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7年ぶりのウォン高水準で韓国の輸出産業が窮地に・・韓国ネット「日本より韓国の方が破綻に近いのか?」

2015年02月25日 07時24分13秒 | 海外情報
韓国メディア・ソウル経済は23日、為替レートが輸出に及ぼす影響を示す実質実効為替レート指数が、ほぼ7年ぶりのウォン高水準となり、韓国の輸出産業に対する懸念が強まっていると報じた。

報道によると、国際決済銀行(BIS)が公表した今年1月のウォンの実質実効為替レート指数は114.4ポイントと、2008年2月(118.8)以来の高水準となった。同指数は、為替レートの変動に貿易の比重や物価上昇率などを加味して算出するもので、数値が高いほど通貨価値が上昇したことを意味する。

ウォンの実質実効為替レート指数は、2008年には80ポイントまで下落し、韓国の輸出を後押ししていた。

ウォン高の要因は世界各国が金利引き下げなどを行い、通貨価値を下落させているため。今年に入ってすでに20カ国が、国内の景気刺激や輸出競争力を強める狙いで金利を引き下げている。ユーロの1月の指数は91.3ポイントと2002年5月以来13年ぶりの低水準となっているほか、日本円も70.8ポイントと、1994年の統計開始以来の低水準が続いている。

多くの国の通貨価値が下落した結果、ウォンの価値が相対的に上昇している。2010年以降の上昇率でウォンを上回るのは、中国人民元と香港ドル、フィリピンペソのみ。米ドルやスイスフランもウォンには及ばなかった。

韓国の専門家は昨年の韓国の輸出増加率が2.8%と、経済成長率(3.3%)を下回ったことを指摘し、「実質実効為替レートの上昇が韓国の輸出に不利に作用している」と分析。韓国内では金利引き下げを求める声が出ている。

このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「内需不振が進むという記事か。輸出は増えてもお金は入ってこない」

「物価暴騰で庶民は厳しい」

「このままでは、また税金を上げるという話になる」

「日本も中国も国益を最優先しているのに、韓国は・・・」

「日本製品は高価だったが、今では品質が良くて安い。韓国はこのままでは負ける」

「輸出だけの問題だろうか」

「韓国では高く、海外では安く売ってきたのに、今になって、何を嘆いているの?」

「ウォン安でも生活は苦しかった」

「ウォン高の問題というより、競争力の問題。同じ値段で何を選ぶか。決定打がない」

「新聞を毎日見ていると日本が破たんしそうだったのに、韓国の方が破たんに近いのか?」

(編集 MJ)
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