今オフの球界最大の注目は、FA権を取得した広島のエース・黒田投手の去就だ。
権利を行使すれば阪神、巨人に加え、メジャーも獲得調査に乗り出すといわれている。
黒田投手の実家が大阪にあることから阪神有利の声もあるなか、星野仙一シニアディレクター(SD)がホームページ(HP)上で表明した「獲得に反対」という意見に黒田サイドが動揺しているという情報もあるという。
かつての阪神は、FAで獲得した選手に期待を裏切られ続けたが、そんな流れを断ち切ったのは02年オフ、広島から阪神に移籍した金本外野手だった。
05年に入団したシーツ内野手も前広島で、「カープ出身の選手は“当たり”の確率が高い」と編成担当者は言う。
黒田投手がFA宣言すれば、巨人が持ち前の資金力で獲得に名乗りをあげるとみられているが、リーグを代表する投手を、これもソコソコの資金力がある阪神が黙って放っておく手はない。
エース・井川投手がポスティングでのメジャー移籍を視野に入れていることを踏まえると、ノドから手が出るほど欲しい人材だ。
宮崎オーナーも「タンパリングになるので具体的なことは言えないが、必要な補強はする」と黒田獲りを示唆している。
長期ロードの最中、久保田投手、藤川投手の相次ぐ離脱で投壊現象を目の当たりにした岡田監督も黒田投手獲得に熱心とされており、球団挙げての歓迎ムードだが、そこに先月、自身のHP上で「待った」をかけたのが星野SDだ。
「大阪の人間だし、できれば獲りたい、というのもわからないのではない。ただ、『待てよ』と。生え抜きの選手の気持ちはどうなるんや」や「金本、シーツに黒田まで獲ったら広島タイガースだと言われる(中略)。相談されたら反対する」としたのだ。
これには球団サイドも「星野SDの考えであって球団の公式見解ではない」と戸惑うばかりだという。
仮に黒田投手がFA宣言した場合、岡田監督が黒田獲りを懇願すれば、フロントは現場トップの考えを尊重するだろう。
だが一方で、現場に「星野門下生」を自称するコーチもいれば、宮崎オーナーを筆頭に本社首脳、フロントにも「星野シンパ」は多く、監督復帰待望論も根強く残っている。
問題は、進路を決めるうえで自分を取り巻く環境を重要視している黒田投手本人が、“星野発言”にビビッていることだ。
「星野さんの発言を気にしているようだ。そりゃ、黒田に限らず、誰でも歓迎されないところにはいきたくないでしょ」と広島OBの野球評論家は語り、影響力はゼロではない、と分析している。
また黒田投手に関しては、広島もこれまでのポリシーを曲げて流出阻止に踏み切るようだ。
これまでは「FAは選手の権利」との建前から、お金を積んで引き留めることはしなかった。
金本外野手、江藤内野手(FAで巨人に移籍↓西武)ら4番打者のFA移籍にもある意味、寛容だった。
この熱意に黒田も残留に傾きつつあるという情報もあり、戦前の『阪神有利』の風評は完全に消し飛んだ格好だそうだ。
しかしだ。星野さん!よく考えて!
生え抜きの気持ち?もしそんな事を気にするのならプロである以上何故成績を残さないの?成績さえ残せば文句ないはずじゃない!
残せないからFAに期待するんです。
権利を行使すれば阪神、巨人に加え、メジャーも獲得調査に乗り出すといわれている。
黒田投手の実家が大阪にあることから阪神有利の声もあるなか、星野仙一シニアディレクター(SD)がホームページ(HP)上で表明した「獲得に反対」という意見に黒田サイドが動揺しているという情報もあるという。
かつての阪神は、FAで獲得した選手に期待を裏切られ続けたが、そんな流れを断ち切ったのは02年オフ、広島から阪神に移籍した金本外野手だった。
05年に入団したシーツ内野手も前広島で、「カープ出身の選手は“当たり”の確率が高い」と編成担当者は言う。
黒田投手がFA宣言すれば、巨人が持ち前の資金力で獲得に名乗りをあげるとみられているが、リーグを代表する投手を、これもソコソコの資金力がある阪神が黙って放っておく手はない。
エース・井川投手がポスティングでのメジャー移籍を視野に入れていることを踏まえると、ノドから手が出るほど欲しい人材だ。
宮崎オーナーも「タンパリングになるので具体的なことは言えないが、必要な補強はする」と黒田獲りを示唆している。
長期ロードの最中、久保田投手、藤川投手の相次ぐ離脱で投壊現象を目の当たりにした岡田監督も黒田投手獲得に熱心とされており、球団挙げての歓迎ムードだが、そこに先月、自身のHP上で「待った」をかけたのが星野SDだ。
「大阪の人間だし、できれば獲りたい、というのもわからないのではない。ただ、『待てよ』と。生え抜きの選手の気持ちはどうなるんや」や「金本、シーツに黒田まで獲ったら広島タイガースだと言われる(中略)。相談されたら反対する」としたのだ。
これには球団サイドも「星野SDの考えであって球団の公式見解ではない」と戸惑うばかりだという。
仮に黒田投手がFA宣言した場合、岡田監督が黒田獲りを懇願すれば、フロントは現場トップの考えを尊重するだろう。
だが一方で、現場に「星野門下生」を自称するコーチもいれば、宮崎オーナーを筆頭に本社首脳、フロントにも「星野シンパ」は多く、監督復帰待望論も根強く残っている。
問題は、進路を決めるうえで自分を取り巻く環境を重要視している黒田投手本人が、“星野発言”にビビッていることだ。
「星野さんの発言を気にしているようだ。そりゃ、黒田に限らず、誰でも歓迎されないところにはいきたくないでしょ」と広島OBの野球評論家は語り、影響力はゼロではない、と分析している。
また黒田投手に関しては、広島もこれまでのポリシーを曲げて流出阻止に踏み切るようだ。
これまでは「FAは選手の権利」との建前から、お金を積んで引き留めることはしなかった。
金本外野手、江藤内野手(FAで巨人に移籍↓西武)ら4番打者のFA移籍にもある意味、寛容だった。
この熱意に黒田も残留に傾きつつあるという情報もあり、戦前の『阪神有利』の風評は完全に消し飛んだ格好だそうだ。
しかしだ。星野さん!よく考えて!
生え抜きの気持ち?もしそんな事を気にするのならプロである以上何故成績を残さないの?成績さえ残せば文句ないはずじゃない!
残せないからFAに期待するんです。