旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

日本共産党、安倍内閣打倒を呼びかけ

2014-07-16 22:33:00 | 日記・エッセイ・コラム
日本共産党が創立されて92周年となる7月15日、毎年恒例の記念講演会が行われた。
注目されたのは、「安倍内閣の打倒」の呼びかけの部分である。

<講演の関連箇所。引用ここから>

 みなさん。集団的自衛権、暮らしと経済、原発、米軍基地――四つの問題を見てきましたが、安倍政権がやっていることは、どの分野でも、日本の国を亡ぼし、日本国民を亡ぼす、文字通りの「亡国の政治」ではないでしょうか。
 安倍政権は、歴代自民党政権のなかでも、戦後最悪の反動政権と言わなければなりません。
 このような内閣は、1日続けば、その分だけ、日本と国民に災いをもたらすことになることは、もはや明らかではないでしょうか。

 私は、心からよびかけたい。安倍政権打倒の国民的大運動を起こそうではありませんか。

 日本共産党は、このたたかいの先頭に立つとともに、国政の緊急の四つの転換を強く求めてたたかいます。

 第一は、「海外で戦争する国」づくりを中止し、憲法9条を生かした平和日本に転換することであります。

 第二は、暮らし破壊の「逆立ち」経済を正し、暮らし第一で日本経済を再生することであります。

 第三は、原発再稼働をストップし、「原発ゼロの日本」に転換することであります。

 第四は、米軍新基地建設をストップし、基地のない平和な沖縄を実現することであります。

 みなさん。それぞれの分野で、一致点にもとづく共闘――「一点共闘」を広げに広げ、それを安倍政権打倒の国民的大運動へと大合流させようではありませんか(大きな拍手)。みんなの力で安倍政権を打ち倒そうではありませんか。(「おう」「そうだ」の声、歓声、鳴りやまない大きな拍手)


<引用終わり(動画は1時間36分あたりから)>



安倍政権打倒という打ち出しはその通りである。それほどまでに今の安倍政権の暴走はひどい。

しかし、安倍は許せん、打倒しよう!はわかるが、

じゃあ、打倒して、どうするの?に答えられるのかという問題が残るのである。

安倍政権に代わる次の政権はどのような政権なのか?
それをどうやって樹立するのか?
そのための国民的運動は?
新政権の樹立に導く選挙のたたかい方は?

などこれらに応える、より踏み込んだ提起が必要になってくるだろう。

その道筋やイメージが国民に分かりやすく示されれば、そこに国民は「希望」を見いだすだろうと思う。
共産党は本気で政治を変えようとしている、と。

そういう政権交代のリアルなイメージが与えられたときに、「安倍政権打倒の国民的大運動」に命が吹き込まれることになるのではないかと私は思う。
自民公明勢力が恐れおののくようなたたかいの方針を、国民的にダイナミックに示す時がすでに到来しているのではないか。