ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

カワセミ その1/岡山県

2023-12-18 | 中国地方
カワセミ♀ 2023年11月24日 岡山県

11月24日、ブラインドに潜んで静かに待っていても待ち鳥は現れません。そんな時、慰めてくれるのはカワセミ♀。成鳥なのか、以前よく現れていた♀幼鳥が少しきれいになった子なのかはわかりません。スポットライトの様な光で、画面に浮かび上がります。
背中の翡翠色は見えませんが、ポーズとしては決まっているかなと。
この後ペリットを吐き出しました。口の中は赤いんですね。

少し私信を。10月11月はブッポウソウの巣箱掃除で忙しくしていました。ブッポウソウの聖地岡山県ですが、ブッポウソウに安心して子育てしてもらうためには巣箱のメンテナンスが欠かせません。ブッポウソウはヒナのフンを外に持ち出しません。液状でくわえることが出来ないのでしょうが、巣箱の中にそのまま。無事に3〜5羽の幼鳥が育った巣箱にはフンが厚く堆積していますので、放っておくと底が上がってしまいます。そうすると、カラスやタカなどに巣穴から簡単に捕食されしまいますので、フン層を除去する掃除が欠かせません。野鳥の会や地元団体などで10月11月に掃除に精を出すのですが、数が多いので、結構大変です。ヒデびたきも写真の様に木登り機を使って電信柱に登って巣箱掃除をします。今季で、70〜80本くらいは登ったでしょうか。

次回は、やってきた冬鳥で初撮りのミヤマホオジロ、アトリ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。