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【検証】 ハマスはいかに10月7日のイスラエル攻撃を準備したのか

2023-12-30 07:29:29 | シオニスト・ナチ国(イスラエル)問題
日本版「黒は美しい(ブラック・イズ・ビューティフル)」運動、2013年末始動
トンデモ和製英語「ブラック」の言葉狩り継続中・・・。なおこのブログの記事の無断転載歓迎。住所は明記。

【検証】 ハマスはいかに10月7日のイスラエル攻撃を準備したのか

2023年11月29日【検証】 ハマスはいかに10月7日のイスラエル攻撃を準備したのか - BBCニュース 
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67553380

アブデラリ・ラガド、リチャード・アーヴァイン=ブラウン、ベネディクト・ガーマン、ショーン・セドン BBCアラビア語、BBCヴェリファイ(検証チーム)


画像提供,TELEGRAM
画像説明,
複数のパレスチナ武装勢力は2020年以降、合同武力演習を繰り返していた

パレスチ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは、どのように小規模の武装勢力をまとめ、戦い方を磨き、10月7日のイスラエル襲撃を実行したのか。BBCアラビア語とBBCヴェリファイ(検証チーム)が証拠を集めて分析した。


10月7日に行われたイスラエルへの奇襲攻撃は、ハマスの単独作戦ではなく、ほかに五つのパレスチナ武装勢力が参加していた。BBCニュースの分析では、複数のパレスチナ武装勢力が2020年以降、合同の武装演習を繰り返し、訓練を重ねていたことがわかった。

複数の勢力がガザ地区で繰り返した合同演習では、今回の襲撃に使われた戦術とよく似た戦い方を予行し、その様子をソーシャルメディアに投稿していた。イスラエルとの境界から1キロ以内の場所での訓練も、そこには含まれた。

人質の拉致、集落の奇襲、イスラエル防衛態勢の突破などが、訓練内容に含まれた。最後の演習は10月7日のわずか25日前に実施された。

「団結の証」

ハマスのリーダー、イスマイル・ハニヤ氏は2020年12月29日、作戦名「強い柱」という全4回の演習の初回を、ガザ地区内のさまざまな武装勢力の「団結の強いメッセージであり証だ」と宣言した。

「共同司令室」が全体を統括する戦争ゲーム形式のこの演習には、パレスチナの11の武装勢力が参加。その中でハマスは最も強大で、他を圧倒する勢力だった。

複数の武装勢力を中央司令部のもとで調整するこうした構造は、2018年につくられた。


動画説明,
複数のパレスチナ武装勢力が10月7日に先立ち、合同演習を行っていた(英語キャプション)

2018年の前にはハマスは正式に、ガザ2番目の規模をもつ武装勢力パレスチナ・イスラム聖戦機構(PIJ)と連携していた。PIJはハマス同様、イギリスなど複数の国でテロ組織に指定されている。

ハマスは過去の紛争でほかの組織とも共闘したが、2020年の合同演習は、多岐にわたる勢力の団結を示すプロパガンダだとみなされていた。

これに対してハマスの指導者は、最初の演習は武装勢力が「常に臨戦態勢にある」ことを反映したものだと述べていた。

2020年の演習を皮切りに、3年間で4回にわたり演習は行われた。その都度、その様子を紹介する、巧みに編集された動画がソーシャルメディアに投稿された。

BBCは、通信アプリ「テレグラム」に投稿された「強い柱」演習の映像から、ハマスと共に訓練している10の組織(PIJを含む)を、その特徴的なヘッドバンドや記章から特定した。

10月7日の攻撃後、このうち五つの組織が、自分たちも奇襲に参加したと宣言する動画を投稿している。そのほか三つの組織がテレグラムで、参加したと主張している。


動画説明,
ハマス、イスラエル襲撃の訓練重ねる 数年前から

ハマスに対しては現在、10月7日にハマス以外の勢力によってイスラエルから拉致された数十人の女性や子供たちを見つけるよう、圧力が高まっている。それだけに、奇襲に参加したハマス以外の組織が、どのような役割を果たしたのかに、注目が集まっている。

PIJと「ムジャヒディン(イスラム戦士)旅団」と「アル・ナセル・サラ・アル・ディン旅団」がいずれも、当日にイスラエル人を人質にとったと主張している。

ガザにおける戦闘一時停止合意をどこまで延長できるかは、こうした他の組織に人質にされたイスラエル人を、ハマスがどこまで発見できるかにかかっているとも言われる。


各組織の思想的背景は、多岐にわたる。強硬なイスラム主義から、どちらかというと世俗的な組織もある。しかしいずれも、イスラエルに暴力を駆使するという意思が、共通していた。

ガザに存在するさまざまな武装勢力の間には、共通テーマがあるのだと、ハマスは繰り返し強調した。合同演習において自分たちは対等なパートナーなのだとも、示唆していた。ただし、イスラエル攻撃計画において先頭に立ったのは、一貫してハマスだった。

最初の合同演習の映像では、顔を覆った指揮官たちが一カ所に集まり、演習の指揮をしているように見えた。そして、ロケット弾の応酬が始まった。

続く映像では、重装備の戦闘員がイスラエル国旗をつけた模型の戦車を襲い、兵士を拘束して捕虜として連行する様子が映っている。建物に奇襲をかける様子も出てくる。

10月7日の動画や、悲惨な目撃者証言から、どちらの戦術も兵士や民間人の拘束と攻撃に、実際に使われたことがわかっている。当日には約1200人が殺害され、約240人が人質にされたと推定されている。


画像提供,TELEGRAM
画像説明,
最初の「強い柱」演習を映したプロパガンダ動画には、中央司令室の様子も含まれていた

世界に伝える

2回目の「強い柱」演習は、ほぼちょうど2年後に行われた。

ハマスの軍事部門エゼディン・アル・カッサム旅団のアイマン・ノファル司令官は、2021年12月26日の演習は「抵抗勢力の団結を確認する」ことが目的だと述べていた。

この演習は、「ガザの境界にある壁や仕掛けは、お前たちを守らないと敵に伝える」ことになるとも主張していた。

ハマスは別の声明でも、「合同軍事演習」は「ガザ付近の集落の解放を模した」ものになると説明。ハマスはイスラエル人コミュニティーを「ガザ付近の集落」と呼んでいる。

演習は2022年12月28日にも繰り返された。その際には、軍事基地に模したものを舞台に、建物や戦車の襲撃を練習する戦闘員の映像を公表している。


演習の実施はイスラエルでも報道されていた。それだけに、広範囲を対象とするイスラエルの複数の情報機関が、重点監視していなかったというのは、考えにくい。

イスラエル国防軍(IDF)はかつて、ハマスの演習を妨害するため空爆を実施している。2023年4月には、最初の「強い柱」演習に使われた場所を空爆している。

10月の攻撃の数週間前、ガザとの境界付近を監視する女性兵たちは、ドローン活動が異例に増加していることを報告していた。自分たちの位置を模した模型を使い、監視塔を占拠する訓練をしているとも、報告していた。

しかし、イスラエル国内の報道によると、女性兵たちは自分たちの報告は無視されたと話している。

かつてガザ地区を担当するIDF准将だったアミル・アヴィヴィ氏はBBCに対して、「(武装勢力が)こうした演習をしているという情報はたくさんあった。そもそも、演習動画は公表されていたのだし。(イスラエルとの)フェンスからほんの数百メートル先で、行われていたことだ」と話した。

しかし、IDFは確かにハマスなどの演習については知っていたものの、「何のために訓練しているのか、見えていなかった」のだと、アヴィヴィ元准将は話した。

IDFはエゼディン・アル・カッサム旅団のノファル司令官を10月17日に「排除」したと発表した。今回の紛争で殺害された最初のハマス軍事司令官だった。


公然と隠れる

ハマスは、演習の本物らしさを確保するために、多大な労力を払っていた。

2022年の演習現場は、ガザとイスラエルを結ぶIDF管理下のエレズ検問所からわずか2.6キロに作った、イスラエル軍事基地の模型だった。

ガザとイスラエルの境界からちょうど800キロ離れた、ガザの最北端にあるこの演習拠点を、演習動画と空中撮影映像を照合することによって、BBCヴェリファイは特定した。2023年11月の時点で、この場所はビング地図でいまだに見ることができる。

演習施設は、イスラエル軍の監視塔と、高さのある監視ボックスから、1.6キロの範囲内にある。イスラエル軍はそうした監視設備の設置に、何百万ドルもの予算を費やしてきた。


基地の模型は、地表から数メートル掘った高さに設置されている。そのため、付近のイスラエル軍監視兵からはただちに視認されなかったかもしれない。それでも、立ち上る爆発の煙は絶対に気づかれていたはずだし、IDFが上空監視を行うことも知られている。

ハマスはこの拠点を使い、建物襲撃のほか、銃を突き付けて人質をとる訓練、防御バリアの破壊訓練などを行っていた。

BBCヴェリファイは人工衛星画像を含む公開情報をもとに、ガザ域内9カ所に散らばる14の訓練拠点を特定した。

国連の援助機関から1.6キロ以内にある拠点さえ、2度にわたり演習現場となっている。国連機関が2022年12月に公表した公式映像の背景に、その様子が映り込んでいる。


陸海空

2023年9月10日に、自称「合同委員会室」は自分たちのテレグラム・チャンネルで、軍服姿の男たちがガザ境界沿いの軍事施設を監視している様子の画像を公表した。

その2日後、4回目の「強い柱」演習が実施され、10月7日の異例な攻撃で使われるすべての戦術は、それまでに訓練を終えることになった。

10月の攻撃では、トヨタ自動車の白いピックアップ・トラックに乗った武装勢力がイスラエル南部を走り回った。9月の演習動画でも、戦闘員は同じような車を乗り回していた。

演習のプロパガンダ動画では、武装勢力が模擬の建物を襲い、中にいるダミーに向けて発砲している。ボートとダイバーを使った海岸上陸作戦の訓練もしている。イスラエルは、ハマスが10月7日にボートを使ってイスラエルに上陸しようとしたのを阻止したとしている。


画像提供,TELEGRAM
画像説明,
4回目の「強い柱」演習で、建物襲撃を訓練する武装勢力

しかし、ハマスはオートバイやパラグライダーを使った訓練を「強い柱」演習の一環としては宣伝しなかった。

10月7日の3日後にハマスが公表した訓練動画では、オートバイが通過できるようにフェンスや障壁を破壊する様子が映っていた。これはハマスが実際に、イスラエル南部のコミュニティーにたどり着くために使った戦術だ。この訓練を撮影したそれ以前の動画は、見つけられていない。

パラグライダーを使う戦闘員の様子も、10月7日の襲撃が始まるまで公表されていなかった。

襲撃当日に公表された訓練動画では、滑走路上に作られた模擬のキブツ(農業共同体)に戦闘員が着陸する様子が映っている。この訓練現場の位置を、BBCはガザ南部ラファの北郊にある拠点だと特定した。

BBCヴェリファイは、2022年8月25日より前に撮影された映像だと確認。動画は、ハマスが空の作戦部隊を呼ぶ時に使っている「イーグル戦隊」という名前のコンピューター・ファイルに保存されていた。このことから、パラグライダーを使った作戦は1年以上前から計画されていたことが、うかがえる。


意表を突く

IDF司令官などの話をもとにした情報では、10月7日以前のハマスは、ガザ地区に約3万人の戦闘員を擁していると思われていた。それに加えて、小規模グループから数千人は招集できるとも、考えられていた。

他組織の支援がなくても、ハマスはパレスチナ武装勢力の間で、他のどの組織よりはるかに強力だ。それだけに、他勢力を巻き込もうとしたのは、自分たちの増強というだけでなく、ガザ内で幅広い支持を確保しようとしてのことかと思われる。

IDFはこれまでにハマス以外から1500人が10月7日の攻撃に参加したと推定している。イスラエル紙タイムズ・オブ・イスラエルは今月初め、IDFは今ではその人数は3000人に近かったとみていると報じた。

実際の人数がどうだったにせよ、ガザで活動する武装勢力のうち攻撃に参加したのは比較的少数に過ぎなかったことがわかる。10月の攻撃や「強い柱」演習に、小規模勢力から実際に何人の戦闘員が参加したのか、正確に検証することはできない。

攻撃に向けてハマスは複数組織を横断する勢力を、築き上げていた。しかし、レバノン軍の元准将で今では中東研究センターで安全保障を研究するヒシャム・ジェベル氏は、計画の最終的な目的を知っていたのはハマスだけで、「他の勢力には当日になって参加を呼び掛けた可能性」もあると言う。


動画説明,
ガザ地区で奪取されたイスラエルの戦車の様子とされる映像(英語キャプション)

英キングス・コレッジ・ロンドンで安全保障問題を研究する講師のアンドレアス・クリーグ博士は、「まとまって計画を立案する中心となる存在はあったものの、作戦の実行はばらばらだった。各部隊がそれぞれの判断で、作戦を実施していた」とBBCに話した。

博士がハマス関係者に話を聞いたところ、イスラエルの防衛態勢があまりに弱かったと驚いている人たちもいたという。イスラエルの監視技術をくぐりぬけるため、戦闘員たちはオフラインで連絡をとりあったのだろうと、博士はみている。

ブリュッセルのシンクタンク、欧州外交評議会の中東アナリスト、ヒュー・ロヴァット氏は、イスラエルはハマスの合同演習に気づいていたはずだが、「そこから間違った結論を導き出していた」のだろうと話す。パレスチナ自治区内の準軍事組織による「通常の」活動に過ぎず、「大規模攻撃が迫っている兆候」とは受け止めなかったのだろうと。

この記事が指摘する複数の問題点について質問すると、イスラエル国防軍は「自分たちは現在、テロ組織ハマスの脅威排除に集中している」のだと回答。失敗があったかもしれないという指摘については「後日、検討する」と答えた。

10月7日の虐殺を防ぐ機会を、果たして自分たちは逃したのか。イスラエルがこのことに正式に向き合うまでに、数年はかかるかもしれない。

その場合、軍や情報機関や政府に与える影響は、大地震のようなとてつもない規模のものになる可能性がある。

(追加取材: ポール・ブラウン、クマル・マルホトラ、アブディラヒム・サイード)

(英語記事 How Hamas built a force to attack Israel on 7 October)


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この神話は、1882年にパレスチナへやってきたユダヤ人が紀元70年頃にローマ軍によって追放されたユダヤ教徒の子孫だというもの

2023-12-29 14:41:44 | シオニスト・ナチ国(イスラエル)問題
2023/12/29
この神話は、1882年にパレスチナへやってきたユダヤ人が紀元70年頃にローマ軍によって追放されたユダヤ教徒の子孫だというもの
 シオニスト・ナチの蛮行は虐殺奨励文学書の聖書を使って行われているが、日本低国では天皇教というカルト宗教をはじめあらゆる邪教がはびこっている。「宗教はア、変!」だから、当然そうなるのだが、虐殺奨励文学書の聖書については、道徳の指針書と誤解されているので、なおのこと厄介だ。
 オウム真理教関連の事件の時に、以下の佐倉哲の記事を見つけた。これは虐殺奨励文学書の聖書の本質を見事に暴いてくれた。


佐倉哲:殺せ!と神が命じるとき 宗教殺人について - 日本版「黒は美しい(ブラック・イズ・ビューティフル)」運動、2013年末始動 (fc2.com)



宗教殺人を考える  ~飢えた旅人には、自らの食をさいてもてなすというインディアン古来の慣習が・・・~ - 日本版「黒は美しい(ブラック・イズ・ビューティフル)」運動、2013年末始動 (fc2.com)


次に、■リチャード・ドーキンス『神は妄想である 宗教との決別』(垂水雄二訳、早川書房、2007/5/25)関連──
  1. 人種主義者のシオニストが公開ジェノサイドをする時、聖書が必要。
    ★米物理学者スティーヴン・ワインバーグ:宗教は人間の尊厳に対する侮辱である。宗教があってもなくても、善いことをする善人はいるし、悪いことをする悪人もいるだろう。しかし、善人が悪事をなすには宗教が必要である。 虐殺奨励文学書・聖書を使うシオニストは問わず語りで人種主義者であることを白状している。★ラビ
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  2. 聖書は、殺人・虐待・強かんを賛美することまでしているから邪悪なのではない?!
     虐殺奨励文学書・聖書はウィリアム・イングドールの本など問題外で大量に流通している。これが優生学の親玉アメリカ問題(ナチスの親玉アメリカ問題)が世界を支配する手助けになっている。 今現在、ユダヤ・ナチ(厳密に言えばシオニスト・ナチ)の蛮行を日々パレスチナ人に繰り返す人種主義・植民地主義のテロ国家イス
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      hinokiharappa@g_ore_t@NonbeeKaerusanリチャード・ドーキンス『神は妄想である』参照──1.子どもに幼少期(宗教に判断を下すには幼すぎる)にラベル(「カトリック教徒の子ども」、「プロテスタントの子ども」など)を貼る。2.宗派別に学校で分離。3.異教徒との結婚の禁忌(反
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       CMLではこの月(2013年12月)が論争の最盛期で、翌月になると激減します。よって④で紹介する記事はすくなくなります。★[CML028420]言葉に無頓着な愚か者のモノカキ・林田力は名誉白人をめざすhinokihara2013年12月23日(月)07:16:24JSThttp://list.jc
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    7. 科学と歴史の捏造の狭間で・・・、ヨーロッパ人も昔は黒かった
       差別強化のためにエセ科学が使われた歴史もあり、科学をなのっていても、人は常に眉唾で見るべきものなのだが、例えば「ヨーロッパ人も昔は黒かった」という科学ニューズなどは、すんなり受け入れるだけの最低限の科学的素養は身につけていなければならないだろう。そう最低限の科学的素養さえあればサッカー場観戦に行っ
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    8. さしあたっての必読書、数冊とは?
      ★マルコムX――奴隷制度がしかれていたあいだ、考えてもみなさい、強姦者である白人の奴隷主の手を逃れえたわれわれ黒人の祖母、われわれの曾祖母、さらにわれわれの曾々祖母は、まずいなかったのです。▼マザーズ特別養子縁組と真実告知第10回日本放送文化大賞テレビグランプリ受賞作品NNNドキュメント'
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    9. 成功した改革や進化した道具を無視すること、「掘っ立て柱」と「三つ紐伐り」
       「三つ紐伐り」とは樹木の伐倒方法のひとつであり、伊勢神宮の遷宮の時に使うヒノキの伐採時に披露される技術でもある。現代では樹木の伐倒といえば、日本の場合は主にチェンソーであるが、「三つ紐伐り」の場合は斧のみを使う。樹木伐倒道具の歴史的変遷は石器、鉄斧、鋸、チェンソーであるから、現代においては「三つ紐
      blackisbeautiful2013.blog.fc2.com//blog-entry-1101.html
    10. マザー・テレサの神の存在への疑念について
      ▼マザー・テレサ、神の存在への疑念を手紙に記す2007年08月27日07:42 発信地:ニューヨーク/米国http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2272720/2044213 マザー・テレサについて語るには、以下の事件も押さえておくべき
      blackisbeautiful2013.blog.fc2.com//blog-entry-7293.html

      1. 汝の隣人を愛せよ?
         都会の一部の人間が憧れる「田舎暮らし」というものがある。で、その田舎暮らしでもっとも難しいものの一つに「近所つきあい」というのがあるだろう。田舎でも隣同士が「犬猿の仲」というのも良くあることで、つきあいが濃ければ濃いほど、何かの行き違いで関係がよりこじれるのはある意味必然である。よって近所とうまく
        blackisbeautiful2013.blog.fc2.com//blog-entry-7382.html
      2. 宗教が虐殺を容認するのか?
        私は「宗教はア、変!」と確信しているので、聖書の虐殺奨励も別に違和感はない。そういえば道元も介護放棄をすすめている。 以前、現在のイスラエルの蛮行をそのまま記述すれば「新新聖書の誕生」になるとかいうようなことを書いたが(『新新聖書の誕生?』http://blogs.yahoo.co.jp/henat
        blackisbeautiful2013.blog.fc2.com//blog-entry-7386.html


 ★米物理学者スティーヴン・ワインバーグ:宗教は人間の尊厳に対する侮辱である。宗教があってもなくても、善いことをする善人はいるし、悪いことをする悪人もいるだろう。しかし、善人が悪事をなすには宗教が必要である。
 
 シオニスト・ナチの露骨な人種差別発言を見ていると、とても善人には見えない。で、要するに人種主義者の悪人が虐殺奨励文学書の聖書を使いパレスチナ人の民族浄化(大量虐殺、強制移住などの手段で特定の民族を殲滅させる)を訴えるのがネタニヤフである。


★蓮見博昭『宗教に揺れるアメリカ』:アメリカはその55年後の1900年にスペインとの戦争の結果フィリピンをも併合するが、当時のアメリカ共和党上院議員アルバート・J・ベヴァリッジは、同年フィリピン訪問から帰った後、次のように演説し、フィリピン併合を正当化していた。「神はわれわれをば、混沌とした世界に一つの体制を樹立すべき支配的組織者とされたのである。(中略)われわれが野蛮人や古い無力な民族を統治するよう、神はわれわれにすぐれた統治能力を与えられた。このようなわれわれの力がなかったならば、この世は野蛮と闇夜に陥ってしまうであろう。しかも、全人類のなかでも、神はアメリカ人を選ばれ、この世界の救済において先立ちをする選民とされたのである。」


★ベンヤミン・ネタニヤフ:「アマレクがあなたにしたことを思い出してください」(申命記25:17)。 私たちは思い出し、戦います。
旧約聖書:サムエル記上:15章: 3節 今、行ってアマレクを撃ち、そのすべての持ち物を滅ぼしつくせ。彼らをゆるすな。男も女も、幼な子も乳飲み子も、牛も羊も、らくだも、ろばも皆、殺せ。
 
■藤永茂『アメリカ・インディアン悲史』朝日新聞社、1974年第1刷、1994年第15刷
頁28──
感謝祭(サンクス・ギビング)はアメリカの国定祝日の一つである。通常、秋11月の最終木曜。この日、親切なアメリカ人の家庭に招待されて、七面鳥や、パンプキン(かぼちゃ)パイ等のご馳走になった経験をもつ人も多いことであろう。1621年11月、アメリカで最初の感謝祭がマサチューセッツ州プリマスで祝われた。1年前の1620年11月にメイフラワー号でアメリカ大陸に着いたイギリスからの移民の一団は、プリマスの地をえらんで新世界での開拓生活をはじめたが、その冬はことのほか厳しいものとなり、疾病、食糧欠乏にさいなまれて、総員101人のうち、その半数が春を待たずに死んで行った。大部分が野外農耕生活の経験をもたぬ都市生活者であったことも致命的だった。春の到来とともに、生き残りの人々は、森をひらき、畑をととのえて、農作物の種子をおろした。苦難の労働にあけくれた夏もすぎ、やがて豊穣の秋を迎えた。わずか数十人の開拓民たちにとって、その最初の感謝祭は感無量のものがあったであろう。祝宴には、近くから多数のインディアンが加わった。当時の記録によれば、「多数のインディアンがやって来たが、なかでも、かれらの偉大な王、マサソイトは部下90人を率いて祝宴に加わり、我々はかれらを3日間にわたって歓待した」。インディアンたちは、森から5匹の鹿や野生の七面鳥などをたずさえて野外の宴に参加し、白人たちとともに、みのりの秋の好日をたのしんだのであった。農耕にほとんど経験のない白人たちに、とうもろこし、じゃがいも、かぼちゃ等の栽培法を教えたのはインディアンであった。魚のとり方、さらには、あまった魚や海草を肥料にすることを教えてくれたのもインディアンであった。
*  *  *
当時、マサソイトの直接の影響下にあったインディアンは、優に1000人をこえ、プリマスの一握りの開拓民達の命運は、まさにマサソイトの手中にあった。ピルグリム・ファーザーとよばれるこの白人の一群が、あとにつづく侵入者の尖兵として新大陸に辛くも橋頭堡を確保したのだという認識にマサソイトは欠けていたといえよう。ともあれ飢えた旅人には、自らの食をさいてもてなすというインディアン古来の慣習にしたがって、彼はピルグリムを遇した。しかし、ピルグリムたちの「感謝」は、インディアンの親切に対してではなく「天なる神」へのみ向けられていたことが、やがて痛々しいまでに明らかになる。
■蓮見博昭『宗教に揺れるアメリカ』日本評論社、2002年第1版第1刷
頁7──
・・・アメリカはもともとヨーロッパで宗教的・政治的な差別や迫害を受けた人々が移民してきて建国したことは広く知られている。植民地時代には、ニューイングランド地方などでピューリタン(清教徒)たちが、新大陸にキリスト教国家を建設するため、政教一致の政治(「神権政治」「神政政治」)を行い、政治と宗教が一体となっているのは当たり前のことだった。ピューリタン指導者でニューイングランドにマサチューセッツ湾岸植民地を建設、初代総督になったジョン・ウィンスロップ(1588~1649年)は、1630年に移民船上での説教で、「平和の絆において霊の一致を保つことができれば、主はわれらの神となり、われらを神の民として、われらの間に喜んで住み給うであろう。(中略)われらは丘の上の町となり、あらゆる人の目がわれらに注がれると、考えねばならぬ」と強調していた。「丘の上の町」(新共同訳聖書では「山の上の町」)とは、イエス・キリストが有名な「山上の説教」の中で使った言葉で、丘の上にある町は常に、四方八方から見られるように、キリスト教徒も模範的な「地の塩・世の光」になるように教えられたものである。ウィンスロップは、ニューイングランドをこの「丘の上の町」にたとえることによって、選民によるアメリカ建設のイメージを表現したものと考えられてきた。『ニューイングランドの宗教と社会』を著した大西直樹によれば、マサチューセッツ湾岸植民地では「教会の会衆を前にして、自分がいかに救済されたという恩寵の経験を告白し」て認められた「教会員」だけが、選挙権などの公民資格が与えられた。また、同植民地における教会設立には議会の承認が必要とされ、植民地政府の枠組みの中に教会が組み込まれていたことになる。

頁54──先住民の武力制圧を正当化旧約聖書によれば、ヤハウェの神に選ばれた「契約の民」とされる古代イスラエル民族(ユダヤ民族)は、紀元前13世紀頃エジプト王国で奴隷状態に置かれていた。しかし、神の召命を受けた指導者モーセに率いられてエジプトを脱出、40年間荒野を漂流した後、ようやく「約束の地」カナン(現在のパレスチティナ)に到着、当時すでにそこに住んでいたカナン人を武力で「全滅」させて同地を占領、定住するにいたったといわれている。くだって16~17世紀にアメリカ大陸へ移住して植民地の建設を進めたウィンスロップなどピューリタン指導者たちには、自分たちの運命を古代イスラエル民族の出エジプトやカナン定住と重ね合わせて考える者が多かった。このため、彼らより前にアメリカ大陸に住んでいた先住民(「インディアン」)たちをキリスト教に改宗させようと努力して、あまり成功しないことがわかると、古代イスラエル民族がカナン人に対して強行したのと同様の武力制圧に転じた。しかも、これは、神から与えられた使命の一環であると主張したのである。当時のピューリタン指導者の一人ジョン・メーソンなどは、「こうして神は、われわれの敵を滅ぼして彼らの土地を遺産としてわれわれに与えることを喜ばれた」と述べ、先住民たちから土地を取り上げて移動させるための宗教的正当化のパターンをつくったとされている。その後かなり経ても、憲法修正第1条の信教の自由保護規定が先住民の宗教にも適用されるとは、明らかに解釈されていなかったという。先住民の政治結社、宗教的慣習、土地所有などが本格的に認められるようになり始めたのは、1934年の「インディアン再編成法」の成立以後であり、宗教的な差別がほぼ完全になくなるのは、1978年の「アメリカ・インディアン宗教的自由法」制定まで待たねばならなかった。
頁55──
神からの明白な使命
19世紀になると、アメリカは西部開拓をさらに積極的に進め、「帝国主義的」とも呼べる領土拡張政策を推進していった。これらについても宗教的な正当化が行われ、アメリカ人の使命感が強められた。メキシコ領だったテキサスを1845年に併合する時、このようにアメリカが領土を拡張していくことは、神によってアメリカに与えられた「明白な使命」(Manifest Destiny)であると主張されたことはあまりにも有名である。この言葉は、当時の新聞『ニューヨーク・モーニング・ニューズ』の記者ジョン・L・オサリヴァンが最初に使ったものだが、すでにアメリカに広まっていた国民的信念を代弁したにすぎないともいわれている。アメリカはその55年後の1900年にスペインとの戦争の結果フィリピンをも併合するが、当時のアメリカ共和党上院議員アルバート・J・ベヴァリッジは、同年フィリピン訪問から帰った後、次のように演説し、フィリピン併合を正当化していた。「神はわれわれをば、混沌とした世界に一つの体制を樹立すべき支配的組織者とされたのである。(中略)われわれが野蛮人や古い無力な民族を統治するよう、神はわれわれにすぐれた統治能力を与えられた。このようなわれわれの力がなかったならば、この世は野蛮と闇夜に陥ってしまうであろう。しかも、全人類のなかでも、神はアメリカ人を選ばれ、この世界の救済において先立ちをする選民とされたのである。」これは、前述した宗教的な奴隷制擁護論にも相通じるものがあるといえよう。どちらも、内外の違いはあれ、弱者に対する強者の自分勝手な論理にほかならないからである。


■イラン・パペ『イスラエルに関する十の神話』(脇浜義明・訳、法政大学出版局、2018年)


頁5──


 「民なき地」パレスチナという神話は、第二章で取り上げる。「土地なき民」という有名な神話と相関関係がある。ユダヤ人が最初のパレスチナ住民であり、今や世界に離散しているユダヤ人には彼らの「郷土」パレスチナへ「帰還」する権利があり、それはいかなる方法を用いても実現・支援されるに値するというもの。この神話は、1882年にパレスチナへやってきたユダヤ人が紀元70年頃にローマ軍によって追放されたユダヤ教徒の子孫だというもので、今や社会的通念の一つになっている。しかし、厳密な歴史的・科学的研究と検証によって、ローマ占領下のパレスチナにはユダヤ人が残り、最初はキリスト教徒に、その後イスラム教徒に改宗して暮らしていたことが明らかになった。これらのユダヤ人がどうなったかはまだ解明されていない謎である──ひょっとしたら9世紀にユダヤ教に改宗したハザール人だったかもしれないし、ひょっとしたらそのような質問への答えが不可能であるほど長年にわたる人種混合の産物になっているかもしれない。そんなことより重要なのは、第二章で私が論述しているように、シオニズムが生まれる前にパレスチナ・ユダヤ人と世界のユダヤ人を結びつけていたのが、宗教・文化・精神的なもので、政治ではなかったということだ。シオニズムの出現前に「パレスチナ帰還」・「ユダヤ人国家」という発想をしたのは16世紀以前のキリスト教徒であった。16世紀以後は、プロテスタント(とりわけアングリアン・チャーチ派)の中にそういう考えがあった。


■イラン・パペ『イスラエルに関する十の神話』(脇浜義明・訳、法政大学出版局、2018年)


頁67──


 ポスト・ヘルツル・シオニズム運動のパレスチナへの執着は、英国やヨーロッパのキリスト教シオニズムが強化されたために、より強くなった。聖書を研究する神学者から「聖地」を発掘調査する福音主義者考古学者まで、ユダヤ人のパレスチナ入植、つまり「ユダヤ人帰還」を神が定めた世の終わりの前触れであり、終末論信仰を証明するものと歓迎した。ユダヤ人のパレスチナ帰還を救世主の再臨と死者の蘇りの先駆けと考えたのである。このわけのわからない宗教思想のおかげで、シオニストのパレスチナ入植事業は大いに助けられた。しかし、この宗教思想の背後には昔ながらの反ユダヤ主義があった。ユダヤ人社会をパレスチナへ移すことは宗教的ビジョンであると同時に、ユダヤ人がいないヨーロッパを実現することにもなる。ヨーロッパからユダヤ人を追い出し、ユダヤ人のパレスチナ帰還(その後ユダヤ人がキリスト教に改宗し、改宗を拒否するユダヤ人は地獄の業火に焼かれる)によってキリスト再臨という神の構想の実現が促進されるという二重の利益を意味するのだ。
 それ以来、聖書はシオニストのパレスチナ植民地化を正当化する路線図になった。歴史的に見ても、シオニズム誕生から1948年のイスラエル建国まで、聖書は大いにシオニズムに奉仕した。すなわちイスラエルの国内向け及び国外向けの主要談話──つまり神がアブラハムに約束した国とイスラエルが同じ国であるという談話を証明する役割を、聖書が担ったのだ。聖書の「イスラエル」とは70年にローマ軍に滅ぼされ、その民がエルサレムから追放・離散させられたという国のことである。そのときエルサレムの第二神殿が破壊された。その日はユダヤ教の記念日とされ、喪に服する日とされた。現在のイスラエルでもその日は国民の服喪日とされ、レストランなどあらゆる娯楽産業施設はその前夜から休業しなければならない。




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村上春樹のエルサレム賞授賞について

2023-12-29 12:50:15 | シオニスト・ナチ国(イスラエル)問題
村上春樹のエルサレム賞授賞について
2009年02月23日付 al-Hayat 紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html

■ 日本人作家とイスラエルの賞

2009年02月23日付アル・ハヤート紙(イギリス)HP文化面

【アブドゥ・ワージン】

エルサレム作家フェア開会の夜、我々アラブ文化人は、日本の小説家、村上春樹に今年のエルサレム賞を拒否してくれと切に願っていた。ガザでイスラエルによって流された子供たち女性たちの血に敬意を払う意味で、その賞を辞退せよと要請する声は日本にもあり、私達は、彼がそれに耳を傾けてくれると思っていた。アラブ紙の中には、性急に彼の辞退を広めたものもあった。しかしムラカミは、躊躇することなくエルサレムへ赴き、シモン・ペレスの手からその賞を受取った。罪無きパレスチナ人の血が未だ乾かぬその手から。その受賞について彼は、「言われた事とは逆の事をやったのだ」と文学的に描写してみせたが、それだけではないだろう。既にノーベル文学賞候補でもあるその作家は、世界的文学賞への途上にイスラエルが存在する事をよく知っているのだ。言い換えればイスラエルは、シモーヌ・ド・ボーヴォワールやミラン・クンデラのような大作家たちが以前に得た、その国際的な賞の一つを与えることにより、有名な日本人作家を釣ることに成功した。

我々アラブの文化人を悲しませるのは、アラブ文化の首都にエルサレムが選ばれたその年に、イスラエルは、そうやってエルサレム賞を利用した。これは、アラブ文化に対するイスラエルの攻撃の最たるものであるばかりか、イスラエルの邪悪な仕打ちの中でも最悪なものである。イスラエルは、この「汚れた」賞を下心をもって適切な時期に与えてみせた。ガザ虐殺の直後である。日本人であれ、世界的文学者を歓待するような文明国がイスラエルなのだと世界に示すことが目的であった。

エルサレムがアラブ文化の首都とされた年にイスラエルは、その名を冠した賞を授与した。一方でパレスチナ国家、あるいは他の様々な関係団体は、イスラエルがガザに対して仕掛けた戦争のため、それを祝う式典を延期した。今年はどうなるのか分からない。「内部」では諍いが過熱し、辞任につぐ辞任。パレスチナ文化人たちの間でも益々亀裂が深まっている。これはイスラエルの望むところだ。このような好機を彼らが見過ごすはずはない。エルサレムにアラブ文化が顕著な姿で現れるのを阻止すべく、彼らは破壊に走っている。

村上春樹がイスラエルの賞を無視してくれたらどんなに良かっただろう。この60年代を描く作家はアラブの書店に場を得ている。アラブ人読者も多く、優れた日本人作家の一人としてその名はアラビア語の文芸誌によく登場する。レバノンの出版人で「アラブ文化センター」のハッサン・ヤーギーが、ムラカミ小説4編のアラビア語訳を出したところ好評で、アラブ人読者の間でお気に入りの作家の一人になった。またアラビア語のネットサイトでもその翻訳が行われている。イスラエルではこれ程広まってはいないだろう。ヘブライ語に訳された作品はアラビア語に訳されたものほど多くはない。アラブ圏では本を読む人口全般が減っているとされるが、そのアラビア語の読者と比べても、ヘブライ語の読者はほんの少数である。しかしヘブライ語というのは、ノーベル「クラブ」に入会するための「ビザ」のようなもので、それがあればノーベル賞関係者たちの満足も得られるというものである。

例えば「アラブ連盟」は、何故、世界の大作家たち向けにアラブの名を冠した賞を設立しないのだろうか。そうすれば世界の目が我々に向くかもしれないのに。アラブ文化にグローバルな一側面を与え、現代国際文化シーンの中心に持っていくこともできるのではないか?アラブ連盟は資金不足を言い訳とすべきではない。こぞって賞を設置するであろう数多くのアラブ文化団体と協力し合えばよいのだ。受賞者を讃えるために少しばかり費やしたとしても、それら団体の予算には響かないだろう。ムラカミが得たイスラエルの賞の賞金は1万ドル程度のものだ。

それでも、私達は村上春樹を愛し読み続けるだろう。そうでなかったとしても、私達は彼の犯した過失を許すだろう。実のところ彼自身も、これが過失であると分かっているだろう。明らかな目的があってそれを犯したのだ。アラブ・エルサレム委員会が、この偉大な小説家の目を覚まさせるような賞を授与しないものだろうか。しかし、「アラブ文化の首都エルサレム」を祝えるのはいつになるのだろう。その答えはほとんど見えてこない。

 

 

 

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:15854 )
 


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村上春樹はなぜ、シオニスト・ナチのガザ強制収容所での公開ジェノサイドを批判しないのか?

2023-12-23 09:00:44 | シオニスト・ナチ国(イスラエル)問題
シオニスト・ナチは自らが私たち(イスラエル首脳)を正しくシオニスト・ナチと呼んで欲しいと言っている。

★メトゥーラ評議会の議長であるデイビッド・アズライ:すべてのガザ人をレバノンの難民キャンプに送り、ガザ全体を平らにしてアウシュヴィッツのような空の博物館にすることを提案した。
★ベンヤミン・ネタニヤフ:「ハマスは新しいナチス」/「アマレクがあなたにしたことを思い出してください」(申命記25:17)。 私たちは思い出し、戦います。
旧約聖書:サムエル記上:15章: 3節 今、行ってアマレクを撃ち、そのすべての持ち物を滅ぼしつくせ。彼らをゆるすな。男も女も、幼な子も乳飲み子も、牛も羊も、らくだも、ろばも皆、殺せ。
★ラビ・メイル・マロズはイスラエルチャンネル7に「もし彼ら(ガザ住民)が人間だったら、私たちは彼らに人道援助を送っただろう…しかし、これは動物に関することだ」
★ガラント国防相は10月9日、ガザ地区を完全封鎖するとし、「動物のような人間」との戦いだと述べた。
★イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領:ガザでアドルフ・ヒトラー『我が闘争』(アラビア語版)が見つかった(BBC放映)
★エルサレム問題・遺産相アミハイ・エリヤフ:ガザへの核使用は「選択肢」
★元法相アイェレット・シャケド(殉死したパレスチナ人家族について)「息子の後を追わせるべきである。これこそが正しい処置であろう。邪悪な蛇を育てた家を焼却したのと同じように、親、兄弟姉妹、親族を全部消滅させるべきだ。さもないと次々と新しい蛇が誕生する」と公言。


シオニスト・ナチの入植者植民地主義はブレーキがきかずに暴走中だ。大英帝国の入植者が北米で豪でNZ(アオテアロア)などで繰り返した先住民を相手の民族浄化(大量虐殺、強制移住などの手段で特定の民族を殲滅させる)を今パレスチナ人を相手に再現している。白人至上主義者の悪行を今私たちはパレスチナで見ている。


シオニストはナチやファシストと目くそ鼻くそだから、やるべきことをやっているのに過ぎない。だから問題はそれを止めない欧米社会なのだ。自由、人権、民主主義を高らかに謳うが、目の前の公開ジェノサイドを止めないのだから、自由、人権、民主主義は主要な白人のみに適用されるということだ。


よってここでの問題は名誉白人低国の問題だ。この国は差別語「ブラック」が大氾濫し、白人特権を強化しようとする動きが絶えない。それを「左翼」・リベラルが主導した。『しんぶん赤旗』や『週刊金曜日』がその典型だ。


この名誉白人低国には「黒」を含む名字は以下のように沢山ある──大黒 、小黒、 目黒、 石黒、 黒坂、 黒岩、黒崎、黒川、黒柳、黒沢、黒沼、黒沢、黒瀬、黒田、黒石、黒須、黒木、黒江、・・・。しかし、この名誉白人低国の名誉白人は黒にあらゆるマイナスイメージを叩きこみ、せっせと自己破壊に励む。フランツ・ファノンの経験したフランス語を覚えての自己破壊の悲鳴は、この国の名誉白人には起きないようだ。


というわけで、所詮こんな国のモノカキだから、アパルトヘイト国家イスラエルの都市の名前を冠したエルサレム賞をもらう事態も生じる。アパルトヘイト国家南アの賞は絶対もらわないのであろうが、なぜかシオニスト・ナチの都市の賞は喜んでもらうのだ。ちなみにシオニスト・ナチはガッサン・カナファーニーを暗殺している。


当然のごとく村上春樹は10月7日以降沈黙したままだ。通常の考えでは、今エルサレム賞を返上すれば、村上春樹の評価は上がる。過去の失敗を帳消しできる。
「過ちて改めざる、これを過ちという」、こんな諺も村上春樹は知らない?

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ナチスの親玉アメリカが支配する世界では、反シオニストは「赤狩り」(「反シオニスト狩り」)の対象となる。

2023-12-23 07:14:20 | シオニスト・ナチ国(イスラエル)問題
ナチスの親玉アメリカが支配する世界では、反シオニストは「赤狩り」(「反シオニスト狩り」)の対象となる。

ナチスの親玉アメリカ問題(優生学の親玉アメリカ問題)
シオニスト=ナチス=ファシスト
よってイスラエルをシオニスト・ナチと呼ぶのが正しい。ちなみに★メトゥーラ評議会の議長であるデイビッド・アズライ:すべてのガザ人をレバノンの難民キャンプに送り、ガザ全体を平らにしてアウシュヴィッツのような空の博物館にすることを提案した。★ガザ強制収容所の公開ジェノサイド★ガザ強制収容所を脱出してのパレスチナ抵抗解放運動の10月7日の占領者への攻撃→ユダヤ人のワルシャワ・ゲットー蜂起
優生学の親玉アメリカを見本したナチスは断種政策で40万人、安楽死プログラムで30万人の犠牲者をだした。★三成美保:アメリカは「世界最初の断種実施国」「大仕掛けな断種実験場」(池見猛)。1907年のインディアナ州で世界初の断種法が成立。その後34州で断種法が導入。アメリカ優生学は1910~20年代にピークをむかえ、30年代にナチスとの協力関係が顕著になるにつれて衰退したが、断種の実施そのものはむしろナチスの刺激を受けて1930~40年代にピークに達する。
そして今、世界では「ワクチン」死による安楽死プログラムが始動中。★世界人口一気削減ニューヨーク会合「良い会」2009年の偽パンデミックの5月の会合
デービッド・ロックフェラー、ジョージ・ソロス、ビル・ゲイツ、ポール・ナース、ウォレン・バフェット、テッド・ターナー、マイケル・ブルーバーグ、ピーター・G・ピーターソン、ジュリアン・H・ロバートソン・ジュニア、パティー・ストーンサイファー(ゲイツ財団の元最高経営責任者)、ジョン・モーグリッジ(シスコシステム社)、オプラ・ウィンフリー、エリ・ブロード
※ジョージ・ソロスはウクライナの生物兵器研究所の資料から名前が出て来た※アメリカは世界各国に軍事基地──170カ国800──があり、生物兵器研究所──世界30ヶ国で計336ヶ所──もたくさんある。
この後、オバマ政権国防総省が「ワクチン」死による人口削減計画発動

新型コロナ大騒動問題、ウクライナ問題、シオニスト・ナチの蛮行問題、これらは全てナチスの親玉アメリカ問題から派生する問題。なおシオニスト・ナチの蛮行問題では優生学の理論の英国も深く関わる。ちなみにチャールズとクラウス・シュワブがグレート・リセット宣言。
英王室3代の人口削減計画★ウィリアム王子「私が生まれてから現在に至るまで、野生動物の数が半減しています――人口が増え続けているアフリカでは、2050年までに人口の数が2倍になると予想されています。つまり、毎月350万人ずつ人口が増えるという計算に。その影響は、野生動物や生息地にまで及ぶことは明らかです。都会化、インフラ整備、栽培、そしてそれらのいい部分を含めたすべてが、悪影響となるでしょう。だから今からそれを回避するためのプランを考え、対策をとることが大切です」★チャールズ皇太子(注:The Telegraphの記事)「私はムンバイ(Mumbai)、カイロ(Cairo)或いはメキシコシティ(Mexico City)などの都市を選んだかもしれないが、あなた方がどこを見ても世界の人口は急速に増加しているのに変わりはない。英国の全人口と同じ数が毎年増加しているのだ。可哀想な我々の惑星は、68億人もの人々を支えるのに既にもがき苦しんでおり、50年以内に90億人以上を何とかして支えなければならなくなるのだ」★フィリップ「生まれ変わったら、死のウイルスになって人口問題を解決させたい」

国際人権団体がメタを非難、パレスチナ支持の言論を制限と主張
12/22(金) 18:00配信
9コメント9件
中東情勢に絡み、様々なSNSのプラットフォームを持つメタを国際人権団体が非難
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e4b97a5edf5efb8bef18719f7e19184a140b084
ニューヨーク(CNN) 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)」は21日、米メタが中東パレスチナ並びにパレスチナ人の人権を擁護するコンテンツを繰り返し削除もしくは制限していると非難した。これらのコンテンツはメタの規約に違反していない場合でも、削除・制限の対象になっているという。 HRWは報告の中で、「平和的な」パレスチナ支持のコンテンツの事例に関する懸念を表明。メタはこうしたコンテンツがいかなる指針にも違反していないにもかかわらず削除していると指摘した。 またメタに対し、複数の指針や抑制の判断にまつわるより多くの情報について変更もしくは共有するよう求めた。具体的には政府による削除要請や、「ニュースバリュー」の観点から指針に反するコンテンツを例外的に残すケースについての情報に言及している。 その上で、人権侵害や政治運動などに関する保護された表現は、メタのプラットフォーム上への掲載が認められるべきだと強調した。 HRWはパレスチナ支持のコンテンツ1000件以上を特定。メタの規約に違反していないにもかかわらず、10月から11月にかけて制限もしくは削除されたと主張する。 対象となった投稿にはパレスチナ自治区ガザ地区にある病院での遺体や負傷者の画像が付いたもの、「パレスチナを解放せよ」や「ジェノサイド(集団殺害)を止めろ」といったコメントが添えられたものが含まれる。ただコメントにパレスチナの旗の絵文字を複数使用しただけで、ユーザーがインスタグラムから警告を受けた例もあったという。警告は当該のコメントが「他者を傷つける可能性がある」という内容だった。 HRWは報告の中で、パレスチナ支持者たちに対する措置が他の集団以上に過剰なものだとは主張していない。 メタの広報担当者は声明を出し、HRWの報告は同社の取り組みを反映していないと指摘。イスラエルとイスラム組織「ハマス」との紛争を巡って、同社は関連する言論の保護に取り組んでいると反論した。 その上で「当社の指針はあらゆる人々に発言の機会を与えるため設定されているが、同時に自分たちのプラットフォームの安全を確保するものでもある」「当社のミスにより、人々が不快になることがあるのは認める。しかし当社が意図的かつ組織的に特定の発言を抑圧しているとの示唆は誤りである。今回の紛争については膨大な量のコンテンツが投稿されている。そのうち1000件の事例を挙げて『組織的検閲』の証拠と主張するのは、記事の見出しとしてなら好ましいかもしれないが、主張自体はミスリード以外の何物でもない」と述べた。


陰謀論者狩り(反「ワクチン」派狩り)と反シオニスト狩り

 新型コロナ大騒動問題では陰謀論叩きが活発化して、反「ワクチン」派は徹底的に叩かれた。このCIAが喜びそうな動きに志葉玲は夫婦で協力。
 検閲を推奨するリベラル弁護士・宮武嶺は、「戦争をさせない1000人委員会」の珍奇な陰謀論叩きを持ち出し、私を陰謀論者に認定。ちなみに彼の検閲の対象は多岐にわたり、反「ワクチン」はもちろん駄目、ウクライナ問題ではスコット・リッター及びエヴァ・バートレットは駄目。
宮武嶺(徳岡宏一朗):あくまで陰謀論のサンプルとして掲載しますが、リンク先にウイルスがあるやもしれず、全く安全性を保障できないので、見に行くのは自己責任でお願いします。 - 日本版「黒は美しい(ブラック・イズ・ビューティフル)」運動、2013年末始動 (fc2.com)ネオナチ政権のミロトヴォレツ「殺害リスト」に載らない記者 (檜原転石)2023-06-30 03:15:54あなたも騙されているネオナチ政権の偽旗作戦のブチャ虐殺。志葉玲と望月衣塑子も広報していました。
偽旗作戦は戦前のナチス政権である皇軍も何度も使用。
張作霖爆殺事件(1928年6月4日)
柳条湖事件 (1931年9月18日)
上海日本人僧侶襲撃事件(1932年1月18日)

ガザ、シリア、ドンバスで取材したエヴァ・バートレットの記事を追いかけていれば、ネオナチ政権の偽旗作戦には騙されない。
スコット・リッターはウクライナ人は平気で嘘を言っている、と。
■ブチャ再訪
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1116.html
西側の主流メディアで活躍するいわゆる「ジャーナリスト」が直面している大きな問題の一つは、彼らほど有能なフィクション作家でさえ、ウクライナがステパン・バンデラ(Stepan Bandera)の胸がむかつくイデオロギーの生き写しであり、その殺人的倫理観がウクライナの政府、軍、治安機関のあらゆる側面を感染させているという新しい現実に基づいてみんなを納得させる物語を作れないということである。

 もう1つの問題は、ウクライナ人が簡単に言えば嘘つきだったことだ。

■何年にもわたってドンバスの民間人に対するウクライナの戦争犯罪について私が見たこと
https://ingaza.wordpress.com/2022/08/10/what-ive-seen-of-ukraines-war-crimes-against-civilians-in-the-donbass-over-the-years/

■カナダのメディアはウクライナの殺害リスト(私が載っている)について報道しますか?ジャーナリストの安全を非常に懸念しているカナダ政府は、それを非難しますか?
https://ingaza.wordpress.com/2022/06/04/will-canadian-media-report-on-ukraines-kill-list-which-im-on-will-government-canada-so-concerned-about-journalists-safety-condemn-it/
またとてつもない親露派陰謀論者がいらっしゃるようになりましたが (raymiyatake)2023-06-30 03:41:26あくまで陰謀論のサンプルとして掲載しますが、リンク先にウイルスがあるやもしれず、全く安全性を保障できないので、見に行くのは自己責任でお願いします。

 日本低国の「左翼」・リベラルはこんな程度である。ちなみに「戦争をさせない1000人委員会」は私の問い合わせ(あの珍奇な陰謀論叩きは委員会の公式見解?)に梨の礫だ。

 メリッサ・バレラは反シオニスト発言で会社を解雇。『ストリーム 7』への映画出演はキャンセルされた。

メリッサ・バレラ、「スクリーム」第7弾からの解雇に言及 「沈黙は選択肢にない」

2023.11.24 Fri posted at 13:55 JST

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メリッサ・バレラさん=2022年、米ラスベガス/John Locher/Invision/John Locher/Invision/AP
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35211930.html
(CNN) 米映画「スクリーム」シリーズへの出演で人気を博していたメキシコ出身の女優、メリッサ・バレラさんが次回作となる第7弾から解雇されたことが分かった。これに先立ちバレラさんは、ソーシャルメディアにイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦争に関する内容を投稿。映画を手掛ける制作会社がこの投稿について、反ユダヤ的との見方を示していた。
取材を申し込んだ制作会社スパイグラスの広報担当者は、バレラさんの解雇について以下の声明をCNNに示した。
声明には「スパイグラスの立場は明確である。反ユダヤ主義や憎悪の扇動はいかなる形であれこれを一切許容しない。そこにはジェノサイド(集団殺害)や民族浄化への誤った言及、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の事実のねじ曲げや、ヘイトスピーチへの一線を完全に越えたあらゆる言説が含まれる」とある。
CNNはバレラさんの代理人にさらなるコメントを求めた。
バレラさんは22日、「スクリーム」シリーズからの解雇報道を受け、インスタグラムのストーリー機能に投稿。「何よりもまず、私は反ユダヤ主義とイスラム嫌悪を非難する。いかなる集団に対してであれ、あらゆる種類の憎悪と偏見を非難する」「1人の中南米系、誇りあるメキシコ人女性として、私はプラットフォームを持つことへの責任を感じている。プラットフォームによって自分の声を聞いてもらうことができるので、私はそれを使い、自分の気にかけている問題への認識を高めてもらおうとした。困っている人々のために、声を上げようと思った」と書き込んだ。
その上で、地球に暮らすあらゆる人々には平等な人権、尊厳、自由が与えられるべきだと指摘。これ以上の死や暴力が起こらないよう、そして平和的な共存が実現するよう日夜祈っていると続けた。
「今後も平和を最も必要とする人たちのために声を上げていく。平和と安全、人権と自由を擁護し続ける。沈黙は選択肢にない」(バレラさん)

インスタグラムのストーリー機能は投稿から24時間経過すると自動的に削除される。
バレラさんは2022年公開の「スクリーム」、今年公開の「スクリーム6」に出演していた。

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こうしてみると、陰謀論者狩り(反「ワクチン」派狩り)、反シオニスト狩りなどあらゆる赤狩りが新型コロナ大騒動問題から吹き荒れているということだ。超富裕層による人口削減計画が本格始動している今は、臣民を沈黙させるために、臣民同士をいがみ合わせる赤狩りの季節が到来しているということだ。

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