緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

台湾旅行で感じたこと

2009年06月20日 18時24分51秒 | 外国
6月20日(土) 

台湾旅行四日目は現地時間朝四時起床、五時にガイドさんの案内で桃園国際空港へ向かいます。宮崎便は台湾からのお客様を想定した時間帯で運行されており、四日目は宮崎客はただ帰路につくのみで、午前七時(日本時間八時)発のエバアエア(長栄航空)社の一便で宮崎空港へ向かいます。この便は全日空と共同便になっており、本日の上客率は目測で六〇%あるかな?梅雨前線の影響もなく滞空時間一時間五〇分、穏やかな空の旅です。三日間におよぶ旅の疲れも出て機上ではついウトウトなります。


台北市フォーチュンハイアットホテルロビー装飾品

朝の桃園国際空港、どことなく静かで駐機場に並んだ機影も台湾の飛行機が目につきます。桃園国際空港は東アジア航空路メインルートの通過点でしょうか、メイン滑走路二本の国際空港にしては朝のせいか空港内はやや静か、乗客にも多国籍の表情が伺えません。現場に出向き自分の目で確かめて物事を判断するが最善と今まで実行してきましたが、その割には海外へ出向く機会も少なくて内心は国際空港の大きさに驚くのみです。




この半世紀、元船員の目には旅行の手段がいつしか空路が確実にメインとなり世界各地を結ぶ航空ルートが完成している事が写ります。この航空網を仕事に使わない手はないと考えますが、いかんせん、今となっては使いこなす仕事も年齢もさほどありません。せめて雰囲気を頂いて宿題と回答を見つけて、来週、仕事の糧にしましょう。




さて、宮崎空港に無事に着陸して税関等の検査を無事に済ませて都城行きバス停へ向かいます。しかし、何と簡便な帰路の旅かよ!福岡空港経由無しとは。こんな簡便な旅を隼人族の末裔はいつの頃からか無くしたのだろう?否、今回が初めて体験する事ではなかったかな!いやいや、かって志布志湾に倭寇の基地があった頃はいとも簡単に大陸や南のルソンへと船人は帆船を操って出かけたハズ。記録が確認できますとまだ大きく言えますが。そんな感覚を取りもどさないと台湾宮崎間空路開設バンザイは出で来ないですわ。



その答は何処にあるのか?日本の空港は大半が滑走路は一本、まだ、タイのバンコック国際空港と台湾桃園国際空港しか確認していませんが両空港とも二本の滑走路があり、運行スケジュールに支障の起こらない体制を敷いています。当然、後発の国際空港ですから滑走路二本体制は世界の常識でしょう。それでは静岡空港や長崎空港など比較的に新しい国内空港でも滑走路は一本、この辺の一本と二本に拘り過ぎますと素人のイチャモンになります。しかし、何かヒントがあります。




例えば、台北市から桃園国際空港へ向かう高速道路は片側五車線あります。上下で十車線でまさに中華民国・陸の主動脈でもあります。次に目にする光景は宮崎空港から都城市までの道路状況、九州自動車道宮崎道は片側二車線の上下四車線、都城インターを降りて国道十号線に出ますと同じく上下四車線、何も車線が少ないと申すつもりはありません。ヒントの入口となった空港滑走路の一本と二本の差、また自動車道の十車線と四車線の差、ここには日本と他国の公共施設に対する管理体制の差があるのだなと認識しました。さて、この続きを旅の土産として上手に説明できるか、台湾と日本とで異なるものは何か?そして、その障害を乗り越えるにはどうするかです。今日はとりあえずこの辺でお終い。



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