今夜は来る11月23日に開催される日立市教育講演会の直前協議にあたる第二回運営委員会が日立市教育プラザギャラリーAで開催されました。
今年は3.11東日本大震災の影響で当初予定していた市民会館から会場をゆうゆうJホールに移しての開催となります。
講師はサザエさんのマスオさんやアンパンマンのジャムおじさん役の増岡弘氏をお迎えしての講演会す。
講演会の中では群読も披露されます。
読み聞かせからPTA活動に入った小生にとってはこれはもう一つの楽しみです。
今から当日が待ち遠しいところです。(^-^)
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よろしくお願いします。m(_ _)m
PTA活動
日立(市)情報
今年は3.11東日本大震災の影響で当初予定していた市民会館から会場をゆうゆうJホールに移しての開催となります。
講師はサザエさんのマスオさんやアンパンマンのジャムおじさん役の増岡弘氏をお迎えしての講演会す。
講演会の中では群読も披露されます。
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光陰矢の如しと言いますが、ほんとに経過した月日は早いものです。
今週の金曜日がくると3.11から八ヶ月です。
そんな中、今日は仕事の関係で大洗に行ってきました。
お昼時に訪れた大洗の海にはたくさんのサーファーが海に抱かれていました。
まるであの日なんか無かったかのように・・・
しかし、視線を海までのアクセス道に移せばそこにはやっぱりあの日があった証拠の真新しいアスファルト道が黒々と続いています。
町中も表面上は復興・復旧したかのようですが、問題はそんなに簡単では無いようです。
頑張ろう大洗! 頑張ろう茨城! 頑張ろう日本!
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今週の金曜日がくると3.11から八ヶ月です。
そんな中、今日は仕事の関係で大洗に行ってきました。
お昼時に訪れた大洗の海にはたくさんのサーファーが海に抱かれていました。
まるであの日なんか無かったかのように・・・
しかし、視線を海までのアクセス道に移せばそこにはやっぱりあの日があった証拠の真新しいアスファルト道が黒々と続いています。
町中も表面上は復興・復旧したかのようですが、問題はそんなに簡単では無いようです。
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来る11月10日(木)から15(火)まで多賀市民プラザ一階ギャラリーにて、平成23年度日立市ふれあい作品展が開催されます。
この作品展は主に日立市内の小・中学校の少数学級に通う児童・生徒と日立養護学校の児童・生徒たちによる作品展で以前は視聴覚センターの一階で開催されていましたが、ここ数年は多賀市民プラザで開催されています。
小生も例年鑑賞に訪れていますが、毎年、芸術的センスやポテンシャルを感じさせる力作が多数展示されており、子どもたちの限りない可能性をいつも痛感させられています。
今年も力作が勢揃いしていることでしょう。
芸術の秋です。
みなさんも是非、実力者の作品を一見されてみてはいかがでしょうか。
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この作品展は主に日立市内の小・中学校の少数学級に通う児童・生徒と日立養護学校の児童・生徒たちによる作品展で以前は視聴覚センターの一階で開催されていましたが、ここ数年は多賀市民プラザで開催されています。
小生も例年鑑賞に訪れていますが、毎年、芸術的センスやポテンシャルを感じさせる力作が多数展示されており、子どもたちの限りない可能性をいつも痛感させられています。
今年も力作が勢揃いしていることでしょう。
芸術の秋です。
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先日のブログでチラッとお話しした関係団体の万引き防止に対する取り組み、そんな話をしている中、日立市立小・中学校PTA連合会の副会長がローカルラジオ局からたまたま流れているのを聞いたいう詩を小生に教えてくれた。
以下がそれである。
みなさんはどうお感じになるか・・・
『万引き』
中学3年生の春、転校先の岩手県一関市の書店で私は生まれてはじめて万引きというものをした。
どうしてその小さな英和辞典を上着のしたに隠してしまったのかいまだに理由はよくわからない。
英和辞典はすでに父譲りのいいものをもっていたし、毎日でも映画館に通えるぐらい小遣いはもらっていたし、薬屋と文房具屋をやっていた母親が万引きにあうたびに嘆くのを身近に見ていたし、その寸前まで代金を払わずに持ち出すことなど考えてもいなかった。
だが気がつくともう私は定価500円の英和辞書をズボンと下着の間に挟んでしまっていた。
留守番をしていたのは緑細眼鏡のおばあさんだったが、そのおばあさんを甘く見たのか、万引きで余ったお金で大福餅でも買おうと思ったのか、友達に盗品をこっそり見せて、度胸のあるところを誇りたかったのか、古臭い辞書に飽きて新しいものが使いたかったのか、あるいはその全部だったのか、それもよくわからない。
とにかく私は硬い辞書の冷たさを下着を通じて感じながら震えて立っていた。
あのときの世界から外れてしまったような恐ろしさを今も忘れることができない
「坊やにお話しがある」
おばあさんが何時の間にか私のよこにいた。
「ちょっと奥においで」
「あたしが警察に連れていこうか」
入れ替わって店番に立ったおじさんが言うのを手を上げて止め、おばあさんは私を裏庭の見える縁側の前へ押して行った。
「上着の下に隠した物をお出し」
震えながら差し出すと、おばあさんはその英和辞書をしげしげと見てから、
「これを売ると100円の儲け、坊やに持っていかれてしまうと、100円の儲けはもちろんふいになる上に、
500円の損が出る。
その500円を稼ぐには、これと同じ定価の本を五冊も売らなければならない。この計算がわかりますか。」
400円で仕入れて500円で売っている。
簡単な計算だからこわごわ頷くと、「家は六人家族だからこういう本を一月に100冊も200冊も売らなければならないの、でも坊やのような人が月に30人もいてごらん。
うちの六人は飢え死にしなければなくなる。
こんな本一冊ぐらいでと軽い気持ちでやったのだろうけど、坊やのやったことは人殺しに近いことなんだよ」
恐ろしくなって縮み上がっていると、おばあさんは庭のすみに積んであった薪の山を指して行った。
「あの薪を割っておいき、そしたら勘弁してあげるから」
無事に帰してもらえるものなら、どんなことでもするつもりいたから、死に物狂いで薪を割ったのは言うまでもない。
薪割りがあらかた片付いた頃、おばあさんがオニギリを二つのせた皿を持って現れた。
「よく働いてくれたね、あとは息子がやるからオニギリを食べてお帰り」
そして驚いたことに、お金を700円差し出して私にこういった。
「薪割の手間賃は700円、安いと思うならどこへでも言って聞いて見るといい、700円が相場のはずだからね、700円あれば
坊やが欲しがっていた英和辞書が買えるから持っておいき、その代わりこのお金から500円差っ引いておくよ」
このとき私は、200円の労賃と500円の英和辞書一冊と欲しい物があれば働けばいい、働いても買えない物は欲しがらなければいい、という世間の知恵を手に入れた。
まったく人生の師は至る所にいるものだ、もちろんそれ以来万引きはしていない。
また薪割りをするのはごめんだし、何よりも万引きが緩慢な殺人に等しいということがおばあさんの説明で骨身にしみたからである。
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『万引き』
中学3年生の春、転校先の岩手県一関市の書店で私は生まれてはじめて万引きというものをした。
どうしてその小さな英和辞典を上着のしたに隠してしまったのかいまだに理由はよくわからない。
英和辞典はすでに父譲りのいいものをもっていたし、毎日でも映画館に通えるぐらい小遣いはもらっていたし、薬屋と文房具屋をやっていた母親が万引きにあうたびに嘆くのを身近に見ていたし、その寸前まで代金を払わずに持ち出すことなど考えてもいなかった。
だが気がつくともう私は定価500円の英和辞書をズボンと下着の間に挟んでしまっていた。
留守番をしていたのは緑細眼鏡のおばあさんだったが、そのおばあさんを甘く見たのか、万引きで余ったお金で大福餅でも買おうと思ったのか、友達に盗品をこっそり見せて、度胸のあるところを誇りたかったのか、古臭い辞書に飽きて新しいものが使いたかったのか、あるいはその全部だったのか、それもよくわからない。
とにかく私は硬い辞書の冷たさを下着を通じて感じながら震えて立っていた。
あのときの世界から外れてしまったような恐ろしさを今も忘れることができない
「坊やにお話しがある」
おばあさんが何時の間にか私のよこにいた。
「ちょっと奥においで」
「あたしが警察に連れていこうか」
入れ替わって店番に立ったおじさんが言うのを手を上げて止め、おばあさんは私を裏庭の見える縁側の前へ押して行った。
「上着の下に隠した物をお出し」
震えながら差し出すと、おばあさんはその英和辞書をしげしげと見てから、
「これを売ると100円の儲け、坊やに持っていかれてしまうと、100円の儲けはもちろんふいになる上に、
500円の損が出る。
その500円を稼ぐには、これと同じ定価の本を五冊も売らなければならない。この計算がわかりますか。」
400円で仕入れて500円で売っている。
簡単な計算だからこわごわ頷くと、「家は六人家族だからこういう本を一月に100冊も200冊も売らなければならないの、でも坊やのような人が月に30人もいてごらん。
うちの六人は飢え死にしなければなくなる。
こんな本一冊ぐらいでと軽い気持ちでやったのだろうけど、坊やのやったことは人殺しに近いことなんだよ」
恐ろしくなって縮み上がっていると、おばあさんは庭のすみに積んであった薪の山を指して行った。
「あの薪を割っておいき、そしたら勘弁してあげるから」
無事に帰してもらえるものなら、どんなことでもするつもりいたから、死に物狂いで薪を割ったのは言うまでもない。
薪割りがあらかた片付いた頃、おばあさんがオニギリを二つのせた皿を持って現れた。
「よく働いてくれたね、あとは息子がやるからオニギリを食べてお帰り」
そして驚いたことに、お金を700円差し出して私にこういった。
「薪割の手間賃は700円、安いと思うならどこへでも言って聞いて見るといい、700円が相場のはずだからね、700円あれば
坊やが欲しがっていた英和辞書が買えるから持っておいき、その代わりこのお金から500円差っ引いておくよ」
このとき私は、200円の労賃と500円の英和辞書一冊と欲しい物があれば働けばいい、働いても買えない物は欲しがらなければいい、という世間の知恵を手に入れた。
まったく人生の師は至る所にいるものだ、もちろんそれ以来万引きはしていない。
また薪割りをするのはごめんだし、何よりも万引きが緩慢な殺人に等しいということがおばあさんの説明で骨身にしみたからである。
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