ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

Chumby

2008年09月27日 21時57分10秒 | Weblog
 たまたまiPhone 3Gで撮ったのがあったので。「秋明菊」という名前らしい。

 昨日、仲間内の飲み会があった。IT関係者でネットワーク屋さんとか組み込み屋さんとか。なんだかちっちゃいコンピュータの話で盛り上がっているので、「Chumbyの話?」と割り込んでみたら怪訝な顔をされた。

 その席にいた五名ほどの中でひとりも、Chumbyのことを知っている人がいなかった。えー、そんなぁ。

 今日、別の同業者との会議があって、息抜きのコーヒータイムにChumbyの話をしてみたら、この人も「待てよ、名前は聞いたことがあるような、、、」と言う。実はこの人から聞いたのだChumbyのことを。

 日本語でも公式に来月(10月)発売されるというのに、すでに過去のものになっているのか? おもしろいと思うんだがなぁ。

    *

 27日曜の花には、おなじ秋明菊をFX100で撮ったものを。

秋明菊FX100

EvernoteとDropbox

2008年09月22日 19時43分17秒 | Weblog
 EvernoteDropbox。どちらもiPhoneからもアクセス可能なデータベースサービス。

■ Evernoteは、なんでもちゃっちゃと書いていける電子ノート。kuniさんやkazutanaさんから勧めてもらった。

 iPhoneからはテキストだけではなく、撮った写真をコメント付きで書き込んだり、音声をアップロードすることもできる。またサーバ側では英単語に限られるが、写真の中から文字列を検索することもできるなど、なかなか高度な技術が使われている。

 ブラウザからWebサービスとして利用することもできるが、MacとWindows にはそれぞれネイティブのアプリケーションも提供されている。Firefox用のプラグインもあり、現在見ているページをクリック一発で書き込める。

 有料サービスもあるが、取りあえず無料で使える。

■ Dropboxは、サーバと自動的に同期を取ってくれる仮想フォルダ。nabejさんからInviteしてもらった。

 iPhoneからのアクセスはSafariを使ったブラウジングのみで、たとえデータがテキストであっても編集はできない。これは少し残念だが、PCクライアントとサーバの同期がスムーズで、なんとも快適だ。これだけで十分、いや十二分に価値がある。

 Mac、Windows用にそれぞれ専用のクライアント側ドライバがある。動作環境がないので確認していないが、Linux用もあるらしい。これをインストールすると、特定のフォルダ以下に専用の仮想フォルダが出現する。仮想フォルダと言っても普通のフォルダと扱いはまったくおなじ。違いは、このフォルダへのあらゆる変更が自動的にサーバに同期されることだ。

 しかもこれがけっこう早い。早さの秘密は、たとえばテキストファイルの場合は差分のみを送信するとか、すでにサーバに同一のファイルがある場合はリンクを張るのみでアップロードさせないなどの工夫にあるらしい。MobileMeのiDiskやジャストシステムのインターネットディスクと比べると「劇的」と言ってもいいくらいだ。

 Macでテキストファイル書き込むと、Windows 側でそれを編集することができる。そしてiPhoneでその内容を読むことができる。今日はさっそく買い物メモに使って便利していた。もちろんEvernoteでもできるんだが。^^;

 これも有料サービスが始まっているらしいが、無料でも2GBというかなりの大容量が使える。十分だが、収益が上がらなくてサービスをやめてしまわれると困るので、$99/Yearのレジストをしようかと思っている。

    *

 どちらも大変魅力的なサービスであり、しかもiPhoneからも利用ができることがうれしい。特にEvernoteはiPhoneで撮った写真にその場でコメントを付けてサーバに送り込むことができるので、ずっと表現力のあるメモがたまっていくことになる。

 こうしてだんだん、いままで手元に置いてあったデータがクラウドに吸い込まれていくようになる。いまにPCを含むクライアントデバイスのストレージは単なるキャッシュのような位置づけになるだろう。モバイルデバイスの回線速度が実効値で10M/Secを越えたら。

 長生きはするもんぢゃて、なぁ婆さんや。

続々出てくるアップデート

2008年09月17日 21時07分55秒 | Weblog
 iPhoneOSが2.1になったあとから続々と。別に時期を合わせたわけではないだろうが。

 Dropboxが公開版になって、ドライバがアップデート。なにがどう変わったのかわからないが、取りあえず更新しておく。もうこのサービス、最高。Windows とMacで特定のフォルダ以下を自動的に同期してくれる。あ、Linuxも対応しているらしい。iPhoneからは見るだけだが、なかなかいいデザインのWebアプリとして動いている。Macの方で編集したテキストがすぐにiPhoneから確認できる。かなりうれしい。これで2GBが無料で使える。年間10,000円払うと50GB使えるらしいが、さすがにそんなに入れるものはないよ。

※ Mac用のドライバは、「システム環境設定」「アカウント」「ログイン項目」でDropboxをいったん殺して再起動してからじゃないとアップデートできない。Windows 用の方はタスクトレイからアイコンを選んで終了してやればOK。1

 SpanningSyncが2.0にアップデート。iCalとgCal(Google Calendar)の同期では定番のサービス。無料のものなどほかにもいくつかあるのだが、アタシのちょっとひねた使い方を完全に満たしてくれるのはこの子しか見あたらない。βリリースから公開までずいぶん時間がかかっていたが、MobileMeとの親和性を改善したとあるので、MobileMeが落ち着くのを待っていたのかも知れない。

 CrossOverMacがアップデート。最初の出来が悪かったのであまりあてにしていなかったが、一部の表示の乱れがなくなっていて、少しはアップデートの意味がありそうだった。

 VMWare Fusionが2.0にアップデート。いろいろうたわれている新機能や改良点はまだ試していないが、起動が遅くなっているのはいかがなものか。だめじゃん。設定画面などはアイコン入りで大変見やすくなっているのは好印象。

 でももう、MacBookでWindows アプリを使う必要性が全くなくなっているんだよなぁ。せっかく買ったのに、もったいないことだ。

iPhone OS 2.1 アップデート後

2008年09月14日 10時43分13秒 | Weblog
 Windows 95が出たときに「(前のバージョンの)3.1から91.9も上がったのにこの程度か」というジョークがあったことを思い出した。iPhone OS 2.0はリリース直後に2.0.1、2.0.2とバグ修正を主とした小幅なリリースが続き、今回2.1がリリースされた。たった0.1だが、違いはとても大きい。Windows の比じゃない(だからジョークなんだってば)。

昨日一日使い込んではっきりと認識できるのは三点。電池の保ち、電界強度(表示)の安定、そして日本語入力の劇的(これは本当に劇的)な改善だ。

まず電池。

いつもおなじ使い方をしているわけではないし、たまたまの休日だ。平日よりは利用の度合いが低いのだが、それでも電池の保ちが良くなったことは実感できる。この感じだと平日は帰宅するまで電池を気にしなくても良さそうだ。なにをどう改善したのかわからないのだが、とにかく改善されていることは間違いない。

つぎに電界強度。

iPhone 3Gの電界強度計は自宅にいても部屋によって違っていたし、おなじ場所でも1本だったり3本だったり。どうも安定していなかったのが今回のリリースからどこにいてもバリ5(まぁた若ぶって)で、非常に安定するようになった。もちろんこれは表示の話であって、実際に電界強度が安定しているのかどうかは別問題。しかしこれも、控えめに表現するがAppleが「なにかやった」ことは間違いない。

そして日本語入力。

これはもう、どう表現したらいいのかわからないくらいに良くなった。「改善」などと軽く表現していいのかというくらいの変わりようで、意地悪な言い方をすればそれだけ、最初の出来がひどかったということでもある。

いまどき単語登録もできない単文節変換。しかもしばしば動作がシブくなり入力が引っかかる。この日本語入力システムの開発に関与しているとおぼしき人物が、連文節変換に期待する声をバカにしたような反論をしているのを読んだことがあるが、それなら文句が出ない単文節変換を出してみろと、苦々しく思っていた。

今回の方式は連文節変換ではなく長文変換だという声もあるようだが、確かに一般的に受け入れられている連文節変換とは違いがある。感じとしては、文節切り直しを認めない複文節変換+推測変換といったところか。使い慣れないところはあるが、以前の単文節変換+推測変換とは比べる気にもならないくらいにスムーズだ。入力の引っかかりもほとんどなくなり、長めの文章もまったくストレスなく書ける。

泥沼から清流に飛び込んだほどの変わり様だ。清流は言い過ぎか、まぁいいや。うれしいから、それくらいのほめ方はしておこう。

残念なことに、連絡先(アドレスブック)に登録してある単語を推測変換の候補に入れてくれなくなった。前の版にはこれがあったので、自分には必要な珍しい氏名や会社名を変換候補に出してくれた。たぶんこれもスムーズな入力の障害になっていたのだろうが、今回の版から外れている。アタシの名前が氏、名ともに変換できなくなった。^^;

おそらくはつぎの版で、単語登録をなんらかの形で搭載してくると思われる。文節の切り直しができないので文節学習はしないのだろうが、それでも単語登録ができれば変換精度は飛躍的に向上するはずだ。いまの辞書はどうも平仮名の登録単語が少ないようで、漢字をできるだけ開く(平仮名で書く)癖のあるアタシにはちょっとしたストレスなのだ。

もっとも、ユーザが下手な品詞登録をしてしまってせっかくの(なかなかに賢い)変換ロジックを台無しにしてしまうリスクはあるが。

    *

とにかく今回のリリースでiPhone 3Gは、非常に快適になった。

本体もどんどんパワーアップしているし、ネイティブアプリやセンスのいい対応Webサイトも増えている。Appleが手が廻らない、あるいはあえて手を廻していないところを上手に探り当ててくる新興企業の動きには、ワクワクするものがある。マイミクのnabejさんにInviteしてもらったDropboxなんか、iPhone対応をWebでやって、本当にクールなサービスを提供している。

我が社も頑張っている。早いとこ成果を出したいものだ。

iPhone OS アップデート

2008年09月13日 01時13分15秒 | Weblog
 やれやれ。日本語入力が少し使えるレベルになってきたのでありがたい。

 いままでのような読み入力時の引っかかりがないし、ちょっと長く読みを入力すると全部カタカナにしか変換できなかったのが改善されている。まだ不満だが、いままでの状態と比べると雲泥の差。いままでがひどすぎたんだが。

 しかし、サービスのつもりだったのか、速度向上のために省いたのか不明だが、アドレスブックから変換候補を拾ってくる機能がなくなっている。アタシの名字は手入力。たぶん長文を正確に変換するために単語属性の管理を強化したんだろう。全部「さ変」でいいような気もするが…乱暴すぎる?

※ あ、「てにゅうりょく」はダメなのか。^_^;

 全体に動きが軽くなっているような気がするが、アップデート後にリセットされてメモリがきれいになったせいかもしれない。また電力(電界強度)表示が元気良くなった(笑)が、これが表示だけなのか、それとも例の電力制御のバグが直って本当に良くなっているのかは不明。アタシら素人には確かめようがないしね。

 うふぅ、待ってた甲斐があったなぁ。実は待ちくたびれて居眠りをしていて、おなじくアップデータの公開を待っていた横浜方面からのメールで目が覚めたんだが。あはは。

ツァラトゥストラはかく語りき

2008年09月12日 07時14分10秒 | Weblog
 昨日のちょっとした接待(自腹(泣))が早めに終わり、駅のホームで電車を待っていたら「ぱーん、ぱーん、ぱーん、ぱぱーん」とね。聞こえてきたのだった。

 …なに? わからん? それじゃこれはどうだ「ちゃんちゃかすちゃらか ちゃんちゃん」。

 これが笑点のテーマだとわかるなら、先の方は「ツァラトゥストラはかく語りき」だということがわからないはずはない。ちょっと強引だが。

 そうなるともうこれが、耳から離れない。電車が来るまでの10分間、ずっと続いていて。乗り込んで席に座っても止まらない。もう観念してiPhoneのiTunesから買っちまおうと思ったら、Wi-Fiじゃないと買えないらしい。ジタバタする。

 自宅に戻ったら、うまい具合に嫁さんが録画した韓流にはまっている。しめしめと書斎(えっへん)に飛び込み、iTMS(iTunes Music Store)にアクセス。カタカナの「デオダート」では出てこなかったが、"Deodato"でヒット。「ツァラトゥストラ」を一曲だけ単品買いのつもりだったのだが、リストに「ムーンライトセレナーデ」が出てきたので面倒になってベストアルバムを一枚(?)買った。

 今日はこれを聞きながらの出勤。楽しみだ。しかしまずいことに、富田勲までほしくなっている。これは来月廻しだな。

iPhone 3Gに電話がかかってきた

2008年09月08日 11時07分53秒 | Weblog
 3Gというくらいだから、これはデータ通信端末だ。言ってみればインターネットに常時接続のパソコンをポケットにねじ込んで歩いているようなもので、iPodと通話はおまけ。

 アタシはインターネットがあれば取り合えず生きていける人種だ。会社でも自宅でも目の前にはいつも、稼働中のパソコンの液晶画面とキーボードとマウスがある。それがまとめてポケットに入ってしまうのだから、これは嬉しい。意味もなく外出して、公園のベンチでインターネットしてみたりもする。アホかいな。

 そんな具合だから、荷物が増えなくてすむという理由でiPodのおまけは嬉しいが、正直iPhone 3Gに電話機能があってもさほど嬉しくない。そもそもふだんから電話を使わない方で、連絡はほぼすべてメールだ。急ぐとき? 急ぐときは急いでメールを出す。だから電話機能はストラップ以下の重要度だ。3Gだからといって超高速で話ができるわけでもないし。^^;

 とはいえ最近は、iPhone 3Gで通話をすることが多くなってきた。おまけとはいえ、機能は試してみたいから知り合いに連絡を取るとき、メールでいいのにわざわざ(笑)電話をかけてみたりする。そうすると向こうからもかかってきたりする。知り合いがiPhone 3Gを持っているとわかると、無理矢理電話番号を聞き出して連絡先に登録してみたりする。「携帯」とか「勤務先」じゃなく、わざわざ「iPhone」という項目をカスタムで作って登録していたりする。子供かぃ。

    *

 今朝はとうとう、iPodで音楽を聴いているときに(おまけじゃなかったのか)電話がかかってきた。

 iPhone 3Gにはイヤホンのコードに小型マイクを仕込んだヘッドセットが標準で添付されている。

 説明書にも書かれているので、これならiPodが稼働中でも通話ができることは知っている。しかしイヤホン部分の音質がどうも気に入らない。しかもアタシの耳の形状が悪いのだろうが、耳にフィットしない。無理矢理押し込んでもすぐに外れてしまうので使っていない。

 そこでSHUREの安め(といっても10K円以上はする)のカナル型のイヤホンを使っているのだが、それで音楽を聴いているときに嫁さんから電話がかかってきたのだ。ちょうど札幌駅の改札を出たところで、周囲は通勤客や観光客でかなり賑やかだった。

 まず着信音「ソナー」がイヤホンから聞こえた。専用ヘッドセットじゃない場合に本体のスピーカーが鳴るのではないかという不安があったが、そこはちゃんとできている。おもむろにポケットからiPhone 3Gを出してタッチパネルで応答し、イヤホンジャックを抜こうかと思ったが思い直してそのまま本体に「もしもし」とやってみた。ありがたいことにこの状態でこちらの声がちゃんと通じている。

 嫁さんの声はイヤホンから聞こえてくる。カナル型のイヤホンなので周囲の雑音がまったく入らないから、聞き取りやすく実に話しやすい。残念なことに側音【Side Tone】が入らないので、そこだけちょっと違和感があるかな。

 行き交う人の中には、SHURE巻きのイヤホンをしたままでiPodのデカいのを耳に押しつけて独り言を言っているオヤジを見て不審そうな顔をしている人もいた。お騒がせしてすんません。考えてみたら向こうの音声はイヤホンから聞こえているので、本体を耳に押し当てる必要はなかったのだ。しかし、かといって耳に押し当てないで通話をしていると、余計に怪しく見えるかも知れない。

 通話が終わってiPhone 3Gを耳から離すと、それまで近接センサの働きでロックされていたタッチスクリーンの機能が復活する。終話ボタンをタッチして通話を終了するとiPodが生き返り、さっきの続きを鳴らし始めた。あぁ、いいじゃないかこれ。最近はiPhone 3G用にマイク付きのカナル型イヤホンも発売されているが、わざわざそういうものを買わなくても良さそうだ。

駅探サポート窓口からのメール

2008年09月02日 11時23分05秒 | Weblog
 iPhone用の駅探アプリが、路線名だけが変わる「乗り入れ」を「乗り換え」と表示して乗り換え回数にカウントするという不具合があることを、駅探のサポート窓口にレポートしていた。先日のバージョンアップで解決されていることも確認したが、そのときやり取りをしたサポート窓口からもメールでバージョンアップの通知が来た。

 不具合をちゃんと修正したのは当然といえば当然だが、レポートを出したユーザに対して通知という形で事後のフォローをしているのは好感が持てる。

 他のユーザから要望があった特急や指定などの追加料金についても対応されているようで、ユーザの声をしっかりと受け止めているらしい。しかもこれで無料だ。有料化してもいいからPC(Web)版では使える「まるごとナビ」を入れてほしいという要望もあり、これが実現すればますます便利になる。もちろん有料化の際には購入するつもりだ。

 さて、我が社が密かに(その割りにはあちこちで吹聴しているが)開発中のiPhone用アプリも仕上げを急がなくては。デモ用にと考えていたのだが、仕上がりの状態によってはApp Storeに上げてもいいと思っている。