ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ヤマドリ ブッポウソウ /岡山県

2022-09-10 | 中国地方
ヤマドリ♂ 2022年6月28日 岡山県高梁市

6月28日、林道をゆっくり走っていると、偶然、ヤマドリ♂に遭遇! この個体は、ありがたい性格の様で、すぐ逃げないで、こちらを少し観察している様、自分の心臓の音が聞こえる程に気分は高まりますが慌てず、驚かさない様にカメラを向けました。長い尾の先まで写って、生涯で最高のヤマドリ♂を手にした瞬間でした。わずか1分ほどでしたが、写真を撮るには十分、感激の一瞬でした。亜種シコクヤマドリの羽の特徴がよく分かります。
こちらを見ながらゆっくりと茂みの中に消えていきました。居るけど姿が見えない、手強い相手ですが、ごく稀にご褒美をくれることがあります。本当に素敵な鳥です。
さて、森の中では、巣立ったヒナに、時に出くわします。この子はキビタキかオオルリか迷いましたが、全体の印象としてオオルリ♀の幼鳥ではないかと思います。

同日、夕刻に順光になる巣箱を回って、飛翔シーンを収めさせてもらいました。白斑の先の青色がしっかり見えるので、♂の様です。

6月30日、有名なスポットである吉備中央町の横山さまに寄ってみました。撮影小屋が設置され、20人ほども入れるカメラマンには嬉しいスポットですが、行くのは初めてです。桐の木に止まるブッポウソウが撮れるのが良いですね。
巣箱も自然木らしくしてありますが、巣箱は巣箱。
モニターがついていて、巣内の様子を見ることが出来、2日前に孵化したばかりの様で、まだ給餌回数は少ないですが、何とかカメラに収めることが出来ました。

次回は、森のサンコウチョウとブッポウソウをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。