徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

新水槽

2007年06月30日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
予告通り,手狭になっていた金魚水槽をリニューアルしました。

横幅は30cmから45cm,数字だけ見ているとそんなに大きくなったように感じませんが,水槽内に入る水の量は3倍以上,青羽,茶衣,碧眼の3匹も広くなった水槽で勢いよく泳いでいます。ただ,もともと茶衣や青羽はかなり臆病だったので,広くなったのが落ち着かないのか,物陰で怯えるように身体を潜めることもしばしば,慣れるには少し時間がかかりそうです。

落ち着いたら,新しいお仲間を一匹ぐらい加えようかと考えています。
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紫陽花の花言葉は「移り気」

2007年06月24日 | こよみ・四季・歳時記
やっと梅雨らしくなってきた感じです。

今回は季節の花なのに何故か,これまで一度も登場したことのなかった彼を紹介。ちなみに写真は,お気にの花畑にて撮影。

紫陽花の花は,土壌の状態によって花の色が変わることで有名。メカニズムは完全に分かっている訳ではなのですが,酸性の土壌では青色が強くなり,中性やアルカリ性の土壌では赤色が強くなります。リトマス紙とは逆と覚えましょう(笑)

日本において紫陽花の花の色のイメージが,どちらかというと青系なのは,日本の土壌は,酸性土壌が多いからだそうです。あと,同じ花が青系の色から徐々に赤身を帯びてくるのは,花びらの中に老廃物が蓄積し,花びら内の酸化が進むため。

ただし,写真で紹介したガクアジサイとかの仲間は,土壌のpHによって花の色が変わったりはしないそうです。

全国的に水不足が続いているようです,雨の似合う紫陽花君に雨乞い,雨乞い(願)

→ メカニズム,分かっているみたいです。
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青苺継ぐ朝顔

2007年06月18日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
先週の梅雨入りは,完全にフライングだったようで,初夏の陽気が続いていますが,如何お過ごしですか?

連休前に植えた朝顔選手,今年は順調に育っていて,写真のような感じです。向かって左側の斑が入っていない葉が,我がベランダではお馴染みの空色の「曜白」,右側の斑入りの葉が新入りの「暁の舞」。いつも3本仕立てにしているので,もう一株「暁の舞」が育つはずなのですが,最初に芽を出した株が双葉のみで本葉が出なかったため,植え直してリスタートしたので,出遅れ気味です。梅雨がリスタートする頃には,最初の花が見られそうです。

でもって,今年は訳あって,もう一鉢,朝顔が育っています。 → 写真はこちら

実はこの鉢,ブルーベリーが育っていた鉢。

・・・たぶん,枯らしてしまいました。

毎年,カイガラムシに悩まされて,元気な枝が少なくなっていたのですが,とうとう今年は新しい芽を出してくれませんでした。植木鉢で育てるのには限界があったようです。枯れてしまっていると分かっていても,もしかしたらという気もあって水やりを続けていたら,芽を出したのが朝顔の双葉。昨年の種がブルーベリーの鉢に落ちていたようです。最初は抜いてしまうことも考えたのですが,これも何かの縁なのかもしれないと思って,育ててみることにしました。

ブルーベリーの枯れ枝を支柱代わりに,こちらも順調に成長中です。
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あなたは孤独相それとも群生相

2007年06月13日 | その他の記事
関空の2期空港島でバッタ大発生という記事を見つけた。

この8月に供用開始予定の第2滑走路の周辺に数百万匹のトノサマバッタが発生しているそうである。航空機のエンジンに吸い込まれたら事故の原因になると,農薬を使った大規模な駆除が始まっているらしい・・・。

そりゃ大変なこって・・・といった感じの緩いニュースですが,記事の写真に興味を持って,少し調べてみました。

何に興味を持ったのかというと,トノサマバッタの色,子供の頃,実家の周りで捕まえていたトノサマバッタは明るい緑色だったのですが,今回,空港島で大発生しているバッタの体色は,赤茶色から黒に近い色。どちらも同じトノサマバッタなのですが,その特徴は大きく異なります。

こうした同じ種類の動物(主に昆虫)が,生活条件(特に個体群密度)の変化によって,異なった個体の形態,性質,行動を生じさせることを「相変異」といいます。

ちなみにトノサマバッタの場合,幼虫が低密度で生息している場合は,緑色をした「孤独相」という普通の成虫になるが,幼虫が高密度で生息している場合は,体色の黒い「群生相」という成虫に変化します。

群生相の成虫は,孤独相の成虫に比べて,後脚が短く,翅が長く,スマートな体型をしており,高い飛翔能力(移動能力)を有しています。また,孤独相の成虫は単独生活を行うのに対して,群生相の成虫は,集団行動するようになります。

映画やアフリカなどの砂漠化のニュースに出てくる極めて多数のバッタが群れをなして飛来し,あらゆる植物を食い尽くしながら移動する現象(この現象のことを「飛蝗」という)は,まさにこの群生相のバッタたちの大発生という訳です。でもって,今回,空港島で大発生しているトノサマバッタも同じという訳です(うかうかしていると大阪に飛蝗が襲来してしまうという訳です)。

こうした相変異の特徴は,バッタ以外にも昆虫を中心によく見られるそうで,環境が個体の性質を大きく変化させる例としてよく引き合いに出されます。

人間様も満員電車や渋谷のスクランブル交差点など個体群密度が極めて高い環境にさらされ続けていると,「群生相」に変化してしまうのかも・・・?と思いながら,蒸し蒸しと暑い田んぼの中を自転車で職場に通う「孤独相」生活を送る今日この頃です。
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「半自然草地」:阿蘇外輪山

2007年06月10日 | ちょっといいとこ,いい景色
阿蘇山の外輪山を中心に阿蘇地域は,広大な半自然草地が広がっていることで有名である。何故「半」なのかは,火入れや刈り取りなどの人の手(作業)が定期的入ることによって維持されてきた自然であるため。人と自然の協働の結果の自然という訳である。
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お気にの花「畑」

2007年06月02日 | ちょっといいとこ,いい景色
少々お疲れ気味で週末です。

以前にも少し紹介したことがありますが,自転車通勤の道中に,気に入っている「花」畑があります。

花壇とか,花園とかではなく,まさに「花」畑って感じで・・・,手が入り過ぎず,放ったらかしでもなく,のバランスが絶妙です。

現在(写真)は,初夏バーションって感じで,毎日の少しずつ表情を変える「花」畑を楽しみにしています。

→ 昨年の8月25日はこんな感じ

→ 少しアングルを変えるとこんな感じ
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