徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

らしくない大阪(笑)

2011年08月31日 | その他の記事
行きつ戻りつのQの字,とりあえず,終着駅

つくばから実家に戻る時,普段は京都駅を使うのですが,今回は大阪駅(新大阪駅)を利用。大阪駅は最近リニューアルしたばかりと聞いて,ちょっと寄り道,こんな良さげな広場が出来ていました。

駅(ホーム)を跨ぐように大屋根が斜め掛かっていて,近未来的なデザインはとっても格好いいのですが,個人的には「らしくないぞ!大阪」って感じでした(笑)

最終的には,古い各ホームにかかる屋根を取り除き,欧州の駅のような開放感のある感じにしたいらしいのですが,全部取り除いてしまうと横から雨が吹き込むそうで,そこはご愛敬。とりあえず,真ん中あたりの屋根の撤去は始まっていました。
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本四架橋入門

2011年08月30日 | ちょっといいとこ,いい景色
中四国Qの字行,少し戻って「しまなみ海道」

本四架橋には縁がある。大阪に住み,両親の実家(祖父祖母宅)が愛媛県の東予地方であった自分にとって,本四架橋は,休みごとに渡るか,くぐるかしていたもの。実家に車がなかった頃は,三原まで新幹線で行き,三原から今治まで高速艇という帰省ルート,この時は大三島橋をくぐっていましたし,瀬戸大橋が出来てからは,特急列車や車で何度となく瀬戸大橋を渡たり,大阪南港から東予港までのフェリーで帰省した際には,明石海峡大橋,瀬戸大橋をくぐりました(建設途中の橋を下から眺めたこともありました)。

本州と四国を結ぶ本四架橋に3つのルート(東から「神戸-鳴門ルート」,「児島-坂出ルート」,「尾道-今治ルート」)があることは,昔,地理の問題でよく出題されたので,ご存じかも知れませんが,それぞれ,何本のどんな橋で結ばれているかは,全ルートを渡ったことがある人でも知らないのではないでしょうか?

Q1.神戸-鳴門ルート

吊り橋×2,桁橋×1:明石海峡大橋と大鳴門橋の2本の吊り橋は,有名なのでご存じ,鳴門側に小鳴門海峡を渡る桁橋があって計3本。

Q2.児島-坂出ルート

吊り橋×3,斜張橋×2,トラス橋×1:全長約10km,3つのルートの中では最も短く,6つ(高架橋も入れると10)の橋が連続して並ぶ。「瀬戸大橋」は,これらの橋の総称であって,瀬戸大橋という橋はない。

Q3.尾道-今治ルート

吊り橋×5,アーチ橋×1,斜張橋×3:通称「しまなみ海道」,橋の数は,3ルートの中で最多(ルート長は,神戸-鳴門ルートの方が長い),向島,因島,生口島,大三島,伯方島,大島の6つの大きな島を結ぶ,各島間を結ぶ橋は,バラエティーも豊かだが,同じタイプの橋でも印象は随分が違う。自転車や徒歩でも渡れるのは尾道-今治ルートだけ。

写真は,一応,全部を複数回渡ったことのある本四架橋のベテラン(笑)の私,お薦めの橋「多々羅大橋」。生口島と大三島の間を結ぶ斜張橋で,シルエットがとっても美しいです。
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清流の恵み

2011年08月27日 | ちょっといいとこ,いい景色
中四国Qの字行,しまなみ海道を戻り,広島でレンタカーを返し,高速バスで島根県浜田市に入りました。浜田では,大学時代によく遊んでもらった後輩の家にお世話になりました。彼の家にお邪魔するは初めてだったのですが,奥さんを含めて6人の大家族,手荒い歓迎も含めて楽しい1日を過ごさせてもらいました。

浜田・益田を少し案内してもらったのですが,一番印象に残ったのは,これ。

BBQのための食材を調達で高津川漁協を訪ね,形のいいモクズガニと天然の生き締め鮎を調達しました。狩猟・採集(笑)をライフワークにしていた彼ならでは趣向で,とっても嬉しかったです。

彼の話では,益田市に流れ込む高津川は,日本一の清流に返り咲いた(基準はよく分かりませんが)のだとか,そんな清流で採れた恵みが美味しくない訳があるはずもなく,贅沢をさせてもらいました。
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続 坂の記憶

2011年08月22日 | ちょっといいとこ,いい景色
以前のこのブログで中学校の通学路途中にあった急な坂を足が覚えていたといった内容の「坂の記憶」という記事を書いたのですが,今回はその続編です。

この桜坂(そんないいモノではなかった気がしますが,あらためて見てみると桜並木の坂ですね)も足がしっかり覚えてました。面白いものですね。
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石鎚酒造

2011年08月21日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
両祖父祖母のお墓参りに四国へ(福山からレンタカーを借りて,しまなみ街道を渡って四国に入りました)

トラックバックさせてもらったTORUさんの記事もあったので,少し立ち寄ってきました。石鎚酒造は,母方の祖母の実家のすぐ近くにある酒蔵,当時は大きな看板があちこちにあるなぁ~?ぐらいだったのですが,日本酒にハマってからは何度かお世話になってます(茨城の酒屋さんでもたまに扱っていたりするので)。

実際に,蔵まで訪ねるのは初めて,突然訪ねたにも関わらず,丁寧に対応して頂きました。一通り商品の説明を頂いた上で,おすすめの1本を購入してしまいました(キャリーバックには茨城から運んで来たお土産用の日本酒がすでに2本入っているにも関わらず(苦笑))また,何処かで紹介しますね。

事務所と蔵の写真を撮ることも快くOKして頂いたので,掲載させてもらいました。

ちなみに蔵や銘柄の名前になっている「石鎚」は,西日本最高峰の山の名前,この写真の奥に見える山頂付近が鋸状になった一番高い山が石鎚山(いしづちさん)です。

→ 石鎚酒造株式会社
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鉄分の濃い夏休み

2011年08月18日 | その他の記事
ちょっと遅れてお盆休みを取得。実家(大阪)に戻って来ています。この休みはかなり「鉄分」が濃い予定。

この「鉄分」は鉄道のこと(鉄道ファンの情熱度をこういうらしいですが,ここでは単に鉄道に乗車する機会が多いというだけ)。ちなみに自分は小さい頃はかなりの鉄道好き(鉄ちゃん),今でも嫌いな訳ではなく,新型車両とかを初めて見たりするとドキドキする(笑)

ところで,鉄道ファン,鉄道おたくが,かなり細かく分かれていることはご存じでしょうか?

分かりやすいところでは「車両鉄:鉄道車両が好き」,「乗り鉄:鉄道に乗るのが好き」,「撮り鉄:鉄道の写真を撮るのが好き」,「模型鉄:鉄道模型を集めたり,走らせたりするのが好き」,ちょっとマニアックになってくると「集鉄:切符や定期などを集めるのが好き」,「時刻表鉄:時刻表やダイヤグラムを集め,眺めるのが好き」,変わったところでは,「音鉄:鉄道に関連する音声を収集するのが好き」,「葬式鉄:廃車や廃線の直前セレモニーが好き」

まだまだ,細分化されているみたいです(^^;

たまに思うのですが,外国にも鉄ちゃんはいるのでしょうか?あまり聞かない気がするのですが・・・

写真は,新大阪駅で撮影したN700系の九州新幹線仕様,薄い藍色なのですが,写真に撮ると普通の白い東海道・山陽新幹線と変わりませんね。明日,福山まで乗車する予定です。
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秋の気配

2011年08月16日 | こよみ・四季・歳時記
小さい頃から「立秋(暦の上では秋)」の実感はあまりありませんでしたが,二十四節気で言えば,次の「処暑」(今年は23日頃)は何となく感じ取っていた気がする。例えば,お盆を過ぎると,海水浴場では海月が出るようになる,蝉の声にはツクツクホウシが混じるようになり,夜には秋の虫たちの合唱のリハーサルが始まる,容赦なかった夏の日差しもほんの少し和らいだような気がする。遅れてきた今年の夏も,そこは変わらない感じ・・・,秋の気配を感じる。

ベランダでは,なかなか咲かなかったもう一鉢のアサガオがやっと開花,スカイブルーが涼やかな「水月」です。

→ 同鉢の別株も開花,赤紫色の大輪(品種名は「浮舟?」):110817追加
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小学校からの眺め

2011年08月15日 | ちょっといいとこ,いい景色
この四月からまた新潟に調査で足を運んでいます。先日の豪雨では,少なからず被害が出てしまったようで,収穫直前の田が崩れてしまっているのをあちこちで目にし,胸が痛みました。

今回は,訪ねた際にお世話になっている宿を紹介。旧松之山町の小谷集落にある廃校になった小学校をリニューアルして造った宿泊施設。元教室内に設置された2段ベットで寝て,懐かしいパイプ椅子で食事を頂く,素朴な宿ですが,何となく落ち着くので,いつも利用させてもらっています(食事もとっても美味しいですし・・・)。古い木造の校舎だったこともあって,三月の地震で被害を受けてしまい,しばらく休業中だったのですが,この夏,再開,またお邪魔させて頂くことが出来ました。

ここにお世話になると,いつも早起きをして散歩がしたくなります。

写真は,小谷集落を見下ろす高台に作られた小学校の2階からの眺め

ちなみに,冬はこんな感じ↓だったり(^^;

→ 2008年 2月19日記事「豪雪」

→ 越後松之山 体験交流施設「三省ハウス」
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すぼ手と長手

2011年08月14日 | その他の記事
カラフルな小袋や小箱,パッと見では何か分からないかも知れませんが,真ん中の二つはモノが見えているので分かるかと思います。これ,みんな「線香花火」。ちょっと・・・,いやかなりマニアックかな?とも思いながら,御遣い物のつもりで購入したものなのですが,写真を撮るぐらいは減るものでもないのでいいかと思い,撮らせてもらいました。

つくばに来て以来,マニアックな花火大会,もとい花火競技大会が毎秋に隣町で開かれていることもあって,花火は無駄に詳しいのですが,それとは別に昔から好きだった花火があって,それが「線香花火」。

単色で決して派手ではありませんが,小さいながらも「牡丹(火薬が溶解し軸の先に玉が出来た状態)」から始まり「松葉(玉が激しく火花を放っている状態)」,「柳(火花が低調になり,枝垂れ柳のようになった状態)」,「散り菊(消える直前の火花)」と表情を変える様子は,非常に趣があって,個人的には,花火は「線香花火に始まり,線香花火に終わる」と思っています。

この「線香花火」大きく分けると「すぼ手」と「長手」の2種類があります。写真の左から3番目の藁に先に火薬を付けたものが「すぼ手」,そのお隣,左から4番目のカラフルな和紙で火薬を包んだものが「長手」,「すぼ手」は西日本で多く作られてきたもので,「長手」は東日本で多く作られてきたものだそうです。言われてみれば,祖父祖母の家のあった四国に行った際に遊んでいた線香花火は「すぼ手」で,関東に来てからよく見かけるのは「長手」のような気がします。

ただ,これは昔の話,現在はほとんどが中国で作られているそうです。

ちなみに,写真の6袋(箱)は,全て国産。ちょっぴり贅沢な線香花火たちです。

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里山ビュッフェ

2011年08月12日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
たまにはこんなのもアップ。・・・美味しく頂きました。
真ん中のカボチャとジャガイモのグラタンが絶品。

→ 越後まつだい里山食堂

→ 越後妻有 大地の祭り 2011夏
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ちょっと涼しくなるかも?

2011年08月11日 | その他の記事
先週の国立歴史民俗博物館の魅力は,朝顔だけではありません。

夏休み中,開かれている下記の特別展示も楽しみにしていた展示の一つ。

→ 「もの」からみる近世「妖怪変化の時空」

小さな展示室を一つだけ使ったこぢんまりとした企画展示(メインの企画展示は「紅板締め」こちらもディープに素敵)でしたが,ちょっど訪ねたの日の午後は展示を担当された研究者の方がギャラリートークをして下さる日で,直接説明をお聞きすることが出来ました。とっても盛況で,妖怪・怪異の展示なのに,涼しくならず,かえって暑いといった冗談が飛び出す感じでした。以前に当ブログで紹介した「学校の怪談」の作者の常光徹先生の説明もお聞きすることが出来ました。

→ 学校の怪談(2009年6月10日記事)

展示の中では,学生の頃,ハマった京極夏彦さんの小説の口絵でよく使われていた鳥山石燕の「画図百鬼夜行」の原本を見られたのも感動でした!
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たらい朝顔

2011年08月08日 | こよみ・四季・歳時記
残暑お見舞い申し上げます。

「立秋」になってやっと夏のエンジンが再始動した感じで,各地で猛暑日,しばらくは暑さが続くみたいです。

朝顔ばかりで申し訳ないのですが,くらしの植物苑の温室の脇で見かけた「たらい朝顔」がとっても涼しげだったので,残暑見舞いにアップします。沢山の朝顔を育てている植物苑ならではデコレーション,素敵です。
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お待たせされました(笑)

2011年08月07日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
今度こそ2011年のベランダ朝顔の開花です。

例年に比べて,特に播種が遅れた訳ではないのですが,随分開花は遅れました。本当に立秋(今年は8月8日)に間に合った!といった感じです。

蕾が赤みを帯びていたので,暖色系の花を想像していたのですが,予想に反して青(浅葱色)。

花の模様は「縞」とか「吹雪」とか呼ばれているもので,とっても涼しげです。

今年は,色々な品種が混合された種子を購入したので,花の色や模様はお楽しみだったのですが。たとえ花が分かっていてもその季節の最初に咲く花を早朝に目にする瞬間の何ともいえない感じは,朝顔を育てる醍醐味です。

今日は一度に三輪咲きましたが,明日も沢山咲きそうな感じです。

→ 立秋の朝顔:110808追加

→ 同鉢のもう一株は,おなじみの「水月」,青の共演です。
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青笹桔梗渦葉薄紫覆輪桔梗咲牡丹

2011年08月06日 | ちょっといいとこ,いい景色
とっても不思議な朝顔が咲きました!

って,すみません。さすがに我がベランダの朝顔選手ではありません。
一度行ってみたかった国立歴史民俗博物館の毎夏恒例の企画展「伝統の朝顔」に行ってきました。本館の方の展示も含めて,満喫してきたので,追々記事をアップしていきます。

写真は,企画展の主題の一つになっている「変化朝顔」。正式な名前を書くとタイトルにある呪文のような感じになりますが,桔梗咲の牡丹という品種になります。

→ 正式名称の読み方 (朝顔観察日記2010 其の一 -飛火野-)


「これが朝顔??」と思われるかも知れませんが,これはまだ序の口,もっと不可思議な花や葉,茎のものが沢山あります。詳しくは次回以降の記事で。

→ 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」
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明日かな?

2011年08月05日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
冷夏のせいか,なかなか咲かない今年の朝顔選手。

とはいえ,なんとか立秋には間に合いそう。
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