専業主婦から出し抜けに「この土日にプログラム書かなきゃならないから、手伝ってよ」と言われた退役プログラマの心境を察してほしい。
よく聞いてみると、プログラムはプログラムでも所属しているテニスクラブの大会式次第のことなんだそうだ。たしかにそれも「プログラム」だ。あー、ビックリした。
今回「も」バージョンアップした一太郎2005/花子2005スペシャルパックには表計算ソフト「三四郎2005」がおまけで付いている。久しぶりにメジャーバージョンアップした三四郎は会社で必要なドキュメント作成に大活躍で、試算表のような計算ゴリゴリのものから見積書や請求書のような一太郎で書くようなものまで使っている。
実はこれは、三四郎用のテンプレート集をいっしょに買ったからだ。この中に経理関係だけではなく営業関係のテンプレートもあったので、さっそく利用している。
このとき、フォーマットをかっちりと決めるドキュメントは表計算ソフトを使うと便利なのだなと気がついた。それを思い出して、嫁さんの言う「プログラム」を書くのに三四郎を使ってみることにした。
※ 一太郎は紅毛碧眼系挙動不審清書ソフトと違って、レイアウト能力が高く罫線が使いやすいのでまったく困ることはないのだが。
テンプレートを使わずに表計算ソフトで最初から文書作成をするのは初めてだったが、実に楽に作業が進んだ。表紙だけは画像の微妙な位置合わせがあるので慣れた一太郎にお出まし願ったものの、式次第も対戦表も三四郎がなんなくこなしてくれた。以前Excelで書いたフローチャートを受け取ってアゴが外れたことがあったが、使い慣れるとこういうものも表計算ソフトでやりたくなるものなのだろう。
しかしこれ、それだけWordが使いにくいということなんじゃ…。