常に全国的にも先駆的な取り組みを実施している塙山地区。
今度は学区内の高齢化率の上昇に伴い、公共交通の確保に新たな試みを始めた。
それが学区内循環バス『ハナ&ピア号』の実証運行である。
そもそも日立市の地形は南北に長く、せりだした山々と海の間のうなぎの寝床の様な地形の中発展してきた。
海から山際までの東西2~3Kmの平地は主だった所を日立製作所関連の工場や関連施設が幅をきかせていた。
高度経済成長の波にのり、日立製作所が発展を遂げると必然的に従業員も増え、前述のようにうなぎの寝床のような本市ではその住みかは山側に求めざるをえなかった。
そのため、日立市は海抜50mから150mあたりまでの山の中腹やてっぺんに多くの住宅地を持つ。
当地、塙山学区も“塙山団地”という前述典型の団地を持つ。
団地が出来た昭和50年代頃の塙山団地は子供会が4つも存在する元気な団地だったが今は1つきりに・・・
現在、塙山団地を含む塙山学区の高齢化率は25・6%だそうだ。
・・・ということで、先輩方も今はまだ自ら車を運転して日常の用事をたすことは出来ているが、いざそれがかなわなくなってからでは遅い。
そこで今から使える身近な公共交通を安定的に確保しておこうということなのだろう。
従来から塙山団地と麓を結ぶ路線バスはあったが今回は学区内循環というのがポイントだろう。
こちらは起点となる塙山交流センターバス停
こちらが運行予定表
そして、こちらが塙山学区内を循環する『ハナ&ピア号』
学区内にはPRポスターもそちこちに・・・
実証運行は5月7日から7月31日までの月曜日から金曜日で1日9便
運賃は大人が1乗車200円 子どもは50円
その他、期間中の利用特典もあるらしい。
1日の目標利用者数120人とか、今は事足りている先輩諸氏がはたして、“転ばぬ先の杖”を拾えるか。
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