徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

祝5000km

2006年08月31日 | その他の記事
このblogの文面で度々登場しているにも関わらず,一度もちゃんと紹介したことがなかった彼を紹介。

主に通勤用(運動不足の解消)にと思って3年前に買ったクロスバイク(マウンテンバイクのフレームに,少し細めのタイヤをはかせた,マウンテンバイクとロードレーサーのあいのこのような自転車のことをクロスバイクという)。平坦なわりには,歩道の段差や街路樹の根の凹凸などが多いつくばでは,タイヤの細いロードレーサーではすぐにパンクしてしまうし,かと言って通勤用メインならオフロード仕様のマウンテンバイクである必要もない。そんな要求にぴったりな自転車がクロスバイクという訳である。自分のクロスバイクは,格好の良さは二の次で,完全に通勤仕様って感じで,泥よけも,スタンドも,ヘッドライトも,テールランプも,ドリンクフォルダも装備。雨の日,夜間,漕ぎ手のガソリン補給,抜かりありません。

よく乗る時期と乗らない時期,結構波があるのですが,この夏は梅雨明け以降,愛車のパルサー君よりも走行距離の伸びている感じです。そんな訳でこの度,総走行距離が5000kmを突破しました(サイクルコンピュータと呼ばれるスピードメーターみたいなものが付いているので,そんなことも分かるのです)。いやはや,よく走ってくれます。

これからもよろしくねん!
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畏敬の念

2006年08月27日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
日曜夜の怒濤の投稿,最後は1300歳の御長寿を紹介。

最近,とんと御無沙汰だったのだが,大きな木,古い木に会いに行くのは好き。大学3年生の夏休み,何か目的を持って色々な場所(フィールド)を見てきたいと思って,「巨樹・巨木巡り」なるものをやってみたのがきっかけ。その木に会いに行こうと思わなければ,訪ねることはないであろう場所を歩く感覚と,初めて巨樹を目にした瞬間の驚きを含んだ感動が忘れられなくて,ライフワークのように続けている。

久々の巨木巡り,今回会いに行ったのは,筑波山の向こう側,旧八郷町(石岡市)にある「佐久の大杉」。樹高20m,幹周り8.8m,推定樹齢1300年。樹齢や幹周りの割には,樹高は低い。故に植わっているという鹿島神社の入口までやって来ても写真の通り。「あっ,あれだ」といった感じで,遠方からも見える大きさに驚くということはない。ただ,近付き,根元に立ち,木と向かい合った時には,驚きや感動を通り越して“怖い”と感じた。台風や落雷など幾多の被害を乗り越え,折れ剥がれ朽ちた幹から,なお太い枝を伸ばし,濃緑色の葉を茂らす様子には,畏敬の念を抱いた。

「佐久の大杉」は,平成に入った頃から樹勢の衰えが激しくなり,一時は極端に葉の量が減少してしまった時期もあった。しかし,平成9年頃からの地元の樹勢回復の努力もあって,現在は以前の勢いを取り戻しつつあるという。

巨樹に会いに行くことは,その木を守り,その地で生きてきた人々に会いに行くことでもあるように思う。
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朝日峠

2006年08月27日 | ちょっといいとこ,いい景色
久しぶりに少しのんびりとした週末だったので,ちょっとドライブへ。

始めに立ち寄ったのは,筑波山から南東の方角に連なる山嶺の途中にある「朝日峠」という峠。とっても見晴らしのいい場所で,お気にの場所なので,つくばに来てから結構何度も訪れている。パラグライダーの飛び出し口があって,そこからの眺めは飛び切り!研究学園都市や霞ヶ浦など,関東平野が一望出来ます。

ちなみにこのお方も見えます。この記事の写真でも左隅に写っておられるのですが,お分かりになりますか?

→ 信心が足りない方(笑):見えない方用大きめ画像(ココ矢印入り)

→ Big Buddha(050624)
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観察日記は続く・・・

2006年08月27日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
この夏は,ベランダの朝顔がお盆を過ぎても元気。

初夏の頃は,調子が良くなくて,今年はダメかも?と思っていたのですが,どうしてどうして。この時期まで元気一杯な理由の一つは,帰省等で長期間水やりが出来ない等のことがなかったことと,夏らしさはあまり感じられなかったこの夏の天候かと…。朝顔は,乾燥した状態で直射日光を浴び続けると葉が萎れてしまい,それが原因で葉を落とすこともしばしば。特に十分に葉が茂ってからは,葉からの蒸散も活発なので,要注意だったりします。

今朝も十二輪。ここにきて,かなり出遅れいた「曜白」ではない青の大輪の品種も咲き始めました。もうしばらく楽しませてくれそうです。

→ いやはや今朝は十八輪乱れ咲きです(^^)(060813)
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初雪

2006年08月26日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
残暑厳しい中ですが,「初雪」の話題(笑)

写真の花は,ハツユキソウ。北米原産の園芸品種だが,近所の農家の入口付近では,よく見かける。個人的にもネーミングも含めて好きな花草の一つ。本当にうっすら初雪が積もった感じに見える。花と書きましたが,実際の花は,真ん中の薄黄色に見える部分で,周りの白い花びらのように見えるものは葉っぱ。そんな植物,どっかで見たことが・・・,と思った人は勘がいい人です。そうハツユキソウは,ポインセチアと同じ仲間です。

お近くで見掛けたら,4ヶ月早い初冠雪で,ちょっぴり涼しい気分に浸って下さい。

追記:
最近,毎朝,横を通るのを楽しみにしている近所の花畑もあわせて紹介。本当に畑なんだと思うのですが,ワイルドさと木目の細かさが合わさった感じが絶妙で,とってもいい感じなのです。公園の花壇や,とりあえず秋桜の花畑でにはない味わいがあります。

→ こんな感じです。

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農村景観:人と自然の協働作業

2006年08月25日 | その他の記事
ほんの少し,日頃のお仕事に関連する話を紹介。

「INTERVIEW農村景観」という冊子が発行されました。自分が直接関わっている訳ではないのですが,全国の農村で景観保全,風景づくりに尽力してきた8人の方々への取材をまとめた冊子です。その道では有名な方々へのインタビューで,「農村景観」といった言葉が全く認知されていない頃から,それぞれの地域で苦労を重ね,取り組まれてきた方の言葉には,重みと含蓄があります。

読み物としても十分楽しめると思いますので,もしご興味があれば,見てみて下さい。

→ 農村景観パンフレット(「INTERVIEW 農村景観」)
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本屋さんが舞台のミステリー

2006年08月24日 | 本と音楽の話題
たまに登場する本紹介のサブテーマになりつつある「日常のミステリー」。今回紹介するミステリーの舞台は本屋さん。“こんな本を探している”というお客さんの注文から,“面白い本を見つけた”という言葉を残して,失踪してしまった常連客の行方まで,書店ならではの謎を書店員が解き明かしていく。

話の大半が書店のなかで展開され,なおかつ店内の雰囲気や書店員の仕事などの描写が上手いので,おのずと行き着けの書店のレイアウトが頭に浮かび,何となく,舞台になっている書店で自分も立ち読みしているような気分になる。

本屋さんの雰囲気が好きな人にはお薦めかも知れません。

→ 大崎梢『配達あかずきん』東京創元社

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気安く触るんじゃねぇ!

2006年08月22日 | その他の記事
「桃」から始まれば,次は「栗」ということで,毬栗。

ベタだが,名字に入っていることもあって,親近感はある。時期的には,まだ早いのだが,自転車で職場に通う際によく通る歩行者専用道路で,実が大きくなる前に落ちてしまった若い毬栗たちを見つけた。なんとなく不憫に感じて,拾い上げようとしてみたのだが・・・,毬の針は立派に一人前,注意深く触らないと痛い目に・・・。もし言葉を発していたなら,“気安く触るんじゃねぇ!”って感じでしょうか(笑)

個人的に,痛いモノのランキングでは,断然トップだと思っていたりもします。

さて,お次は「柿」ですが,「柿」と「梨」はちょっと先になりそうです。
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桃を貰って色々思う

2006年08月20日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
モモはモモでも,実家のコーギー犬の「モモ」ではなく,今回は果物の方も「桃」の話。

先日,岡山出身の後輩から大きくて立派な桃をもらった。どうしても,貧乏学生時代の買い物感覚が抜けず,300円を超える品物には手が伸びない。特に果物は1個200円が限度,最近は1個100円程度のキュウイやグレープフルーツがもっぱら我が食卓の果物の代表選手(もうしばらくすると梨にも手が出るようになるのだが…)。そんな訳なので,白桃はこの夏の初物だったりしました。後輩は“今年は天候不良で,全く出荷も出来なかったみたいで”と言っていたのですが,なかなかどうして,瑞々しくて,とってもgood!

とはいえ,農家さんのことを思うと・・・。

少し話は逸れますが,桃と言えば,昔,実家には桃の木がありました。桜が終わった頃にちょうど咲き始め(ソメイヨシノも植わってました),連休前に,濃い桃色の花が満開になっていました。桃の木と知った直後は,“実はならないのか?”しきりに両親に聞いたことを思い出します。結局,植わっていたのは,花桃(八重咲きでした)だったので,実は大きくなる前に落ちてしまっていましたが。

ただ,ここでちょっと疑問・・・。

桃の花といえば,桜と梅に並び称され,春の花木として有名なのですが,咲く順番からいうと,梅→桃→桜の順。このブログではよく登場する「七十二候」でも,「桃始笑(桃始めて咲く)」は,「啓蟄」の次候(3月中旬ごろ)で,「春分」の次候(3月下旬ごろ)の「桜始開(桜の花が咲き始める)」よりは前・・・。

随分遅咲きだったのか,それとも,実は桃ではなかったのか・・・?
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誕生花は何だろう・・・?

2006年08月17日 | こよみ・四季・歳時記
「出てないリクエストに答えるシリーズ(笑)」

自分の血液型,星座,動物占い,細木数子の六星占術・・・は知っていても,誕生花まで知っている人は,少ないかと思う。

ちなみに自分は,先の記事で紹介したミソハギ,それから,ナスタチウム(キンレンカ),クルマユリもそうらしい。誕生花は,生まれた日にちなんだ花のことで,国や地域によって諸説分かれる。それ故に,大方も場合“自分の誕生花は・・・”なんて,調べてみると3つ,4つあることに気付く。そもそもの誕生花の由来は,古代ギリシア・ローマの時代にまで遡り,当時,人々が信仰していた日々を司る神と,神の力を宿すと考えられていた花や木々を結びつけ,暦にしたのが誕生花の始まりだと言われています。ちなみに花言葉もこの時に一緒に生まれました。

国や地域が違えば育つ植物も違いますし,366もあれば諸説出てくるのも分からなくはありません。個人的には,ミソハギとか,リンドウとか,ヒガンバナとか,和の雰囲気の漂うシリーズが好きですが,このシリーズはエノコログサ(ネコジャラシ)とか,タデとか,クマザサとか,誕生花は何だろう・・・と調べた人を,ちょっとがっかりさせてしまう渋い花草木も混じっていたります。

いろいろなところで,紹介されていますが,とりあえず,一番纏まってそうなホームページを紹介。気になったら調べてみて下さい。

→ FFJ誕生花 
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禊萩(ミソハギ)

2006年08月15日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
この時期,車のあまり通らない裏道を自転車通っていると,田圃の畦や畑の脇で,濃いピンク色の花をよく目にする。

少し湿った場所を好むため,水田の畦畔や水辺の側では良く育つ。ちょうど旧暦のお盆の頃に咲き,仏前に供えられることから,地域によっては「盆花」と呼ぶところもある。

この花の名前は,ミソハギ,自分の誕生花の一つであることもあっても,とっても親近感を覚える花で,咲いているとちょっと立ち止まって眺めてしまう。ミソハギの名前の由来は,盆や祭事の際にミソハギの花穂に水を含ませて供物に水をかける風習が,禊ぎを連想させることから,ミソギハギ(禊萩)と呼ばれ,それが変化したという説と,山野の湿地の周辺に生えることから,ミゾハギ(溝萩)と呼ばれていたものが変化したという説がある。どちらにしても,水にはとっても縁のある花で「水花」とも呼ばれることもあります。

すらりと伸びた茎に整然と咲く花を観ていると,確かに少し背筋が伸びるような感じがします。
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虹の足もとへ

2006年08月14日 | その他の記事
夕焼け以上に,なかなか観ることが出来ない気象現象がそれが虹。

通り雨や夕立の後などに晴れ間がのぞくと,太陽と反対側の空に観ることが出来る。ちなみに虹の出る方向は太陽を背にして,観測者を中心にちょうど42°(二重の虹の場合は,副虹と呼ばれる外側の虹は51°)と決まっている。

それ故に,どんなに頑張って虹に向かって走っても,虹の足もとには辿りつくことは出来ない。

買い物帰りにたまたま見ることの出来た昨日の虹,ちょっと追いかけてみましたが,やっぱり無理でした(^^;
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水換え

2006年08月13日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
観賞魚を飼うものにとっての一大イベントかつ最も大変な仕事。それは水換え。小学校の頃から幾日もの休日をこれに費やしてきた。魚を捕り出し,古い水を捨て,水槽や汚れたフィルターを洗い,新しい水,フィルターなどを用意して,水槽のレイアウトを整え,水を加えて,魚を水槽に戻す。これが大変と思ってしまうと魚は飼えない・・・。

さて,我が家の金魚水槽も大分汚れてきていたことは,分かっていたのですが,しばらく見て見ぬふりをしていました。とはいえ,そろそろ限界,金魚が病気等にならないうちに,水換えを挙行。

昔に比べてちょっと賢くなったのは,いくら綺麗にしたくても,全部は換えない。例えば,今回は古い水を三分の一はバケツにとっておいて,もう一度使う。フィルターも水洗いしただけで,古いものを使う。急激な環境の変化が一番のトラブルの原因,こなれた水や水槽中のバクテリアがいくらかは残るようにすることが大事。

写真は,我が家の3匹金魚の揃い踏み,水槽の中で元気いっぱいに泳ぎ回る金魚を上手く写真に納めるのは至難の業。水換えの時は,上から納めてやろうと思っていた訳で・・・。黒っぽいのが青文魚の「青羽(セイハ)」,茶色のが茶金の「茶衣(チャイ)」,オレンジの丸っこいのがパールスケールの「碧眼(ヘキメ)」。

碧眼は初登場なので,もう少し詳しく。パールスケールは,中国名「珍珠鱗」という中国産の金魚,鱗に半円真珠をはめ込んだような白く堅い膨らみがあることから名付けられた。自分が昔,飼っていた小学校の頃はあまり見かけなかったが,最近は,ペットショップでもよく見かける。特に,パールスケールなかでも,尾や鰭が短く身体の丸いものを選別したピンポンパールを呼ばれる品種は,大人気になっている。

→ こんな感じ

碧眼の名前の由来は,その名の通り,左右の目の色が違うため

→ 碧眼(右サイド)
→ 碧眼(左サイド)
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実りの秋へ

2006年08月12日 | こよみ・四季・歳時記
今日は田んぼで花見。稲の花。

可憐な花を付ける訳ではないので,近付いてよく見ないと分からないが,確かに咲いている。もみから飛び出している黄色いものがおしべ。

実りの秋へ
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お散歩

2006年08月11日 | その他の記事
実家に戻ったので,例によって彼女の祝福を受けた。新幹線が車両トラブルで遅れた関係もあって,実家についたのは深夜になってしまったにもかかわらず,いつものように手荒い歓迎を受けました。この時期は毛がよく抜けるので,あっという間にモモ毛だらけです(^^;

翌朝,大音量のクマゼミ合唱のなか,一緒に散歩に行きました。写真を何枚か撮ったので,ちょっと披露。

→ この表情,好きだったりします。
→ ちゃんとお座り出来ます。
→ 布団の占領完了しました!
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