地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

ヤギ鍋!

2006年04月28日 | Weblog
噂のヤギ鍋を食べに行ってきました。

鍋といっても、最初はヤギの焼肉からスタートするのです。
炭火焼でとってもおいしそう。



手前の白っぽい肉は「ヤギのおっぱい」です。
これは絶品だと噂に聞いていましたが、本当においしかったです!


毎度のことながら、ベトナム料理の食べ方は、「ライスペーパーに野菜や香草と一緒に包んで食べる」です。きゅうり、オクラ、青いバナナのスライス、その他色々ありました。




つけダレは、白っぽくて一見ごまダレのようにも見えますが、なんとなくドリアンの香りがするような…。フルーティーなタレでした。


さて、ひとしきり焼肉を味わった後にお鍋がやってきます。



やはりヤギ肉も臭いがきついのでしょうか、お出汁に色々香辛料が入っています。
ぐつぐつ煮込まれたヤギ肉は、柔らかくておいしい~。
湯葉や豆腐、青菜も入れていただきます。
そしてベトナムでのお鍋の〆は麺!

最初に焼肉を食べているので、残念ながらお鍋が来る頃にはもうすでにお腹一杯で、あまり食べられませんでした。
「麺類は別腹」の私も、さすがにちょっとギブアップ。
もったいなかったなぁ~。


今度はいまじゅんさんに「アヒル鍋」に連れて行ってもらうんです!(よろしくお願いします)

青いパパイヤのサラダ

2006年04月28日 | Weblog
先日Huongさんに教えてもらったサラダをもう一度自分で作ってみました。
(タイのソムタムではありません。あくまでベトナム風サラダです。)




見た目はなかなかイケてると思います。

ドレッシングの微妙な味のバランスが非常に難しい。
自分の舌だけが頼りです。

ちなみに材料は、

<基本のタレ>



さとう
ニョクマム(サラダには使わないという人もいます)
ニンニク
タカのつめ

<具材>
パパイヤ
人参
香草色々

<トッピング>
炒りピーナッツ
炒りゴマ


「よし、これでいいだろう!」と思ったドレッシングにパパイヤと人参を漬けること十数分。
出来上がりを食べてみると…。

う~む、何故か味が薄い。。。

野菜を漬け込むには、ちょっと濃いなと思うくらいにしないといけないのだろうか。

再度、濃い目のドレッシングを作ってみました。
さっきより塩多め、ニョクマム多め。

すると、今度は塩辛くなってしまいました!

む、難しい!
奥が深いよ、ベトナム料理。


でもベトナム語の先生に食べてもらったところ、「ちょっと塩辛いけど味はおいしい」と言ってもらえたので、ギリギリ合格点としましょう!(自分には甘い)

これからパワーアップしますので乞うご期待!

ベトナム人のお宅訪問!

2006年04月19日 | Weblog
先週の土曜日、ベトナム語の先生のお家に招かれました。
一般ベトナム人のお宅にお邪魔するのは初めてです。ワクワク。

以前ベトナム語の練習時に間取りなどを説明してもらった通り、1階にはご主人のご両親が住み、2階には先生の家族、3階には親戚(ちょっと忘れましたが、ご主人の兄弟だったかな?)が住んでいます。
ベトナムの家は開放的で、夏は風通しが良さそうですが、ハノイの冬はちょっと厳しそうな造りです。
床もタイルやコンクリートで冷たそうですし。

先生には2人のかわいい娘さんがいます。
中学生のLinhちゃんと、小学生のBonhちゃん。
Linhちゃんはとても頭が良く、フランス語がよくできます。以前フランスでホームステイも経験しており、留学するのが夢です。
Bonhちゃんはまだ6歳なので、子どもらしくてとぉーってもかわいいです。
先生の旦那さんも初お目見え。
いつもお世話になってます~。




お昼時に招かれたので、テーブルの上にはおいしそうなお料理が!
先生特製の揚げ春巻き、ブン(お米の麺)、人参とツナのサラダ、牛肉料理などが並んでいます。
どれも本当においしくて、しかもものすごい量を準備してくれていて、お腹一杯頂きました。

Linhちゃんは途中でお出かけしてしまったのですが、家に残っていたBonhちゃんとの遊びに付き合うのは楽しくもあり、大変でもありました。
どこの子どもも同じです。ひとつ気に入った遊びがあると延々と…。
こちらがヒーヒー言うまでつき合わされます。
Bonhちゃん、すっかりハイパーになって絶好調です。(でも風邪を引いているので、あまりに興奮しすぎて途中で咳き込んでいました。。。)

もうこれ以上食べられないというぐらい食べて、でもそのあと別腹でデザートもしっかりと頂きました。ふぅ~、ごちそうさま。



あれだけ先生の家で食べたのに、夕食はまたきのこ鍋へ。
ええ、私は4回目なんですけどね。日本からいらした方々をご案内したので…。
ウサギ肉、鶏肉に続き、今回はカエル肉にチャレンジしてみました!
基本的にもも肉の部分を食べるので、カエルの足らしき、水かきのついたものが入っていました。


感想:カエルが一番おいしかった!

2006年04月17日 | Weblog
週末、ベトナム人の友達のHuongさんが家に遊びに来たので、一緒にご飯を作って食べました。

Huongさんはパパイヤと人参のサラダ担当。私はカレー担当。
まずは2人で市場まで買い物に。

ベトナム人と一緒に買い物に行くと、本当の値段の相場が分かるから助かります。
パパイヤは1個2,000ドン(約14円)。豚肉は1キロ20,000ドン(約140円)。

久しぶりに市場でお肉を買いました。
冷蔵設備がないため、野菜も肉も本当は朝早い時間に買うのが一番です。
夕方の弊店間際の時間帯にお肉を買うのは少々勇気が要ります。

ついでにHuongさんがグリーンライス(緑のもち米)をフライパンで炒めたものも作るというので、帰りにスーパーでグリーンライスも購入。

サラダはおいしくできたのですが、グリーンライスは水に浸けて戻す時間が長すぎたため、粘着し過ぎてお餅みたいになってしまいました。
でも、バナナと一緒に食べるとおいしかったです。


真ん中のグリーンの物体が失敗したグリーンライス。手前はパパイヤと人参のサラダです。ピーナッツとゴマがたっぷり乗っています。


転職したてで、ややお疲れ気味のHuongさん。


私も近々自分でパパイヤのサラダには挑戦してみようと思います。
あの甘酸っぱいドレッシングがおいしく作れるようになったら、ベトナム料理のツボを得たも同然です。


ところで、ベトナムの市場で買ったお肉には、ところどころざらついた箇所があったり、骨が混じっていたり。
なんだか生々しく、「ああ、少し前まで生きていた動物を殺して、そのお肉を食べているんだなあ」と実感できます。
日本のスーパーでパック入りになっているお肉を買うときとは明らかに違う心境。
「食」について考えさせられる瞬間です。

今朝、出勤途中にバイクの荷台にたくさんの犬肉(犬の原型をとどめていて、表面はこんがり焼かれて飴色になっている。しっぽ付き。)を載せて走っている光景を見ました。
一応食べ物なのにビニールで包むとかいうこともなく、荷台にそのまま薪のように犬が束ねられていました。

なまんだ~。

バトル

2006年04月14日 | Weblog
最近、ハノイのホテルやサービスアパートの値段がものすごく上がっています。
以前からハノイはかなりバブルってるので、一部では「東京よりも土地が高い」とさえ言われているほどです。外国人向けサービスアパートの家賃もべらぼうに高いのです。

そこへ来てこの秋にはハノイでAPECが開催されることもあり、価格はうなぎ上り。
私もそろそろ契約更新の時期なので、セールス担当のCamさんがやってきました。
普段から仲がいいので、Camさんも辛い立場です。
でも会社の意向には逆らえず、通達にやってきました。
すごい値上げを言い渡されることは分かっているので、まずは日本からのお土産で先制パンチ。(内心焦るCamさん。)

しばし世間話をした後、探りを入れるように「もう用件は分かってるよね?」とCamさん。
身構える私。
Camさんはおずおずと、「実は・・・300ドルの値上げです。」

でも、値段を聞いて実は内心ちょっとホッとする私。
事前に物価上昇率や他のサービスアパートの価格などをチェックしていたので、600ドルは値上げされるんじゃないかと心配していたのです。
ざっくり計算して、200ドル、いや頑張って300ドルの値上げまでなら受けて立とう。でもそれ以上になるとちょっと厳しいので、考えなければと思っていたのでした。
(でもどこも軒並み高くて、今の私の家賃はこれでも低いほうだと言われているので、引越し先を探すのは至難の業。完全に売り手市場です。)

そこで私は考える振りをして、かねてから隠し持っていたネゴ案を持ち出してみました。
「じゃあさあ、300ドル値上げ受け入れたら、無料で新聞購読つけてくれる?」
(これって新聞の勧誘屋さんに「じゃあ洗剤もつけて」とか「ビール券つけて」とかいう感覚です。)

するとCamさんはさらに困って、「実はこれは内部資料なんですけど・・・」と上司のサイン入りの書類を見せてくれました。
そこには、はっきりと"No benefit"と書かれていました。
さらにCamさんのレポートの欄には「居住者には3月6日に値上げ通達済み。3月6日時点でのレートで対応よろしく。」と嘘の報告が書かれていました。
値上げの話を正式に持ってこられたのは今回初めてですが、1ヶ月も前に話をしてあることにして、これ以上の値上げを回避してくれたのでした。(私の賃貸契約が実際に切れるのは6月なので、その頃にはもっと上がる可能性大。)
Camさんなりにかなり頑張って、本当は600ドル上がるところを300ドルに抑えてくれたとのこと。
でも200ドルはどう頑張ってもボスがOKを出さなかったとか。

確かに今のオフィシャルレートでは600ドル値上げになっているので、彼女の言ってることは嘘ではないんだと思います。今から入居する人は600ドル、部屋によっては1,000ドルぐらい高い家賃を払わされるです。ひょえ~。

APECが終わるとホテルの値段は多少下がるものの、サービスアパートに関しては上がったままだそうです。本当に恐ろしく売り手市場です。

というわけで、新聞購読オプションは諦めなければいけないかもしれません。
Camさんにさらにネゴらせるのはかわいそうな気もするし。
でも一応今日は返事をしないで保留としました。
「こんな高いとAPEC終わってから誰もハノイに来なくなるよ~」とCamさんに捨て台詞を吐きながら、わずかに新聞オプションがつく希望を持ちつつ・・・。

食べ物の値段がまだ安いことだけが救いです。
旧正月が明けてから物価上がってますけど、それでも数十円でたくさんの野菜が買え、数百円でレストランで食事ができるのですから。

この住居費とのアンバランスさが不思議です。

お花見

2006年04月09日 | Weblog
一時帰国中に東京でお花見をしてきました。

桜の名所は色々ありますが、今回のルートは千鳥ヶ淵 → 皇居 → 靖国神社。
あれ?皇居の周りぐるっと回ってる?
おのぼりさんなので、地理が今ひとつ頭に入っておらず、こういう事態になるのです。

とりあえず、人の流れに従って桜を見ながらブラブラ歩きます。
満開でとても綺麗です。
犬を連れて散歩してる人などを見るとうらやましくてしょうがありません。
自転車の人も気持ち良さそう。
かっこいいヘルメットかぶった本気系サイクリストもちらほら見かけました。





桜が主役ですが、土手にはワラビなどが生えていて、春を感じさせます。
魚や水鳥も元気よく動き回っています。

皇居に到着し、ちょっと休憩。
しばらく冬のように寒かったけど、この日はぽかぽか陽気でした。

さて、ここから何かとお騒がせの靖国神社に行ってみようと思って地図を見ると…、が~ん、千鳥ヶ淵の近くか。
仕方なくぐるりと皇居の周りを歩いて目的地へ。

途中の武道館では国士舘大学の入学式やってました。
北の丸庭園は見事な桜のトンネル。

そこを抜け、いざ靖国神社に差し掛かるところはもうものすごい人です。
歩道橋渡るのに列に並んで一体何分かかったか!

ようやく神社に入ると、食べ物屋台がたくさん出ていてお祭り気分を盛り上げてくれます。
少し進むとなにやら千代田桜祭り(?)やってます。子どもとか踊っててかわいい。
でもこの辺りはもう初詣並みに混んでいて、写真を撮ることは不可能です。

やっと雑踏を抜けると猿回しに遭遇。
かわいい。でもかわいそう・・・。




靖国神社の「定」。馬って・・・。歴史を感じます。

本堂もこれまた初詣並みにぎゅうぎゅうに混み合っているのですが、せっかくなので並んでお参りしてきました。
ついでにおみくじも引いてみると「末吉」。
う~ん、まあまあ。



次の日は雨だったので、やはりこの日にお花見しておいて良かったです。
ちなみに雨の日は友達と本郷でランチしたあと、新宿で落語&漫談観賞をし、「桂花」の超こってりラーメンを食べて帰りました。
ごちそうさま~! (あ、また食べ物の話かいてしまった。)

東京見物無事終了。
翌週、ハノイに戻るともうそこは夏でした。。。