Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

デスゴジ・カラバリ計画について

2008年01月18日 | その他
デスゴジは死なず!!

 1月6日に発売した「新春ゴジラ福袋」(完売)と今度の「ゴジラ福袋+(プラス)」に入る「デスゴジ メルトダウンバージョン」の発売で、これまでずっと続けて来た「デスゴジ・カラバリ計画」はピリオドとなります。
 この「デスゴジ・カラバリ計画」は何度かお伝えしてきましたが、デスゴジのカラバリを『ゴジラVSデストロイア』の劇中イメージを重視して配色し、ワンシーンで見られた色のイメージだったり、シチュエーションを色で表現したりと言う目的で行なってきました。あくまで劇中イメージと言う枠を設けてその中で展開してきました。
 なぜそのようにしたのかと言うと、デスゴジはそれまでのゴジラとは違い、外見にファイアーパターンがあり、赤やオレンジの発光があります。シーンや状況によっては様々な印象を受けるゴジラであり、作品のテーマやストーリーを考えるとゴジラファンの思い入れがたっぷり詰まったゴジラと言えるでしょう。私自身このデスゴジのソフビ化を企画した時にはたくさんのカラバリの案が浮かびました。あまりにも多く、どこかで枠を決めてその中で作っていかないとキリがないのです。それだけ作りがいのあるゴジラと言う事なのです。
 そこであえて「劇中イメージ」のみにこだわってこれまでカラバリを作ってきました。
 今回の「メルトダウンバージョン」で12種となります。ある程度は一つの造型でできるバリエーションをやれたのではないかと考えております。
 だからと言って、もう弊社ではデスゴジのカラバリは作らないと言う訳ではありません。今後はこれまでの劇中イメージだけという枠にこだわらず、それでいてデスゴジらしさを失わずにゴジラファンが納得していただけるカラーで再スタートをきりたいと考えております。
 例えば「デスゴジ ブラックバージョン」。これは劇中イメージと言うよりは平成VSシリーズ全体のイメージで作ったものなので、「デスゴジ・カラバリ計画」からはやや外れたものと言えるでしょう。番外編と言う意味合いで私はとらえていましたが、このように『ゴジラVSデストロイア』のゴジラではあるもののゴジラとしての色にはこだわりつつ新たなカラーを考えていこうと思います。
 もちろん劇中イメージのデスゴジを全てやりつくしたのかというとそうではありません。正直に言えばまだまだやりたいカラーはあります。それもまたじっくり時間をかけて作ってみたいと思っています。もし劇中イメージをまたやるとすれば、「これぞデスゴジ!!」と思っていただけるものにしなければ意味はないと思うし、すでにそのアイディアはいくつかあります。
 とにかく少しデスゴジに関しては時間をおいて、新たな企画をじっくりと暖めてお披露目したいと思っておりますので、その時はまた可愛がってあげて下さいますようお願い致します。

 しばらくはこれまでの他のゴジラや明日ここでの発表の新作の方の展開でがんばります!!

(2008.2.2更新)
「ゴジラ福袋+(プラス)」(ミニ福袋改め)の予約受け付けは全て終了させていただきました。ありがとうございました。
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