言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

無香花

2018年02月21日 | Weblog

報われることだけを望むなら
とうの昔に諦めているでしょう

今でも夢見るのは 今でも心待つのは
報われなくてもいいから ひたむきに
生きるあなたの光が失われないようにと
ひたすらに 一途な願いを託すから

元気に 笑顔で 駆けていけますように
それでも もし傷ついてしまったときには
痛みや辛さが少しでも和らぎますように

晴れた空を映す水面に浮かぶ 椿の花弁
神に頼ることも忘れるほど強く祈りました




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