みんなの幼稚園

ひぶな幼稚園での子どもたちの様子
モンテッソーリ教育について紹介いたします。

子ども自身が好きな教育法

2010年04月21日 | モンテッソーリ教育
新学期が始まり一週間が過ぎました。
新入園の子ども達は回りの全てが珍しそうで、目をキョロキョロさせています。
そんな中でも、子ども達は興味のある物を見つけ、少しずつ活動を始めています。



 さて、今年もこの「みんなの幼稚園」の中で少しずつモンテッソーリ教育を紹介していきたいと思います。 以前ご覧になった方も復習と思い、読んでいただけたら幸いです。


 以前あるお母さんから、『うちの子が、「友達がやっていたハサミの作業をやりたくなかったので、違うことをやってしまった。」と言うのですが、ご迷惑をお掛けして申しわけございません。』とお話しがありました。

 モンテッソーリ園では、それは何の迷惑でもありません。保育室では、子ども達は自由を与えられ、子ども自身が今必要としている作業をすることが出来るのです。

 逆にこの場合、他にやりたい教具があるのに、先生に違う作業を押しつけられたとしたら、それこそ子どもにとっては大迷惑なのです。

 モンテッソーリ教育は何ら特別な教育法ではなく、子どもにとってはごく自然な、子どもがとっても好きな教育法です。

 中には、『自由にしていたら小学校に行った時に、授業中外に出ていったりしませんか?』と思う方もいます。

 しかし、それは嬉しいことに全く逆の結果となって現れます。
 
 なぜなら、幼稚園や家庭で、自分自身の成長に合ったその時々の物(教具など)に出会えた子どもは、身体の各部位の発展成長は当然のこと、情緒面も成長していくからです。
 
 成長に必要な活動・作業を選択し、満足いくまで出来る「集中力」「自信」「満足感」、その身に付けたことを日常で実用したり、それを他人に教えたりする「社会性」も自然と身に付いていきます。
 
 では、どんなことをするの?
それは、少しずつ紹介していきたいと思います 。