いまだにお正月気分

お正月気分といっても、まだおとそを楽しんでいるというわけではない。ノンベのアタシだから、正月を引きずらなくても酒を飲む理由くらいはいくらでも思いつく。自慢するこっちゃないが。

札幌の事務所を閉めて営業の舞台を東京に移し、東京にいないときは自宅で仕事をするようにしたため、いまだに年明け初めて顔を合わせる人が多い。多いというよりほとんどだ。もともと出不精なこともあって（「デブ症」ではない）自分から出かけて行くこともあまりないから、飲み会で顔を合わせて「今年もよろしく」などとやっている。写真は先日の飲み会のメインディッシュ（？）、石鍋亭のもつ鍋だ。

札幌は不景気なんてもんじゃなく、悲惨と言ってもいい。IT開発系はもともとうちと同様に小規模な会社が多いので倒れても新聞ネタになったりはしないが、いろいろと物騒な噂は聞く。新年度の見通しがまったく付かないことから予算を全部吐き出せという判断があるのか、昨年の暮れから土木建築関係の工事がやたらと増えているという。横浜の知り合いから暮れに来たメールに「近所であちこち掘り返しているので車が走りにくくてしょうがない」と書いてあった。

土建は金額が大きいので、それに引きずられて動くものがたくさんある。我がIT業界も回りまわって細かな仕事が動いているらしく、中には「景気が戻ってきたのでは」と早とちりをする傾向もあるようだ。そんなはずはない。いままでがひどすぎたので、補正予算やらなにやらでちょっと動いたものが大きく見えるだけだ。

北海道から東京へ，日本からアジア全域へと、動いていかないと先はない。まずは足元を固めてと言いたいところだが、こんな沈みかけた国に足元を固めたら、そのまま一緒に沈んでいくことになる。とにかく無理矢理外に出たい。沈んでたまるか。

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今月の花は、拙宅の窓辺の花。冬は本当にネタがなく、ごめんなさいね。

今月の27日の花