徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

もりかまど

2012年11月30日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
お菓子の記事を続けます。

先日調査で訪ねた大槌町でお土産に購入した和菓子。

鮮やかな和紙の包みを開けるとこんな感じで・・,恐らく月毎に変わるのだと思います。

この和菓子のお店,実は先の震災時の津波で全壊してしまった「もりかまど」というお店。

津波の被害を受けた場所のほとんどがまだ更地の状態の中,いち早く被災した店舗の前の敷地で再建を果たしたそうです。
(津波がまた来るかもしれない場所で再建するのは勇気がいったそうです)

地区の名前を冠した焼き菓子を購入させてもらいましたが,とっても美味しかったです。

→ もりかまど(岩手県)

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いばらきデザインセレクション「ワタクモ」

2012年11月26日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
いばらきデザインセレクション2012の紹介,2つ目です。

このブログにスイーツ(笑)が登場することなど滅多にないのですが,2つ目は焼き菓子です。

実はつくばは人気の洋菓子店が結構あるのですが,これはつくば市の北部にあるパティスリーマリアというお店の「ワタクモ」という焼き菓子,タグを使った完成度の高いパッケージのデザインがセレクションに選ばれた一番の理由みたいですが,お菓子の方もしっとりした生地と程よい甘さが絶品です。

→ patisserie maria

→ いばらきデザインセレクション2012

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北限の蜜柑畑の理由(わけ)

2012年11月25日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ミカンの産地といえば,愛媛・和歌山など西日本の比較的暖かい地域を思い浮かべるかと思いますが,実は,ミカンの産地の北限は,筑波山の周辺にあります。

つくば市のお隣,桜川市(旧真壁町)酒寄地区。

雪はほとんど降らないものの,冬場の冷え込みはかなり厳しいつくばの周辺にミカンの産地がある理由には,実は筑波山が深く関係していたりします。

上記の酒寄地区は,関東平野に向かって開けた筑波山の西側斜面,標高150m付近に立地しており,局所的ではありますが,斜面暖温帯と呼ばれる比較的温暖な気候の場所(山の斜面という地形条件や放射冷却の影響を受けない標高などが温暖な気候の理由)が存在しています。そこを酒寄地区に住む方が読み解き,暖地生の作物であるミカンの栽培をはじめたのがきっかけ。

筑波山の斜面に広がる蜜柑畑,山一つで気候を変えてしまう自然の雄大さと先人の知恵に感服です。

→ とりあえず,戦利品

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2012紅葉・黄葉ダイジェスト

2012年11月23日 | こよみ・四季・歳時記
一応,タイトルに「歳時記」を冠してはいるのですが,最近はあまり直接的な季節の話題は記事にしていないような・・。当初は,結構頑張って,日々の歳時を集めていたのですが。

紅葉の季節もそろそろ終わり,この秋も「紅葉見に行くぞ!」と出掛けることはなかったのですが,日々の徒然には紅葉・黄葉を楽しんだ感じ・・・。

記事の写真は岩手県大槌町のカエデ,鮮やか黄色がほんのり赤く染まった感じが素敵です。

こちらは,東京,神宮外苑の銀杏並木,雨のなかの銀杏もなかなかいい感じです。

最後は,つくば,国道沿いのモミジバフウの並木,お隣になのに随分と紅葉の進み具合が違います。

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石竹日誌「本葉展開」

2012年11月21日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
10月中旬に種子を蒔いた「唐撫子」こと石竹(セキチク),1ヶ月経ってこんな感じです。本葉が出てきました。

朝顔とか夏に向かって成長する植物を育てていたことの方が多いので,こうして日に日に寒くなる中でも少しずつ成長していく,春を目指す植物を見ていると「強いなぁー」と感心します。

横着をして,直播きをしてしまっているので,間引きながらの育てて行っている感じです。

さて,花まで辿り着けるでしょうか。

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朝顔日誌番外編「初冬の訪問者」

2012年11月19日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
2012年の朝顔日誌は終わって久しいのですが,種子の採取のために鉢はそのままの状態。

今朝も出勤前にベランダを覗いてみると,茶色が目立つようになった大輪朝顔の鉢に緑色のものが・・。

ハラビロカマキリ,子供の頃,空き地が専ら遊び場だった自分にとって,彼らは親友(カマキリ的にはいい迷惑かも知れませんが・・(笑))。他の種類のカマキリに比べて,ずんぐりとした体型のハラビロカマキリは安定感があって格好いいと思っていたことを思い出しました。草地というよりは林縁などを好むカマキリなので,実家では珍しかったのですが,こちらでは結構見かけます。

お腹も小さくなっているところをみると,子孫を残す大事な仕事も終えた後,最後に立ち寄ってくれたようです。

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ココア浴

2012年11月14日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
ココアは何に使うものですか?と問われてた場合

ほとんどの人は「お湯やホットミルクを入れて飲むもの」と答えるかと思います。他の回答があったとしても「お菓子づくりに使う」ぐらいかと思います。

間違っても「金魚の病気治療のために使う」と答える人はいないと思います(笑)

ただ,写真は「ココアを金魚の病気治療のために使っているの図」だったりします(^^;

先日,久しぶりに我が家の金魚たちをじっくり見てみると,桜東錦の「桜」の様子が少し変,急に太ったような感じで全体にむくんで見える。さらによく見ると,鱗が少し逆立っている。金魚飼育歴が長くなってくると,一通りの金魚の病気は過去に経験済み,これはかなり厄介な「松かさ病」。

何とか助けてあげたいので,薬と塩水での治療を試みる訳ですが,塩水で泳いでいる水の比重が変わってしまったせいか,元気にはなったものの,水面に浮かび上がり,時折仰向けになってしまうように・・,これも経験済,浮き袋の調整が上手く出来なくなった時に起こる「転覆病」の初期症状。

どうしたものかと悩んでいた時に,過去に「転覆病」にはココア浴が効くと知って,試したことがあった(完治はせず助けることは出来なかったものの効果は実感)のを思い出し,ネットで再検索,どうやら「松かさ病」の一部に効くことがあるらしい。

ってな訳で,砂糖の入っていない純粋なココアを購入してきて,再度,ココア浴にチャレンジ。

金魚の泳ぐバケツに向かってココアパウダーを入れる何ともいえない変な気分を味わい,しばらくたつと写真の図が完成。

ポリフェノールの効くとか,オレイン酸がいいとか,いろいろ書いてあるのですが,とりあえず,浮き袋も関係する金魚の消化器官に何らかのご利益があることは確か,「松かさ病」の完治にはまだ至っていませんが,「転覆病」の症状は回避,元気に普通を泳ぐようになりました。ネタだけではないようです,ココア浴(笑)

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勝沼ボトル

2012年11月13日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
記事は結構多いのですが,家でお酒を頂くことはそれほど多くなかったりします。ただ,お酒を購入する時のワクワク感は好きなので,最近は,日本酒とワインは必ず1本は常備されている感じだったりします(^^;

先日は,山梨は勝沼から甲州ワインを2本お取り寄せしました(1本は後輩の結婚の御祝い用,1本はとりあえず常備用です(笑))。それぞれ,別のワイナリーのワインなのですが,同じボトルが使われていることにお気付きでしょうか?

このボトル「勝沼ボトル」と呼ばれていて,勝沼産甲州種100%のワインでかつ勝沼ワイナリーズクラブの審査会で合格したワインのみが使えるボトルだったりします。瓶の形(なで肩)や色(黄緑色)も決まっているのですが,何よりの特徴がボトルのネックのところに刻まれたレリーフ。2つの三角形が向かい合うようなデザインは,明治10年に本格的なワインづくりを目指して,ワインの本場フランスに技術習得に旅立った勝沼の二人の青年,高野正誠と土屋竜憲をシンボル化したもの。二人のシルエットは勝沼町のシンボルにもなっています。

以前にこの記事でも少し触れましたが,彼らが先端の醸造技術を習得し戻って来るの信じて,勝沼に残った人々は,ワイン醸造の適した葡萄の栽培について試行錯誤し,彼らのために,少しでも多くの葡萄品種を提供しようと尽力した訳です。

まさに勝沼の誓いと誇りが詰まったワインという訳です。

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いばらきデザインセレクション「木内梅酒」

2012年11月08日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
一昨年,昨年と紹介した「いばらきデザインセレクション」

2012年のセレクションが発表されたみたいです。なかなか興味深い商品が選ばれるので,結構楽しみにしていたりします。そして,いくつか買ってみたり・・。

とりあえず,今回はこちらを紹介。木内酒造は,常陸野ネストビールの記事でも紹介しましたが,様々なチャレンジをされている酒造で,この「木内梅酒」のその一つ。

「いばらきデザインセレクション2012」にはもちろん選ばれているのですが,その前にも実は大きな賞に輝いていたりします。

大阪天満宮で毎年2月の梅の時期に開催されている「天満天神梅酒大会」,昨年で5回目のまだ新しい梅酒の品評会ですが,最近この大会の名前をよく目にします。木内梅酒は3年前の第3回大会で優勝し「天下御免」の称号を得ました。

梅酒は,ベースになるお酒にバリエーションがあるので,焼酎はもちろん,ワインや日本酒の酒造も参加していて,なかなか面白いです。

ちなみに,木内梅酒は先に紹介した常陸野ネストビールのホワイトエールを蒸留して作ったビールスピリッツに茨城県八郷町産の梅を漬け込んで造ったものです。

なかなか,濃厚な味と芳醇な香りはとっても素敵,ロックでいただくとグッドです。

→ いばらきデザインセレクション2012

→ 木内酒造

→ 天満天神梅酒大会

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阿波・本藍染め

2012年11月04日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
「藍」に関するエトセトラ強化中です。

前回・前々回は,花とか,種とか,植物の方からだったので,今回は,染め上がった品の方から。

藍染めの品は,前回の記事でも触れた扇子を持っているのですが,今回はちょっと違うものをと思い,本場阿波徳島の本藍染めの風呂敷を手に入れてみました。染めの濃淡のグラデーションが言葉に出来ないぐらい素敵です。

実は,藍染めの材料となる阿波藍の生産は2000年以降減少の一途をたどっているとか,原因は,不況などの影響で着物を中心に藍染めの商品が売れなくなったことと,藍を育てる生産者の高齢化と後継者不足,長引く不況と農村の厳しい状況の影響を「藍染め」も例外なく受けてしまっているようです。

こうした状況を何とかしたいと始まったプロジェクトが,前回の記事でもリンクだけ紹介した「阿波藍×未来型プロジェクト」,阿波藍の持つ文化性・歴史性を見直し,阿波藍の新たな価値や利用を見出して行こうというもの。「阿波藍アートプログラム」という企画も現在開催中のようで,藍染めを使ったアート作品は,是非一度見てみたいものです。

→ 阿波藍アートプログラム2012 I am 藍, We are 藍

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