徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

何とも捻くれている

2006年05月16日 | 本と音楽の話題
ラジオはよく聴くがAMが多くてFMはあまり聴かない。CDショップやレンタル店にも以前ほどは足を運ばない。が週末になると,音楽配信サイトを訪ね,ランキングのページを開く。上位のヒットソングを聴いたり,ダウンロードしたりするのかと思えば,90位とか80位とかにランクインしている,まだマイナーなアーティストの曲を試聴。何とも捻くれている(笑)

そんな感じで見つけたお気に入りのアーティストを紹介。

伸びやかなボーカルと,ピアノやアコースティックギターが中心のメロディー,私の中ではお気にの定番です。

→ mink Official Web Site
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残雪

2006年05月15日 | ちょっといいとこ,いい景色
雪跡を辿り 越後妻有へ
初夏まで残る雪は 端雪 隅雪 日陰雪
雪国の春は 斑に来る

三月四月を経た老雪 芽生えたばかりの新葉
朝霧の中 静かに同じ時を過ごす

雪掻く靴音が懐かしい
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紅茶でお願いします

2006年05月06日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
レストランなどでよく「お飲み物は,コーヒーにしますか?紅茶にしますか?」と問われる。自分の場合,何となく眠気が取れない時などを除けば,迷わず「紅茶でお願いします」と答える。

バリエーションが豊富で,見た目でも楽しめる紅茶(というよりはお茶全般)はお気に入り。全国一二を争えるほどの美味しくない水道水を誇るつくば在住故に,どうしても市販のペットボトル飲料ですませがちなのですが,たまには,こうしてゆっくり紅茶を楽しみたい。

ちなみに写真の紅茶は,近所の紅茶専門店「花水木」で買った「1991花水木」というフレーバーティー。仄かなアップルとキャラメルの香りがアクセントになっていて,少しリッチな気分になれます(^^)
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柏餅

2006年05月05日 | こよみ・四季・歳時記
久しぶりに暦の話。

今日は「端午の節句」。3月3日の「上巳の節句」には,縁のなかった自分ですが,こちらの方は,お馴染み。鯉のぼりに,五月人形,菖蒲,柏餅・・・,GWの最中であることも重なって,何となくワクワクする行事でした。

さて,今回の主役は,彼にしました。大きな葉っぱに包まれた漉し餡の入った新粉の餅(みそ餡があるのは,関東に来て初めて知りました)。しっとりした食感と,カシワの葉のほのかな香り,絶妙です(^^)ところで,どうして「端午の節句」に柏餅を食べるか,ご存じですか?ヒントは,カシワの木にあります。複雑な形の大きな葉の木は,とっても印象的で一度見ると忘れません。カシワの木は,コナラやクヌギなどのドングリのなる木の仲間で,落葉する木なのですが,その葉は秋に茶色く枯れてしまっても,なかなか落ちません(冬に見かけると本当に枯れてしまったのかと思ってしまいます)。結局,冬の間はしっかり枝についたままで,落ちるのは新芽の出てくる直前の春先。この「新しい芽が育つまでは古い葉が落ちない」様子が,子孫繁栄(家系が途切れない)に繋がると,縁起をかついだのが「端午の節句」に柏餅を食べるようになった謂われだそうです。

春先まで葉の落ちない木を見て,縁起がいいとはなかなか発想出来ないだろうなぁ~と,またまた,先人たちの自然と向き合い,読み解き,感じる智慧に感心してしまいました。

追記:暦のことを調べる時によくお世話になっているホームページがあるのですが,そのホームページの作者の方が本を出されたようなので,早速購入。節句のことも詳しく書かれています。

→ こよみのページ

→ 鈴木充広『暮らしに生かす旧暦ノート』河出書房新社
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