ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ブッポウソウ その1/岡山県

2024-08-10 | 中国地方
巣箱から飛び出すブッポウソウ 2024年7月13日 岡山県高梁市

7月8日〜13日高梁市内にて;今季のブッポウソウに対しては、調査優先で、渡来初期の写真はほとんど撮れませんでした。専ら繁殖状況調査で、巣箱内をリモートカメラで確認に回っていました。電信柱に設置された巣箱は良いのですが、独自に設置された細いポール柱では、アオダイショウによる捕食が頻発しました。昨季の対策は失敗に終わりましたが、それを糧に、新たなヘビ対策に乗り出して、有効性の点検と標識調査のサポートに費やしていました。お陰で、ヘビ対策の目処はつき、来季は全てのポール柱に対策を施す予定です。一方写真撮影に関しては、ヒナが孵化して、給餌が頻繁に行われる様になってから主に観察小屋が設置された町内のMさんの個人設置の巣箱で撮る事にしました。
オニヤンマを捕獲して巣箱近くに戻って、様子を見ています。
個人設置のSさんの巣箱にお邪魔して、給餌に戻って来たところを。
ブッポウソウ愛の素晴らしいMさんの観察小屋にお邪魔して、巣箱への帰還と飛び出しを撮らせてもらいます。
この時期、巣箱のある田んぼの上などを多分アキアカネと思われる小型のトンボがたくさん飛び交っているのですが、それには見向きもせずに捕まえて来るトンボはオニヤンマ。やっぱり、餌の大きさで、選り分けているのでしょうかね。オニヤンマはすぐわかるのですが、他は、何か分からないのが多いです。
巣箱近くにも観察小屋を設置されているので、近接撮影も実施。近すぎて、巣箱に帰る前に近くの木に止まり、安全を確認してから巣箱に来るのですが、この小屋ではそれが見えないので、飛び出しだけ。それも早すぎて間に合わないので、プリキャプチャーにお世話になりました。
たまには帰還直後の姿も撮ることができます。ニイニイゼミが獲物の様ですね。
今季は同じ様なシーンばかりとなりますが、天候条件で画像が変わって来るので、ブッポウソウを何度かアップしたいと思います。

やっと撮れた夏の天体写真です。天の川にある射手座の明るい散光星雲M8(下側)とM20(上側)です。M8は明るく大きな星雲で、その広がった様子から干潟星雲と呼ばれます。天のシギチが舞い降りるのかな?一方、M20は暗黒星雲で三つに裂かれた様に見えるので、三裂星雲とも呼ばれます。


次回は台湾遠征2日目午前中のレンカクの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。