ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道東紀行2022年6月 その8 オムサロ原生花園 ベニマシコ シマセンニュウ ノビタキ等

2022-08-29 | 北海道 夏の道東
ベニマシコ♂  6月23日 オムサロ原生花園

6月22日、午後3時ごろ紋別のオムサロ原生花園に到着。ここは園内に遊歩道が何本もあり、鳥との距離が比較的近い、何よりベニマシコの数が多く、お気に入りの原生花園です。近年、ヨモギの侵入が著しかったですが、今回来てみて、それ程には感じませんでした。対策が進んでいるのでしょうか?また、花もまあまあで、ワッカより随分良かったです。どんよりとした天気で、日は出なくて良いけど、もう少し光が欲しいところでした。園内に入って先ず目についたのはノビタキ 。♀が歓迎してくれました。
エゾノシシウドの花に止まってくれたノビタキですが、♂にしては色が薄い、と言って♀にしては黒い。若い♂なのか、換羽が始まったのかよくわかりません。さて、ノビタキ達は、子育てに励んでいる様ですが、花がらみで楽しませてくれます。
そしてお目当てのベニマシコ、ソングポストでしょうか、花とは離れた場所でした。
この日は、ノビタキが目立ちます。園内を巡った後、花がらみが多くなるポイントで気配を消して、じっくりと待つことにしました。
時々、巣立ったノビタキのヒナが近くを横切ったりします。目の前の地面に降りたったところですが、やっぱり可愛い。
センダイハギと絡んでくれたヒナもいました。
ちょっと窮屈そうな止まり方をしたノビタキ♀。
雲が厚いせいか、この日の午後5時半ごろにはもう暗くなり、鳥も不活発なので、まだ物足りませんが、引き上げることにしました。

6月23日、翌朝、天気が今ひとつで、中々明るくなりません。いつもなら5時前から始めるところ6時前に現地着。さて、シマセンニュウはというと中々ゆっくり姿が見えず、ソングフライトで飛び出しても、直ぐに植え込みの中。やっとハマナスの花といい感じで見えるソングポストがありました。少し雨混じりでしたが、ジョビジョビと囀ってくれました。
今日もノビタキのヒナは飛び回って、時にいいアングルになってくれます。
ベニマシコ♂がよく止まるところに♀がやってきました。
少し色の薄いノビタキ♂がハマナスの花の連なりの先に。
今日は雨まじりで、何人か来られたCMさんもほとんど、一旦、引き揚げられましたが、大した降りではなかったので当方は粘りました。園内には人影なし、そのせいかどうかベニマシコの姿が目立つ様に。ソングポストだけでなく‥‥
花のある付近にも姿を見せる様になりました。ただ、何個体かいるのですが、真っ赤になった成鳥個体や‥‥
まだ赤みが薄い、多分、若い個体がいて、おっ!シシウドの上と喜ぶとちょっと色が薄い。贅沢ですが、やはり北海道では真っ赤な個体をしっかり撮りたいものです。
空抜けでしたが、シマセンニュウがシシウドの上に。
やっぱり、これ!真っ赤な個体が出てくれ、バックの緑に映えます。
枯れ枝に止まることが多く、花がらみが少ない。やっと、植え込みで、真っ赤なお腹を見せてくれましたが、ハマナスの花とは、ちょっと距離がありました。
やはりオムサロ、ベニマシコとの距離が近い!

次回もオムサロ原生花園での続きです。何度来ても120%満足する写真は撮れないので、次回こそはと何度でも来てしまいます。ご覧いただき有り難う御座います。