ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道東紀行2022年6月 その6 網走 小清水原生花園 ノゴマ ホオアカ ノビタキ ツツドリ カッコウ等

2022-08-23 | 北海道 夏の道東
ホオアカとエゾスカシユリ 6月21日 小清水原生花園

6月21日、知床峠で虚しく時間を過ごした後、オホーツク海沿岸を北上し、濤沸湖にある小清水原生花園に到着。原生花園駅の北側から海岸に広がる小さな公園で、訪れる観光客も多いのですが、意外に草原の鳥たちが花と絡んでくれ、遊歩道から比較的近距離で撮影出来ます。まず、迎えてくれたのはノビタキ♀。巣立ったヒナに盛んに餌を運んでいましたが、♂親の姿が見えません。どうしたのかな?
よく見かけたのが、ホオアカ。子育て中の様で、邪魔にならぬ様気を使いながら収めさせてもらいました。♀が♂に餌をねだって、子育て中でも求愛給餌を行うんですね。
エゾスカシユリが満開少し前の状況で、花がらみを狙います。遊歩道のすぐ側なのですが、ホオアカは警戒している様で、早目に移動しなければなりません。
一方、ノゴマも餌運びに余念がありませんが、こちらは警戒心が薄く、やってくると、あたりを見回して直ぐに巣があると思しき場所に飛び込みます。それでもなるべく気を使って距離を取る様にはしました。
♂、♀ともよくやってきますが、この♀は喉に少し赤味のある個体でした。
ノゴマの花柄みはもっぱらハマナスです。
さて、ホオアカはエゾスカシユリと絡んでくれ、蕾に止まってくれました。開いた花に止まって欲しいところですが、まあ、開いた花には止まりにくいでしょうね。
ハマナスの花がらみにもなってくれました。
サービスよく咲いたエゾスカシユリと遊んでくれます。
植え込みの木が丸裸、毛虫にやられたのでしょうが、カッコウが餌取りに来てくれました。付近でよく鳴いていました。
他に赤色型のツツドリ♀も。カッコウに赤色型はいないそうで、ツツドリの鳴き声はしなかったのですが、♀なので、静かにやってきたのでしょう。
翌日の早朝、網走湖の呼人探鳥路に寄ってみましたが、目ぼしい成果はなく、ヤマゲラが少し姿を見せてくれた程度でした。
21日の夜には鳥友K君(小学生の頃に狭山湖で知り合い、今は学生さんで網走在住)と久しぶりに食事を共にし、鳥談義で楽しく過ごしました。

次回は、更に北上して、ワッカ原生花園、シブノツナイ湖に立ち寄り、ベニマシコ、ノゴマ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。