ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

吉茶亭は本日閉店

2008年07月30日 12時30分50秒 | Weblog
 前日になる昨日7/29(火)、最後の宴会をやってきた。用意してもらっていたいい酒を飲み、シメにはこよなく愛した炊きたてメシのおにぎりを堪能した。

 駆けつけてくださった方々には心から感謝。また都合が合わなくて来られなかった方、残念ではあったがまたなにかの機会に。

 日本語入力の辞書に登録して宴会に誘うメールで頻繁に使用した「吉茶亭」という単語は明日から、思い出を語るときにのみ参照されることになる。

 無骨なオヤジと恥ずかしがり屋の女将。いいコンビであった。これからも一緒に人生を歩んでいってほしいという願いを込めて、感謝と記念の品としてふたり分の下駄を手渡してきた。嫁さんとふたりで1時間近くかけて選んだものだ。

 ありがとう、吉茶亭。
 ありがとう、江良さん夫妻。
 ありがとう、常連のみなさん。

 またどこかで、会いましょう。元気で。

アレハ、カンコクノ、ウヨクデス

2008年07月27日 12時55分18秒 | Weblog
 竹島がどちらの国のものかという話がずっとあるそうだが、こういう方面にはアタシは疎い。疎いんだが、報道されるむこうの国の人たちの言動にはいささか辟易する。対馬にまで来て騒いでいるそうで、相変わらずテンションの高いことだ。怒りの表現には割合はっきりと知性が反映されるので、他人事ながら少し気をつけた方がよろしかろうと思っている。

 彼(「か」だよ、「かれ」じゃなく)の国との好ましくない問題が発生するたびに思い出すことがある。

 彼の地から来て東京でソフトハウスを経営している社長さんと飲んだときのことだ。「日本の人って私たちが嫌いですよねぇ」と言われたので「あの過激な反応はどうも受け入れがたいですね」と応じた。そういうストレートな話がちゃんとできる人であったが、彼は私の言葉に対して、「カノサン、アレハ、カンコクノ、ウヨクデス」と言って笑った。

 まぁ聞く人が聞くとかなりきわどい話だと思うが、こういう人が多数なのであれば、彼の国の人たちとも付き合っていけるのではないかと思っている。こういうことがあるたびに、思い出すことだ。

    *

 ちゃんと写っていると思ったのだが、よく見ると花より右側のつぼみの方にピントが当たっている感じがする。最近目が悪くなってきて、悔しい思いをすることが多い。

 この日から100枚近く撮っているのだが、結局これが一番いいので27日の花。

庭の花

iPhoneのファームウェアをアップデートしよう

2008年07月25日 16時15分24秒 | コンピュータ
 どうもまだ公式なアナウンスがないようだが、iPhoneのファームウェアがアップデートされている。アタシも含めて7/11当日に手に入れた人のiPhoneはこのアップデートがされていないファームウェアのようなので、「Safariが頻繁に落ちる」とか「時々日本語入力がひどく遅くなる」などの症状に悩まされている人はアップデートをお勧めする。

 特にGPS機能に不満の方には強くお勧めしたいところだ。このアップデートを当てるとようやくまともに使えるようになると言ってもいい。それまでの地点確定の遅さ(しばしば、だんまりになる)が解消されて、小気味いいくらいにスパッと(音はしない)決まるようになる。

 iPhoneの「設定」の「一般」の「情報」でバージョンのカッコの中が「5A345」なら初期バージョンのファームウェアだ。アップデート後は「5A347」になる。

 アップデートはiTunesから行う。iPhoneをつないで専用タブから「復元」ボタンを押せばいい。初期化されるのでまっさらになるが、そのときに自動的にダウンロードされる最新のファームウェアを焼き込んでくれる。

 初期化で消えたデータはその直前の同期でセーブされており、初期化完了後に「直前に同期したデータを戻すか、新しいiPhoneとして登録するか」と聞かれる。ここで直前の同期データを戻してやればいいのだが、なぜか自分のいる地域がアップル本社のあるCupertinoになってしまうので、そこに実際に住んでいる人でない限り、これは自分で設定し直す必要がある。また電話の受話音量が標準値に戻されるようなので、設定を変更している人は確認のこと。

 怖いのはWindows のiTunesでこの「復元」をやった人から、バックアップしておいたはずの動画が戻らないとかプレイリストがなくなっているという報告を聞いていることだ。こういう事態に自分で対処(「諦める」も含む)する自信がない人は、Appleからの公式なサポートを待った方がいいかもしれない。

    *

 おまけ。

 iPhoneのMailはReply-toが設定できない。これはけっこうイタいことだ。

 Pushの快適さを享受するために会社のアカウントに来たメールをMobileMeやSoftBankが付与したメールアドレスに転送している場合、返信するとそれへの相手の返信がMobileMe(SoftBank)のメールサーバに入ることになり、会社のメールサーバの受信ボックスには入らない。

 これに不満を唱える人は多く、アタシもそうだった。

 しかしあれこれ設定をいじっていて見つけたのだが、SMTPサーバは変更できるのだ。MobileMeのMail設定でSMTPを会社のSMTPサーバに変更してやると、会社のメールアドレスが送信者になる。たとえばGmailで通常使うメールアドレスをデフォルト以外に設定している場合でも、GmailのSMTPを使えば自動的に設定したメールアドレスで送信してくれる。ナイス。

 実はこれに気がついたのが上のファームウェアアップデートの後だったので、最初からできるのに自分が見落としていたのか、アップデート時に改修されたのかがわからない。

 わからないが、問題点がひとつ解消されたのはありがたいことだ。

29日(火)は吉茶亭の日

2008年07月23日 12時37分11秒 | Weblog
 やはり最終日の前日、29日(火)に行くことにしました。あまり遅くまでいないつもりで、18時くらいに入って2時間程度にしようかと思っています。

 いい酒を一本、入れといてくれるように頼みました。それをきれいに空けて、お開きにします。

 お付き合いくださるかたはどなたでも。整理券は出さないそうです。^^;

高iPhone率の会社

2008年07月17日 21時47分14秒 | Weblog
我が社は去年よりかなり人数が減って現在6名。常勤は5名だ。どうだ、ちっちゃいだろ。しくしく。忙しい時は社内より社外の開発要員の方が多いことすらある。

そんな小さな会社が「その日」を迎えた。

11日の午前中にまずアタシが自分の個人用兼営業用に1台手に入れ、続いて会社名義で開発用を1台購入した。そうこうしているうちに開発担当者が自分用のをほしくなり、1台買ってしまった。5人の会社に3台だから、実にiPhone率が60%ということになる。

ところでこんなちっちゃな会社のくせに、経営会議に参加する社外のメンバが2名いる。単なる野次馬ではなくて、技術畑と経営畑の、それぞれちゃんとした素性の人たちだ。

この技術畑の人がずっと、経営畑の人にiPhoneを勧めていた。結局勧められるままに経営畑の人が1台買った。しばらく様子見と言っていた技術畑の人も、後を追うように1台買った。

常勤5名に加えて2名だから7名だ。ここにiPhoneが5台だから、なんとiPhone率は70パーセントを超えている。まったく、なんて会社だ。これに加えてデザイナ兼事務職のかわいい(声の)女性が密かに購入の機会を狙っている。大変なことだ(なにが?)。

この調子で売れていくと、ソフトバンクのARPU(端末1台あたりの収入)の向上に大いに寄与することになる。しかしなにしろ網がつぎはぎだらけで貧弱といわれるバンクだ。バンクじゃなくて回線がパンクになるかも知れない。今日も帰路の電車の中で突然3G表示が消えてつながらなくなった。

せっかくのチャンスなんだから、大事にしてほしい。イーモバイルとローミング(?)とか、できないんだろうか。

そんなにiPhoneがうれしいか?

2008年07月17日 14時48分34秒 | Weblog
 うん。うれしい。(*^_^*)

 いまのところ、不満はふたつしかない。

1.キャリアがSoftBankだ。
2.ストラップホールがない。

    *

1.キャリアがSoftBankだ。

 いつも引き合いに出すが、さっぽろ雪祭りの最終日程度のトラフィックも捌けないような網(「もう」と読んで、お願い)では信頼できない。

 いや、そういう技術的な話ではなくても、イメージ的にSoftBankはびんぼくさい。しかも迷惑メールの代名詞であるYahoo!の臭いがプンプンする。おなじ3Gなんだから契約すれば使えるんじゃないか、docomoと。ぜひとも契約したい。

 電界強度のばらつきが大きいのも不満。いまのところ持ち歩く範囲で一番電波が強いのは自宅だ。iPhoneは無線LANも使えるが、自宅は入居間もなく無線LANをしっかりと張ったので、SoftBankの電波が弱くても支障はない。皮肉なものだ。反対に一番弱いのが会社の事務所で、おなじく無線LANが使えるし、弱いながらも通話はできるので、まぁいいといえば、いい。

 いいけど、SoftBankはイヤだ。

    *

2.ストラップホールがない。

 落としそうで、こあいです。^^;

 南一条のApple直営店で店員のお兄ちゃんが見せてくれたTouch用の透明なケース。背面だけを保護するタイプだが、すっごく美しい。たぶんこれのiPhone用が出ると思うので、待っている。

 しかしこれにはストラップホールがなく、落としそうだという不安からは解消されない。落としてもケースが身代わりになってくれるというわずかな安心感があるだけ。

 このとき一緒に勧められたのが、ケースとおなじ会社が出しているノングレアタイプの液晶保護シート。これは現物があったのですぐに購入したが、とてもいい。ノングレアなので画面が少し暗くなるが、指の滑りが良くてしかも指紋がほとんど目立たない。

 パワーサポートという会社の製品で、1,200円はちょっと高いと思うが実は二枚入っているから、けっこうお得。

    *

 おいおいにそうなっていくだろうと予想はしていたが、おいおいどころではない。居間でWindows ノートパソコンを開くことがほとんどなくなってしまった。昨日はとうとう一回しか、電源が入らなかった。

 もちろんフルキーボード、フルスクリーンのパソコンは使いやすい。それは当然だが、居間でしていることといえばほとんどがメールの確認だ。簡単な返事ならiPhoneでひょい(という音はしない)と書いてしまえる。ここまでは普通の携帯でも可能だが、そのメールにURLリンクがあったときは「待ってました」状態になる。

 リンクをタップすると、フルスペックのSafariが立ち上がってくる。このiPhoneのSafariの使いやすさはどこにでも書かれているのでいまさら書かないが、見たいところをツンツンするとその部分がちょうど見やすいように広がってくれる。それでも足りないときは見たいところを二本の指でぐいっ(という音はしない)と広げると、どんどん拡大される。範囲外のところは、一本指ですいっ(という音はしない。しつこいけど)と引っ張ると出てくる。テレビ画面に映る番組表は見づらくて使わないが、iPhoneのSafariで見る番組表は見やすいのでお気に入りのひとつになっている。

 まだもたついているがMobileMeの同期機能があるので、スケジューラも死ぬほど(この程度じゃ死んでいられないけど)ありがたい。なにしろiPhoneでスケジュール登録をするとその場でMobileMeのスケジューラに反映され、MacBookを開くとiCalにも同期されている。逆もそう。iCalで変更したスケジュールはほぼリアルタイム(現状では最長で10分程度遅れる)でiPhoneのスケジューラにPushされている。携帯だから当然だがマシン間がケーブルでつながっているわけではないし、同期するときに派手なアニメーションなどは一切ないから、それだけにけっこう感動ものだ。

 MobileMeの同期機能はアドレスブックにも効いている。TさんがiPhoneを買って電話番号を知らせてきたのでMacBookのアドレス帳の電話番号の項目に「iPhone」を追加し、そこに教えられた電話番号を書き込む。ほどなくしてiPhoneのアドレスブックもそのとおりに書き換えられている。いや感動しますって、ほんとに。

 ぶっちゃけ、アタシにとってはMobileMeの有り難みの方が大きい。いままでメールログだけじゃなくあらゆるデータの同期で苦労してきたからね。で、その同期の取れたデータのビュアーというかブラウザというか、そういう役割のモバイルデバイスとしてiPhoneはとても優秀なのだ。

 そりゃそうでしょう。マシンがどうだとかOSがどうしたという話じゃないもの。大事なのは個人のデータであって、それを預かるクラウドコンピュータ(念のため言っておくが、ヨドバシでは買えない)と同期機能とモバイルデバイスは脇役だもの。その脇役がけっこう優秀だということ。

 いや、でも、ストラップホールはほしいよな。

[追記]

 会社のホームページをiPhone用に細工してみた。iPhoneを持っている人はSafariで開いて、下の'+'ボタンを押して「ホーム画面に追加」を試してみてもらいたい。iPhoneのホーム画面に我が社のアイコンが登録される。たったこれだけのことだが、まぁ細工は必要なのだ。単にホームページをホーム画面に登録しただけでこういうアイコンが表れるわけではない。

 iPhone用業務向けソフトウェアの開発は新規、移植にかかわらずぜひお気軽にご相談を。

鼻血を出すほどぶっ叩き、放置せよ

2008年07月17日 10時09分17秒 | Weblog
東名高速で中2少年がバスジャック、乗員乗客にけがなし(読売新聞) - goo ニュース

報道するなよ、こんなもの。ケガはなかったんだからいいじゃないか。

こんなバカ餓鬼は取り押さえたらその場で鼻血を出すほどぶっ叩き、親に連絡したらズボンひん剥いてその場に放置すればよろしい。テレビだの新聞だのが追っかけるから、トシ相応の自制心も言葉による表現能力も身についていないバカ餓鬼が後から後からこういう騒ぎを起こす。

ぶっ叩いて放置せよ。マスコミはいちいち相手にするな。こら、そこのアホ面レポーター。深刻そうな顔をして愚にも付かんことを歩きながらしゃべるんじゃない。こんなバカ餓鬼に踊らされて、恥ずかしくないか。

iPodとiPhone

2008年07月13日 07時37分30秒 | Weblog
 説明するまでもないが、右側が20GBのHD付きのClassic系(?)iPod、左が16GBのメモリのiPhone3G。iPhoneの方が、のっぽだが薄くてちょっと軽い。

 右には音楽が入っている。左にはインターネットと電話と音楽が入っている。どこがどういいとか、ここがステキとか、やーいこんなのできないだろ(子供か)とか、そういう話じゃない。次元が違うというのだろうか、なんとも表現のしようがない。これはもう明らかに「違う」のだ。

 11日の夕方に手に入れて、今日で三日目の朝だ。金曜日に発売してくれたことを感謝したい。おかげでたっぷりとサルになれた(笑)。持っている人にはわかる笑い話だが、MacBookと両方交互に使っていると大げさではなく本当に、MacBookの液晶まで「つんつんしたり、引っ張ったり、広げたり」しそうになる。重いしもともと横長なので、さすがに傾けはしないが。^^;

 昨日は丸一日設定と調整を繰り返し、深夜にようやくMobileMeが正常に稼働し始めたので、今朝は4時に起きて「同期な生活」も楽しんでいる。だれがなんと言おうとアタシには、MebileMeなしのiPhone生活は考えられない。

 これ以上は、いまは書かない方が良さそうだ。取りあえず今日一日また、サルになっていよう。

おっきい方の写真

吉茶亭が閉店する

2008年07月05日 10時43分19秒 | Weblog
 「吉茶亭」は、日本酒のうまさを教えてくれた店だった。

 今年で二十二年目というから平成ではなくまだ昭和のころの創業だ。こちらの創業が平成三年で、たまたま事務所の近くだったものだから馴染みの店になって十七年。当時はまだ珍しかった地酒の種類が多い店だった。

 こちらの懐具合を見て取ったか、お世辞にも愛想がいいとは言えないオヤジが「一杯ずつだと高くなるから、好きな酒があったら一升瓶で買い置きにすればいい」と勧めてくれて、それからはお代わりがぐい飲みではなく瓶単位になった。

 客足が落ち始めた三年ほど前からずっと考えていたらしい。その頃はまだ蓄えがあったのでタイミングとしては一番良かったのだろうが、昨日行ったときは「かのちゃんな、しかし金があるときってのは踏ん切りがつかんのよ」と言っていた。決断したのが先月のことで、借金がないうちに整理した方がいいと思ったそうな。

 人を雇っているわけではなく、オヤジと女将さん二人でやっている小さな店だ。派手さはまったくなく、表通りからちょっと入ったところにある「ご近所の居酒屋」だ。ときどき家族連れがやってきて、子供にメシを食わせながら親がビールを飲んでいた。そういう店がやっていけなくなるくらい、景気が冷え込んでいるということだ。

 シャコの爪肉、カジカの白子、金太郎(刺身イワシ)の塩焼き、シメサバ焼き。珍しい肴や食い方もずいぶん教えてもらった。

 商売相手は滅多に連れて行かないが、この人はと思ったときはお客でも案内して、したたか飲んだ。平気で酔っぱらえる相手しか連れて行かないと、決めていたわけではないが自然にそうなっていた。

 マイミクの「あさだ」さんが「かのさんにケルンでしかおごってもらった記憶がない」と、まるでアタシをどケチみたいに書いていたが、ここでもおごっている。少なくともここに連れてきてもらったことは大いに感謝すべきで、それを忘れるとはまったくとんでもないヤツだ。(⌒_⌒;)

 それはそれとして、月末30日(水)までやるというのであと何回か行くことになるだろう。閉めると決まってから通ってもいかんのだが、少なくとも最後の日は絶対に行かないと。