人民元の決済通貨シェア、世界5位に―中国メディア

2015年1月30日、国際銀行間通信協会（SWIFT）が28日に発表した最新の報告書によると、2014年12月、世界の資金決済に占める人民元建てのシェアが2．17％に達し、カナダドルとオーストラリアドルを上回り、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円に続く5位に浮上した。新華網が伝えた。

同月、世界における人民元建ての決済額は史上最高を更新し、2．17％のシェアで日本円の2．69％のシェアに迫った。ちなみに2013年1月の時点では、人民元の資金決済シェアはわずか0．63％で、世界ランキングは13位だった。

SWIFTマーケティング部門の担当者は「人民元の決済通貨シェアが世界5位に浮上したことは、重要な節目となる。人民元の国際化が十分に示され、人民元が新興通貨から重要な決済通貨へと転換を果たしたことが示された」と述べた。

世界における人民元建ての決済額は過去2年間、3ケタ成長を遂げている。2014年、人民元建ての決済額は前年比102％増となり、同期におけるその他の通貨の決済額の伸び率を大きく上回った。（提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤）

北朝鮮の大学教授、韓流メロドラマの誘惑に勝てず、こっそり観賞して肉体労働者に降格―中国メディア

北朝鮮の特権階級である大学教授が、韓流メロドラマの誘惑に負け、密輸ＤＶＤをこっそり見たことが発覚し、肉体労働者へと降格された。１日付で参考消息が伝えた。

大学教授５人が自らの地位を失うリスクを冒してまで見たかったのは、韓流メロドラマ「男の香り」。兄妹として育った男女の禁断の愛が描かれた作品だ。５人の教授は隣人に見つからないよう、うち１人の自宅に夜中に集まり、カーテンを厳重に閉めて朝まで観賞したが、結局見つかってしまい、発電所で働く肉体労働者に降格された。

北朝鮮では大学教授に様々な特権が与えられており、レストランや列車ではどんなに混雑していても優先して席に座ることができるほか、食料の配給も優先して受けられるという。

（編集翻訳　小豆沢紀子）