ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森紀行② その1 アオバズク /鳥取県

2022-09-16 | 中国地方
夜のアオバズク 2022年7月5日 鳥取県八東ふる里の森

7月5日、今季二度目の八東ふる里の森ですが、ワイバードの御一行様と一緒になった以外は、宿泊者は少なく、アカショウビンが園内に営巣していないせいで来訪者が少ない様です。さて、通常ならばとっくにコノハズクが給餌を始めて観察できる時期ですが、全般的に遅い今季、アオバズクだけの観察となりました。
営巣している巣箱近くにアオバズクが2羽います。1羽はお目々パッチリ。
巣箱に近い方は眠そうです。こちらが♀かな?
昼間の園内でアカショウビンに期待しましたが、遠くで声が聞こえるのみ。近くに来てくれません。そうして夜になり、BBQに舌鼓を打った後、ライトアップの巣箱に向かいます。ライトアップといっても昼間の様に煌々と照らされるわけではないので、ISO感度を500程度までにするとシャタースピードは10分の1以下にせざるを得ません。でも、アオバズクは巣箱に運ぶ前に近くのほぼ決まった木に止まってくれるので、ブレずに撮る事ができます。給餌後にも同じ枝に止まってくれる親切なアオバズク です。
給餌の時には獲物をくわえています。
ホワイトバランスを電灯光にしてみましたが、ちょっと気に入らないので、オートでお任せにしました。
その方が自然な感じです。
たまに違った止まり木に来る事があります。足で掴んでいた時には嘴にくわえ直し。
巣箱から出てくる時にもブレずに写る事があります。

枝止まりばかりでは飽きてくるので、給餌シーンに挑戦ですが、シャッタースピードを1,000分の1にして、ISO感度を25,600にしました。ちょっと光量は足りませんが、これ以上ザラザラでは厳しいかなとこのまま続行。
まだヒナは小さい様で、巣箱の中から顔を出しません。給餌での飛来と飛び出しを収めるのは中々大変で、今一つの写真ばかりですが、やはり、フクロウ類の夜の生き生きした行動を見るのは楽しいものです。

次回はこの続きで、給餌回数の多いアオバズクはしっかり撮れました。加えて、一晩に多い時で数度という2羽並びがなんとか撮れましたので、アップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。