでやれやれと思っていたら、なぜか他のお客さんは無視して私たち2人だけを乗せてバンは出発。。。

こら~っ!何のために待ってたんじゃ~!
そんなことなら最初から2人だけ乗せて町へ帰ってくれ。
こっちは雨でびしょ濡れだっただろ!

たぶんそんなことを言ってもラオス人の頭には届かないので、諦めて黙ってバンに乗せられ無事帰着。
ふぅ~、長い1日でした。

ランチが遅かったせいで夜になってもあまりお腹がすかず、かと言ってせっかく旅行に来て何も食べないのも寂しいので、近くのレストランでパッタイ(タイの焼きそば)を食べましたが、お味は今ひとつでした。
無念。

今日薄着だったNさんはびしょ濡れになったこともあり、かなりお疲れ。
夜は9時には爆睡していました。
私はNさんが寝てからシャワーを浴びドライヤーを使ったりしていたのですが、全く起きる気配もなしでした。

(つづく)

エコツアー イン ラオス☆

2007年05月04日 | Weblog
少し前の話になりますが・・・。

ハノイに住んでいると騒音や排気ガスがすごいので、心身をリフレッシュするためにラオスの世界遺産の町、ルアンプラバンへ行ってきました。
目的は「エコツアーで癒される!」

ハノイから飛行機でたったの1時間!

小さな空港に降り立ち、小さな入国審査場を抜けて表へ出ると、ベトナムとの差は歴然。
全然悪そうな人たちが寄ってこない!
ベトナムの空港や駅は、出口付近に白タク運転手や怪しげな人相の悪い人たちが大勢待ち構えており、旅行客が出てくるやものすごい客引き攻勢が始まります。
が、ここでは温和そうな顔をした人たちがのんびりとベンチに座って待っています。

一瞬、ホテルの迎えの人が見つけられず「騙された?」と、ベトナム在住の癖でついつい疑ってしまいましたが、いました、いました!
のんびり座ってないで、ちゃんと見えるように名前を書いた紙を掲げておいて下さいよ・・・。

迎えの車はクラシックなベンツ!



ルアンプラバンはメコン川とカン川(?)に挟まれた小さな町。
周りは山。緑いっぱいの自然豊かな場所です。

ここは車通りも人通りも少ないし、タイの田舎町のような風景です。
そして感動的なことに誰もクラクションを鳴らさない!
ベトナムとは別世界。(その代わり、トゥクトゥクなどはトラクターのエンジンを使っており、結構音がうるさかったりもします。)

宿泊先はスリーナーガス。(3頭の龍という意味らしいです)
コロニアル調でいい感じです。








到着したのはもう夕方だったので、メインストリートにあるマーケットへぶらり。
いくつか違う民族の人たちがそれぞれのモチーフがついたおみやげ物を売っています。
みなさん夕方から店を出し、夜は観光客でにぎわいます。






ちなみにルアンプラバンの町は西洋人だらけです。
ホテルやゲストハウス、レストランなどの建物もフランスコロニアル風。
ラオスはただでさえタイ、中国、ベトナムなどにほとんど侵略されてるような感じの国なので、このヨーロッパ調の町並みも良いような、悪いような、複雑な気持ちでございます。

マーケットを見下ろしつつ、まずは町の名物、プーシーの丘に登りました。
この長い階段に少しやる気が失せます・・・。


プーシーの丘から見下ろすメコン川と山の景色は絶品。


町も赤い三角屋根がかわいい。



丘の上にはお寺があり、修行僧の人たちもちらほら。
タイと同じで小さな籠に入れられたスズメを売っていました。(スズメを放つとご利益があるのです。)
ここのお参りセット(?)はかわいい。黄色い花とお線香。



丘を降り、マーケットやその周辺にあるお店を見てから、いよいよラオス料理の夕食!
食事が一番楽しいひと時です。

おつまみのピーナッツ。お椀のぐるぐる模様はモン族の伝統的な模様です。


こちら、鶏肉のラープ。ハーブとまぜたサラダ風の食べ物です。


葉っぱで包んで焼いた豚肉とエビ、赤いもち米(カオニャオ)、トマト味が効いた辛めのソース(マクレーン)。


どれもおいしくて満足。
もち米、大好きです。

さあ、明日からは早速エコツアーです!

(つづく)