地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

ローカル電車

2013年10月26日 | Weblog
とある休日、ジャカルタからボゴールまで電車で往復した。
片道1~2時間、だったかな?(もう忘れた)

カードタイプの切符が導入されており、「おお、すごい!」と思ったが、カードは回収されてしまうので、チャージして繰り返し使えるというわけでもないらしい…。


ボゴール行にはスディルマン駅から乗車。




車両はJR東日本のもの。





一見普通だが、通路の真ん中でも床に座り込む人が続出したり、車内の蛍光灯がカバーなしでむき出しだったり、ドアの外側に手すりがついていたり、インドネシアを感じさせる部分が多々ある。
あと、電車の屋根に乗って無賃乗車する人を防止するために、駅の屋根あたりにギザギザがついてたり…。




スラメット山

2013年10月26日 | Weblog
中部ジャワ州で一番高い、スラメット山(3,432m)に登った。

スラメット山があるプルオケルトまでは、ジャカルタから電車で5時間。
ガンビール駅より出発。








座席にはバティック柄の布が。




駅構内のお店で買ったナシゴレンを車内で朝ごはんとして。
クレープのようなもので包まれていた。(あんまりおいしくなかった。




ずいぶん走ってプルオケルトに到着。
車窓から見えるスラメット山は見事。





ここからスタート。




大学のワンゲル部の学生さんたちがポーター。






最初の山小屋。




3,432mなんで結構きついが、一緒に行ったKちゃん(5歳)のペースに合わせると休憩がいっぱいで、意外と楽に登れた気がする。
大人同士だと気を遣うけど、子供がいてくれると助かる~。


POS 5(5合目?)





えっちらおっちら登り、ようやくPOS 7(7合目?)に到着。
景色がいい場所にテントを張る。













しばしテント内で爆睡した後、学生さんらが作ってくれたご飯を頂く。
インドネシア人任せなので、夜も朝も脂っこいもの多し。




食後はたき火でマシュマロなぞ焼いて楽しむ。




ところで以前のキャンプの時も書いたと思うが、インドネシアのキャンプでは「周りの人に気を遣う」ということは一切ない。
若者が夜通しどんちゃん騒ぎを繰り広げており、決して熟睡はできない。

しかも夜中にたき火の火が誰かの寝袋に燃え移ったらしく、ものすごい悲鳴とドタバタ音が…。


というわけで、案の定ゆっくりは眠れないまま、日の出を見るために暗いうちから起床。
ここまで頑張ったお子様たちは高山病気味なので、テントで待機。
大人だけの一部メンバーで頂上を目指す。


少しずつ、空が明るくなってきた。












ああ、早く行かないと日が昇り切ってしまうよ。






POS 9から頂上まであとちょっとの道のりがしんどかった。




ズルズルと足元が滑る砂と石ころの斜面。
登っても登ってもたどり着かない感じ。


ようやく登り切って、カルデラを見下ろす。







帰りも電車。




2013年3月から、物売りは駅構内に入れなくなったらしい。






比較的きれいな車両。




ジャカルタに向かって出発進行。









ちなみにインドネシアの登山人口は若者ばかり。
私のチームは老人(失礼!)おり、小さな子供おりで、かなり珍しい一行だった。
そのせいもあってか、道行く人たちから一緒に写真を撮ってとせがまれることが多かった。

ところで巨大なリュックを背負って登るワンゲル部の若者たちは格好いいんだけど、彼らによると「女の子にもてるために巨大なリュックを背負ってるけど、中身はほぼカラで軽いのを担いでる輩もいる」とのこと。
なるほど…。


今回、インドネシアで2度目の泊まり登山だった。
さすがにもう高い山はいいかな、と正直思った。
登りはまだいいけど、下りがきついしつまらない。
やはり私は「ロングトレール派」ということで、上を目指すんではなく遠くを目指したい。

しかし最近は職場でも私が登山好きという噂が広まってるらしく、インドネシア人スタッフから「Hikkiさんは登山好きなんですってね」と話しかけられることが増えた。
いや、もう登山は引退してトレッキングにしたいんだけど…。


ジャワ風結婚式

2013年10月26日 | Weblog
もうずいぶん前だけど、伝統的なジャワスタイルの結婚式に出席した。

会場では新郎を前にえらいさん(?)が延々とコーランを唱えている、と思われる。









しばらくして新婦登場。




あいさつ。




そしてバラの花びらが浮かべられた水で、新郎の足を洗う新婦。




揃って退場する時も面白かった。




何やらインドネシア国旗のような布を取り出したおじさん。




新郎新婦をくるんで、電車ごっこのように3人で去って行った。






いや、儀式はまだ続く。




何やら小銭をジャラジャラと集める新郎新婦。




そしてそれを両親に献上。




次は食べ物をお互いに食べさせる儀式。




アーン。






ほっと一息。




両親へのご挨拶、ジャワ式。




ひととおりの儀式を滞りなく終えて、記念撮影。







結婚の証明にパスポートのようなものを渡されている。




ちなみに花嫁さんの髪型。
後ろ部分はカツラだけど、額のとこ、思いっきり黒いペイントで描いてあるね。
洗ったらちゃんと落ちるんだろうか…。


結婚式が終わると披露宴なんだけど、披露宴開始までの待ち時間が長い!
お腹が空いたので、親族用のシンプルなビュッフェ式のご飯にありつく。






会場は結構立派で、お金持ちさんと思われる。










す、すごい…。




日本もバブルの頃はこんなんでしたか?
(氷の彫刻、写真入り。)





VIP用のエリア。





ずいぶん待たされて、ようやく何やら動きが。




青い服を着たおじさんが、優雅にジャワ舞踊を踊りながら登場。




その後ろをお色直しをした新郎新婦が続く。









親族揃って記念撮影。




生演奏やら何やら。



そしてここから、参列客が新郎新婦に挨拶をしていく。
長蛇の列…。




参列者があまりに多く、列に並んでいたら新郎新婦のところへいつたどり着けるかわからないので、我々はもう一度ご飯だけ頂いてそのまま退散。


会場入り口もすごいよ。






12月にもまた結婚式のご招待を受けており、またジャワスタイルと思われる。
その時は私も、親族でもないのに民族衣装を着て新郎新婦と並ぶ(らしい)。
追ってご報告。


B級グルメ

2013年10月26日 | Weblog
ジャカルタのブロックKというエリア周辺の屋台街。






インドネシア料理といえば、ピーナッツソースがかかったサテ。
カンビン(ヤギ)とアヤム(鶏)を半々で。




こちらはテンペを揚げたもの。




ナシゴレンと並ぶインドネシアの代表料理、ミーゴレン。





大相撲ジャカルタ巡業当日

2013年10月20日 | Weblog
当日、会場周辺には幟がはためいており、雰囲気を盛り上げている。







写真には撮ってないけど、お相撲さんたちを乗せたバスが通り過ぎたので、手を振ったらみなさん振り返してくれた。



会場前では、だんじりやお神輿などのイベント実施中。







テンションが上がっているので、普段はやらないはずの顔ハメに自ら進んでチャレンジ。





私とEさんは「砂かぶり席」。
座椅子に座布団、そしてお弁当が置かれていた。



(この座布団は「お持ち帰り」。自宅にしっかりと飾られている。)


実は、お弁当の中身は結構しょぼかった…。
(これ、手を付ける前の写真。)





そろそろ始まり。
親方衆が登場。




そして開会式。
ずらりと並んだ力士が圧巻。






Yさんの後日談、「あれだけ大勢裸のデブが並ぶと気持ち悪い」は、聞かなかったことにしよう…。



両国の国歌斉唱。








大山親方による挨拶。




四方に礼。






去り際の日馬富士に、Eさんと二人で「横綱~!」と声をかけると、チラッと振り向いてニヤリとしてくれた。





その後、あまり期待していなかった「子供相撲」が意外とかわいらしくて面白かった。








その後、なぜかコント相撲の余興があり、







いよいよ土俵入り。
エプロン、もとい、化粧まわしが色とりどり。

















土俵入りの際のしぐさの解説とかあればよかったのにね。



白鵬はやはり貫禄がある。









日馬富士もがんばっている。






2人とも同じ「不知火型」というのがおもしろくないけれど、こればかりは仕方がない。



その後取り組みが始まるのだけれど、













親方たちがわざわざ「物言い」のパフォーマンスをしてくれたりもする。






最後は弓取り式と表彰式。







初日の優勝は稀勢の里。
2日目は日馬富士だったそうだ。



この後、会場周辺は大渋滞。
力士たちを乗せたバスも会場から出るに出られず、ずっと立ち往生。
ファンがワラワラと寄ってきて、手を振ったり写真を撮ったりするので、力士たちも仕方なく車内から手を振り返したりしてファンサービスを行っていた。

私たちは徒歩で来ていたので、歩いてスイスイ帰宅。

が、この後ショックなことが。
一緒に観戦していたI夫妻は、その後力士が宿泊しているホテルで2時間ほど「出待ち」をして、見事写真を撮ったというのだ!
その日の夕食を共にしたときに自慢げに写真を見せられた。
なんで呼んでくれなかったかな!

しかも、I夫妻の特に「妻」は相撲に疎く、どれが日馬富士でどれが稀勢の里だかさっぱり分からないまま横綱とのツーショット写真。
ゆ、許せん…。

大相撲ジャカルタ巡業が終わり、自分の中で今年のジャカルタでの大きなイベントが終わった感がある。