ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ボルネオ紀行 コタキナバル その3/ハシブトゴイ シキチョウ ナンヨウショウビン

2023-12-03 | ボルネオ
ハシブトゴイ 2023年9月6日 ボルネオ コタキナバル

9月6日夕刻コタキナバル市内;さていよいよこのボルネオ遠征も最終章となり、都市公園の後にハシブトゴイ(Rufous Night-heron)の繁殖地へと向かいました。川沿いの町の中の木立に案内されるとハシブトゴイが木の上にたたずんでいます。ゴイサギも混じっていましたが、模様が少し違うだけ。かつては小笠原に生息していた様ですが、日本では絶滅種。なんか貴重な感じがします。
同じ場所にナンヨウショウビン(Collard Kingfisher)もいましたが、頭の上!さっきよりは色は出ました。
川端に佇んで首を伸ばすとまた違った鳥に見えなくもないです。
ということで、バスに戻る途中の緑地に声を出しているツグミ大の鳥がいました。普通種ですが、最後の最後に出てくれたシキチョウ(Oriental Magpie-robin)でした。同じ枝に止まっているのでそっと位置を変えてみました。
ありふれた種の様ですが、初めての身としてはやっぱり貴重。しっかり撮りたいですが、「もうバスが出るよ〜」の声に押される様にシキチョウに別れを告げて、ボルネオの鳥達は終了です。旅の最後は深夜便なので、市内のレストランで最後の晩餐。道すがらコタキナバル市は50万の都市ですが、やはり貧富の差はある様で、水上のバラックが見えましたが、人々は明るく手を振ってくれてました。なんかほっとします。
さて、連れて行かれたのは海に張り出した巨大な水上レストラン。ショーもある様で、民族舞踊と思しき踊りを堪能しつつ料理を楽しみました。お客さんがステージに連れ出されるので、ヒヤヒヤしましたが、何事もなく終了。
以上でボルネオ紀行は終了ですが、熱帯の鳥達には圧倒されました。カラフルな色合いとユニークな造形がこれでもかと出現して、本当に楽しめました。なんか禁断の果実をかじった気がします。

次回から地元の鳥達ですが、季節柄あまり写真がありません、でも何とかアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。