自民総務会で首相退陣論が噴出「政権選択迫ってしまった」(読売新聞) - goo ニュース
まさかここまで見苦しく権力の座にすがりつくタイプだとは思わなかったので、正直なところ少々驚いている。
それにしてもまぁ、このボクちんの言葉の軽いことよ。「任免権者としての責任はある」というからさっさと首をはねるのかと思ったら、なにもしない。首をはねられない事情があるなら自分の首をはねるのが任免権者のあり方であろうに、それもしない。
この記事にもあるが自ら「安倍か小沢か」と選択を迫るようなことを言い、「小沢だ」(厳密に言えば「安倍じゃない」か)と言われたのに、しかも「敗北の責任は自分にある」と言っているのに、退こうとしない。
幼いのだという人もいるようだが、ここまで来ると言葉の意味がわからずに使っているのではないかと勘ぐりたくなる。長幼の問題ではなく勉強不足だ。それも学校の国語。
さっさと辞めりゃいいようなもんだが、辞めるとなにかものすごく困る事情でもあるのだろうか。
*
今回の選挙で注目したのは、なんと言っても小沢党首の動きだ。
もちろん一人区を徹底的に廻ったのは、選挙戦略上の重要度が高いという理由もあるだろう。疲弊した地方の怒りを票に結びつけるという狙いも妥当で、見事にそれは当たった。
しかし田中角栄の秘書を務めた故・早坂茂三の書いたものを何冊か読んだ身には、今回の小沢の背中には角栄が見えるような気がした。代議士になりたいと田中派の門を叩いた候補者に、「戸別訪問3万軒、辻説法5万回。おまえ、まずそれをやれ」と言い放ったという、あの田中角栄だ。「選挙は川上から」とも言っていたという。
早坂によれば角栄は「亡くした子供に似ている」と言って、ことのほか小沢をかわいがったという。手塩にかけた愛弟子が政治生命をかけた勝負に出た時、あの人なつっこい笑顔で選挙必勝の秘伝を改めて耳元でささやいたであろうとは、勝手な想像に過ぎないだろうか。
ともあれ、小沢は一歩踏み出した。政治生命をかけた戦いはこれから本番を迎える。大いに楽しみではある。あの世で角栄も見守っていよう。
まさかここまで見苦しく権力の座にすがりつくタイプだとは思わなかったので、正直なところ少々驚いている。
それにしてもまぁ、このボクちんの言葉の軽いことよ。「任免権者としての責任はある」というからさっさと首をはねるのかと思ったら、なにもしない。首をはねられない事情があるなら自分の首をはねるのが任免権者のあり方であろうに、それもしない。
この記事にもあるが自ら「安倍か小沢か」と選択を迫るようなことを言い、「小沢だ」(厳密に言えば「安倍じゃない」か)と言われたのに、しかも「敗北の責任は自分にある」と言っているのに、退こうとしない。
幼いのだという人もいるようだが、ここまで来ると言葉の意味がわからずに使っているのではないかと勘ぐりたくなる。長幼の問題ではなく勉強不足だ。それも学校の国語。
さっさと辞めりゃいいようなもんだが、辞めるとなにかものすごく困る事情でもあるのだろうか。
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今回の選挙で注目したのは、なんと言っても小沢党首の動きだ。
もちろん一人区を徹底的に廻ったのは、選挙戦略上の重要度が高いという理由もあるだろう。疲弊した地方の怒りを票に結びつけるという狙いも妥当で、見事にそれは当たった。
しかし田中角栄の秘書を務めた故・早坂茂三の書いたものを何冊か読んだ身には、今回の小沢の背中には角栄が見えるような気がした。代議士になりたいと田中派の門を叩いた候補者に、「戸別訪問3万軒、辻説法5万回。おまえ、まずそれをやれ」と言い放ったという、あの田中角栄だ。「選挙は川上から」とも言っていたという。
早坂によれば角栄は「亡くした子供に似ている」と言って、ことのほか小沢をかわいがったという。手塩にかけた愛弟子が政治生命をかけた勝負に出た時、あの人なつっこい笑顔で選挙必勝の秘伝を改めて耳元でささやいたであろうとは、勝手な想像に過ぎないだろうか。
ともあれ、小沢は一歩踏み出した。政治生命をかけた戦いはこれから本番を迎える。大いに楽しみではある。あの世で角栄も見守っていよう。