Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

75ゴジラ ブラックバージョン

2013年04月18日 | 新作商品情報


75ゴジラ
ブラックバージョン

4月28日スーフェスにて先行発売予定
4月29日通販受付開始(発送は5月7日から)


 すでに原型画像で告知していた新規造形の新商品「75ゴジラ」の彩色サンプルが完成しました。「ブラックバージョン」として発売致します!!



 すでに原型ではお知らせしていましたが、本日お見せできる画像が商品の彩色サンプルとなります。新規造形で『メカゴジラの逆襲』に登場したゴジラ「75(ななご)ゴジラ」です。
 前作となる『ゴジラ対メカゴジラ』に登場したゴジラ(74ゴジラ)は、さらにその前の『ゴジラ対メガロ』のゴジラ(メガロゴジラ)の劇中スーツの流用・改修でした。今回の「75ゴジラ」は、その「74ゴジラ」のスーツをさらに流用・改修のゴジラとして作られたものです。
 この劇中スーツは、頭部だけは全て作り替えられ、背びれ等が若干太くなっている他は前作「74ゴジラ」とほとんど外見上は変わりはありません。
 弊社商品では「74ゴジラ」、「メガロゴジラ」は以前発売させていただきましたので、それにあわせるべく頭部、背びれ、足パーツを新規に制作して、他のパーツは一部前回で作った原型に手を加えて改修、頭身を揃え、「75ゴジラ」として企画致しました。
 これで昭和後期の流用ゴジラの3シリーズが、Gメモリーズセレクションの中で同タイプ同サイズで揃う事となります。

 この「75ゴジラ」と言いますと、精悍な顔つきでやや恐い表情のゴジラではありますが、目を大きくしたり口周りをかわいくアレンジする事で「カッコかわいく」を表現致しました。

 成型色は黒。ボディにはメタリックパープルを部分的に強弱を付けてスプレー。つめ、背びれの先端はノーマルのシルバー。キバはアイボリーで塗装。目は黒目がブラック、白目がアイボリーです。
 先に発売した「メガロゴジラ」「74ゴジラ」のカラーバリエーションの第一弾も「ブラックバージョン」でしたので、この「75ゴジラ」もあえて揃えられるように同じシリーズっぽく配色しました。
 黒をベースとしながらも暗くならないように「カッコかわいく」明るい感じの印象にしています。

 もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。

 こちらの商品は2013年4月28日開催のスーパーフェスティバルで先行発売し、翌29日昼12時より電話にて通販の受付、販売を開始する予定です。
 また、生産スケジュールがギリギリのため、スーフェスでは少数販売、もしくは間に合わずに通販のための先行予約受付に変更する場合もありますのであらかじめご了承下さい。

データ
G メモリーズセレクション
「75ゴジラ ブラックバージョン」

●ソフトビニール製
●全高約17センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●発売日 2013年4月28日発売予定
 4月29日通販受付開始(12時より電話にて)
  (発送は5月7日からの予定です)
●価格 4830円(税込)
●登場作品 東宝映画『メカゴジラの逆襲』1975年作品
 TM&©1975,2013 TOHO CO.,LTD.


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モスラ幼虫 スタンダードカラー

2013年04月17日 | 新作商品情報


モスラ幼虫
スタンダードカラー

4月28日スーフェスにて先行発売予定
4月29日通販受付開始(発送は5月7日から)


 久しぶりに「モスラ幼虫」の新規カラーを発売します。今回はオーソドックスに劇中でみられた双子の幼虫のカラーをイメージした「スタンダードカラー」です。2体セットでかわいく今月末新発売です!!




 今回お知らせするのは、『モスラ対ゴジラ』に登場した「モスラ幼虫」です。双子ですので2体セットの商品です。久しぶりの新規カラーとなります。
 これまで発売した「モスラ幼虫」は劇中のシチュエーションやイメージカラーとしてのバリエーションでしたが、今回のものはオーソドックスなカラーリングの劇中着ぐるみの色をテーマにした「スタンダードカラー」となります。全体が茶色ベースという事で以前発売した「岩島戦バージョン」に近い雰囲気がありますが、「岩島戦~」が劇中に登場した自走式タイプの色をイメージしたのに対して、この「スタンダードカラー」はあまり汚れていないギニョールタイプの色をイメージしました。

 前回発売した時にもお伝えしましたが、劇中に登場した双子の幼虫は、同じ造型ではなく、細部に違いがあります。弊社商品では、ディフォルメながらもその違いも造型で表現しております。
 その双子のかわいらしさを、よりかわいく彩色でも表現すべく成型色の茶色にやや赤みのあるライトブラウンでメリハリをつけて塗装。微妙に地や色具合が違う口の色も表現。目はメタリックライトブルーで表現します。

 弊社ではすでに劇中に登場するゴジラ「モスゴジ」も販売しておりますので、劇中サイズ的に合うように作ってあります。ぜひ並べたり戦わせたりして楽しんでいただければと思います。

 もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。
 こちらの商品は2012年4月28日開催のスーパーフェスティバルで先行発売し、翌29日昼12時より電話にて通販の受付致します(発送は5月7日からの予定です)。
 また、生産スケジュールがギリギリのため、スーフェスでは少数販売、もしくは間に合わずに通販のための先行予約受付に変更する場合もありますのであらかじめご了承下さい。

データ
G メモリーズセレクション
モスラ幼虫 スタンダードカラー

●ソフトビニール製 2体セット
●各全高約13センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●発売日 2013年4月28日スーパーフェスティバルにて先行発売予定
 4月29日通販受付開始(12時より電話にて)
  (発送は5月7日からの予定です)
●価格 2940円(税込)
●登場作品 東宝映画『モスラ対ゴジラ』1964年作品
 TM&©1964,2013 TOHO CO.,LTD.


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「怪獣市場」に参加します!!

2013年04月16日 | イベント参加情報


羽沢組、関西イベント初出店!!
「怪獣市場」に参加致します!!


 4月27・28日、兵庫県尼崎市で怪獣特撮商品の製作・販売メーカーが集まって開催される「怪獣市場」に弊社も参加する事となりました。関西方面の方はぜひご参加下さい。



●日時/4月27日(土) 15時から
 4月28日(日) 11時から
●場所/兵庫県尼崎市・尼崎三和市場
 (兵庫県尼崎市建家町)
 ※阪神尼崎駅下車徒歩約15分 阪神出屋敷駅下車徒歩約10分
 アクセス http://amayoko.exblog.jp/12099958/
●内容/怪獣特撮関連のメーカーによる販売、
 ゲストのトークショー、サイン会、特撮関係の品々の展示等
●主催/《怪獣市場実行委員会》
 三和市場 尼崎横丁“虎の穴”/レジンシェフとうけけ団/株式会社キャスト


 このイベントは商店街の一角を利用し、怪獣、特撮を取り扱うメーカーが参加するというユニークな催し物です。
 4月28日は東京で開催されるスーパーフェスティバルに出店する弊社ですが、株式会社キャストさんのご好意でこちらのイベントにも参加する事となりました。Gメモリーズセレクションの各ゴジラソフビをこのイベントで販売致します。関西で羽沢組ゴジラが販売されるのは初となります。
 なお、弊社の人間はスーフェスに参加するので、こちらのイベントでは弊社商品をキャストさんが担当して下さいます。

 弊社、キャストさん以外にも怪獣特撮を取り扱っている各ガレージキットメーカーさんをはじめ多数参加されるそうですし、販売以外にもいろいろな催しが企画されているそうです。ゴジラ、ガメラ、ウルトラ系…たくさんの怪獣達が並びそうです。
 関西方面の怪獣好きの皆さん、特に日頃通販でしかお付き合いのない羽沢組ゴジラのお馴染みの購入者の皆さん、ぜひお越しいただき楽しんでいただきたいと思います。

 今後これからまた詳細の情報発表があるそうなので、わかり次第お知らせ致します。

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75ゴジラ見聞録3

2013年04月15日 | 羽沢組的怪獣見聞録


3.その他の違いと特徴

 今日は頭部以外の部分の前2作のゴジラとの違いや特徴について。


▲画像は「75ゴジラ」の原型です。

ボディと背びれについて
 頭部以外は基本的に前作「74ゴジラ」の劇中スーツをそのまま流用していると思われます。
 ボティ全体は、前2作でかなり対戦怪獣と格闘していますし、ビームやらミサイルやら光線を浴びてたくさん被弾しているので、何度も皮膚のモールドは撮影中、撮影前には修理したと思われます。が、その損傷はかなり激しいようで、映像ではわかりにくいのですが、写真で見る限り「75ゴジラ」の時にはかなり表面全体が痛んでいるのがわかります。ゴジラの皮膚の特徴であるボコボコのモールドが崩れた感じの所があるし、はがれているのもわかります。
 全体のフォルムも「74ゴジラ」に比べてややたるんだ感じに見えるケースもありました。映像で「メガロゴジラ」と比べていただければ、「メガロゴジラ」の体の張りが「75ゴジラ」と違うのにお気づきになると思います。(弊社商品ではその表現はしていません。かわいそうで…笑)

 個人的に気になったのは背びれです。
 新規造形された「メガロゴジラ」スーツの背びれの大きな4枚は、順番を変えられて「74ゴジラ」に付け替えられました(理由は単純な間違いが有力な説)。「75ゴジラ」はそのまま「74ゴジラ」の順番のままで付けられています。
 ですからそのまま前作同じと思っていた「75ゴジラ」の背びれですが、映像で見るとどうしても太くなっているように思えてなりません。流用スーツではあるものの、撮影前には当然表面の補修はすると思われ、その際に細かな凹凸部分は付け足されたのではないかと思うのです。もしかしたら全く同じ可能性もあるのですが、太く見えたその感覚を信じて弊社商品では若干太く新規造型しました。
 よろしければそれぞれで映像で見比べて違いを探してみて下さい。

 商品としての「75ゴジラ」のこだわりは近日改めて書きたいと思います。
 すでに発売している「メガロゴジラ」「74ゴジラ」と比べてみるのも楽しさの一つと考えておりますので、あまり違い等に詳しくなかった方々には昭和シリーズ後期流用スーツ3作を揃えていただいて、ぜひご自身で楽しんでいただければ嬉しく思います。

メガロゴジラ 「ブラックバージョン」「グリーンバージョン」発売中!!
74ゴジラ 「ダークブルー」発売中!!

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75ゴジラ見聞録2

2013年04月14日 | 羽沢組的怪獣見聞録


2.頭部の違いについて

 流用3作の劇中スーツの「メガロゴジラ」「74ゴジラ」「75ゴジラ」の違いについては、以前「見聞録」に書いているので、今日は少しだけ補足です。


▲左から「メガロゴジラ」「74ゴジラ」「75ゴジラ」の頭部パーツ。いずれも原型です。

前作より雄々しく、ちょっぴり恐くなった顔
 これまで何度か書いてきましたが、「メガロゴジラ」(『ゴジラ対メガロ』1973年)は、新規造形の劇中スーツゴジラです。それを一部改修して作られたのが「74ゴジラ」(『ゴジラ対メカゴジラ』1974年)。さらにそれを改修・流用して作られたのが「75ゴジラ」です。
 ゴジラ昭和シリーズ後期3作のこの3つのゴジラは、良く似ているし、造形的に誤解されている箇所も多々あります。
 これらにつきましては以前「見聞録」(2011年12月10~21日掲載)に、この3つのゴジラの違いも含めて書いておりますので、そちらをご覧下さい。

 ●「見聞録」その1 ●「見聞録」その2
 ●「見聞録」その3 ●「見聞録」その4
 ●「見聞録」その5 ●「見聞録」その6
 ●「見聞録」その7 ●「見聞録」その8
 ●「見聞録」その9 ●「見聞録」その10

 前作の「74ゴジラ」は愛嬌のある親しみやすい顔のゴジラでした。一転「75ゴジラ」では雄々しく、やや恐い顔になるように新たに頭部パーツを新規造形して、前作のゴジラスーツに付け替えられています。
 前作で頭部パーツの損傷が激しかったので変えざるを得なかったのか、前作がかわいすぎたので恐くしたのか、理由は諸説あって書籍等でも明確には記載されていません。
「メガロゴジラ」と「74ゴジラ」はかなり似ているので、違いがわからず同じと誤解されている方が多かったのに対して、「75ゴジラ」ははっきりと違いがわかる造型になっているので、こちらは間違える方は少ないようです。ただ、『メカゴジラの逆襲』公開前のマスコミ用のスチール写真では前作の「74ゴジラ」がそのまま使われているので(その点からすると頭部損傷のために変えられたという説は否定できるでしょう)、そこで混乱されている方はいらっしゃるようです。
 今回、こうして「75ゴジラ」を商品化させていただくので、頭部パーツを比べた原型の写真を並べてみました。ディフォルメとはいえ、それぞれの違いや特徴は表現したつもりですので、見比べていただければ幸いです。

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75ゴジラ見聞録1

2013年04月13日 | 羽沢組的怪獣見聞録


1.ゴジラの名称について

 4月28日発売予定の「75ゴジラ」を控えておりますので、今日から少し「75ゴジラ」についての事を書きたいと思います。購入する上での楽しみのプラスアルファになっていただければ幸いです。


▲画像は監修中の原型です。

あなたは何と呼びますか?
 この『メカゴジラの逆襲』(1975年)に登場したゴジラを、弊社では「75(ななご)ゴジラ」と呼称しています。これは版元の正式名称ではなく、東宝様に許諾いただいたGメモリーズセレクションの商品名です。
 皆さんはこれまで、この『メカゴジラの逆襲』に登場したゴジラを何と呼んでいたでしょうか?
 弊社商品「74ゴジラ」や「メガロゴジラ」を発売した際に、お求めいただいたお客樣方にこの「75ゴジラ」のリクエストを何度かいただきました。が、その際のこのゴジラの呼び方が実に様々。
「75年のゴジラ」「メカゴジラの逆襲のゴジラ」「メカ逆ゴジ」「メカゴジラ2と戦ったゴジラ」「チタゴジ」「ゴジラ1975」…etc。あまりにも違うので、ネットの個人サイト等で語られるのをいくつか見たのですが、ここでも人によって違うのです。
 他のゴジラに比べて愛称の統一感がまるでないゴジラである事がわかります。ゴジラの中では珍しい方かもしれません。

 元々「初ゴジ」「キンゴジ」「モスゴジ」といった略称は、それぞれの作品に出てくるゴジラではなく、古いファンが作品そのものを略して呼称していたのが始まりのようです。
 推測ですが「○○ゴジ」「○○ゴジラ」などの言い方は、VSシリーズがヒットし、続けて作品が作られるようになってから過去の作品も含めて、ゴジラがどの作品のものであるかわかりやすいように、各ゴジラを略したりなどしてファンが呼称し始めたのではないかと思うのです。
 さらに、後発の弊社もそうなのですが、ガレージキットメーカー(&個人ディーラー)、ソフビメーカーがそう言った名前でゴジラ商品を発売したため、そのような愛称が広く知れ渡るようになったのではないかと思うのです。
 ただ、そういった呼称付けの始まりの頃はまだ『メカゴジラの逆襲』が高い評価を受けていなかったため、この時のゴジラを愛称で呼ぶ機会が少なく、ファンの呼び方も様々になってしまったのではなかろうかと推測しています。

 もちろん、絶対にこの名前!! と決めつけるつもりはありませんので、ファンが好きなように呼べば良い訳です。
 が、弊社商品をお求めいただく際は「75(ななご)ゴジラ」とおっしゃっていただければ混乱がなく用意できますので、その点はご協力の程お願い致します。

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75ゴジラ、間に合うか!?

2013年04月09日 | 新作商品情報


「75ゴジラ」スーフェスに間に合ったらミラクル!?

 4月28日のスーパーフェスティバルにて先行発売予定の新商品「75ゴジラ」は金型制作中でしたが、本日金型屋さんからイレギュラーのトラブルがあったとの事で、一部製作途中で破損してしまったそうです。
 急遽そのパーツのワックス原型からやり直さなければならなくなり、ただいま弊社でそれを作成中。
 当初の予定ではギリギリ、スーフェスに間に合うだろうという見込みでしたが、大幅にずれてしまうことになりました。
 今のままでは間に合わない方の確率が高いのですが、できる限りベストを尽くしておりますので、情報が確定するまでしばらくお待ち下さい。
 なお、一部雑誌にはすでに原型写真とともに「スーフェスで先行発売」と記載されて今月末には発売されます。
 何卒ご了承下さい。

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アーケードゲームのゴジラ

2013年04月06日 | 代表羽沢のG雑感


アーケードゲームのかわいいゴジラ

 Gメモリーズセレクションの金型をお願いしている所で見つけたのが、このかわいいゴジラ。
 アーケードゲームで使用されているパーツです。

 一時期、子供を対象にしたゴジラのアーケードゲームがゲームセンターや観光地、ホテル等の敷地内などにいくつかありました。数は少なくなったと思われますが、探せば全国各地でまだ現存しているようです。
 そのうちのひとつ、口の中にピンポン玉を入れて景品をゲットできる「うて!うて!ゴジラ」というタイトルのものに使用されたと思われるのがこの写真のもの。ですから口の開閉が可能です。確かゲームでは吠えながら左右に体も動いていましたね。
 このパーツ部分だけで約25cmほどで、中に機械が入るようになっています。ポリエステル製だそうです。意外と重かったです。
 元の原型は発泡スチロールで作られたものを渡されて、金型屋さんでワックスにしてから造型・修正されて金型になったそうです。粘土類は一切使わなかったそうです。

 他にも違うゲーム用にサイズの違うゴジラをいくつかこの金型屋さんで作られたのだそうです。
 写真のものはけっこう年季が入ったものでしたが、珍しいので写真を撮らせてもらいました。

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ゴジラの原型を作ってみると…その2

2013年04月05日 | 代表羽沢のG雑感
原型制作を経験してはじめて気がつく事


 昨日の続きです。
 実際にこれまでゴジラや敵怪獣を作ってきましたが、自分が作るようになってから他の方の商品を見て気がつく事もあります。
「あーこれを作った人はいろいろと調べて作っているんだなー」「へぇーここはこうした方が良いのか…」という勉強になるものから、「あらっこれは違うぞ、別のゴジラの部分になってる」「いくらなんでもごまかしすぎ」「これ作った人写真だけしか見てないんだな」などまで。
 幸か不幸か、一般フィギュアコレクターだった頃には気がつかなかった事でも、今ではリアルなガレージキット、ディフォルメのレトロタイプソフビ問わずいくつかそういう事に気がついてしまいます。
 昔購入した他社商品でも、買った当時は「良くできてるなぁ」と思ったものでも、近年見返して「あら…良く見るとこれは…」なんて事もよくあります。
 きっと細部や造型の仕方がわかったからこそ気がついた部分なのでしょう。

 あと私の場合はデザイン業務もしていますが、実はこれも時として影響があるのです。
 一例を上げますと、現在電撃ホビーマガジンで連載中の「平成ゴジラ通信」のデザインを担当しています。酒井ゆうじさん原型のゴジラ商品のサンプルを紹介する際、写真を切り抜く訳です。その時にPhotoshopでかなり拡大してクリッピング(ツールで切り抜く作業)するので、細部がよくわかります。粘土の盛りつけ具合や細部の造型がよくわかって大変参考になったりするのです。
 私が言うのも僭越ですが、さすがにいろいろわかってらっしゃるんだなぁと勉強にもなるのです。

 そしてわずかばかりの私の造型経験でも、積めば積む程自分なりに今でも新たな発見があるのです。これからもきっと新たにいっぱいあるでしょう。
 だから楽しくてやめられないのかもしれません。
 これからももっともっと作っていきたいと、塗装作業でてんてこ舞いになる前の今だから(笑)のんびりそんな感傷に浸っていられる私でした。

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ゴジラの原型を作ってみると…その1

2013年04月04日 | 代表羽沢のG雑感
原型制作は発見がいっぱい!!

 昨日新商品の「75ゴジラ」を発表させていただきましたが、原型製作が終わって思うのはいつもながら「もっとゴジラを作りたい!!」という衝動にかられる事です。特に今のような時期、一つ完成してワックス原型も終了して間もない時は特にそう思います。
 不思議と「キングギドラ」や「メカゴジラ」の時は、正直「しばらくいいや」と思ったりするのですが(笑)、ゴジラの時は別。
 なぜなのか理由はよくわかりません。

 Gメモリーズセレクションはディフォルメではありますが、私なりに本物のスーツの事を毎回調べたりして一応の“勉強”はします。そこでそのゴジラの造型について初めて気がつく事や新たな発見も多々あるのですが、実際に制作作業の中で作りながら初めて気がつく事も多いのです。
 例えば眼球の位置がどうしてここなのか。作っていくとギミックが入る前提を考えると物理的にどうしてもこう入れざるを得ない、この角度にしかならない…とか。頬の肉の盛り上がりは内側からこうして入れたんだな…とか。人が入るから首の角度はどうしてもこうなってしまう…とか。肉の盛り上がりひとつ、しわひとつ、細部から全体の姿勢までどんどん細かな発見があります。
 映像ではもちろんゴジラは動いているし、写真ではある一瞬を切り取ったものですから、これらでは気がつかない所です。

 Gメモリーズをはじめて7年ですから、立体造型を作ってみなければ知らなかった事がこれまでにたくさん増えました。だからつい雑誌やムック等で語られている造型についての文章に「あらら、これ間違ってるよ」「あーこの人よく知らないで書いてるなー」なんて見つけてしまいます。
 得手不得手がありますから「実際に立体物として作ってみればわかるのに」とまでは言いませんが、できる人にはぜひ挑戦してほしいものです。
 ゴジラに限らず、ソフビ、ガレージキット、他のフィギュア各種の造型の経験がある方は、私のように思う方がいらっしゃるのではないかと思います。
 そういう作ってみて見つける発見ってある意味財産かもしれません。

 続きはまた明日。

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新商品は75ゴジラ!!

2013年04月03日 | 新作商品情報


新規造形!!
75ゴジラ 4/28発売予定!!



 Gメモリーズセレクション新規造形商品は『メカゴジラの逆襲』(1975年)に登場したゴジラ「75ゴジラ」!! 4月28日のスーフェスで先行発売予定、一般電話予約は4月29日から受付致します(発送開始は5月7日予定)。

 お待たせの新商品のお知らせです。新規造形で『メカゴジラの逆襲』に登場したゴジラ「75(ななご)ゴジラ」です。
 前作となる『ゴジラ対メカゴジラ』に登場したゴジラ(74ゴジラ)は、さらにその前の『ゴジラ対メガロ』のゴジラ(メガロゴジラ)の劇中スーツの流用・改修でした。今回の「75ゴジラ」は、その「74ゴジラ」のスーツをさらに流用・改修のゴジラとして作られたものです。
 この劇中スーツは、頭部だけは全て作り替えられ、背びれ等が若干太くなっている他は前作「74ゴジラ」とほとんど外見上は変わりはありません。
 弊社商品では「74ゴジラ」、「メガロゴジラ」は以前発売させていただきましたので、それにあわせるべく頭部、背びれ、足パーツを新規に制作して、他のパーツは一部前回で作った原型に手を加えて改修、頭身を揃え、「75ゴジラ」として企画致しました。
 これで昭和後期の流用ゴジラの3シリーズが、Gメモリーズセレクションの中で同タイプ同サイズで揃う事となります。
 この「75ゴジラ」と言いますと、精悍な顔つきでやや恐い表情のゴジラではありますが、目を大きくしたり口周りをかわいくアレンジする事で「カッコかわいく」を表現致しました。
 メカゴジラ2とチタノザウルスと戦った昭和シリーズ後期のゴジラで楽しんで下さい。

 現在、金型制作のため、画像は粘土原型のものです。彩色サンプルは完成次第ここでどこよりも早くアップ致します。
 成型色は黒を予定し、「ブラックバージョン」として「カッコかわいく」のディフォルメにあわせた彩色の予定です。
 詳細、「こだわり」等は彩色サンプル完成後に改めてお知らせ致します。

 もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。

 こちらの商品は2012年4月28日開催のスーパーフェスティバルで先行発売し、翌29日昼12時より電話にて通販の受付、5月7日より発送を開始する予定です。
 生産期間がギリギリのため、4月28日のスーフェスでは間に合わない可能性もございます。その際は、先行発売ではなく通販のための先行予約受付とさせていただく事もありますのでご了承下さい。

データ
G メモリーズセレクション
「75ゴジラ ブラックバージョン」

●ソフトビニール製
●各全高約17センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●発売日 2013年4月28日スーパーフェスティバルにて先行発売予定
 4月29日通販予約受付開始(発送は5月7日から)
●価格 4830円(税込)
●登場作品 東宝映画『メカゴジラの逆襲』1975年作品
 TM&©1975,2013 TOHO CO.,LTD.


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Gメモリーズブログ6周年

2013年04月02日 | 代表羽沢のG雑感
Gメモリーズブログ
おかげさまで6周年を迎えました


 このGメモリーズブログをスタートさせて6年になりました。
 毎回思うのはいつも「あっと言う間」です。

 このGメモリーズブログは、「商品のPRや告知」「購入のお客様がより楽しんでいただけるように」の2つを大きな目的として始め、弊社(特にフィギュア制作・販売業務)ホームページとしてご利用いただいております。
 最近は、初めて購入のお客様が電話通販申し込みの際、こちらが言う前にお客様の方から入金振込先を「ブログに書いてあるやつですよね?」と言っていただいて助かっております。見て下さっている人が増えたのはわかりますし、利用していただいているのは嬉しく思います。

 ほぼ週6更新ペースを目指してはいますが、グラフィックデザイン業務もしておりますので、忙しい時はそれもできないこともあります。また、弊社商品とは関係のないネタもたまにありますが(笑)、関係のない内容でもゴジラや他の怪獣、東宝特撮に関して、おそらく弊社商品をお求めいただく皆様が興味があるだろう事もちょくちょく入れてます。特に弊社のデザイン業務でも特撮に関係するものはなるべくお知らせしたいとも思っております。
 今年こそ大逆襲(?……笑)を目指したいGメモリーズセレクションはもちろんの事、特撮関係のデザインの仕事もいくつかこれからも予定しておりますので、これからもなるべく滞る事のないようお知らせさせていただきたく思います。

 もっと多くの皆様に利用していただき、楽しんでいただけるようにしたいと思いますので、商品に関する事だけではなく、このブログに関してもご意見等ございましたらお気軽にお願い致します。
 今年の2月で7周年のGメモリーズセレクション、もうすぐ5月で羽沢組自体創業20周年です。このG目もリーズブログを発信基地として何か記念みたいなものをしたいと思う所です。
 今後ともよろしくお願い致します。

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