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平均給与、年収400万円以下が約60%?

2015年02月15日 08時58分42秒 | お役立ち情報
平均給与は約424万円
「平成25年民間給与実態統計調査結果について」(国税庁)によると、平均給与は平成24年(=以下「前年」とする)より1.4%アップして約414万円になりました。これは平成22年の水準とほぼ同じですが、給料と手当は平成22年を下回っています。一方賞与は3.2%増の約610万円で平成21年以降では最高の支給額になりました。平均給与に占める賞与の割合は17.3%でこれも平成21年以降では最高です。

企業は好業績の成果を賞与に反映する姿勢を強めています。これでは収入増を実感するのは少し難しそうです。


平成21年~25年の給与・手当・賞与の一覧表© オールアバウト 提供 平成21年~25年の給与・手当・賞与の一覧表



正規は増加、非正規は減少
平均給与は、正規は473万円で前年に比べ男性は1.2%、女性は1.9%増加しました。一方、非正規は168万円で、前年に比べ男性は0.4%、女性は0.2%減少し、男女ともに正規の40%程度にとどまっています。
男性 正規526万6千円(前年比1.2%増)  非正規224万5千円(同0.4%減)   女性 正規356万1千円(同1.9%増)     非正規143万3千円(同0.2%減) 年齢階級別では、平均給与が400万円を超えるのは30歳以上64歳の男性だけ。女性には300万円の壁が立ちはだかっています。 20~24歳  265万円 25~29歳  371万円 30~34歳  438万円 35~39歳  499万円 40~44歳  568万円 45~49歳  638万円 50~54歳  649万円 55~59歳  629万円 60~64歳  460万円 65~69歳  387万円 70歳以上  360万円
<女性> 20~24歳  226万円 25~29歳  295万円 30~34歳  294万円 35~39歳  297万円 40~44歳  290万円 45~49歳  292万円 50~54歳  281万円 55~59歳  275万円 60~64歳  221万円 65~69歳  204万円 70歳以上  201万円
平均給与400万円以下が約60%
給与階級別分布をみると、平均給与所得400万円以下の人は58.3%です。男女別では、男性は約43%、女性は約81%で、女性の給与の低さが際立ちます。もう少し細かく見てみましょう。

男性は、300万円超400万円以下が一番多く18.7%、次いで400万円超500万円以下が17.1%、200万円超300万円以下が13.4%と、500万円以下が約60%(うち400万円以下は約43%)を占めます。しかし前年に比べると500万円以下の割合は減少し、500万円超の層が900万超1000万円以下を除き増加しています。

女性は100万円超200万円以下が26.1%、200万円超300万円以下が21.8%、100万円以下が17.6%、300万円超400万円以下が15.6%で、400万円以下が実に80%を超えています。しかし400万円以下が占める割合は前年の82%から81.1%に減少しており、着実に400万円超の層は厚くなっています。注目すべきは100万円以下の層が16.8%から17.6%に急増していることです。これは配偶者控除が適用されるパートを選ぶ女性が増えているということでしょうか。

給与階級別給与所得者の構成比は次のようになっています。( )は前年の構成比です。

<男性>
100万円以下             3.2(3.2)
100万円超 200万円以下    7.5(7.6)
200万円超 300万円以下   13.4(13.5)
300万円超 400万円以下   18.7(19.2)
400万円超 500万円以下   17.1(17.4)
500万円超 600万円以下   13.0(12.7)
600万円超 700万円以下   8.4(8.2)
700万円超 800万円以下   6.0(5.9)
800万円超 900万円以下   4.0(3.8)
900万円超 1000万円以下  2.5(2.6)
1000万円超 1500万円以下 4.5(4.3)
1500万円超 2000万円以下 1.0(0.9)
2000万円超 2500万円以下  0.3(0.3)
2500万円超            0.4(0.3)

<女性>
100万円以下            17.6(16.8)
100万円超 200万円以下    26.1(26.7)
200万円超 300万円以下    21.8(22.4)
300万円超 400万円以下    15.6(16.1)
400万円超 500万円以下    8.9(8.6)
500万円超 600万円以下     4.8(4.5)
600万円超 700万円以下    2.2(2.0)
700万円超 800万円以下    1.2(1.1)
800万円超 900万円以下    0.7(0.6)
900万円超 1000万円以下   0.4(0.4)
1000万円超 1500万円以下   0.7(0.6)
1500万円超 2000万円以下   0.1(0.1)
2000万円超 2500万円以下   0.1(0.1)

給与所得者数は女性と非正規が増加
平成25年、1年を通じて勤務した給与所得者は正規より非正規が、男性より女性の増加が顕著で、給与所得者に占める非正規の割合は22.4%(前年比比0.7%増)、女性の割合は40.7%(同0.5%増)になりました。

●正規3056万人(平成24年比1.5%増) 
男性2095万人(同0.7%増)
女性960万人(同3.1%増)

●非正規 1040万人(同5.3%増)    
男性314万人(同6.8%増)
女性726万人(同4.6%増)

政府は少子高齢化による生産年齢人口の減少問題に対して、女性や高年齢者の雇用を促進することで対応しようとしており、現時点ではこれらの多くは非正規雇用で働いています。雇用形態や賃金体系について企業は手探りの状態ですので、今後しばらくは非正規雇用が増えるでしょう。平成27年が雇用形態や性別による給与格差是正の元年になってほしいものです。
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8つの悪習慣をやめれば半分の勤務時間で収入は2倍に

2015年02月15日 07時35分06秒 | お役立ち情報

Inc.:今から数年前、私は非常に苦しい岐路に立たされていました。ビジネスが行き詰まり、とんでもなく長時間働いているのにお金は得られず、恋人とも別れました。極めつけは、妹が心臓発作で急死したことでした。わずか35歳の死でした。

世界がめちゃくちゃに崩壊したような気持ちでした。そして、今の生活を大きく変えない限り、自分も心臓発作でくたばってしまうのではないかという危機感も覚えました。

当時の私は、ひどい習慣に陥っていました。仕事ではとんでもない長時間(午前6時から午前0時、週に7日)を働き、来る仕事はすべて受注していたので、明らかにタスクを詰め込みすぎの状態でした。忙しすぎて自分がお金を儲けているのか損しているのかもわかりません。食生活はめちゃくちゃ、運動はゼロ、そんななかで人生の夢を描いていたのです。

当時の私の抱いていた妄想ともいえる夢とは、すべてを犠牲にしてでもとにかくビジネスを成功させることでした。あのままでは過労で死んでしまうのも時間の問題だったと思います。そこで、私は変わることを決意しました。勤務時間を半分にして収入を2倍にするという、普通に考えれば非現実的な目標を定めたのです。達成には6カ月かかりましたが、私は成し遂げました。以下に、その方法を紹介します。

1. 週末は働くのをやめた


絶対に譲れない境界線として、週末は働かないと決めました。最初の土曜日は、朝6時から1時間、この週末に何をしたらいいのか分かりませんでした。というのも当時の私は休みの日の過ごし方を完全に忘れていたのです。いつも働いていたので電話をかけてくれる友人もいません。まだ休みがとれていたころ、自分の趣味が何だったのかも思い出せませんでした。

最初はつらい日々でしたが、だんだんとリラックスすることを覚え、休日を利用して人生を楽しめるようになりました。おかげですべてがいい方向に進み、かつて持っていたはずの感覚の鋭さを取り戻すことができました。




2. 時間のムダをやめた



ずっと働いていたため、ムダな時間もたくさんありました。たとえば、木曜日と金曜日には、どうせ週末も仕事だしなと思いながら、生産的なことを何もせずに過ごしていたのです。ただ出勤して漫然と無為な時間を過ごし、週末にその埋め合わせをしていただけでした。




3. 安請け合いをやめ、料金を2倍にした



私は自分の生活を変え、ついに自分のビジネスを見直す時間とエネルギーを得ることができました。そして、やっと気がついたのです。今の料金体系では、お金を稼ぐことなど不可能だと。

そこで、クライアントとの話し合いの場を設け、料金を2倍にする理由と相手にとってのメリット(より良いサービス、より良いアドバイス、これまで以上のサポート)を説明しました。もちろん、去っていったクライアントもありますが、多くはそのまま残ってくれ、より強固な関係を築くことができました。さらに、高い料金を払ってくれる新しいクライアントも、たくさん見つかりました。




4. ボランティアの仕事は中断を宣言した



当時はさまざまなボランティア団体に、無償でマーケティングのアドバイスを提供していました。確かに気分はよかったのですが、それを続けているかぎり、私自身がいつかホームレスになり、自分がサポートしていたはずのボランティア団体にお世話になることになりかねませんでした。そこで各方面に電話をかけ、無償の仕事は今後12カ月中断すると伝えました。そう決断したことで、いろいろなボランティア団体からヘルプの電話がかかってきても、断りやすくなりました。おかげで、有償の仕事に集中できるようになったのです




5.中途半端な仕事ををやめ、仕事の質を向上させた



私はずっと、中途半端な仕事をしていました。クライアントは喜んでくれても、実際に私が注いでいたのは、50%程度の力だったのです。当然、それはいいことではありません。そんな私でしたが、時間ができて自分の心身の状態もよくなったことで、プロジェクトに深く関与するようになってからというもの、それまでとはまったく違うレベルで仕事の質を高めることができるようになりました。そのことが新しいチャンスをもたらし、より良いプロジェクトとより多い収入をもたらしてくれたのです。




6. お金のムダをやめた



上にも書いたように、クレイジーなサイクルで働いていたため、自分のビジネスで何が起こっているのか、まったく把握できていませんでした。ところが、一歩引いて見られるようになると、実に多くのお金をムダにしていたことが明らかになりました。適切なシステムの構築や説明責任を果たすための社員教育が欠如していたばかりか、経理の記録すらまともに残していなかったのです。この3つが欠けているビジネスは、絶対にもうけることができません。そこで、システムを作り、社員が説明できるように教育し、適切な経理を雇うことで、月に25%もの経費削減に成功しました。




7. 不健康な生活をやめ、パーソナルトレーナーを2人雇った



1人では不十分だったので、2人のパーソナルトレーナーを雇い、健康管理に努めました。2人は、山道、プール、ビーチ、競技場、ジムのほか、ヨガクラスにまで私を連れていきました。おかげでかなりの減量に成功し、心もクリアにもなりました。ビジネス以外のことに興味を持てるようになり、気分もよくなりました。




8. 1人で抱え込むのをやめ、助けを求めた



私に助けが必要なことは明らかでした。そこで、助けを求めることにしました。社員、家族、友人、クライアントなど、ありとあらゆる人に、私をサポートしてくれるように頼んだのです。誰もが、それに応じてくれました。私の人生が大きく変わったのは、私を支え、激励してくれた、皆さんのおかげなのです。


上記8つの変化は、それぞれに意味があるものです。しかし、すべてを組み合わせることで、そのパワーは指数関数的に大きくなります。おかげで、私の人生のすべてが変わりました。相変わらずたくさん働いていますが、以前とは働き方がまったく違います。好きなことをして、素晴らしい生活を送りながら、ビジネスが毎年成長しているのです。

このような変化を実現できたのは、悪い習慣を断ち切って良い習慣を取り入れたからに他なりません。何よりも、今の私は自分の未来は明るいものだと実感できています。


It Took a Tragedy for Me to Halve the Number of Hours I Worked and Double my Income | Inc.

Andrew Griffiths(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.


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