緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

ネットで知る情報格差

2011年02月25日 17時45分24秒 | 情報
2月25日(金)  

 自室の卓上が新型デスクトップパソコンで占拠されたのきっかけにインターネットの「お気に入り」をとりあえず刷新して各ウエブを選別してみる事にしました。順番としてNewsから始めます。柱にネットニュース、例えばgoogle,libedoor,yahoo,infoseek,CNETJapan等を取り込み、ここを日に一回は一巡しますとその日の出来事や関心事の近況ニュースが把握できます。また、次に別な項目で区別しておりましたIT関係ウエブも同じNews欄に加えますと意外にも新鮮に見えてきます。


青島で観察した野鳥

こうして数年前の「お気に入り」を整理してみますと、たまには行方不明もありますが、それでもネットで取得できる情報とは膨大な量であることと、次に何に関心が有るかなと自問自答しますと、その日の出来事や新製品紹介とか、突き詰めますと事実を知りたいというのがネット俳諧の大きな原動力です。前世紀から新世紀へ掛けて、何が世界を動かしたかと申しますとIT(情報技術)の著しい進展だと思います。



どのような製品が生まれ出でるか、ハードにしろソフトにしろ、現況把握は最も注意すべき事項の一つです。筆者の認識として、日本は重工業化学工業から情報技術産業へ華やかな展開を図り見事成功しました。しかし、基本となるOSまでは生み出し得なかった。ある程度成功にも限界があったと、OSまで生み出し得ない基本的な欠陥が国内のどこかに有るはずです。



さて、話は飛びますが、ITが広く世界に行き渡って大きな変革をもたらす事になります。チュニジアの国民デモに始まった中東変革はリビア国内を二分する武力闘争までに発展しており、改めて情報の持つ力の凄さを感じております。なかんずくリビアまで飛び火は無いであろうと安易に思っていましたら、ガダフィ大佐の演説がテレビに出て来て、同国の深刻な状況を逆に知る事となりました。その後、果たして中東デモはアジアの中国や北朝鮮に飛び火するのか関心事の一つになりました。



世界のニュースから見えてきますものは情報操作とは所詮は愚者の行為、いずれは事実が白日の下に照らされる。青臭い表現と言えばそれまでですが、世界はそのようなサイクルで動いています。また、民衆の力が大きなうねりになるには半世紀の時間を要するのかと思ったりします。



ネット俳諧後に国内ニュースに注意しますと、大手新聞社の新聞記事には情報操作があると気づくようになりました。どの記事だ?と言いますと、主に政治欄か、この辺りは論説委員が読者を軽く見ている嫌いがあります。紙上という一定枠の広さが時代にそぐわなくなっており、この数年、年月がたつに連れて新聞の果たし来た役割が終焉を迎えているのが露わになっています。それだけ人々が紙上よりもネットに慣れてきたのだと思います。舌足らずな表現になるかもしれませんが、報道に求めるものとして、人々は絶えず事実を知る事を第一としております。



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