江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

全国学力テスト

2007-10-25 | Weblog
昨日から今朝にかけ、報道されていますね。
道内は、全国・・位、と。

そもそも、
全国学力テストは、何のために実施され、
どのような効果を狙ったものなのでしょうか。

業者への委託費だけで77億をかけ、
今後毎年実施されると報道されています。

今日の朝刊に寄りますと、
江別市はじめ石狩管内の自治体は、
テスト結果を公表しないようですね・・・。


 昨日から読み始めた本をご紹介します。
『オッリペッカヘイノネン 「学力世界一」がもたらすもの』
1994年、29歳でフィンランドの教育大臣になった
オッリペッカ・ヘイノネン氏と佐藤学氏の共著です。

経済協力開発機構(OECD)が実施している
世界の15歳を対象にした、
2000年~3年ごとに行われている学習到達度調査(PISA)で、
フィンランドは「学力世界一」となったのです。
ちなみに日本は、2000年が8位、2003年が14位だそう。

順位はともかく、この調査は、知識や技能の習得をみるのではなく、
思考力・実践力・応用力・創造性を重視した
「情報を読み解き、自ら考える力」が試されるもののようです。


私は、小・中・高・大・大学院と教育の恩恵を長く受けてきました。
いじめを受けた小学校時代、部活動で挫折を感じた中学時代、
人間関係に悩んだ高校時代、学ぶことの楽しさを感じ始めた大学時代、
学問は実社会に役立たなければ意味がないと知り始めた院生時代。
・・・だから教育に恩返しをしたいという気持ちが私のベースにあります。

学力世界一の礎を築いたオッリペッカ・ヘイノネン氏の著書、
今日からさらに読み進めていきます。
そこから1つでも2つでも学んでいきたいと思います。