ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

小沢の背中に角栄が見えた

2007年07月31日 16時44分09秒 | Weblog
自民総務会で首相退陣論が噴出「政権選択迫ってしまった」(読売新聞) - goo ニュース

 まさかここまで見苦しく権力の座にすがりつくタイプだとは思わなかったので、正直なところ少々驚いている。

 それにしてもまぁ、このボクちんの言葉の軽いことよ。「任免権者としての責任はある」というからさっさと首をはねるのかと思ったら、なにもしない。首をはねられない事情があるなら自分の首をはねるのが任免権者のあり方であろうに、それもしない。

 この記事にもあるが自ら「安倍か小沢か」と選択を迫るようなことを言い、「小沢だ」(厳密に言えば「安倍じゃない」か)と言われたのに、しかも「敗北の責任は自分にある」と言っているのに、退こうとしない。

 幼いのだという人もいるようだが、ここまで来ると言葉の意味がわからずに使っているのではないかと勘ぐりたくなる。長幼の問題ではなく勉強不足だ。それも学校の国語。

 さっさと辞めりゃいいようなもんだが、辞めるとなにかものすごく困る事情でもあるのだろうか。

    *

 今回の選挙で注目したのは、なんと言っても小沢党首の動きだ。

 もちろん一人区を徹底的に廻ったのは、選挙戦略上の重要度が高いという理由もあるだろう。疲弊した地方の怒りを票に結びつけるという狙いも妥当で、見事にそれは当たった。

 しかし田中角栄の秘書を務めた故・早坂茂三の書いたものを何冊か読んだ身には、今回の小沢の背中には角栄が見えるような気がした。代議士になりたいと田中派の門を叩いた候補者に、「戸別訪問3万軒、辻説法5万回。おまえ、まずそれをやれ」と言い放ったという、あの田中角栄だ。「選挙は川上から」とも言っていたという。

 早坂によれば角栄は「亡くした子供に似ている」と言って、ことのほか小沢をかわいがったという。手塩にかけた愛弟子が政治生命をかけた勝負に出た時、あの人なつっこい笑顔で選挙必勝の秘伝を改めて耳元でささやいたであろうとは、勝手な想像に過ぎないだろうか。

 ともあれ、小沢は一歩踏み出した。政治生命をかけた戦いはこれから本番を迎える。大いに楽しみではある。あの世で角栄も見守っていよう。

ワサビ醤油味アーモンド

2007年07月30日 19時42分12秒 | 食い物
 夕食前に呑んでいて、ちょっと物足りない顔をしたらしい。嫁さんが「もらい物」と言ってこれを出してきた。

 ピリッとして、なかなかうまい。塩味も利いていて、つまみにはもってこい。袋の裏を見たら、「ワサビ&ソイソース風味アーモンド」と書いてある。

 「ワサビ醤油味」と書きゃいいべ。^^;

目覚めた時には晴れていた

2007年07月27日 10時19分01秒 | Weblog
 なんだか歌のタイトルみたいだが、歌のタイトルだ(なんなんだよ)。

 このところ数日、朝がいい天気だ。

 三日くらい前に突然、「♪目覚めた時には、いつでも晴れてる…」という歌詞とメロディを妙にはっきりと思い出した。てっきりビリーバンバンだと思っていたのだが、伝書鳩の歌だそうだ。肝心なことほどちゃんと思い出せない自分の脳の構造にも、まったく困ったものだ。

 それはともかく、名曲だと思うのでご紹介。歌詞を全文貼り付けるのはまずいかな。もし問題があるようならこっそり教えてください。ぼかし入れるので。そういう問題じゃないか。

作詞:阿久悠 作曲:坂田晃

伝書鳩

--- 目覚めた時には晴れていた ---

目覚めた時には いつでも晴れてる
あなたとわたしの 愛のくらし
たとえば涙が たとえば嘆きが
ひそかに忍んで いるとしても
この手の平 こう重ねて 愛と愛をつなぐの
だから雨も だから風も 知らない目覚めよ

目覚めた時には 晴れてはいるけど
なぜだかそのあと 時には曇る
あまりに愛して あまりに信じて
息苦しくなる あまい嘆き
この唇 こうあわせて 愛と愛をかよわす
これが二人 それが二人 二人の世界ね

    *

 写真は目覚めの一枚。玄関脇の小さな庭に咲いている花。名前は知らない。

 ピントはなんとか合わせたのだが、肝心の花びらが少し白飛びしているような気がしなくもなく。こういう肝心の所がダメだというのは困ったものだが、とりあえず今日が月命日にあたるあのひとに、お供えのつもり。

サッポロダブルドライ(24缶)が当たった

2007年07月21日 19時07分43秒 | 食い物
 やったのだった。神は貧乏人の味方だ。\(^o^)/

 サッポロビールの発泡酒「ダブルドライ」の発売記念に、指定のページに対して自分のブログからトラックバックを送ると抽選で350ミリリットル24缶ひと箱が当たるキャンペーンをやっていた(残念だがもう終了している)。

 アルコール関係のプレゼント企画には手当たり次第に応募しているのだが、いままではせいぜい2~3缶のお試しセットが当たっただけだった。しかし今回は「自分のブログからトラックバックを送る」という条件が厳しくて、応募が少なかったのかも知れない。当たっちまったのだよぉ、おっかさん。

 写真は戦利品の箱と、喜んだ嫁さんのピースサイン。

大通りビアガーデン(2007年)初日

2007年07月21日 09時28分35秒 | 食い物
 あいにくの曇り空。

 しかし札幌っ子としては行かないわけにはいかん。今日(7月20日)からしばらくの間(←相変わらずディテールがダメなヤツ)大通公園が巨大なビアガーデンと化すのだ。西五丁目から一丁ごとにサントリー、アサヒ、キリンと並ぶが、お目当てはなんといっても八丁目のサッポロビール。札幌っ子だからね。

 ちょっと早めに会社を出て(仕事しろってば)席を決め、後続隊が来るまでの暇つぶしに数枚写す。それらしい一枚から人の顔が写っているところを避けて切り出したのがこれ。テントのビニールがかぶってしまったが、素人なんだからしかたがない(威張るし)。

 帰り道は逆順に、キリン、アサヒ、サントリーと眺めながら駅前通まで歩く。正面はテレビ父さんのいるテレビ塔。あれれ? いつの間にこんなイルミネーションしたのだ? 聞いてねーぞ。




 それを見ながら少し先に進むと大きな木があったので、その下で葉の間から透けて見えるところをもう一枚。洒落たつもり。



 そのまま歩いて道路工事中の創成川を渡り、気がつくと二条市場の猫屋で焼酎を飲んでいた。ビアガーデンでたらふく呑んでいたので二杯で切り上げ、バスセンター駅から地下鉄東西線で琴似まで行き、JRに乗り換え、帰宅は23時過ぎ。

 ところで写真の切り出しとコントラスト調整に使ったのは、Googleが無料で提供しているPicasa2というソフト。機能は豊富とは言えず高度でもないが、アタシのような素人がちょいと使うには十分。むしろ簡単でありがたい。気に入った写真をGoogleのサーバにアップロード(公開/非公開を選択可)することができるのも重宝。

謎の大食いばあさん

2007年07月18日 22時53分53秒 | 食い物


 東札幌で打ち合わせが終わり、地下鉄で琴似まで行ってJRに乗り換えて帰宅。しかし昼が猫屋のお粥定食だったので猛烈に腹が減り、餃子とカレーの店「みよしの」に飛び込んだ。

 いつもなら躊躇なく「ジャンボぎょうざカレー」を注文するところだが、ダイエット中なので「大盛りぎょうざカレー」で我慢する。

 ほとんど食い終えるころに、入り口からあわただしく入ってきたばあさんが奥の席に座った。水を持って注文を取りにいった店員にすかさず「ジャンボ」と言う。店員がおそるおそる「ジャンボ…定食ですか?」と聞く。「そう」とばあさん。

 ぎょうざ18個+大盛ライス+みそ汁だぞ、ジャンボ定食といえば。それをこのきゃしゃと言ってもいい小柄なばあさんが食うのか? ばあさんは財布から一万円札を取り出し、先に支払うつもりだ。急いでいるのか、みよしのは初めてなのか。初めてにしては、いきなり「ジャンボ」はあるまい。いったいどういうばあさんなのだろう。

 厨房では店員がぎょうざ18個を焼き始めた。ホントに食うのか? なぁばあさん、あんたホントに食うのか? 間違ったんじゃあるまいな。 ばあさんは心が千々に乱れるアタシには目もくれず、サービスのキャベツの新漬けを悠々とつまんで「ジャンボ」待っている。

 あぁ、見届けたい。しかしもう大盛りぎょうざカレーは食べ終えている。水をお代わりしてもまだ「ジャンボ」はできてこない。もう一杯水をお代わりして見届けるだけの図々しさがないアタシの、バカバカバカ。

モエレ沼公園の糸トンボ

2007年07月15日 15時16分58秒 | Weblog
 惜しい。いや全然惜しくない。てか完全な失敗作。^^;

 ちょっと東区に用があったので、ついでにモエレ沼公園に寄ってきた。もしかしたら使うかもと思って、携帯を除けば我が家に一台きりのカメラLUMIX DMC-FZ1、栄光のFZシリーズ初代機を車に積んでいたので、首からぶら下げて行く。

 あちこちぶらぶらと目的もなく歩いていると、足下の草原でふわふわと動くものを見つけた。おぉこれは糸トンボ。学名カミサマトンボ(ウソ)ではないか。さっそくデジカメのスイッチを入れたら嫁さんが「貸してっ」とひと言、奪い取った。「なにを…」「しっ、黙って」「ぅぅ…」。

 しっかり写したつもりだったが惜しいことに、マクロモードに切り替えるのを忘れている。トンボに焦点が合って周りがぼけるはずが、逆になっている。

 惜しい。^^;

ついにPocketOutlookを駆逐

2007年07月14日 07時16分16秒 | Weblog
■ QMAIL3からHDMobiMailへ

 QMAIL3は大変良くできたメールソフトだと思う。しかし使っているうちに欲が出てくるのはアタシの性格なのでしかたがない。

 一番つらいのは、スタイラスなしではほとんど操作ができないことだ。W-ZERO3専用ではないのでしかたがないのだが、せめてメニューくらい左右のソフトキーに割り付けられたらいいのにと、わがままなことを言ってみる。こないだ電車の中でメールを書いていたらスタイラスを足下に落としてしまい、狭い座席の上に腹がつかえて前屈みになれず(情けない)、拾うのに難儀した。

 しかしそれ以外はまったく不満のない高性能メールソフトなので、いや、なにかほかにないものか…みっけ。(^_^)v

 まだ開発途上のせいかあまり名前が知られていないようなのだが、HDMobiMailというメールソフトがある。「W-ZERO3用」というところに惹かれてインストールしてみた。インストールといってもダウンロードした.CABファイルをタップするだけだ。

■ HDMobiMail なかなかいいぞ

 これがなかなかいい。メールソフトとしての基本機能はまったく不足がなく、PocketOutlookではできない送信サーバのポート指定にもちゃんと対応している。Becky!ですっかりおせわになりっぱなしの「暗黙のCC, BCC指定」も可能だ。しかしなにより、左右のソフトキーにメニューが割り付けられていて、スタイラスなしに片手ですべての操作ができるところがありがたい。メール作成画面でのTO, CCなどの項目移動もカーソルキーが効いていて使いやすい。

 .Net Compact Frameworkが必要ということは、C#で書かれているのだろうか。起動に少々時間がかかるのが難点といえば難点だが、それほど気にならない。必要なら終了させずにメモリ上に置いておけばいいのだから。試しにしばらくメモリ上に置いたままで送受信を繰り返してみたが、メモリリークも起きないようだ。PocketOutlookは「メモリリークはMSのお家芸」と言われているとおり、しばらくメモリに置いていくとだんだんメモリを食いつぶしていく。本体を終了させてもリーク分は開放されないので、結局リセットすることになる。

※ こうやって、ときどきリセットしてほしいのだね?>ゲイツ君。

 なんだかとても気に入って、嬉しくなってしまった。こうなるとPocketOutlookを押しのけて標準メールソフトの位置を与えてあげたくなる。

■ PocketOutlook 駆逐作戦開始

 実はQMAIL3を使っていたときからそうしたいと思っていたのだが、ウィルコムEメールの自動受信をPocketOutlook以外のメールソフトに任せる設定は、OSの機能としては用意されていない。しかし方法はある。tmailというソフトを使えばいいのだ。

 tmailはもともとWindows Mobileに標準で含まれているソフトウェアモジュールで、W-SIMがウィルコムEメールの着信を検出するとこいつがPocketOutlookを起動するらしい。そこで別のメールソフトを起動するようにした同名(つまりtmailという名前)のモジュールを本物に上書きしてやればいいことになる。

 しかしこのソフトのドキュメントを見ると、「tmailが三回呼ばれたら指定されたメールソフトを起動するが、そのカウンタがずれると手動起動もできなくなる。対処方法は云々」などと書かれていて、少々怖い。^^;

 それに標準の、いわばシステムファイルを書き換えてしまうわけで、これもちょっと尻込みする。おまけに設定用の.iniファイルに項目が多くて、面倒ごとが嫌いなアタシには向いていない気がする。

※ (MS製ではない方の)tmailの機能はほかにもたくさんある。単なる外部メールソフト起動モジュールではない。

■ ついに PocketOutlook を駆逐

 ところがおなじ作者の手になる、別の方式のソフトがある。tmailとよく似た名前でttmailという。こちらはシステムファイルを書き換えるのではないので、OSの機能をフックするAPIでも使っているのかも知れない。これならまだしも穏やかな方法(個人的感想)だし、アンインストールも楽そうなので、思い切って試してみることにした。

 これがなんともあっけなく動いてくれた。ttmailのパッケージに含まれるモジュールを適当な場所にフォルダを掘って格納し、.iniファイルの[global]セクションにある起動ファイル名にHDMobiMailの該当ファイルを指定し、ttmail本体を起動してやればいい(起動してもダイアログひとつ出るわけではないので、ちゃんと起動できたのか少々不安になるが)。

 ありがたいことにttmailの.iniファイルにはすでにHDMobiMailを起動するための設定が、コメントの形で記述されている。なんの苦労もいらない。

 さっそくテストメールを押し込むと、ちょっと起動時間がかかって(これはしかたがない)HDMobiMailが起動し、メールを読み込んでくれた。おぉ、すばらしい。\(^o^)/

 W-ZERO3用ということで、着信メールがあると本体の青色LEDもちゃんと点灯している。着信サウンドも鳴る。止めたければどちらも止められる。メモリだだ漏れのPocketOutlookなんか使う理由がどこにあろうか。^^;

 昨日からほぼ24時間使っているが、いまだになんのトラブルもなくメールを自動受信している。受信時起動だけではなく、常駐させたままでの自動受信も問題ない。この間、いまいましいPocketOutlookは一度も起動せず、メモリリークもほとんど起きていないようだ。上にも書いているがいままではメモリ不足が本体の動作に悪影響を及ぼすので、下手をすると2~3日に一度リセットの必要があった。まったくこういう品質のソフトしか作れない会社がCodeCompleteなんて本を出しているというのだからお笑いだ。

■ HDMobiMailは開発途上

 先に書いたがHDMobiMailはバージョンが0.821と開発途上にある。たとえばURLリンクをクリックしてブラウザを起動することができないなど、これからおそらく実装されるであろういくつかの機能が積み残されている。また、アタシがPocketOutlookを嫌う一番の理由であるスクロールのいやらしさ[*1]はないが、スクロールが画面単位にのみ対応していて1~3行程度のスクロールが選べないという不便さもある。

※ この件を作者に質問したところ、「Treoでは一行単位になっているので調査してみる」というお答えをいただいた。機種(WS004SH)固有の問題かも知れない。

 しかしW-ZERO3での使い勝手は大変良好なので、これから成長していくソフトを温かく見守りたい人には、一度お試しになることをお勧めする。

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■ [*1] PocketOutlookスクロールのいやらしさ

 こいつの本文表示画面は基本的には画面単位スクロールなのだが、画面の中にURLリンクがあるとそこにフォーカスが当たって画面単位スクロールをしない。おかげでスクロール操作をしたときに

 ・ 画面単位でスクロールする(画面上にURLリンクがない場合)のか、
 ・ URLの行数分だけスクロールする(画面最下行にURLリンクがある場合)のか、
 ・ スクロールしない(画面上につぎのURLリンクがある場合)のか、

 簡単に予測がつかない。というより、そもそもそんなことを予測しながらメールを読みたくない。これが長文のメールを読むときに大変なストレスになる。おまけにそれがお客からのクレームメールだったりすると、ストレスは百倍にもなる。^^;

カラスの工夫

2007年07月13日 09時57分58秒 | Weblog
 嫌いな人には申し訳ないが、朝夕の犬の散歩のときにカラスにもおやつのお裾分けをする。

 犬どもは散歩そのものより、おやつを小さくちぎって投げてもらい、それを追ったり直接口でキャッチする遊びの方を喜んでいるように見える。そうしていると取り損なったり草むらに落ちて見えなくなることがあるのだが、それをカラスがゲットして(笑)行くようになった。

 嫁さんは動物好きで、よその犬だろうと野良猫だろうと、腹を空かしている動物には分け隔てなくエサを与える。おかげで50を過ぎた同居ソフト屋も飢え死にせずにすんでいるわけだが、カラスも例外ではない。

 最近は二匹の犬の分にカラスに分けてやる分まで、おやつを持って出かける。たまにいたずら心を起こして橋の手すりの下など取りにくそうなところに置いてみるのだが、ヤツらは実に上手にくちばしですくっていく。空中高く投げてやると、さぁーっと飛んできてキャッチする。思わず拍手してしまうのだが、むこうが喜んでいるかどうかまではわからない。

    *

 アタシは帰りが遅いので夕方の散歩は嫁さんひとりで行くのだが、そのときに珍しく持っていったビスケットを与えてみたそうだ。見慣れないものなので首をかしげながら様子を見ていたふうだが、一羽が意を決して咥えて持っていった。続けとばかりに数羽が咥えたという。

 しかし帰り道に待ち伏せしていたカラスたちに、ビスケットは敬遠されていたらしい。

 今朝の散歩でその話を聞き、「口に合わなかったのかねぇ」などと言いながら歩いていると、またカラスがついてきた。ダメかなと思いながらまたビスケットを投げてやると意外にも喜んで(?)咥えたのだが、飛んでいった先を見て驚いた。ヤツら、ビスケットをいったん水たまりに落としてから食べているのだ。

 面白いのでしばらく眺めていた。ヤツらはもらったビスケットをつぎつぎと水たまりに持っていっては、大きなかけらごといったん水に漬ける。それからおもむろにくちばしですくっては食べている。偶然落としたのではなく、明らかに「水に漬けると食べやすい」と知っていてやっているようだ。


 おそらく最初にもらったとき、砕けると粉っぽくて食べにくかったのだろう。それでいったんは敬遠してみたが、エサはほしいので一晩考えたのではなかろうか。いやいやもしかしたら、たまたま水に落としたカラスがいたのかも知れない。そいつが今朝もさっそくやってみた。それをほかのカラスがめざとく見つけて続いたのかも知れない。

 自分で工夫してみたり、見習ってすぐ試してみるなど、なかなかたいしたものだ。人間にはまったく工夫も学習もしないヤツがけっこういるが、これを見るとカラス以下だ。

身の程を知れ

2007年07月04日 18時42分25秒 | Weblog
自費出版業者を提訴

 だとさ。

 身の程を知りなさいよ。自分が書いたものが、金を払ったとはいえ全国の書店に並ぶだけの価値があるかどうか、少し考えたらわかりそうなものじゃないか。

 編集者を始め出版業界の人たちは、日常気むずかしい著者を相手にしている。おだてたりなだめたり、ありとあらゆる手を使う。もう20年近く前になるが、アタシがたまたまコネがあって単行本の一部を書かせてもらったとき、その書き散らし原稿を「玉稿」と呼んだくらいだ。

※ いかに彼らのヨイショがすごいか、わかるでしょ。

 だからトーシロを持ち上げて金出させるなんて、その気になったらなんのことはないのだ。言っちゃなんだが、おだてに関しては筋金入りの人たちだ。

 そう考えるとだまされるのも無理はないが、ちょっと冷静になって我が身を振り返ってみたらいい。自分ではなかなか冷静に見られない人は、嫁さんに見てもらうといい。「なに考えてるの、アンタ」と言われるのがオチだ。

 だました方はもちろん悪いが、身の程もわきまえずおだてに乗って舞い上がって、金巻き上げられたアホが被害者面するなって。

 おぉ、またもや言い過ぎたぞ。(⌒_⌒;)