地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

インドネシア、色んなもの

2014年01月01日 | Weblog
長らくブログを更新できていなかったので、たまっている写真を雑多に紹介していきたい。


まずは食べ物系。

マカッサルに行ったら一度は食べる、Mi Titi。
揚げ麺にあんかけ風の具が載っている、皿うどんのようなもの。
ティティさんという人が考案したらしい。
店員に言えば、麺と具を別々に持ってきてもらうこともできる。
絶賛するほどおいしいわけではないが、ついつい食べてしまう。




これもマカッサルで食べた、ソト(スープ)。
中華麺と春雨が半々の割合で入っている。
そして具材にウビ(紫芋)が使われているのが特徴。




こちらはパレンバン料理。
魚の卵のスープ。
思ったより生臭かった…。




おしゃれ系。

結構本格的に見える炉端焼きのお店。




メニューに色んな魚が載っているが、注文しようとすると「ありません」という答えが返ってくるのがインドネシア。
そしてこの店はなぜか「祭り」がコンセプトなのか、店員が声をそろえて「いらっしゃいませ!ワッショイ!」「ありがとうごじゃいました!ワッショイ!」とやかましい。
(注:インドネシア人には「ザ」行の発音が難しい。)


ジャカルタのカフェにて。
カフェラテを注文。





ジャカルタ高級ホテルのアフタヌーンティー。





チョコはゴディバのチョコらしい。
が、我らは「本物かな?GODIVAじゃなくてCODIVAとか書いてあるんじゃないの?」と疑ってかかった。
なぜなら、どんなに高級ホテルでも、店員のサービスはイマイチだから。
恐らく、首都ジャカルタで、ここが最高級のひとつではなかろうか。
これ以上のレベルはインドネシアには存在しないのではなかろうか。
それでもやっぱり店員の応対はいい加減。


番外編。
某所トイレの蓋には使い方注意書きが。
中国人が多いところにはこういうのよくあるよね。
文化だからしょうがないけど。
要は「便座の上に土足で乗っかってしゃがんじゃいけません!」ということ。




マカッサルの夕日。





サマリンダ

2014年01月01日 | Weblog
10月にカリマンタン島のサマリンダというところに行ってきた。
目的は、半分旅行、半分相方の仕事のお手伝い。


ジャカルタからバリックパパンまで飛行機で2時間ちょい。
そしてバリックパパンからサマリンダまでは、こんなにおしゃれで小ぎれいな「カンガルー」という長距離バスのようなものが出ている。




片道2,000円ぐらいするのでちょっとお高いけど、車内はとてもきれいでシートはリクライニング。
小さいペットボトルの水をサービスしてくれる。





唯一の難点は、インドネシアにしては珍しくエアコンが聞いておらず、冷え性の私ですら「暑いな…」と思って上着を1枚脱いだくらいなこと。
エアコン効きすぎも困るけど、私が暑いと思うぐらい暑いのもどうかと。
2.5時間ぐらいの道のり、ずっと暑いんだもん。


さて、サマリンダに着いたらお迎えの車が来るまで地元のお店でお昼ご飯。
カニがおいしい。




飲み物はココナッツジュース。





しばらくして、お迎えが来たので、まずはムラワルマン大学に行き、アブバカール先生と奥様にご挨拶。
明日からの作業を手伝ってくれる森林学部の学生さんたちともご対面。

その後、テンガロンというところまで移動。
これまた遠い道のり。

まずは車を走らせ、川まで行くのに1時間ぐらいかかっただろうか。
そこからフェリーに乗り、テンガロンを目指す。
テンガロンに着いてからもまた車で30分から1時間走る。
広大な国土を持つインドネシアでは移動にも一苦労。








その日は夕方に着いて、ご飯を食べて寝るだけ。
翌朝早くから「作業」が始まる。


その「作業」というのが、1985年だかに植えられたアガチスという木の幹の直径を測ること。
ある土地に500本ぐらいのアガチスの木が植わっている。
それを2グループに分かれて手分けして1本1本測定していくのだ。

アガチスの林の中は蚊だらけなので、長そで長ズボンに虫除けスプレーを思いっきり振りかけて作業開始。
木には番号が振ってあるが、年月が経っているので番号札がなくなっていたり、錆びて判読不明になっているものもあるが、地図とにらめっこしながら1本1本計測。


作業は汗まみれで大変だけど、久しぶりに森林の中にいるととても気持ちがいい。





こんな緑やオレンジのキノコも生えてるし。







鮮やかな色の葉っぱを持つ植物も。





作業の後は、この土地の持ち主さんのところで休憩。
ここ、一応アグロフォレストリーのシステムについて説明するインフォメーションセンターみたいになっているが、













持ち主さんの主義主張がかなり強く、色んなスローガンやら写真やらが小屋に掲げられている。









そして持ち主のおじいさんが若者相手に途切れることなくしゃべり続けている。
インドネシア語なのでよく分からんが、思想的なことも多く語っている模様。
う~ん、どこに行っても個性の強い人ってのはいるもんだ。


初サマリンダ、なかなかの濃い体験だった。