ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

春の琉球列島紀行2024年3月 与那国島編 その2/ヤツガシラ ツバメチドリ セイタカシギ ムネアカタヒバリなど

2024-05-01 | 琉球地方

ヤツガシラ 2024年3月22日 沖縄県与那国島

3月22日与那国島;暗いうちに起き出して、久部良地区の宿を出発。まず比川の田んぼに寄ってみました。僅かな水のある所にはセイタカシギ、タカブシギ、バン、サギ類などが居ましたが、今一つ。
東崎では今日もヤツガシラ2羽が同じポイントで採餌中。驚かせない様に気をつけているのですが、中々距離を取らせてくれません。
ツメナガセキレイの集団が採餌中。馬の後を追いかける様にしています。餌が飛び出してくるのでしょうね。
すると上空に翼の長く鋭いツバメの様に見える中型の鳥が姿を見せました。降り立ったその姿は、ツバメチドリでした。渡りの島らしい鳥が出てくれました。
数羽のタヒバリっぽい鳥がいます。見るとムネアカタヒバリでした。新しいのが、入ってきているようです。もっと胸の赤くなった個体もいましたが、数時間後に来た時にはその姿は見えませんでした。ツメナガセキレイも東の方に向かって飛んでいたので、渡って行ったのかもしれません。おりしも南風が吹いて、天気もよかったですから。
祖納港の近くの岩礁の上を飛ぶ数十羽の鳥が降り立ったので、見ると遠かったですが、どうもダイゼンのようでした。
島内をぐるぐる回りますが、目ぼしい鳥には会えず、シマアカモズとシロガシラを見かけるばかり。
田原川湿地で唯一水を張った田んぼにはセイタカシギが2羽。
東崎に戻るとヤツガシラはちゃんといました。
目に付くのはシロガシラばかり。ちょっと花がらみで。
畑ではチョウゲンボウの姿も時々目にします。

3月23日与那国島の最終日;田原川にいたアマサギ。繁殖羽になったコサギと一緒ですが、昨日は見なかったので、新たに入ってきたようです。
田原川湿地の上を白い猛禽が飛んでいて、ハイイロチュウヒ♂でした。残念ながら飛んでいってしまい、二度とお目にかかれませんでした。
他にもコチドリなども入ってきています。
いい感じで、後ろの抜けたシマアカモズ♂。
最後に田原川湿地の田んぼにはツバメチドリの姿が。ここで、切り上げて夕方の便で、石垣島に。
新しいのが、入ってきているようですが、結局大物には出会しませんでした。畑を巡って、ミフウズラの姿を一度だけ見かけました。

次回はタイ南部遠征シリーズに戻りますが、増刊号で、マイフィールで初撮りのキビタキなどを臨時でアップします。ご覧頂き有り難う御座います。


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