ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東紀行2021年2月3月 その5 根室編 シマエナガ ミヤマカケス オオアカゲラ コオリガモ オオワシ オジロワシ等

2021-04-24 | 北海道

亜種シマエナガ 3月4日根室 フィールドイン風露荘

3月4日根室:午前10時半過ぎにFI風露荘を後にして、風連湖畔の東梅ハイドにまず立ち寄るとまだ雨氷の残った木にオジロワシ若鳥が止まっていました。
オオワシも上空を飛翔してくれます。
春國岱の入り口近くでウミアイサ、カワアイサが大慌てになっています。オジロワシが突っ込んできた為です😲 
更に花咲港、車崎等を回ってみましたが成果もないので、一旦FI風露荘に戻ることにしました。相変わらず庭に鳥さんは頻繁にやって来ます。脂身でオオアカゲラ♂と亜種ミヤマカケスが鉢合わせ。
オオアカゲラが一度身を引きましたが、直ぐに戻って来ます。
そして、およそ1時間に一度はやって来る亜種シマエナガが10羽程やって来ました。
目の前の軒先にやって来ますが、動きが早くて大変です。
つららの水を飲むホバリングをしてくれないかなと期待しましたが、見ているだけでした。
雪や氷の間にいると白い羽毛はやはり保護色になりますね。
ちょっと頭を傾げたポーズがたまりません😍 
やっぱり正面顔が一番可愛い😍 
シマエナガが去って20分後、ふと地面を見るとキタキツネがいつの間にか出現。
その30分後、またまたシマエナガ登場。
午後3時に再び出動して、納沙布岬を目指しました。ちょっと手前の歯舞港に寄るとワシカモメが近くにいました。コオリガモもいましたが、遠い!
納沙布岬に到着し、灯台の辺りで何かいないかと探しましたが、シノリガモとクロガモばかりでめぼしい鳥はいません。シロカモメが眼下を飛んでくれたので収めてみました。
納沙布岬では寝ぐら入りのチシマウガラスに期待したのですが、いくら探してもヒメウのみで、見つかりませんでした。そろそろ夏羽になっているのを期待したのですが、残念賞。

3月5日根室:根室も最終日、今夜は釧路泊です。起床後、例によって餌台にやって来る鳥さんを見ながら至福の朝食を摂っていると今朝はエゾリスが何匹も来ています。
ちょうど2匹一緒に視界に入ってくれましたが、色が結構違います。性別?年齢?単なる個体差でしょうか。
昨日暖かったので、雨氷はすっかりなくなってしまいました。相変わらず亜種ミヤマカケスはよく来てくれます。
風が吹いてクマタカみたいなカンムリミヤマカケス?
風が止まれば普通のミヤマカケスでした。
今日もハクトウワシを求めて花咲港や風蓮湖辺りを回ってみましたが、長らく目撃されてない様です。風蓮湖の東梅ハイドからワシ達の争いを拝見。オオワシとオジロワシが獲物を空中で奪い合い。
ここには数十羽のワシ達が集まっています。
花咲港に立ち寄ると今日はコオリガモが比較的近くにいました。♂の羽ばたき。
♂♀のペアでいてくれました。
宿に戻るとシマエナガが来訪。8羽が脂身にとりついていました。
軒先の脂身に来ると本当に目の前!
今季のFI風露荘さんの餌台には、いつもの常連さんに加えてシマエナガが何度もやって来てくれて嬉しい限りです。後ろ髪ひかれながら、お昼前に宿を後にして釧路に向かいました。
次回は道東紀行の最終回になります。途中に立ち寄った霧多布でのケアシノスリ、釧路のタンチョウと木のウロのエゾフクロウをアップする予定です。ご覧いただきありがとうございます。