ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

六堰頭首工

2005-11-14 19:01:20 | ひでんかの「日々の徒然」
↑ご存じでしょうか?
ろくせきとうしゅこう」と読みます。

今日は「埼玉県民の日」。学校もお休みです。
「県民の日イベント」が、いろいろな県の施設で行われます。
(入場料がタダとか...)
そんな企画の一覧を見ていたら
頭首工施設の見学」というのがありました。

他の施設は、動物園や博物館、○○館と名前がついていても、だいたいどんなところかの見当は付きます。
でも、ここだけは、
何なのか?」「どんなモノなのか?」「どこにあるのか?」
全く判りません。
(なんだか怪しげな名前だと思いませんか?)

なんだか妙に気になったので、調べてみたら、荒川にあるのことでした。
でも、堰だったら、もっと判りやすく"花園堰"とか"大里堰"とかにしても良いと思うのですが...ヘンな名前!?
で、近くを通ることになったので、寄ってみることにしました。
051114
 ↑ が六堰頭首工です。
場所は花園町と川本町の境の辺り、荒川をド~ンと堰き止めています。
六堰というのは、地名ではなくて、昔はこの辺りに6つの堰があり、それを1つにまとめたのでこの名前が付いたようです。

施設公開の看板は出ていましたが、お客さんは3組ほど。
(職員の数の方が多い)
操作室(堰の開閉や取水のコントロールをしているところ)や取水ゲート操作室など、ふだんは社会科見学か何かでしか入れないところを見学できました。
どこも職員がスタンバっているのですが、お客さんが少ないので、ちょっと真剣に見ていると、ススっと近寄ってきて丁寧に説明してくれます。
アンケートとか、「水槽に入っている生物の名前あてクイズ」なんかもあって、ノートやファイルや植物(「パンジー」と「金の成る木」、どういう組み合わせ?)や、おみやげをたくさん貰いました。

これが、かんがい用の施設だということが判りました。
埼玉の農業には大切な施設だということもよくわかったのですが、それにしても、施設の割には職員の数が多いような...。
(今日はイベントだから?)
台風などの場合は、水門管理もたいへんなのでしょうけれど、実際の水門の開閉は、昔と違って、今は離れた場所から操作するだけですし、その機械に何か異常があっても"人海戦術"という訳にもいかないと思います。
(そういう場合は潔く諦める?...訳にはいかないでしょうけど)

日々、順調に水の管理ができているのが一番ですが、そんな毎日は、ただ川を見つめているって.....。
「なんて孤独なお仕事なんでしょう!?」
と思ってしまいました。
(まさか、一人しか居ないわけはないでしょうけれど)

ともあれ、おかしな名前のモノの正体(?)がわかってホっとしました。
「埼玉の七不思議」が1つ解けたような気がします。
(残りの6つは何?)

コメント
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