大会前に「頑張るマラソンにひと区切りする決意をしました」と引退を表明していた千葉選手は、右足太ももの痛みが響いて、第20回北海道マラソンで11位に終わった。
ゴール後はそれまで走ってきたコースに向かって深々と頭を下げた。
「おなかいっぱい走りきって大満足です。自分らしくベストスマイルでゴールできました」と千葉選手はいつもの甲高い声でレースを振り返った。
00年に一時引退に追い込まれる要因にもなった右足の痛みが10日ほど前に再発し、ウオーミングアップも満足にできなかったという。
「2年くらい前から、いつまで(足が)もつかと思っていた。一生懸命練習すると痛みが出る悪循環。引退の要因はいろいろあるが、足の持病がもっとも大きい」と語った。
過去2連覇と愛着ある大会だけに、右腕に「ありがとう」と大きく書き込んで走り、沿道のファンへのメッセージにしていた。
お疲れ様!真子ちゃん