徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

本四架橋入門

2011年08月30日 | ちょっといいとこ,いい景色
中四国Qの字行,少し戻って「しまなみ海道」

本四架橋には縁がある。大阪に住み,両親の実家(祖父祖母宅)が愛媛県の東予地方であった自分にとって,本四架橋は,休みごとに渡るか,くぐるかしていたもの。実家に車がなかった頃は,三原まで新幹線で行き,三原から今治まで高速艇という帰省ルート,この時は大三島橋をくぐっていましたし,瀬戸大橋が出来てからは,特急列車や車で何度となく瀬戸大橋を渡たり,大阪南港から東予港までのフェリーで帰省した際には,明石海峡大橋,瀬戸大橋をくぐりました(建設途中の橋を下から眺めたこともありました)。

本州と四国を結ぶ本四架橋に3つのルート(東から「神戸-鳴門ルート」,「児島-坂出ルート」,「尾道-今治ルート」)があることは,昔,地理の問題でよく出題されたので,ご存じかも知れませんが,それぞれ,何本のどんな橋で結ばれているかは,全ルートを渡ったことがある人でも知らないのではないでしょうか?

Q1.神戸-鳴門ルート

吊り橋×2,桁橋×1:明石海峡大橋と大鳴門橋の2本の吊り橋は,有名なのでご存じ,鳴門側に小鳴門海峡を渡る桁橋があって計3本。

Q2.児島-坂出ルート

吊り橋×3,斜張橋×2,トラス橋×1:全長約10km,3つのルートの中では最も短く,6つ(高架橋も入れると10)の橋が連続して並ぶ。「瀬戸大橋」は,これらの橋の総称であって,瀬戸大橋という橋はない。

Q3.尾道-今治ルート

吊り橋×5,アーチ橋×1,斜張橋×3:通称「しまなみ海道」,橋の数は,3ルートの中で最多(ルート長は,神戸-鳴門ルートの方が長い),向島,因島,生口島,大三島,伯方島,大島の6つの大きな島を結ぶ,各島間を結ぶ橋は,バラエティーも豊かだが,同じタイプの橋でも印象は随分が違う。自転車や徒歩でも渡れるのは尾道-今治ルートだけ。

写真は,一応,全部を複数回渡ったことのある本四架橋のベテラン(笑)の私,お薦めの橋「多々羅大橋」。生口島と大三島の間を結ぶ斜張橋で,シルエットがとっても美しいです。
コメント (2)
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