ヒデマル的日常生活

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小沢氏の代表辞任 今頃かい

2009年05月13日 | よもやま話
 昨日の小沢氏の民主党代表辞任は、遅きに失した感が強くて、正直評価出来ない。衆議院対策で代表辞任が民主党に有利に働くと考えての判断だろうが、現実は麻生内閣の支持率20%以下が35%までに持ち直し、支持政党でも一時自民党を上回っていたのに、現在では自民35%、民主20%くらいで、元に戻ってしまった。このまま衆議院選に突入したら、僅差で人民党+公明党が過半数を占めてしまうのではないかと思う。

 小泉内閣が小さい政府を目指して改革を進めたが、やっぱり官僚の抵抗は強くて、今では復権しているような有様だ。揮発油税の暫定税率、年金制度の信頼低下、食品偽装問題、ゆとり教育の見直し、地方分権など、中央集権型の政治、官僚主導の政治には限界が見え、特にエネルギー政策や投資分野の選択など、中長期的視野に立った政策に工夫が見られないし、ここらで大きな転換を迫られている。

 私が二大政党制を支持する理由は、一方が悪ければ他方に鞍替えできる、バランスの点だ。自民党には失策をしたら政権を失う、緊張感に乏しい。先にあげたくらい、自民党は失策続きだし、官僚主導で新鮮味もない。一方で官僚は大きく改革されることを恐れて、民主党政権の成立を望んでいないらしい。

 どうも民衆が望んでいることと霞が関の考えが、かい離しているように思えるのだ。この差を埋める手段として、二大政党制の政権交代が実現すれば、より民衆の意思を反映した政治に変わっていくと思う。

 ま、それにはこの国の残念な投票率の改善も必要だろう。自慢じゃないが、選挙には殆ど行ってる。

 話は戻って、二大政党制、政権交代の実現の上でも、遅すぎる、時期を逸した、小沢氏の辞任は残念でならない。
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