旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

政党交付金を受け取らない姿勢評価(天木直人)

2013-07-24 23:17:00 | インポート
すべての政党、政治家を否定する私だから、日本共産党だけを応援するつもりはない。しかし、政党交付金を受け取らない姿勢をつらぬき、赤旗購読料や会費で資金集めをしてきた日本共産党は、そのことだけでも評価できる。

天木直人氏(元外交官)

政党交付金の受け取らない日本共産党はそれだけでもほかの政党よりましだ

天木 直人 | 外交評論家
2013年7月21日 8時17分

 選挙のたびごとに政党や候補者が同じような訴えを繰り返して自分のところに票を入れてくれと叫ぶ。選挙のたびごとに、棄権はするな、一票で政治が変わるとメディアは繰り返す。いつも馬鹿馬鹿しいと思って聞いてきたが、今度の選挙ほどそれが馬鹿馬鹿しいと思ったことはなかった。こんな選挙に17日間も費やすこと自体が税金の無駄だ。もはや今の政治は既存の政党、政治家がどのように言いつくろっても国民のための政策を実現することは無理だ。だからこれからの政治は、既存の政党、政治家が国民のために正しい政策を断行できるかどうか、国民が監視し、厳しく注文をつけていくしかないのだ。安倍自民党が圧勝すればやりたい放題だと危険視する声が多い。そんなことはありえないことだ。ただでさえ解決困難な問題を抱えている安倍政権である。それらを解決することさえできないのに、勝手なことができるわけがない。仮にそんなことをしようとすればたちどころに国民の支持を失うだろう。野党に至ってはなおさらだ。ついこの前まで政権を担っていながら何もできなかった民主党にいまさら何ができというのか。同じ主張をしながら統一できない弱小野党が、少しぐらい票を伸ばしただけで何の意味があるのか。これを要するに今の政党、政治家の正体は、自分たちのエゴ、生き残りのために選挙をやっているのだ。
皮肉にも、そんな不毛な選挙の最中に、総務省は各政党に7月分の政党交付金として総額79億円を支給したという報道が平然となされていた。国民は怒らなければいけない。政治家は等しく税金泥棒なのだ。どの政党も恰好のいいことばかりを並べたてるが政党交付金をなくすとか、議員の給与を減らすなどということは一言も言わない。要するにろくな仕事をしなくても6年間特権を手にできる、だから当選させてくれ、交付金を少しでも多くもらえるから一人でも多く自分の党の議員を当選させてくれ、そう選挙で訴えているのである。
すべての政党、政治家を否定する私だから、日本共産党だけを応援するつもりはない。しかし、政党交付金を受け取らない姿勢をつらぬき、赤旗購読料や会費で資金集めをしてきた日本共産党は、そのことだけでも評価できる(了)



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