徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

朝顔日誌2013「摘心」

2013年06月21日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
ちょっと遅れる今年の朝顔日誌。すでに次の段階なのですが,記事は「摘心」です。

ここ数年,ちゃんとやるようになった世話(手入れ)が「摘心」

ぐんぐん伸び始めた蔓を本葉が8枚ぐらいになったところで,切ってしまうというちょっと可哀想な手入れなのですが,丈夫な朝顔を育てるためには結構大事な世話だったりします。

伸びていた蔓(親蔓)を切られてしまった朝顔はすぐさま,葉の脇から出ていた脇芽を成長させ始めます。どんどん上に伸びようとしていたのが,再度,下から積み上げるようなイメージです。こうして,伸び始めた子蔓(脇芽)を3本仕立てにしたり,更に選別をして,一番太いものだけを残したりします(実は現在はこの段階です)。

とはいえ,朝顔にとって負担がない訳ではないので,成長にハンデがある変化朝顔の方の摘心は正木系統のみ予定です。

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麦から始まるエトセトラ-栃木の二条大麦-

2013年06月18日 | ちょっといいとこ,いい景色
麦秋はすっかり過ぎてしまいましたが,麦から始まるエトセトラ後編です。

前回は小麦でしたが,今回は大麦です。

写真は,栃木県南部,渡瀬遊水池の北に位置する栃木市の大麦畑の景色。大麦には大きく分けて二条大麦,四条大麦,六条大麦,裸麦の4つの種類があり,日本では,ビールの主原料に用いられる二条大麦と,麦茶などの原料に用いられる六条大麦,裸麦の栽培が盛んです。写真は二条大麦です。少し近づいてみると,こんな感じでふわふわの穂がとっても印象的です。(もっと近付くとこんな感じ

栃木県は明治の頃から二条大麦の栽培が盛んで,100年を越える歴史があります。近年でも約15万haの栽培面積を有し,全国第1位の生産を誇っています。

二毛作や水田輪作の中に位置付けられており,故にこんな景色も結構見かけます。ちなみに小麦と比べるとこんな感じです。

国内のビールメーカーと契約栽培が行われており,良質の麦芽を供給しています。

是非,栃木県産の二条大麦のビール,飲んでみたいものです。

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うちの金魚が覚えた技

2013年06月16日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
我が家の癒やし系,蝶尾の「赤蝶」。金魚ぐらいになると魚でも個性があることが分かる感じで,彼女はかなり人間臭い行動を取るので,つい笑みがこぼれます。

特に,最近覚えた底に沈んでしまった餌を食べるため技は何とも・・。

その1,写真のように胸びれを前に突き出して底に踏ん張り,流されてしまわないようにしながら餌を食べます。餌のない時はそんな行動はしないので,確実に餌を食べるための行動かと思います,他の子はしませんし・・。これまで,結構な数の金魚を買ってきましたが,こんな変な行動を取る金魚は初めてかもです。

その2,身体をしっかり底につけて,腰を振り(身体全体を揺さぶり),底に沈んだ餌を巻き上げ,食べます。大分,身体も大きくなってきたので,結構,迫力があります。

まだまだ,いろんなことをやってくれそうで,ちょっと楽しみです。

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藍苦戦2

2013年06月08日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
実はかなり賑やかな今年のベランダ(これまで紹介していない子も,追々紹介していきます)。

その中で圧倒的に苦戦しているのが「藍」,発芽率もすこぶる悪かった(プランター2つ体制は諦めました)のですが,以後の成長も大苦戦,辛うじて写真の子は少し大きくはなってきましたが・・・。

どれぐらい苦戦しているかは,これと見比べてもらえば一目瞭然,これは職場の作物見本園の藍だったりします(^^;

とりあえず,藍染めとかは二の次,何とか花を付けてもらい,種子が採取できるところまでは持って行くが,当面の目標です。

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石竹日誌「ほぼ満開」

2013年06月07日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
石竹日誌,こちらも遅れて出す夏休みの宿題状態。

写真は5月28日に撮影したもので,実は,現在は花はほぼ終わっています。順に咲いていった感じで,咲き揃うことはなかった(最初に咲き始めた単色ピンクの株の花などは数輪が残るのみ)感じです。とはいえ,この写真あたりがほぼ満開でしょうか?

前回もお話した通り,6つの株,全てが別の色・形の花という何とも賑やかな感じです。

石竹(セキチク)などが属するナデシコ科ダイアンサス(ナデシコ)属は,種類が多く(世界で約300種類,ナデシコはもちろん,カーネーションもこの属),種間交雑も容易であることから,品種のバリエーションはさらに多いそうです。たまたま残った6つの株の花の形質が違うのは,ダイアンサス属の多様性故かも知れません。

ってな訳で,「石竹日誌2013」,とりあえず終了です。

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朝顔日誌2013「本葉展開」

2013年06月06日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
朝顔日誌です。ちょっと遅くなってしまったのですが,本葉の展開の記事です。すでに,写真より大分大きくなってしまっているので,小学校のアサガオ観察日記の宿題を,後から書いている気分です(^^;

名ばかりの梅雨入りのなか,ベランダの朝顔たちは概ね順調に成長中。

左側の白い鉢に植えた大輪の朝顔はご覧の通り,斑入りの葉が素敵です。一方,右側の茶色の鉢の変化朝顔は,出物系統と思われる株を2つと正木系統と思われる株を1つ残しました(播種した12株中,2株が出物系統だった雰囲気です)。出物系統の2株は,こんな感じの本葉(握った龍の爪のように見えることから「握爪龍葉」と呼ばれています)なので,どうしても成長が遅くなる感じです。加えて,発芽当初に水をやり過ぎてしまったようで,斑紋病らしい症状も・・,とりあえず,影響が出ているのは双葉だけのようなのと,現在は水やりを控えているので,何とかなりそうではありますが・・。アサガオ歴は結構長いはずなのですが,油断は大敵です。

次は支柱を設置するタイミングぐらいでしょうか。

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金況報告-久しぶりの水替え-

2013年06月02日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
震災後1年で再開した我が家の金魚飼育,現在の3匹はとりあえず,1年が経過しました。途中,桜東錦の「桜」が少しココア浴等にお世話になったりしましたが,概ね順調といった感じです。

久しぶりに水替えをしてやったので,恒例の盥金魚写真を撮影,1年前のと比べてみるとやっぱり大分大きくなってますね。

この春も「赤蝶」は卵を産んでいて,水草に付いた分は隔離して育ててみたりはしているのですが,大きくなっても困るかも?という思いが何処かにあるせいか,途中までは成長しても,徐々に数が減ってきて,気がつくと数匹になってしまっています。

早めの梅雨入り,梅雨が明ければ暑い夏がやってくるということで,しっかり涼を提供してもらおうと思います。

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麦から始まるエトセトラ-筑波山麓の小麦-

2013年06月01日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
多分そんなブームは世の中の何処は探してもないと思いますが,プチ麦ブームです(笑)

ってな訳で2回に分けて麦に関する記事です。

つくば市の周辺では,春先,小麦を栽培している畑をよく見かけます。関東など本州での麦の栽培は稲刈りの終わった秋に播種し,梅雨前に収穫するという稲の裏作が一般的,「冬小麦」と呼ばれています(北海道では春に播種し,秋に収穫する「春小麦」も多く栽培されています)。ですので「麦秋」という言葉は,冬小麦に関する暦ということになります。

写真は,筑波山麓の桜川市にある小麦の畑。この畑に植わっている小麦,実はよく見かける小麦とは少し違うもの。この小麦,職場の作物の育種等を行っている研究所が開発した「ユメシホウ」というパンなどにも使える硬質小麦品種だったりします。

関東以西の本州で水田の裏作として栽培されている小麦の品種で,もっとも有名なのは,「農林61号」という品種なのですが,この品種は,グルテンの量が中程度(小麦にすると中力粉になります),主にうどん等の麺類に用いられています。収穫まで長い期間を要する硬質小麦は,梅雨がある日本(特に本州)では栽培が難しいというのが一般的でしたが,近年,少しずつですが,パンも作れる硬質小麦品種が登場してきています。「ユメシホウ」もその一つということになります。

つくば市,桜川市など筑波山麓では,この「ユメシホウ」使って,パンや洋菓子を作る試みが結構行われており,例えば,これもその一つですし,この話も関係しています。

畑を見たら,やっぱり収穫物も試してみたくなるということで,「ユメシホウ」で作った小麦粉を衝動買い。

したのですが・・・。パンが焼ければ一番いいのですが,それはちょっとハードルが高すぎ(GOPANでもあれば別ですが)。

という訳で,硬質小麦の本領発揮とまではいきませんが,大阪人の定番食「お好み焼き」を焼いてみました。折角なので,なるべくつくば産,関東産の材料で作ってみました。こちらはベーシックなソース味,こちらはちょっとさっぱり系のハーブソルトで味付け。

美味しく頂きました。

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