今日の阪神タイガース

毎日の阪神の各選手の動きを分析し様々なマスコミの情報を紹介して行きます

ポスト井川は台湾に居た!

2006年11月09日 23時19分33秒 | Weblog
 タイガースが、本日開幕したアジアシリーズ(東京ドーム)で来日中の台湾ラニュー熊隊の徐余偉投手(27)を、獲得リストに入れていることが明らかになった。
 井川投手のポスティングシステム(入札制度)での移籍交渉が本格化する中、林光中渉外担当を派遣して調査を進めていくという。
 ポスティングでのメジャー移籍を熱望する井川投手の動向と、FA補強で獲得を見込んでいた広島・黒田投手の残留決着のなか、来季に向けて、投手陣の再編に迫られたタイガースが、台湾の速球派左腕をマークしていることが分かったものだ。

 その名はMAX150キロを誇る台湾プロ野球ラニューの左腕・徐余偉投手だ。常時140キロ後半を計測する速球が武器で、持ち球のチェンジアップとの緩急で打ち取るスタイルは、井川投手とだぶるものがある。
 今季は故障もあって登板は中継ぎの1試合だけだったが、完治しているとの情報をキャッチしており、実はヤクルトも、獲得リストに入れているほどの剛腕だ。

 ラニューでは通算1勝6敗1セーブ、防御率5.23。
 中継ぎタイプだが、05年は6試合の先発経験もある。
 台湾球界に詳しい関係者は「左で球が速いのが魅力。先発でも中継ぎでもいけるし、ロングリリーフもできる」と高く評価しており、投球フォームもそうだが、米大リーグのドジャースから古巣のヤクルトに復帰した石井一投手を目標に掲げるほどの“親日派”でもある。

 今オフ、タイガースは“ポスト井川”として争奪戦を想定していた黒田投手が、FA行使せずに広島残留した。
 38歳の下柳投手も今オフは左ひじの手術を施し、万全な状態で来季を迎えられるかは微妙だ。
 倉敷・秋季キャンプに参加中の筒井投手、中村泰投手、またハワイのウインターリーグに派遣している江草投手、能見投手らが先発ローテ候補に挙がっているが、中継ぎも含めて編成上、左腕不足に陥る不安は拭えない。

 シーツ内野手、ウィリアムス投手、ダーウィン投手に続く4人目の外国人として、タイガースは米大リーグ、パイレーツの150キロ右腕、ライアン・ボーゲルソング投手(29)を獲得、外国人枠は4人で、あとは育成選手の扱いで外国人補強を検討中だ。
 ただ、今後の井川投手や他の投手の動向次第では、徐投手は即戦力として獲得の可能性も出てくるという。

 タイガースは92年に台湾ルートで、バルセロナ五輪の銀メダルに貢献した郭李建夫投手を獲得し、6年間在籍し、中継ぎ、抑えで通算27勝の実績を残した。
 今季後半、巨人で先発ローテに定着した姜建銘投手も低めに集める制球力が売りで3勝(2敗)をマーク。
 台湾球界でとくに投手のレベルは低くないことは実証済み。
 日本ではまだ無名だが、徐投手も魅力十分の存在なのは間違いない。

ボーグルソン来る!

2006年11月09日 23時08分49秒 | Weblog
 虎の新外国人ライアン・ボーグルソン投手(29)=191センチ、95キロ、右投げ右打ち=が、甲子園球場で入団記者会見し「タイガースは歴史あるチーム。勝利に貢献できるよう頑張りたい」と抱負を語った。
 1年契約で、年俸8000万円だという。背番号は未定だ。

 160キロの速球が魅力の同投手は、大リーグ通算で120試合に登板し、10勝22敗、防御率5・86で、今季はパイレーツに所属し、救援で20試合に登板した。