ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

台湾南西部紀行 台南官田編 その1/レンカク ベニバト オウチュウ カタグロトビ ツバメチドリ インドコムクドリ

2024-08-13 | 台湾
柱の上に止まるオウチュウ(Black Drongo) 2024年7月1日 台湾 台南市官田

台湾2日目(7月1日)午前;朝食後宿を出て、午前中の目的地であるレンカク生態教育園へ、建物には行かないで、田んぼ、湿地を巡ります。車も時々通る様な車道からの観察ですが、歩道があるので問題なし。昨日よりは管理されている湿地を回ると今日もレンカクはあちこちにいます。樹々もある事から野鳥たちも色々います。目についたのはベニバト(Red Collard-Dove)。日本のキジバト感覚であちこちにいますが、よく止まっているのは電線。先ずは♂、ペアでいることが多いです。
こちらは♀。
電線にはシロガシラ(Light-vented Bulbul)も。
ツバメチドリ(Oriental Pratincole)が飛んでいました。飛翔に何とかフォーカスがあったのは1枚だけ。早い!
すると目の前の道路に降り立ちます。おいおい、車が来るよ、と思いながら収めます。
上空に猛禽、カタグロトビ(Black-shouldered Kite)でした。石垣のカタグロトビは、こちらから分布を広げたのでしょうね。でも、台湾では移入種扱いなので、日本でも移入種扱い。本当にそうかな?
コシアカツバメより大きいオオコシアカツバメ(Striated Swallow)。中々止まっているところを撮らせてくれない(数もそんなに多くない)。やっと飛んでるのが、証拠写真程度で撮れました。やはり大きいです。
電線に止まる前のベニバト♀。
電線止まりでないベニバトは木の中で、撮りにくい。やっと表に出ていた♂が、撮れました。この実を食していたんでしょうね。それにしても沢山なっていること。
よく見るツバメはリュウキュウツバメ(Pacific Swallow)です。
そして、レンカク(Pheasant-tailed Jacana)ですが、前日と同じ水草に覆われている湿地のあちこちにいます。水草の上を歩いているのは子連れ。イクメン父さんでした。
3羽のヒナが見えます。段々と好き勝手に行動しだすと父さんは大変ですね。

ベニバトは本当に沢山います。電線止まりばっかしですが。
ほんの100kmしか離れていない与那国島でも滅多に見れない。今年の3月に出向いた時には全く会えなかったのが嘘の様です。
木に止まった見慣れぬ鳥。Nさんに見せるとインドコムクドリ(Chestnut-tailed Starling)との事。やはり移入種だそうですが、初めての台湾だと正直、どちらでも良い感じで、日本でガビチョウ、ソウシチョウを見るときの感覚とは何か違いますね。初めてお目にかかるのはやっぱり新鮮。
カラムクドリにちょっと似ている感じです。

次回もこの続きで、炎天下の中、湿地、田んぼを汗かきながら回りレンカクを探します。ご覧いただき有り難う御座います。